JP2537273Y2 - フィルターシール - Google Patents

フィルターシール

Info

Publication number
JP2537273Y2
JP2537273Y2 JP1991029590U JP2959091U JP2537273Y2 JP 2537273 Y2 JP2537273 Y2 JP 2537273Y2 JP 1991029590 U JP1991029590 U JP 1991029590U JP 2959091 U JP2959091 U JP 2959091U JP 2537273 Y2 JP2537273 Y2 JP 2537273Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filter material
seal
cores
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991029590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04124330U (ja
Inventor
幸久 津森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP1991029590U priority Critical patent/JP2537273Y2/ja
Publication of JPH04124330U publication Critical patent/JPH04124330U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537273Y2 publication Critical patent/JP2537273Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/784Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
    • F16C33/7843Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc
    • F16C33/7853Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with one or more sealing lips to contact the inner race
    • F16C33/7856Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with one or more sealing lips to contact the inner race with a single sealing lip
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、油潤滑される軸受に
使用するフィルターシールに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のトランスミッションや
各種増減速機においては、ケース内に収納した回転軸を
軸受で支持し、この軸受を油潤滑するようにしている。
【0003】例えば、自動車の変速機における軸受の潤
滑油供給方法は、変速機内部の潤滑油をかき上げて飛散
させ、その飛沫を軸受内部に浸入させることにより行な
う。
【0004】この場合、潤滑油に混入した鉄粉等のゴミ
が軸受内部に侵入するのを防止するため、軸受の外輪と
内輪の間にフィルターシールを装着することが行なわれ
ている。
【0005】フィルターシール付き転がり軸受は、図3
に示すように、外輪1と内輪2の間で転動体3を挟む両
側の位置に環状のフィルターシール4を組み込んだ構造
になっている。
【0006】上記フィルターシール4は、環状のフィル
ター材8を二枚の芯金5、6で挟み、両芯金5、6の外
周部に設けたゴムモールド部7を外輪1の端部内周面に
形成した周溝9内に圧入して取付けられ、フィルター材
8の両芯金5、6から突出するリップ部分10の内周が
内輪2の外周面に摺接している。
【0007】また、上記のようなフィルターシール付き
転がり軸受においては、転動体3を一定間隔の配置に保
持するため、保持器11が組込み使用されている。
【0008】上記両芯金5と6のフィルター材8を挾持
する対向面は平坦面に形成され、両芯金5と6でフィル
ター材8を弱く圧縮して挾持している。
【0009】なぜならば、両芯金5と6でフィルター材
8を強く圧縮して挾持力を大きくすると、両芯金5と6
の外周縁エッジ部分によってフィルター材8が切れるこ
とがあるためである。
【0010】上記したフィルターシール4はフィルター
材8の両面を芯金5と6で弱く挟み込んでいるので、厚
み寸法が通常のゴムシールよりも厚く、これに対して、
軸受への取付時にフィルターシール4と保持器11の接
触を防止する必要があるが、厚みが厚いと保持器11と
フィルターシール4の間隔hがどうしても狭くなり、従
って外輪1と内輪2の両端に確保するフィルターシール
組込みスペースを必然的に広くしなければならない。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】このため、外輪1と内
輪2の軸受幅Hは標準の軸受幅よりも広い特殊寸法にな
り、軸受の製造に不便が生じると共に、軸受幅Hが大き
いとその分だけ重量も大きくなり、例えば、自動車の軽
量化と燃費向上に悪影響を与えるという問題がある。
【0012】そこでこの考案は、外輪及び内輪の軸受幅
を大きく設定することなくフィルターシールの組込みが
行なえ、標準軸受幅で軸受を設計できるフィルターシー
ルを提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記のような、課題を解
決するため、この考案は、一対となる内側芯金と外側芯
金を嵌合固定し、両芯金の対向面でフィルター材の内周
側又は外周側の一方を挾持してフィルターシールを形成
し、このフィルターシールを軸受の内輪と外輪の間に組
込み、両芯金を内輪と外輪の一方に嵌合固定し、フィル
ター材を内輪と外輪の他方に摺接させるようにしたフィ
ルターシールにおいて、両芯金によるフィルター材挾持
部分が、フィルター材を強く圧縮して挾持する部分と、
フィルター材の突出側の位置でフィルター材を弱く圧縮
して挾持する部分で形成され、前記弱く圧縮して挾持す
