JP2537449Y2 - 柔軟固形物計量装置 - Google Patents

柔軟固形物計量装置

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JP2537449Y2
JP2537449Y2 JP8517291U JP8517291U JP2537449Y2 JP 2537449 Y2 JP2537449 Y2 JP 2537449Y2 JP 8517291 U JP8517291 U JP 8517291U JP 8517291 U JP8517291 U JP 8517291U JP 2537449 Y2 JP2537449 Y2 JP 2537449Y2
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weighing
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寛 溝渕
均 岩田
克章 難波
義孝 見方
宏 山本
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House Foods Corp
Yamato Scale Co Ltd
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House Foods Corp
Yamato Scale Co Ltd
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、食品等の柔軟固形物を
計量し、排出信号によって被計量物を排出する柔軟固形
物計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】付着しやすい食品等の柔軟固形物を計量
・排出するときは、一般に計量ホッパーは、ホッパーフ
レームによりロードセルに連結されているので、被計量
物の排出時には必要以上に余分な力がロードセルに加わ
らないようにしなければならない。しかし、従来は、付
着性の大きい被計量物はしばしば計量ホッパー内に残留
することがあり、その残留物を排出するため計量ホッパ
ーを振動させたり、ハンマリングという衝撃を加えたり
している。このような排出方法は、上述のようにロード
セルに余分な力や衝撃が加わる。また排出するのに比較
的時間を要するという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述した問
題を解決し、付着しやすい食品等の柔軟固形物であって
も計量後す早く付着を除去しながら排出することがで
き、かつロードセルに加えられる荷重が過大にならず計
量精度を保持でき、更に多連式計量供給装置の場合でも
装置をコンパクトにできる柔軟固形物計量装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本考案によれば、計量信号を発信するロードセル
と、ほぼ水平に保持された開口部を一端に有し他端が前
記ロードセルに取付けられた支持部材と、筒状の柔軟部
材で作られ上端が前記支持部材の開口部に開口状態で取
付けられ、下端に互に枢着された2枚の板バネが取り付
けられた計量容器と、前記2枚の板バネをその長さ方向
に圧縮する開閉部材とを備え、前記開閉部材による板バ
ネの圧縮により板バネが円形に開く、ことを特徴とする
柔軟固形物計量装置が提供される。
【0005】前記支持部材の開口部は円形である、こと
が好ましい。また、前記柔軟部材はネットである、こと
が好ましい。更に、前記計量容器は円形開口部と同一直
径の円筒形である、ことをが好ましい。
【0006】
【作用】上記構成によれば、計量容器の下端の板バネ
は、バネの弾性力により通常は2枚のバネが密着して直
線状になっており、上端の開口部から供給された食品
は、計量容器内に収容され、その重量がロードセルによ
って検出される。計量後、開閉部材により板バネをその
長さ方向に圧縮すると、板バネは座屈して相互に同時に
反対方向に曲がりほぼ円形に開く。計量容器が柔軟部材
で作られているので、下端が開くと板バネの変形に伴っ
て中間部および下部に付着した被計量物は瞬時にはがさ
れて落下し、計量容器の下端から排出される。又、開い
た状態のとき、計量容器をほぼ完全な円筒形にした場合
には、その側面は垂直であるので、被計量物は計量容器
からよりはやくはがれ排出される。更に、柔軟部材とし
て、網状のネットを用いた場合、ネットは食品との接着
部が少ないので、付着しやすい食品であっても、付着し
にくい。従って付着しやすい食品等の柔軟固形物であっ
ても振動を与えることなく短時間で計量・排出すること
ができる。また、開閉部材および駆動装置は、ロードセ
ルに連結されておらず、しかも横に拡がらない範囲に設
置できるのでロードセルに加えられる荷重が過大になら
ず計量精度が保持され、かつコンパクトに多連式計量ホ
ッパーの列を形成することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を含む前後装置を図1
に基づいて説明する。この装置は、ごぼうのささがけ、
肉のスライス、ボイル肉、玉ねぎ、スライス、棒ねぎ、
マッシュルーム、ベーコンの角切り等を計量して排出す
る装置であって、前段階から送られてきた食品は、それ
ぞれの計量トラフ部1から、その下段に設置されたそれ
ぞれの計量ホッパー2へ供給される。
【0008】計量ホッパー2は、供給された食品を付属
の重量検出器であるロードセルによって計量し、制御装
置(図示せず)からの信号によって該食品を集合シュー
ト3へ排出する。制御装置は、例へば特開昭60−15
5914号公報、特公昭55−143414号公報に開
示されているように複数の計量ホッパー2の収容食品の
計量値を演算して所定量の食品になるように組合わせ、
組合わされた計量ホッパー2に排出信号を出すことによ
り食品を集合シュート3へ排出する。
【0009】更に詳細の実施例について図2、3に基づ
いて説明する。計量ホッパー2は、計量信号を発信する
ロードセル23と、ほぼ水平に保持された開口部22a
を一端に有し他端が前記ロードセル23に取付けられた
支持部材22と、筒状の柔軟部材で作られ上端が支持部
材22の開口部22aに開口状態で取付けられ下端に互
に枢着された2枚の板バネ26を取り付けられた計量容
器21と、2枚の板バネ26をその長さ方向に圧縮する
開閉部材24とを備える。
【0010】支持部材22の開口部22aは図示のよう
に円形である、ことが好ましいがこれに限られるもので
はない。計量容器21は、食品が付着しにくく無害な、
テフロン、ナイロン等の合成樹脂で作られた網目状のネ
ットかまたは、前記材料およびゴム等で表面が滑りやす
い板状の柔軟部材で作られており、網目には継ぎ目がな
いことが望ましい。また板バネ26は、弾性が高く腐食
しにくいステンレス、プラスチック等で作られ、その長
さは、下端の円周の半分に一致するのが好ましい。計量
容器21は円形開口部22aと同一直径の円筒形ネット
である、ことをが好ましく、この場合、計量容器21の
側面が垂直になるため、付着しやすい食品であっても、
瞬時にはがれ、下方に落下し易い。しかし、必ずしも上
部と下部との直径を一致させる必要はない。
【0011】開閉部材すなわち開閉レバー24は、ロー
ドセル23に連結されず、かつ2枚の板バネ26をその
長さ方向に圧縮するように設けられている。開閉レバー
24は駆動装置25の作動により同時に下端が開閉でき
る構成になっており、その開位置において、2枚の板バ
ネ26がほぼ円形に開くように位置決めされている。上
記構成によれば、図3の下半分に示すように、板バネ2
6は、バネの弾性力により通常は2枚のバネ26が密着
して直線状になっており、上端の開口部22aから供給
された食品は、計量容器21内に収容され、その重量が
ロードセル23によって検出される。計量後は制御装置
からの排出信号により開閉レバー24により板バネ26
をその長さ方向に圧縮すると、板バネ26は座屈して相
互に反対方向に曲がり、図3の上半分に示すように円形
に開くので計量容器21内の食品は排出される。計量容
器21の柔軟部材が網状のネットの場合、食品との接触
部が少なく、または滑りやすい板状のため付着しやすい
食品であっても、計量容器内に付着しにくく、かつ、板
バネ26が円形に開くと板バネ26の変形に伴って計量
容器21も変形するので残った付着物も瞬時にはがれ、
下方に落下する。
【0012】また、開閉レバー24およびこれを駆動す
る駆動装置25はロードセル23に連結されておらず、
前記開閉レバー24にて計量容器21の下端を開いても
計量容器21は柔軟部材であり、該柔軟部材が板バネ開
閉時の衝撃力を吸収してしまうためロードセル23に加
えられる荷重が過大にならない。それにより、ロードセ
ルの損傷が防げ計量精度が保持される。
【0013】
【考案の効果】本考案の構成によれば、付着しやすい食
品等の柔軟固形物であっても計量容器の板バネ状下端を
開くことにより付着物が容易にはがれ落ちて計量済の被
計量物を確実に次段階に供給することができ、ロードセ
ルに加えられる荷重が過大にならない。それにより、ロ
ードゼルの損傷が防げ計量精度が保持され、更に多連式
計量供給装置の場合でもコンパクトに装置を構成する柔
軟固形物計量装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を含む計量ホッパー周辺の概略
斜視図である。
【図2】本考案の実施例である計量ホッパーの斜視図で
ある。
【図3】図2の計量ホッパーの底面図である。
【符号の説明】
1 計量トラフ部 2 計量ホッパー 3 集合シュート 21 計量容器 22 支持部材 22a 開口部 23 ロードセル 24 開閉部材 25 開閉部材駆動装置 26 板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 難波 克章 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)考案者 見方 義孝 兵庫県明石市茶園場町5番22号 大和製 衡株式会社内 (72)考案者 山本 宏 兵庫県明石市茶園場町5番22号 大和製 衡株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−6233(JP,U) 実開 平4−61032(JP,U)

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量信号を発信するロードセルと、ほぼ
    水平に保持された開口部を一端に有し他端が前記ロード
    セルに取付けられた支持部材と、筒状の柔軟部材で作ら
    れ上端が前記支持部材の開口部に開口状態で取付けられ
    下端に互に枢着された2枚の板バネが取り付けられた計
    量容器と前記2枚の板バネをその長さ方向に圧縮する開
    閉部材とを備え、前記開閉部材による板バネの圧縮によ
    り板バネが円形に開く、ことを特徴とする柔軟固形物計
    量装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材の開口部は円形である、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記柔軟部材はネットである、ことを特
    徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記計量容器は円形開口部と同一直径の
    円筒形である、ことを特徴とする請求項2に記載の装
    置。
JP8517291U 1991-10-18 1991-10-18 柔軟固形物計量装置 Expired - Lifetime JP2537449Y2 (ja)

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JPH0536325U JPH0536325U (ja) 1993-05-18
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