JP2537202Y2 - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

Info

Publication number
JP2537202Y2
JP2537202Y2 JP1990405015U JP40501590U JP2537202Y2 JP 2537202 Y2 JP2537202 Y2 JP 2537202Y2 JP 1990405015 U JP1990405015 U JP 1990405015U JP 40501590 U JP40501590 U JP 40501590U JP 2537202 Y2 JP2537202 Y2 JP 2537202Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ribbon
insertion hole
ribbon cassette
transfer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990405015U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0494470U (ja
Inventor
秀美 小峰
玲司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amano Corp filed Critical Amano Corp
Priority to JP1990405015U priority Critical patent/JP2537202Y2/ja
Publication of JPH0494470U publication Critical patent/JPH0494470U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537202Y2 publication Critical patent/JP2537202Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、タイムレコーダを始め
とする各種印字装置に用いるプリンタの技術分野で利用
されるものであって、具体的には、ドット・プリンタに
使用するインクリボンカセットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているプリンタ(特に
ドット・プリンタ)には、インクリボンを収納したリボ
ンカセットが搭載されていて、このリボンカセットのイ
ンクリボンをプリンタヘッドと印字用紙の間に介在させ
ることによって、印字用紙に印字を行っているが、この
リボンカセットに関しては、プリンタ及び印字装置の小
型化に伴って順次小型化が進み、更に、1種類のリボン
カセットを複数種の機器(プリンタ)に使用する合理化
も進んでいる。
【0003】しかし、この様にリボンカセットを小型化
した場合は、結果としてインクリボンの全長が短くなる
ため、印字頻度の高い機器に使用するとリボンライフが
短か過ぎる問題があり、また、例えば実開平2−104
265号公報並びに実開平2−117166号公報等に
見られるようなインクタンクをリボンカセットに内蔵す
れば、リボンライフを延ばすことが可能であるが、印字
頻度が少なくてリボンライフを延ばす必要のない機器の
場合は、却ってコストの無駄になる問題があった。
【0004】そこで従来は、インクタンクを内蔵したリ
ボンカセットと、インクタンクを内蔵していない通常型
リボンカセットの2種類を製造して、使用する機器によ
ってこれ等2種類のリボンカセットを使い分けていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この様に種類
のリボンカセットを製造することは、トータルコストを
高くする問題があり、更に、インクタンクを内蔵したリ
ボンカセットの場合は、構造が複雑で製造コストが高く
なると云った問題があって、経済的負担が増大するた
め、その改善が求められたいた。
【0006】従って本考案の技術的課題は、インクタン
クを内蔵していない1種のリボンカセットを、ロングラ
イフを必要とするリボンカセットと、ロングライフを必
要としないリボンカセットの両方に兼用可能にして、コ
ストの低減化を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本考案で講じた手段は以下の如くである。
【0008】(1) 内部にインク含浸体を収容し、外
側には毛管作用によってインク含浸体のインクが常時浸
漸されているインク転写筒を突設したインクタンクを、
インクリボンを収めたリボンケース体の外側面に着脱自
在に構成する一方、上記リボンケース体の外側面には、
インクリボンの移送通路に臨ませて上記インク転写筒用
の差込穴を穿設して、この差込穴から差込んだインク転
写筒を移送中のインクリボンに押接してインクを転写す
るように構成すること。
【0009】(2) 上記リボンケース体に穿設した差
込穴の部分には、この差込穴を塞ぐたための蓋用シール
を剥離自在に貼付けること
【0010】但し、ここに於いてインク含浸体とは、印
字リボン用のインクが含浸されている例えばスポンジの
ようなものを意味し、また、インク転写筒とは、例えば
取付軸の周囲に筒型のフエルトを嵌着したようなものを
意味する。
【0011】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)の要素によれば、インクタンクの外側に