る部分が、フィルター材の突出側に向けて挾持間隔が広
がるテーパ状になっている構成を採用したものである。
【0014】
【作用】フィルター材を両芯金により、強く圧縮して挾
持する部分と弱く挾持する部分で二段的に挾持したの
で、フィルター材を抜け出ることのないよう強固に固定
化でき、弱く挾持する部分がフィルターの突出側に広く
なるようテーパ状に形成したので、芯金の周囲エッジ部
分でフィルター材に損傷を与えるというようなことがな
いと共に、フィルターシール全体の厚みを薄くでき、標
準幅の軸受に組込み使用できる。
【0015】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面の図1と
図2に基づいて説明する。図1のように、転がり軸受
は、外輪21と内輪22の間にボール等の転動体23を
介在させ、前記転動体23を保持器24で一定間隔の配
置に保持し、外輪21と内輪22間の両端部位置に環状
のフィルターシール25を組み込んだ構造になってい
る。
【0016】上記フィルターシール25は図1と図2A
のように、断面L字状に形成した内側芯金26に同じく
断面L字状の外側芯金27を嵌合固定し、環状に形成さ
れたフィルター材28の周側を両芯金26、27の対
向面で挾持し、フィルター材28の両芯金26、27か
ら突出する周側がリップ部分29になり、両芯金2
6、27の外周部を一体化するゴムモールド部30を外
輪21の内周に設けた周溝31へ弾力的に嵌合し、リッ
プ部分29が内輪22の外周面に摺接するよう、外輪2
1と内輪22間に組み込まれている。
【0017】両芯金26、27によるフィルター材28
の挾持部分は、フィルター材28を強く圧縮して挾持す
る部分32と、フィルター材28を弱く圧縮して挾持す
る部分33で二段階に形成され、弱く圧縮して挾持する
部分33がリップ部分29側に位置していると共に、弱
く圧縮して挾持する部分33は、リップ部分29に向け
て広くなるテーパに形成されている。
【0018】上記弱く圧縮して挾持する部分33は、内
側芯金26の途中から内周側の部分を外側芯金27と反
対側に向けて屈曲させることにより、両芯金26、27
によるフィルター材28の挾持をリップ部分29に向け
て広がり状としたものである。
【0019】このような挾持により、フィルター材28
はリップ部分29に向けて圧縮量が徐々に少なくなり、
両芯金26、27の内周間の部分に適度な厚みを確保で
きるため、リップ部分29の倒れ変形を防止し、潤滑油
が通過するリップ部分29の安定を保ち、かつリップ部
分29は軸受の内側に向けて徐々に突出し、リップ部分
29を内輪22の段部端面に対して弾力的に圧接させる
ことができ、シール性を向上させることが可能になる。
【0020】なお、芯金26と27は、図2Bに示すよ
うに、強く圧縮して挾持する部分32に湾曲部34を同
時に打ち出し形成し、芯金26、27の強度を向上さ
せ、これによって芯金26、27の薄肉厚化を図るよう
にしてもよい。
【0021】この考案のフィルターシールは上記のよう
な構成であり、両芯金26、27に挾持されたフィルタ
ー材28は、強く圧縮する挾持部分32によって両芯金
26と27に強固に固定され、引張り等の外力が加わっ
てもフィルター材28が両芯金26、27間から抜け出
るというようなことがなく、フィルター材28の芯ずれ
や突出の発生を防止できる。
【0022】また、軸受への組込時にはフィルター材2
8のリップ部分29が潤滑油の通過を許容し、両芯金2
6、27の弱く圧縮する挾持部分33で上記リップ部分
29の形状を安定化することになる。
【0023】上記したフィルターシール25は、芯金2
6と27でフィルター材28を強く圧縮して挾持し、弱
く圧縮して挾持する部分33がリップ部分29に向けて
広がるテーパ状に形成されているため、フィルターシー
ル25の断面形状を薄く形成でき、軸受内への組込み時
において、図1の如く、保持器24との間隔h1 を十分
にとることができ、これによって軸受の両端に確保する
フィルターシール組込みスペースを広くする必要がな
く、標準軸受幅の軸受に組込み使用することができる。
なお、フィルターシール25は、図示の場合、両芯金2
6、27を軸受の外輪21に固定し、フィルター材28
のリップ部分29を内輪22に摺接させたが、両芯金2
6、27を内輪22に固定し、フィルター材28のリッ
プ部分29を外輪21に摺接させた構造としてもよい。
【0024】
【効果】以上のようにこの考案によると、一対となる内
側芯金と外側芯金を嵌合固定し、両芯金の対向面でフィ
ルター材の内周側又は外周側の一方を挾持してフィルタ
ーシールを形成し、このフィルターシールを軸受の外輪
と内輪の間に組込み、両芯金を外輪と内輪の一方に嵌合
固定し、シール材を外輪と内輪の他方に摺接させるよう
にしたフィルターシールにおいて、嵌合する内側芯金と
外側芯金の対向面でフィルター材を挾持する部分に強く
圧縮して挾持する部分と弱く圧縮して挾持する部分を設
け、この弱く圧縮して挾持する部分をフィルター材の突
出側に向けて広くなるテーパ状に形成したので、両芯金
でフィルター材を該フィルター材に損傷を与えることな
く強固に固定化することができ、フィルター材の芯ずれ
や部分的な突出の発生を防止することができると共に、
フィルター材のリップ部分となる突出側は弱く圧縮して
挾持しているので、突出側の倒れや変形の発生を防止
し、安定した形状を保持することができる。
【0025】また、フィルターシールの厚みを薄く形成
でき、軸受端部への組込み時において、保持器との間に
接触の生じない間隔を確保でき、軸受両端の寸法を長く
する必要がなくなり、標準の軸受幅寸法でフィルターシ
ール付き転がり軸受を構成することができる。
【0026】更に、軸受幅を小さくできるので、フィル
ターシール付き軸受の軽量化及び小型化が可能になり、
自動車の変速機に使用した場合、燃費向上を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るフィルターシールを用いた軸受
の断面図
【図2】Aはフィルターシールの拡大断面図、Bは同上
の他の例を示す拡大断面図
【図3】従来のフィルターシールを用いた軸受の断面図
【符号の説明】
21 外輪 22 内輪 23 転動体 24 保持器 25 フィルターシール 26 内側芯金 27 外側芯金 28 フィルター材 29 リップ部分 32 強く圧縮して挾持する部分 33 弱く圧縮して挾持する部分

