JP2537826Y2 - 油入電気機器用採油コネクタ - Google Patents

油入電気機器用採油コネクタ

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JP2537826Y2
JP2537826Y2 JP1990095197U JP9519790U JP2537826Y2 JP 2537826 Y2 JP2537826 Y2 JP 2537826Y2 JP 1990095197 U JP1990095197 U JP 1990095197U JP 9519790 U JP9519790 U JP 9519790U JP 2537826 Y2 JP2537826 Y2 JP 2537826Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、油入電気機器内から絶縁油を採取するのに
用いる油入電気機器用採油コネクタに関するものであ
る。
[従来の技術] 例えば、第3図に示すように、油入電気機器の一つで
あるOFケーブル(POFケーブルも含む)1においては、
そのケーブル接続部2に採油コネクタ3を予め設けてお
き、定期的或いは必要時に該採油コネクタ3に油取出し
チューブ4を介して注射器形の採油容器5を接続して採
油を行い、得られた絶縁油の検査等を行っていた。
第4図は、従来の採油コネクタ3の構造を示したもの
である。該採油コネクタ3は、ケーブル接続部2の接続
箱6にコネクタ座7を取付け、該コネクタ座7の油通路
8Aの先端を栓8Bを介して袋ナット9で閉塞した構造であ
った。なお、10は接続箱6内の絶縁油である。
しかしながら、従来のこのような採油コネクタ3で
は、電気的にケーブル接続部2と導通しているので、活
線下では採油コネクタ3に触れることができず、このた
め一旦停電をさせてからでないと採油ができない問題点
があった。
そこで最近、ケーブル接続部の如き油入電気機器に採
油管と絶縁継手と採油管とを介してバブルを接続した採
油装置が提案されている(実開昭62−117548号)。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような実開昭62−117548号に記載
された採油装置では、油入電気機器から起立して設けら
れた採油管と絶縁継手と採油管との接続体の先端にバル
ブが存在する構造のため、大形になり、邪魔になり易い
問題点があった。また、先端のバルブの操作時に、該バ
ルブに加わる操作力で採油管と絶縁継手と採油管との接
続体がふらつき、相互の連結部分でシール破れが生じ易
くなる問題点があった。
本考案の目的は、活線下で安全に採油を行うタイプで
あるにも拘らず、小形で、運転中も取付けたままで使用
でき、しかもシール破れを招かずに採油を行うことがで
きる油入電気機器用採油コネクタを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、本考案の油入電気機器用採油コネクタは、油入電気
機器に取付けられたコネクタ本体に絶縁管を介して採油
ヘッドが接続され、前記絶縁管と前記採油ヘッドの連結
体は前記油入電気機器のコネクタ本体取付け面に平行す
る向きで配置され、前記採油ヘッドには採油口と該採油
口を開閉する採油口開閉具とが組み込まれ、前記絶縁管
と前記採油ヘッドの連結体は絶縁スタンドで前記油入電
気機器に支持されていることを特徴とする。
[作用] このような油入電気機器用採油コネクタは、コネクタ
本体と採油ヘッドとの間に絶縁管を介在させているの
で、採油ヘッドは油入電気機器から電気的に絶縁されて
おり、このため活線下でも該採油ヘッドから安全に採油
を行うことができる。
また、採油ヘッドは採油口開閉具を有するので、採油
口に採油機器を接続した後、採油口開閉具の操作を行う
と、絶縁油を大気に触れさせずに採油を行うことができ
る。
また、絶縁管と採油ヘッドの連結体は、油入電気機器
のコネクタ本体取付け面に平行する向きで配置されてい
るので、油入電気機器からの突出長さが短くなり、邪魔
にならない利点がある。
また、採油ヘッドには、採油口と該採油口を開閉する
採油口開閉具とが組み込まれているので、該油入電気機
器用採油コネクタの小形化を図ることができる。
しかも、絶縁管と採油ヘッドの連結体は絶縁スタンド
で油入電気機器に支持されているので、採油口開閉具の
操作時に、該採油口開閉具に加わる操作力で該油入電気
機器用採油コネクタの基端側がふらつくことがなく、こ
のため該油入電気機器用採油コネクタの連結部分でシー
ル破れが生じるのを防止することができる。
更に、このような小形の油入電気機器用採油コネクタ
によれば、運転中も油入電気機器に取付けたまま使用す
ることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。なお、前述した第3図及び第4図と対応する部分に
は、同一符号を付けて示している。
第1図及び第2図は、本考案に係る油入電気機器用採
油コネクタの一実施例を示したものである。本実施例の
油入電気機器用採油コネクタ1は、油入電気機器として
のケーブル接続部2の接続箱6に取付けられているコネ
クタ本体3と、該コネクタ本体3に袋ナット12,管先金
具13及び接続金具14を介して接続されている絶縁管15
と、該絶縁管15に接続されている採油ヘッド16とを備
え、該採油ヘッド16内には採油口17と該採油口17を開閉
する採油口開閉具18とが組み込まれた構造になってい
る。
接続金具14の外周には、防食層19が設けられている。
絶縁管15の外周には、熱収縮チューブ20が被せられてい
る。採油ヘッド16の外周には、防食層21が設けられてい
る。採油口17の先端には、着脱自在にダストキャップ22