突設したインク転写筒には、インク含浸体のインクが毛
管現象によって常時浸漸されているため、インクタンク
をリボンケース体に装着してインク転写筒を差込穴から
ケース体内に挿入し、リボンケース体内で移送されるイ
ンクリボンをこのインク転写筒の周面に掛けたり、
、接触させたりすれば、インクリボンにインクを転写
してリボンライフを延ばすことができるものであって
従って、1種類のリボンケース体と、外部取付式のイン
クタンクを造ることにより、インクタンクを印字頻度に
応じてリボンカセットに取付けたり、或は、取付けない
ようにすることによって、リボンライフを長短いずれの
状態にも変更することを可能にする。
【0012】 上記(2)の要素によれば、インクタ
ンクを使用しない場合、差込穴を蓋用シールで塞ぐこと
により通常のリボンカセットとして使用でき、また、こ
の蓋用シールを剥がして差込穴にインクタンクのインク
転写筒を差込むことにより、ロングライフ用のリボンカ
セットに変更することを可能にする。
【0013】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0014】
【実施例】以下に、上述した本考案に係るインクリボン
カセットの好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説
明する。
【0015】図1と図2は、リボンカセットに対してイ
ンクタンクを外している状態と、取付けた状態を示した
斜視図を示し、図3は蓋板を外してインクタンクの部分
を断面にして示したリボンカセットの平面図であって、
これ等の図面に於いて、1は内部2にエンドレスに構成
したインクリボンRを収容したリボンケース体で、3と
4は左右のアーム部、5と6はインクリボンRを送るピ
ンチローラを示し、1Tはこれ等リボンケース体1と左
右のアーム部3,4の上面を塞ぐケース板を示す。
【0016】また、3aと4aは左右のアーム部3,4
の先端部に開口したインクリボンRの出口と入口であっ
て、ピンチローラ5と6によって図3に於いて時計回転
方向に送られるインクリボンRは、これ等出口3aと入
口4aの間のリボン部分をプリンタヘッド(図示せず)
に掛渡して、印字用紙に対する印字を行う仕組に成って
いる。
【0017】更に、図中7は上記のリボンケース体1に
対して着脱自在に構成したインクタンクであって、7a
と7bはこのインクタンク7の両側に取付けたフック
で、インクタンク7はこれ等両方のフック7a,7bを
リボンケース体1の両側に嵌込み、且つ、先端の係止爪
をケース体の底面側に引掛けることにより、リボンケー
ス体1に取付けられ、また、この係止爪を外すことによ
りリボンケース体1より自由に取外せる仕組に成ってい
るが、この着脱に関する構成は図示のものに限定される
ものではなく、任意とする。
【0018】上述したインクタンク7の内部には、図4
に示した断面図のように例えばスポンジ等を用いて造っ
たリインク含浸体7Fが収容され、また、インクタンク
7の外側面には、上述した支持脚7a,7bと同じ方向
にインク転写筒8が突設されている。
【0019】インク転写筒8は、例えばフエルトを用い
て全体が円筒状に造られていて、これをインクタンク7
の内部を通して外側に突設した取付軸7cの周囲に嵌着
し、更に、その頭部をビス9で止めることによって構成
され、常時インク含浸体7Fのインクが毛管現象によっ
て浸漸されている。
【0020】更に図1に於いて、1Taは上記リボンケ
ース体1に被せたケース板1Tに穿設されている差込穴
で、上述したインクタンク7をフック7a,7bを用い
てリボンケース体1に取付けると、インク転写筒8の先
端側がこの差込穴1Taよりリボンケース体1の内部2
に挿入されて、図3の如く移送中のインクリボンRがこ
の挿入されたインク転写筒8の周面に接触又は掛渡され
るため、インクリボンRにインクが転写される仕組に成
っている。また、Pはインクタンク7を使用しない場合
にケース板1Tに貼付けて差込穴1Taを塞ぐ蓋用シー
ルであって、これは剥離自在に構成されている。
【0021】本考案に係るインクリボンカセットは以上
述べた如き構成であるから、リボンカセットのリボンラ
イフを長くしたい場合には、蓋用シールPを剥がして差
込穴1Taを開口する一方、図2の如くインクタンク7
をリボンケース体1に取付ければ、図3のように開口さ
れた差込穴1Taから挿入されたインク転写筒8がイン
クリボンRに接してインクを転写するため、リボンライ
フを延ばすことができる。
【0022】また、上記インクタンク7の取付けを行わ
ずに、差込穴1Taを蓋用シールPで塞いだまま使用す
れば、リボンカセットをロングライフを必要としないノ
ーマルライフのカセットとして使用することができる。
【0023】
【考案の効果】本考案に係るインクリボンカセットは以
上述べた如くであって、インクタンクをリボンケース体
に対して外部取付構造にしたため、リボンカセットの種
類を増やすことなく、1つのリボンカセットをロングラ
イフ用とノーマルライフ用に使い分けることができるも
のであって、従って、製造型を1種類にして製造コスト
の低減化を図ることができるものであって、インクタン
クも内蔵式のものに比較して構造を大幅に簡略化、低コ
スト化できる点と相俟って、汎用型のリボンカセットと
して洵に実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るリボンカセットをインクタンクを
外した状態で示した斜視図である。
【図2】インクタンクを装着した本考案のリボンカセッ
トを示した斜視図である。
