JP2537376Y2 - はんだ付け装置 - Google Patents

はんだ付け装置

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JP2537376Y2
JP2537376Y2 JP6631793U JP6631793U JP2537376Y2 JP 2537376 Y2 JP2537376 Y2 JP 2537376Y2 JP 6631793 U JP6631793 U JP 6631793U JP 6631793 U JP6631793 U JP 6631793U JP 2537376 Y2 JP2537376 Y2 JP 2537376Y2
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thread solder
soldering
solder
supply
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JP6631793U
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修作 川上
喜隆 金田
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、糸はんだを自動的に供
給してはんだ付けを行うはんだ付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先行技術では、糸はんだをその軸線方向
に供給し、案内筒に形成された案内孔に導き、その案内
筒の先端部にははんだこてが配置されており、こうして
案内筒の先端部から糸はんだが供給されることによっ
て、はんだこてによって糸はんだが溶融され、印刷配線
基板などへの部品のはんだ付け作業が自動的に行われ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、案内筒の先端部には、はんだに含まれるフラックス
などによるいわゆるはんだかすが付着して、案内筒の先
端部における案内孔が閉塞し、糸はんだが案内筒から供
給されなくなってしまい、はんだ付けが行われなくな
り、それにも拘わらず糸はんだが供給されると、案内筒
の基端部で糸はんだが絡まってしまうなどの不具合を生
じることになる。
【0004】本考案の目的は、糸はんだが円滑に供給さ
れているかどうかを自動的に検出することを可能にした
はんだ付け装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、糸はんだを供
給する手段と、供給手段からの糸はんだが挿通されて案
内する案内孔を有する案内筒と、案内筒の先端部付近に
配置され、はんだ付けをするはんだこてと、案内筒を糸
はんだの供給方向に沿って移動可能に支持する支持手段
と、案内筒の前記供給方向に沿う変位を検出する手段と
を含むことを特徴とするはんだ付け装置である。
【0006】
【作用】本考案に従えば、供給手段から供給される糸は
んだは案内筒の案内孔を挿通されて案内され、その案内
筒の先端部から導き出されて、たとえば電気ヒータによ
って加熱されたはんだこてによって溶融され、印刷配線
基板などへの部品のはんだ付けを自動的に行うことがで
きる。
【0007】特に本考案に従えば、案内筒は、糸はんだ
の供給方向の前後に支持手段によって移動可能とされて
おり、案内筒の先端部で、はんだかすなどによって糸は
んだが導き出されなくなった状態で、供給手段によって
糸はんだがさらに供給されようとすると、その糸はんだ
とともに案内筒が支持手段に支持されて糸はんだの供給
方向に変位する。検出手段はこのような案内筒の供給方
向に沿う変位を検出し、糸はんだが案内筒の先端部から
供給されなくなったことを検出することができる。これ
によってたとえば糸はんだの供給手段を停止させ、ある
いはまた警報手段によって光または音などで警報を発生
することができる。これによってはんだ付けが行われな
くなったことが放置されるという事態が防がれる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例のはんだ付け装置1
の一部分を示す縦断面図であり、図2はそのはんだ付け
装置1の全体の構成を示す側面図である。糸はんだ2
は、それがコイル状に巻回されたリール3から引っ張り
出されて、ハウジング4に設けられている供給手段5か
ら供給され、案内筒41の先端部7から、参照符8で示
されるようにして導き出される。この糸はんだ8は、ハ
ウジング4に取付部材9によって取付けられたはんだこ
て10によって溶融され、たとえば印刷配線基板などに
電子部品のはんだ付け作業が自動的に行われる。このは
んだこて10は、電気ヒータ11によって加熱される。
【0009】図3ははんだ付け装置1の平面図であり、
図4はそのはんだ付け装置1の分解斜視図である。ハウ
ジング4内で供給手段5は上下に一対の送りローラ1
2,13が設けられ、糸はんだ2を圧接して挟持して図
2の右方の供給方向に供給する。一方の送りローラ13
はモータ14によって回転駆動される。
【0010】ハウジング4には、送りローラ12,13
に糸はんだ2を導く供給筒15aが取付けられており、
送りローラ12,13から送り出されるローラは、供給
筒15bから図1〜図3の右方に供給される。
【0011】ハウジング4の外側部には、支持部材16
の取付部17がボルト18によって固定される。この取
付部17には、供給筒16からの糸はんだ2を案内する
案内孔18が形成されており、この案内孔18に対応し
てハウジング4にもまた、案内孔19が形成されてい
る。支持部材16の取付部17から糸はんだ2の供給方
向21に突出して延びる延在部20には、移動体22が
嵌まり込む。この移動体22は供給方向21の前後に、
延在部20間で移動可能である。
【0012】水平断面が大略的にU字状のカバー体23
は、延在部20と移動体22とを外囲し、その供給方向
21に沿って延びる長孔24を挿通するボルト25は、
延在部20の側部に形成されたねじ孔26に螺合し、こ
うして支持部材16とカバー体23の供給方向21に沿
う相互の位置を調整することができる。カバー体23に
はまた、供給方向21に沿う案内長孔27が形成され、
この案内長孔27には移動体22に固定されている作動
片28が挿通する。移動体22には、糸はんだ2が挿通
する案内孔29を有する案内筒30の基端部が固定され
ており、この案内筒30の案内孔29内には、案内孔1
8からの糸はんだ2が導かれて供給される。
【0013】移動体22よりも供給方向21の下流側
(図1〜図4の右方)には、案内部材31が延在部20
間に配置されており、案内筒30は、この案内部材31
に形成された支持孔32を、案内部材31と相互に移動
可能に挿通している。支持孔32は、カバー体23の端
部に形成された挿通孔33に連通する。
【0014】延在部20には取付部材34がボルト35
によって固定されており、この取付部材34には、マイ
クロスイッチ36が取付ボルト37によって固定され
る。マイクロスイッチ36のばね力が与えられたアクチ
ュエータ38は、移動体22に固定されている作動片2
8が供給方向21に変位したとき、図4の参照符39で
示される方向に角変位し、押圧片40が押圧されて、マ
イクロスイッチ36のスイッチング状態がオフからオン
に変化する。
【0015】案内筒30は、案内部材31の支持孔32
を緩やかに挿通し、さらに挿通孔33を緩やかに挿通し
てカバー体23よりも供給方向21の下流側に突出して
延び、さらに案内筒41が取付けられ、糸はんだ2を案
内する。
【0016】図5は、図1〜図4に示される実施例の電
気的構成を示すブロック図である。スイッチ36の出力
は、マイクロコンピュータなどによって実現される処理
回路43に与えられ、これによってヒータ11およびモ
ータ14が制御される。
【0017】図6は、処理回路43の動作を説明するた
めのフローチャートである。自動はんだ付け作業を行う
にあたり、ステップa1からステップa2に移り、ヒー
タ11に電力を供給して加熱し、これによってはんだこ
て10を加熱する。ステップa3においてはんだ付けを
行うべき指令信号が処理回路43において発生される
と、ステップa4に移り、モータ14が予め定める回転
数だけ回転して糸はんだ2を供給し、この糸はんだは、
案内筒41の先端部7から、前述の図2に示されるよう
に参照符8のように押し出され、はんだこて10によっ
て溶融されてはんだ付け作業が行われる。
【0018】はんだかすなどによって案内筒41の先端
部7が目詰まりを生じたときには、ステップa4におい
てモータ14が駆動されて糸はんだ2が供給されようと
しても、その案内筒41から糸はんだ2が押し出され
ず、これによって糸はんだとともに移動体22が供給方
向21に変位する。そのため、作動片28はマイクロス
イッチ36のアクチュエータ38を矢符39のように弾
発的に変位して押圧片40を押圧し、これによってマイ
クロスイッチ36がオンとされる。そのためステップa
5からステップa6に移り、モータ14が停止され、ス
テップa7で一連の動作を終了する。こうして糸はんだ
2が、案内筒41の先端部7から導き出されないにも拘
わらず、リール3からその糸はんだ2が送りローラ1
2,13によって送られてしまうということが防がれ
る。ステップa6ではまた、処理回路43は警報手段4
6を駆動し、これによって音響を発生し、または警報ラ
ンプを点灯して、糸はんだが送られないことを表示す
る。作業者は、このような警報手段46による警報を知
って、補助案内筒41の先端部7におけるはんだかすを
取り除いて清掃する。
【0019】本考案の他の実施例として、案内筒30に
は、案内筒41が取付けられなくてもよく、あるいはま
た案内筒30を図示の実施例よりももっと長くして、案
内筒41の働きを兼ねるようにしてもよい。
【0020】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、供給手段
から案内筒の案内孔を経て糸はんだが供給されてその案
内筒の先端部から糸はんだが導き出され、はんだこてに
よってはんだ付けが行われ、この案内筒の先端部ではん
だかすなどによって目詰まりを生じたときには、糸はん
だの供給に伴って案内筒が供給方向に変位し、このこと
が検出手段によって検出される。したがって糸はんだが
供給されなくなったことが容易に検出される。したがっ
てはんだ付けが行われたものとして見逃されてしまうお
それはなく、また糸はんだが供給されなくなったにも拘
わらず、糸はんだが引き続いて供給されたままとなって
しまうという不具合がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部の断面図である。
【図2】本考案の一実施例のはんだ付け装置1の全体の
構成を示す側面図である。
【図3】はんだ付け装置1の平面図である。
【図4】はんだ付け装置1の一部の分解斜視図である。
【図5】はんだ付け装置1の電気的構成を示すブロック
図である。
【図6】図5に示される処理回路43の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 はんだ付け装置 2,8 糸はんだ 3 リール 4 ハウジング 5 供給手段 7 先端部 10 はんだこて 12,13 送りローラ 14 モータ 16 支持部材 21 供給方向 23 カバー体 24 長孔 27 案内長孔 28 作動片 29 案内孔 36 マイクロスイッチ 41 案内筒

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸はんだを供給する手段と、 供給手段からの糸はんだが挿通されて案内する案内孔を
    有する案内筒と、 案内筒の先端部付近に配置され、はんだ付けをするはん
    だこてと、 案内筒を糸はんだの供給方向に沿って移動可能に支持す
    る支持手段と、 案内筒の前記供給方向に沿う変位を検出する手段とを含
    むことを特徴とするはんだ付け装置。
JP6631793U 1993-12-13 1993-12-13 はんだ付け装置 Expired - Lifetime JP2537376Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6631793U JP2537376Y2 (ja) 1993-12-13 1993-12-13 はんだ付け装置

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JP6631793U JP2537376Y2 (ja) 1993-12-13 1993-12-13 はんだ付け装置

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JPH0737463U JPH0737463U (ja) 1995-07-11
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ID=13312341

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