JPH0225581Y2 - - Google Patents

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JPH0225581Y2
JPH0225581Y2 JP1158888U JP1158888U JPH0225581Y2 JP H0225581 Y2 JPH0225581 Y2 JP H0225581Y2 JP 1158888 U JP1158888 U JP 1158888U JP 1158888 U JP1158888 U JP 1158888U JP H0225581 Y2 JPH0225581 Y2 JP H0225581Y2
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  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は産業用ロボツト等の先端に固着され、
自動的に半田付けを行う自動半田付けユニツトに
糸半田を所定量づつ送出する糸半田供給ユニツト
の、特に糸半田の詰まりを検出する装置を備えた
糸半田供給ユニツトの検出装置に関するものであ
る。
「従来の技術」 従来知られている糸半田供給ユニツトの検出装
置に関するものとしては、特開昭58−141848号の
「自動はんだ付け装置におけるはんだ供給ユニツ
ト」がある。
「考案が解決しようとする課題」 従来の糸半田詰まりを検出する技術は、糸半田
を一対のギヤの回転によつて順次送出し、正常時
には下部に配設されたはんだ送りチユーブの中空
部を貫通させてはんだこてに送出している。
しかし糸半田の送出量に対し溶融量が減少した
場合や、上記中空部などにおいて引つかかりが生
じた場合などには、はんだ送りチユーブ上部にお
いて糸半田が屈曲して滞留しまう。そのはんだ送
りチユーブ上面にはブザーに接続された一対の検
出板が配設されており、導体である糸半田が屈
曲、滞留して検出板の間を導通させた場合に、ブ
ザーを作動させることにより糸半田詰まりを検出
するというものである。
しかし上記技術だと屈曲が生じた場合、すぐに
検出板の間が糸半田によつて導通されないことが
考えられる。そのときは多数の屈曲が生じてしま
い、ブザーによつて糸半田詰まりを検知した後の
復帰作業が困難であり、糸半田が無駄になる可能
性があつた。
さらに上記検出板が汚れたり腐食してしまつた
りすると作動不良を招く恐れがあつた。
「課題を解決するための手段」 そこで本考案は糸半田を直線状態で送出させる
供給手段と、上部に糸半田を案内する案内部を形
成する中空の検知部材と、検知部材を糸半田の送
出方向と非送出方向に移動自在に保持するベース
部材と、検知部材の移動によつて作動するリミツ
トスイツチと、糸半田の非送出方向に検知部材を
付勢するバネと、付勢された所定の原位置に検知
部材を係止させる係止部とを備えたものである。
「作 用」 正常時に検知部材の中空部を貫通して直線状態
で送出される糸半田は、糸半田の送出量に対し溶
融量が減少した場合や、中空部において引つかか
りが生じた場合などには、糸半田は屈曲し始め
る。すると検知部材の案内部付近で屈曲した糸半
田は、中空部を貫通することができないために、
検知部材をバネの付勢に抗して所定の原位置から
送出方向へ移動させる。そして検知部材によつて
リミツトスイツチが作動する。
「実施例」 以下に本考案に係る実施例を詳細に説明する。
第1図は本願第1実施例の糸半田供給ユニツト
の検出装置を装着した自動半田付け機の断面図で
あり、自動半田付け機の部分について図面に基づ
いて説明する。
ステー1は例えば産業用ロボツトのアーム部先
端に固着されており、後述する装置全体をワーク
2に対して移動可能に支持している。ステー1に
固着された略L字状の固定板3には、微調整ネジ
4とロツクネジ5によつて後述する装置全体をワ
ーク2にに対して所定の角度に固定するための回
動板6が支点7によつて軸着されている。さらに
回動板6にはガイド軸8とエアーシリンダ9を装
着した固定部材10がボルトによつて固定されて
いる。
エアーシリンダ9の作動端部には、ガイド軸8
に摺動自在な支持台11が固定されており、この
支持台11にはヒータ12を内蔵した半田ごて1
3が螺着されている。半田ごて13の上部にはエ
アーシリンダ9やガイド軸8、ヒータ12に給電
するコード14を覆うカバー15が装着されてい
る。
さらに本願糸半田供給ユニツトの検出装置の第
1実施例の構成を第1図、第2図に基づいて説明
する。
本体16は図示しない部分によつて支持台11
に固定され、半田ごて13と共にエアーシリンダ
9によつて上下移動することができる。本体16
上部の段部はカバー17によつて覆われており、
その上部には糸半田18を図示しないリールから
直線状態でカバー17内部へ案内するガイドチユ
ーブ19が植設されている。
カバー17内部の本体16上部の段部には、ガ
イドチユーブ19の直下にガイドパイプ20が埋
設されており、相互の中空部は連続して糸半田1
8を本体16内部へ案内する構成となつている。
そしてカバー17に内設されたエンプテイスイツ
チ21の作動片が、ガイドパイプ20の側面開口
部よりガイドパイプ20の内部を通過する糸半田
18に当接しており、内部の糸半田18が無くな
ると該作動片が変位してエンプテイスイツチ21
が作動する。そしてその作動信号により、図示し
ない制御手段がヒータ12への給電や後述する糸
半田18の供給手段を、停止させる構造となつて
いる。
ガイドパイプ20の直下にはパルスモータ22
によつて矢印方向に回転される送りローラ23
と、これに糸半田18を所定の力で圧接させつつ
送りローラ23と共に矢印方向に回転し、糸半田
18を矢印方向へ直線状態で所定量づつ送出する
圧接ローラ24が軸着され糸半田18の供給手段
を構成している。なお送りローラ23は図示しな
い摘みによつて手動による回転も可能である。
本体16の底面部には、垂直に挿通された中空
のベース部材25が、その上端開口部を送りロー
ラ23と圧接ローラ24の直下に臨ませて装着さ
れている。このベース部材25の下部には止めネ
ジ26によつて略円筒状の保持部材27が固定さ
れている。保持部材27の内部は漏斗状の案内部
27aと中空部27bが形成されている。保持部
材27の上部にはバネ28を支えるワツシヤ29
と、バネ28を導入するカラー30が装着されて
いる。
ベース部材25の中空部には略円筒状の検知部
材31が摺動自在に挿入され、通常はバネ28に
よつて上方へ付勢され、ベース部材25の中空部
に形成された係止部25aと検知部材31の係合
部31aの段部によつて所定の位置に係止してい
る。さらにベース部材25の上端開口部に臨んだ
検知部材31の上端部には、送りローラ23と圧
接ローラ24によつて送出される糸半田18を内
部の中空部31bに導入する漏斗状の案内部31
cを形成している。そして前記ガイドチユーブ1
9とガイドパイプ20の中空部、さらに検知部材
31の中空部31bと保持部材27の中空部27
bは一直線に構成され、送りローラ23と圧接ロ
ーラ24によつて糸半田18は直線状態で送出さ
れる。
本体16下部のベース部材25の近傍には取付
板32が装着され、リミツトスイツチ33から延
出される作動片33a先端のローラ部33bが、
ベース部材25の開口部25bより覗いていて検
知部材31の係合部31aの極近傍に位置するよ
うに、取付板32にリミツトスイツチ33が取り
付けられている。さらにリミツトスイツチ33に
は、図示しないランプやブザーなどの警告手段
や、ヒータ12や糸半田18の供給手段への給電
を停止させる停止手段に配線されたコード33c
が結線されている。
保持部材27の中空部27b下部には、送出さ
れてきた糸半田18を案内する可とう性を有する
ガイドパイプa34とその外側をガイドパイプb
35が装着されている。そして本体16に装着さ
れたガイドステー36に、角度調整自在に支持さ
れるホルダ37によつてガイドパイプa34の先
端が、半田ごて13の近傍に保持されているので
糸半田18は半田ごて13に送出され、半田付け
される。なおホルダ37に取り付けられた一対の
ノズル38は、圧縮空気によつて半田ごてにこび
りつくフラツクスなどの汚れを吹き飛ばすための
ものである。
以下に本願第1実施例の動作について説明する
と、糸半田18が直線状態で送出されている正常
時には検知部材31の中空部31bを貫通するの
で検知部材31やリミツトスイツチ33の作動片
33aは前述した第2図に示すような状態であ
る。しかし糸半田18の送出量に対し溶融量が減
少した場合や、検知部材31の中空部31bにお
いて引つかかりが生じた場合などには、糸半田1
8は屈曲し始める。すると第3図に示すように検
知部材31の案内部31c内で屈曲した糸半田1
8は、中空部31bを貫通することができないた
めに検知部材31をバネ28の付勢に抗して所定
の原位置から下方向へ移動させる。すると検知部
材31の係合部31aの段部にリミツトスイツチ
33のローラ部33bが乗り上げるので、作動片
33aが変位してリミツトスイツチ33が作動す
る。そのことによつて警告手段や停止手段を作動
させることができる。
次に本願第2実施例の構成を第4図に基づいて
説明する。なお第1実施例と同様の構成部分につ
いては説明を省略し、対応する部品には同番号を
付与してある。
本体16の底面には、送りローラ23と圧接ロ
ーラ24によつて直線状態で送出される糸半田1
8を貫通させる、漏斗状の案内部27aと中空部
27bを形成した保持部材27が埋設されてお
り、その下部にはガイドパイプa34とガイドパ
イプb35が装着されている。そして送りローラ
23及び圧接ローラ24の直下かつ保持部材27
の上部に、回動板31dに固着される検知部材3
1を配置し、検知部材31の案内部31cと中空
部31b、保持部材27の案内部27aと中空部
27bが一直線に構成され、直線状態で送出され
る糸半田18が貫通するようになつている。
さらに回動板31dは本体16に固着された保
持部材25に軸着されており、バネ28によつて
係止部25aに当接させる方向に付勢されてい
る。またこの係止部25aは回動板31dを水平
に係止させている。さらに回動板31dの軸着部
と反対の本体16にはリミツトスイツチ33が固
着されており、その作動片33aを係合部31a
の下部に当接させている。そしてリミツトスイツ
チ33にはコード33cが結線されており第1実
施例と同様な構成を成している。
以下に本願第2実施例の動作について説明する
と、糸半田18が直線状態で送出されている正常
時には検知部材31の中空部31bを貫通するの
で検知部材31やリミツトスイツチ33の作動片
33aは前述した第4図に示すような状態であ
る。しかし糸半田18の送出量に対し溶融量が減
少した場合や、検知部材31の中空部31bにお
いて引つかかりが生じた場合などには、糸半田1
8は屈曲し始める。すると第5図に示すように検
知部材31の案内部31c内で屈曲した糸半田1
8は、中空部31bを貫通することができないた
めに検知部材31を所定の原位置から下方向へ移
動させる。すると検知部材31が固着されている
回動板31dが、バネ28の付勢に抗して軸着部
を支点に回動する。すると係合部31aによつて
リミツトスイツチ33の作動片33aが変位して
リミツトスイツチ33が作動する。そのことによ
つて警告手段や停止手段を作動させることができ
る。
「考案の効果」 以上述べたように本考案によれば、糸半田を直
線状態で送出させる供給手段と、上部に糸半田を
案内する案内部を形成する中空の検知部材と、検
知部材を糸半田の送出方向と非送出方向に移動自
在に保持する保持部材と、検知部材の移動によつ
て作動するリミツトスイツチと、糸半田の非送出
方向に検知部材を付勢するバネと、付勢された所
定の原位置に検知部材を係止させる係止部とを備
えたので糸半田の極初期の屈曲によつて確実に検
知部材が送出方向に移動しリミツトスイツチが作
動するため、応答性が良好である。また糸半田の
下部を少し引つ張るだけで簡単に直線状態に戻す
ことができるので、直ちに正常に復帰させること
ができる。また従来の装置のように導通を利用し
ないので電極などの汚れや腐食による作動不良を
招く恐れがないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願第1実施例の糸半田供給ユニツト
の検出装置を装着した自動半田付け機の断面図、
第2図は本願第1実施例における糸半田屈曲非検
出時の要部断面図、第3図は同糸半田屈曲検出時
の要部断面図、第4図は第2実施例における糸半
田屈曲非検出時の要部断面図、第5図同糸半田屈
曲検出時の要部断面図である。 16……本体、18……糸半田、22……パル
スモータ、23……送りローラ、24……圧接ロ
ーラ、25……ベース部材、25a……係止部、
27……保持部材、27a……案内部、27b…
…中空部、28……バネ、31……検知部材、3
1a……係合部、31b……中空部、31c……
案内部、31d……回動板、33……リミツトス
イツチ、33a……作動片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 糸半田を直線状態で送出させる供給手段と、上
    部に糸半田を案内する案内部を形成する中空の検
    知部材と、検知部材を糸半田の送出方向と非送出
    方向に移動自在に保持するベース部材と、検知部
    材の移動によつて作動するリミツトスイツチと、
    糸半田の非送出方向に検知部材を付勢するバネ
    と、付勢された所定の原位置に検知部材を係止さ
    せる係止部とを備えたことを特徴とする糸半田供
    給ユニツトの検出装置。
JP1158888U 1988-01-30 1988-01-30 Expired JPH0225581Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2536440B2 (ja) * 1993-12-13 1996-09-18 日本電気株式会社 糸はんだ供給機構
JP2015229191A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 正一 北野 糸半田溝入れ加工連動送り装置。

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