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対となる内側芯金と外側芯金を嵌合固
    定し、両芯金の対向面でフィルター材の内周側又は外周
    側の一方を挾持してフィルターシールを形成し、このフ
    ィルターシールを軸受の内輪と外輪の間に組込み、両芯
    金を内輪と外輪の一方に嵌合固定し、フィルター材を内
    輪と外輪の他方に摺接させるようにしたフィルターシー
    ルにおいて、両芯金によるフィルター材挾持部分が、フ
    ィルター材を強く圧縮して挾持する部分と、フィルター
    材の突出側の位置でフィルター材を弱く圧縮して挾持す
    る部分で形成され、前記弱く圧縮して挾持する部分が、
    フィルター材の突出側に向けて挾持間隔が広がるテーパ
    状になっていることを特徴とするフィルターシール。
JP1991029590U 1991-04-26 1991-04-26 フィルターシール Expired - Fee Related JP2537273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991029590U JP2537273Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 フィルターシール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991029590U JP2537273Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 フィルターシール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04124330U JPH04124330U (ja) 1992-11-12
JP2537273Y2 true JP2537273Y2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=31913419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991029590U Expired - Fee Related JP2537273Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 フィルターシール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537273Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016022258A1 (en) * 2014-08-06 2016-02-11 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Bearing seal for media lubrication

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016022258A1 (en) * 2014-08-06 2016-02-11 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Bearing seal for media lubrication

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04124330U (ja) 1992-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4362344A (en) Sealed ball bearing with stamped races
US4511191A (en) Anticreep device for annular member
JPH0651555U (ja) シール付玉軸受
JP2537273Y2 (ja) フィルターシール
JPH0130007B2 (ja)
JPH08270663A (ja) シール付自動調心転がり軸受
JP2000193098A (ja) シ―ル装置
JP2586741Y2 (ja) 軸受の密封装置
US5287623A (en) Bearing split outer ring and method of assembly
US5405201A (en) Alignment ring for split bearing race and method of assembly
US20020163137A1 (en) Installation structure of bearing seal
JPH1182526A (ja) 転がり軸受のシール構造
EP0623194A1 (en) SLOTTED EXTERNAL CARRIER RING AND ASSEMBLY METHOD.
JP3952742B2 (ja) 密封構造およびこれに用いるシールリング
JP3602954B2 (ja) ウォーターポンプ用ベアリングシール
JPH0440041Y2 (ja)
JP3088831U (ja) シール装置
JPS59490Y2 (ja) 焼結含油軸受
JPS5877965A (ja) 合成樹脂製シ−ブ
JPH082496Y2 (ja) ころ軸受装置
JP2597520Y2 (ja) 転がり軸受のクリープ防止装置
KR0127095Y1 (ko) 모터축의 축단부 구조
JPH0433568Y2 (ja)
JPH11108198A (ja) 密封装置
JP4439835B2 (ja) 軸受保持器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees