JP2536827Y2 - リール押えばね - Google Patents

リール押えばね

Info

Publication number
JP2536827Y2
JP2536827Y2 JP4592592U JP4592592U JP2536827Y2 JP 2536827 Y2 JP2536827 Y2 JP 2536827Y2 JP 4592592 U JP4592592 U JP 4592592U JP 4592592 U JP4592592 U JP 4592592U JP 2536827 Y2 JP2536827 Y2 JP 2536827Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
shaped plate
reel
band
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4592592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0619177U (ja
Inventor
邦夫 笹川
Original Assignee
株式会社加藤スプリング製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社加藤スプリング製作所 filed Critical 株式会社加藤スプリング製作所
Priority to JP4592592U priority Critical patent/JP2536827Y2/ja
Publication of JPH0619177U publication Critical patent/JPH0619177U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536827Y2 publication Critical patent/JP2536827Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビデオカセット等磁気
テープ記録媒体に用いるリール押えばねに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカセットにおいては、リ
ールを定位置に保持する必要性から、該リールをリール
押えばねにより保持した構成となっている。この種のリ
ール押えばねは、通常ばね材からなる帯状板体からなっ
ており、中央部付近に二つの取付孔を有すると共に、こ
れらの取付孔の近傍の両側部に切欠を有する構成となっ
ている。図3はこのようなリール押えばねとして従来提
供されているものの一例を示す図であり、この図におい
て符号21はリール押えばねである。この押えばね21
は、その形状が左右両端部を結ぶ直線に対して線対称の
ものであり、中央部の両側部にやや間隔をおいて切り欠
き22…が形成されており、切り欠き22,22の近傍
で、かつ左右両側部を結ぶ中心線の一側方および他側方
に取付孔23,23が形成されたものである。このよう
なリール押えばね21は、左右両端部24,24を押圧
し、ビデオカセット等のリールに所定の圧力をかけるも
のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記リ
ール押えばね21にあっては、全体の幅寸法が同幅であ
ること、および取付孔23,23が左右両端部を結ぶ中
心線に対してそれぞれ一側方および他側方に形成されて
いるので、全体として取付孔23,23を存するように
形成することにより幅寸法が大となり、材料費が嵩むと
いう欠点がある。本考案はこのような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、幅寸法を小とな
し得て、材料費の低減を図ることのできるリール押えば
ねを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のリール押えばね
では、一方の帯状板部が、一方の押え部と他方の押え部
の各中心点を結ぶ線を基準線としたときに、その中心線
が中央部において前記基準線の一側方の第一の起点と前
記一方の押え部の中心点とを通るよう形成され、他方の
帯状板部が、その中心線が前記中央部において前記基準
線の他側方の第二の起点と前記他方の押え部の中心点と
を通るよう形成されていることを前記課題の解決手段と
した。
【0005】
【作用】本考案のリール押えばねによれば、一方の帯状
板部と他方の帯状板部との各中心線がそれぞれ各別とな
っており、これら中心線を異ならせた二つの帯状板部の
押え部によってリールを押さえる。
【0006】
【実施例】以下、本考案のリール押えばねを実施例によ
って詳しく説明する。図1および図2は本考案のリール
押えばねの一実施例を示す図であり、この図において符
号1はリール押えばねである。このリール押えばね1
は、ステンレス鋼やりん青銅等のばね材からなる板体に
より形成されたものである。リール押えばね1は、帯状
に形成されたものであって、その中央部2に幅方向に位
置をずらせて取付孔3,3が形成され、これら取付孔
3,3近傍の中央よりに切欠4,4が形成され、これら
の切欠4,4に対向するように切欠5,5が形成されて
いる。このリール押えばね1は、中央部2から一方向に
延びる一方の帯状板部6の先端が一方の押え部7となっ
ており、同他方向に延びる他方の帯状板部8の先端が他
方の押え部9となっている。ここで、一方の帯状板部6
と他方の帯状板部8とは、互いに略逆方向に同幅寸法を
もって延出している。前記一方の帯状板部6は、一方の
押え部7と他方の押え部9との各中心点10,11を結
ぶ線を基準線12としたときに、その中心線(幅方向の
中心を通る線)13が中央部2において、基準線12の
一側方の第一の起点14と一方の押え部7の中心点10
とを通るように形成されている。また、前記他方の帯状
板部8は、その中心線15が、中央部2において、基準
線12の他側方の第二の起点16と他方の押さえ部9の
中心点11とを通るように形成されている。また、押え
部7,9の各先端は図1に示すように台形状に突出した
形状となっている。そして、このリール押えばね1は、
図2に示すように各帯状板部6,8が、これらの板部
6,8の板面と直交する方向に僅か湾曲された構成とな
っている。
【0007】このリール押えばね1は、取付孔3,3を
ねじ止め等することによってカセットに固定され、基準
線12から中心線13,15をずらせた各帯状板部6,
8の押え部7,9によりリールを付勢しつつ該リールを
押さえる。
【0008】このリール押えばね1によれば、帯状板部
6,8の中心線13,15を基準線12から前述したよ
うにずらせてあるので、幅方向に位置をずらせた取付孔
3,3を有した状態で全体を同幅で形成する場合(基準
線12と中心線13,15とを合致させた場合)に比べ
て、帯状板部6,8の幅寸法を小とすることができ、材
料費の低減を図ることができる。
【0009】
【考案の効果】本考案のリール押えばねは、一方の帯状
板部と他方の帯状板部との各中心線を基準線からずらせ
て構成されており、この構成によって、幅方向に位置を
ずらせた取付孔を有した状態で全体を同幅で形成する場
合に比べ、各帯状板部を細幅に形成することができ、材
料費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のリール押えばねの一実施例を示す平面
図である。
【図2】図1に示したリール押えばねの側面図である。
【図3】従来のリール押えばねの一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 リール押えばね 2 中央部 3 取付孔 6,8 帯状板部 7,9 押え部 10,11 中心点 12 基準線 13,15 中心線 14 第一の起点 16 第二の起点

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばね材からなる帯状の板体の中央部に幅
    方向に位置をずらせて二つ以上の取付孔が形成され、前
    記中央部から一方向に延びる一方の帯状板部の先端が一
    方の押え部、同他方向に延びる他方の帯状板部の先端が
    他方の押え部とされたリール押えばねであって、 前記一方の帯状板部が、前記一方の押え部と他方の押え
    部の各中心点を結ぶ線を基準線としたときに、その中心
    線が前記中央部において前記基準線の一側方の第一の起
    点と前記一方の押え部の中心点とを通るよう形成され、
    前記他方の帯状板部が、その中心線が前記中央部におい
    て前記基準線の他側方の第二の起点と前記他方の押え部
    の中心点とを通るよう形成されていることを特徴とする
    リール押えばね。
JP4592592U 1992-07-01 1992-07-01 リール押えばね Expired - Lifetime JP2536827Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4592592U JP2536827Y2 (ja) 1992-07-01 1992-07-01 リール押えばね

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4592592U JP2536827Y2 (ja) 1992-07-01 1992-07-01 リール押えばね

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0619177U JPH0619177U (ja) 1994-03-11
JP2536827Y2 true JP2536827Y2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=12732844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4592592U Expired - Lifetime JP2536827Y2 (ja) 1992-07-01 1992-07-01 リール押えばね

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2536827Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0619177U (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6088535U (ja) 半導体ウエハ
JP2536827Y2 (ja) リール押えばね
JPS5839787U (ja) カセツトのライナ−シ−ト
JPH0627032Y2 (ja) ビデオテープのリール支持用ばね
JPH0210853U (ja)
JPS63122276U (ja)
JPS587512Y2 (ja) テ−プカセツトのパツトばね
JPH0320639U (ja)
JP2614990B2 (ja) リール押えばねの製造方法
JPH10152250A (ja) 用紙セット機構
JPS605833U (ja) 版と版取付けピンとの組合せ
JPH079261Y2 (ja) テープクランプ装置
JPS6117781U (ja) ケ−ブル保持構造
JPH03128940U (ja)
JPS587310U (ja) 電磁コイル
JPS6152339U (ja)
JPH0334217U (ja)
JPS60785U (ja) カセツトテ−プ插入口の扉
JPS61114566U (ja)
JPH0416681U (ja)
JPH0233592U (ja)
JPS5982655A (ja) テ−プ案内装置
JPH0643889U (ja) テープカセット
JPS59104376U (ja) テ−プカセツト
JPS59138079U (ja) テ−プリ−ルの逆転防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970121