が被せられている。
採油口17の開閉をする採油口開閉具18は、採油ヘッド
16内の油通路23と開閉室24との境界に設けられた弁座25
と、該弁座25に対して接離するように開閉室24に螺合さ
れた開閉弁体26とで構成されている。該開閉弁体26の基
端には、ドライバ溝27が設けられていて、該ドライバ溝
27に挿入したドライバで該開閉弁体26を正転或いは逆転
させることにより、該開閉弁体26を弁座25から離して油
通路23と採油口17とを連通させて採油ができるようにし
たり、該開閉弁体26を弁座25に圧接させて油通路23と採
油口17との連通を閉じて採油ができないようにしたりす
る、開閉操作が行えるようになっている。開閉室24の入
口には、開閉弁体26の抜け防止用ストッパ28が設けられ
ている。
本実施例では、接続金具14,絶縁管15及び採油ヘッド1
6の連結体は、管先金具13に対して直角方向に整列さ
れ、ケーブル接続部2のコネクタ本体取付け面に対して
平行する向きになっている。また、絶縁管15と採油ヘッ
ド16の連結体は、絶縁スタンド29でケーブル接続部2に
支持されている。
本実施例では、袋ナット12,管先金具13,接続金具14,
採油ヘッド16及び開閉弁体26は、ステンレス鋼で形成さ
れている。また、絶縁管15はアルミナセラミックで形成
されている。
このような油入電気機器用採油コネクタは、コネクタ
本体3と採油ヘッド16との間に絶縁管15を介在させてい
るので、採油ヘッド16は油入電気機器としてのケーブル
接続部2から電気的に絶縁されており、このため活線下
でも該採油ヘッド16から安全に採油を行うことができ
る。
採油に際しては、ダストキャップ22を外し、採油口17
に採油機器を接続した後、前述したように採油口開閉具
18の開操作を行い、開閉弁体26を弁座25から離して油通
路23と採油口17とを連通させて採油を行う。このように
すると、大気に触れさせずに採油を行うことができる。
採油が終了したら、開閉弁体26を弁座25に圧接させて油
通路23と採油口17との連通を閉じて採油ができないよう
にした後、ダストキャップ22を採油口17に被せる。
なお、油入電気機器としては、OFケーブルやその接続
部に限定されるものではなく、油入変圧器等も含まれる
ものである。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の油入電気機器用採油コ
ネクタによれば、下記のような優れた効果を得ることが
できる。
(イ)コネクタ本体と採油ヘッドとの間に絶縁管を介在
させているので、採油ヘッドは油入電気機器から電気的
に絶縁されており、このため活線下でも該採油ヘッドか
ら安全に採油を行うことができる。
(ロ)採油ヘッドは採油口開閉具を有するので、採油口
に採油機器を接続した後、採油口開閉具の操作を行う
と、絶縁油を大気に触れさせずに採油を行うことができ
る。
(ハ)絶縁管と採油ヘッドの連結体は、油入電気機器の
コネクタ本体取付け面に平行する向きで配置されている
ので、油入電気機器からの突出長さが短くなり、邪魔に
ならない利点がある。
(ニ)採油ヘッドには、採油口と該採油口を開閉する採
油口開閉具とが組み込まれているので、該油入電気機器
用採油コネクタの小形化を図ることができる。
(ホ)絶縁管と採油ヘッドの連結体は絶縁スタンドで油
入電気機器に支持されているので、採油口開閉具の操作
時に、該採油口開閉具に加わる操作力で該油入電気機器
用採油コネクタの基端側がふらつくことがなく、このた
め該油入電気機器用採油コネクタの連結部分でシール破
れが生じるのを防止することができる。
(ヘ)このような小形の油入電気機器用採油コネクタに
よれば、運転中も油入電気機器に取付けたまま使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る油入電気機器用採油コネクタの一
実施例を示す要部縦断側面図、第2図は第1図の採油ヘ
ッドの箇所での横断面図、第3図は従来のケーブル接続
部での採油状態を示す側面図、第4図は従来の採油コネ
クタの縦断面図である。 1…OFケーブル(油入電気機器)、2…ケーブル接続部
(油入電気機器)、3…採油コネクタ、4…油取出しチ
ューブ、5…採油容器、6…接続箱、10…絶縁油、12…
袋ナット、13…管先金具、14…接続金具、15…絶縁管、
16…採油ヘッド、17…採油口、18…採油口開閉具、22…
ダストキャップ、23…油通路、24…開閉室、25…弁座、
26…開閉弁体、27…ドライバー溝、29…絶縁スタンド。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油入電気機器に取付けられたコネクタ本体
    に絶縁管を介して採油ヘッドが接続され、前記絶縁管と
    前記採油ヘッドの連結体は前記油入電気機器のコネクタ
    本体取付け面に平行する向きで配置され、前記採油ヘッ
    ドには採油口と該採油口を開閉する採油口開閉具とが組
    み込まれ、前記絶縁管と前記採油ヘッドの連結体は絶縁
    スタンドで前記油入電気機器に支持されていることを特
    徴とする油入電気機器用採油コネクタ。
JP1990095197U 1990-09-11 1990-09-11 油入電気機器用採油コネクタ Expired - Fee Related JP2537826Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102668627B1 (ko) * 2019-01-22 2024-05-24 한국전력공사 유입케이블용 절연유 채취장치

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