【図3】ケース板を取外し、且つ、インクタンクのイン
ク転写筒とフックの部分を断面にして示したリボンケー
ス体の平面図である。
【図4】インクタンクの正断面図である。
【符号の説明】
1はリボンケース体、1Tはケース板、1Taは差込
穴、Pは蓋用シール、2はケース体の内部、Rはインク
リボン、7はインクタンク、7aと7bはフック、7F
はインク含浸体、8はインク転写筒。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にインク含浸体を収容し、外側には
    毛管作用によってインク含浸体のインクが常時浸漸され
    ているインク転写筒を突設したインクタンクを、インク
    リボンを収めたリボンケース体の外側面に着脱自在に構
    成する一方、上記リボンケース体の外側面には、インク
    リボンの移送通路に臨ませて上記インク転写筒用の差込
    穴を穿設して、この差込穴から差込んだインク転写筒を
    移送中のインクリボンに押接してインクを転写するよう
    に構成すると共に、上記リボンケース体に穿設した差込
    穴の部分には、この差込穴を塞ぐための蓋用シールを剥
    離自在に貼付けたことを特徴とするインクリボンカセッ
    ト。
JP1990405015U 1990-12-27 1990-12-27 インクリボンカセット Expired - Fee Related JP2537202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990405015U JP2537202Y2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 インクリボンカセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990405015U JP2537202Y2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 インクリボンカセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0494470U JPH0494470U (ja) 1992-08-17
JP2537202Y2 true JP2537202Y2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=31882528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990405015U Expired - Fee Related JP2537202Y2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 インクリボンカセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537202Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4100084A (en) * 1977-02-09 1978-07-11 Texaco Inc. Preparation of overbased metal naphthenate lubricating oil compositions
JPS58106877A (ja) * 1981-12-21 1983-06-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 太陽電池

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0494470U (ja) 1992-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0256666U (ja)
US5419643A (en) Attachment for ink ribbon replacement and ink ribbon cassette applicable thereto
JP2537202Y2 (ja) インクリボンカセット
JP2569031B2 (ja) インク紙カセツト
KR100741997B1 (ko) 잉크 리본 카세트
JP3064814B2 (ja) テープカセット
JP2000272785A (ja) フィルム用カセット
KR100334323B1 (ko) 디지털비디오프린터의감열리본의잠금및해제장치
JP2577060Y2 (ja) リボン詰め替え式カセット
JPS63197147U (ja)
JP2000272185A (ja) フィルム用カセット
JPS62136344U (ja)
JP2569678Y2 (ja) インクリボン装置
JPS6014596Y2 (ja) インクリボンカセツト
JPS61152480A (ja) リボンカ−トリツジ
JPH03129461U (ja)
JPH0353888Y2 (ja)
JP2538541Y2 (ja) アーム部材付きサブカセット
JP4428957B2 (ja) 熱式記録装置
JPH0271653U (ja)
JPS62164150U (ja)
JPH0185048U (ja)
JPS6042657U (ja) インクロ−ル付リボンカ−トリツジ
JPS6042656U (ja) インクロ−ル付リボンカ−トリツジ
JPS6342588B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees