JP2536777Y2 - 自動販売機の商品選択用スイッチ - Google Patents

自動販売機の商品選択用スイッチ

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JP2536777Y2
JP2536777Y2 JP1671291U JP1671291U JP2536777Y2 JP 2536777 Y2 JP2536777 Y2 JP 2536777Y2 JP 1671291 U JP1671291 U JP 1671291U JP 1671291 U JP1671291 U JP 1671291U JP 2536777 Y2 JP2536777 Y2 JP 2536777Y2
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plate
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conductive plate
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博志 前田
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オプトニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、とくに自動販売機に
用いて好適な商品選択用スイッチ関する。
【0002】
【従来の技術】この考案者は、先の出願(特願平2−1
82995号)で自動販売機の表装板と機本体との間に
設置され、導電性プレートを表装板の裏側に小間隔を持
って対向させた誘導式近接スイッチから成る、商品選択
用スイッチを提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この商品選択用スイッ
チは、導電性プレートに対向する個所の表装板に手指を
近づけると、導電性プレートの出力レベルが変動し、こ
れを感知することによりスイッチのON、OFFを行う
ものであった。表装板にはこれを複雑な形状とする必要
のあることからアクリル樹脂のような合成樹脂の板材が
使用されており、外気温の上昇、その他の理由により加
熱されると容易に変形することから、設置場所や気候に
よって導電性プレートと表装板の間に許容出来ない間隙
が生じてしまい、手指を近付けても導電性プレートの出
力レベルが変動せず、手指の近接を感知できなくなると
いう恐れがあった。
【0004】この考案の目的は、表装板と導電性プレー
トとの間の間隙が大きくなっても、確実に手指の近接を
感知できるように構成した、自動販売機の商品選択スイ
スッチを提供せんとするにある。
【0005】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの考案は、導電性プレートを商品陳列窓に設置
した商品見本毎に表装板に対向させて機本体側に設置
し、この導電性プレートの受ける誘導電流の有無を感知
してスイッチのON、OFFを行うように構成したもの
において、前記導電性プレートに対向させて前記表装板
に導電性部材を設け、この導電性部材が手指などの近接
で受けた誘導を前記導電性プレートへ伝達するように構
成したものである。
【0006】
【作用】表装板に手指を近づけるとその裏面に接着して
設けた導電性部材が必ず誘導を受け、これと対向した位
置にある導電性プレートの電位を変化させる。したがっ
て電位を変化させるための基準面が表装板の裏側にあっ
て導電性プレートに近づいた位置にあることになること
から、導電性プレートと導電性部材との間の距離が離れ
るようなことがあっても手指の接近を感知できるもので
ある。
【0007】
【実施例】図1はこの考案に係る商品選択用スイッチを
実施した自動販売機を示し、1は例えばアクリル板から
成る表装板、2、2・・・は商品陳列窓3、3内に設置
された商品見本、4は硬貨投入口、5、5は商品取出口
である。
【0008】図2乃至図3は、この考案に係る複数のス
イッチを一つにまとめた商品選択用スイッチ16を示
し、機本体18上に取付部材19、19を介して取り付
けたシ−ルドケ−ス6内には回路基板7が設置されてお
り、この回路基板7の上部には4つの表示手段8、8・
・・が設けられている。この各表示手段8は販売中と売
切を表示するための一対の発光ダイオ−ド9、10と、
この発光ダイオ−ド9、10の光を前面へ放射させるた
めのリフレクタ−ケ−ス11と、上述した表装板1の裏
面に貼着した販売中、或は売切を表示する表示シ−ト1
2とから構成されている。尚、この表示シ−トは表装板
に印刷することによって構成しても良い。各リフレクタ
−ケ−ス11の下方には、この発明に係る誘導式近接ス
イッチの導電性プレート13が回路基板7上に印刷され
ることによって設置されている。尚、この導電性プレ−
ト13は、回路基板7上にエッチングによって設けられ
ても良い。また、この導電性プレ−ト13は電気を通す
ことができれば、材質、形状、透明、不透明を問わな
い。回路基板7の一側には、後述する誘導式近接スイッ
チのスイッチング回路を構成する電子部品14が一個所
にまとめられて設置されている。15はコネクタ−であ
る。
【0009】このように構成した商品選択用スイッチ1
6は、機本体18上の表装板7の裏側に設置されてお
り、表装板の表面には露出する部分はない。そして、表
装板7の裏側には、とくに図2と図3に示したように各
導電性プレ−ト13に若干の間隙を設けて対向して、導
電性部材17が接着されている。尚、この導電性部材1
7は電気を通すことができれば、その材質、形状、透
明、不透明を問わず、表装板7の裏側に印刷、エッチン
グ等の手段によって設けられても良い。
【0010】また、以上は商品選択用スイッチが一枚の
回路基板上に設置された複数のスイッチで構成したもの
を示したが、単一のスイッチで構成しても良いことは勿
論である。
【0011】図4は誘導式近接スイッチの回路図の一例
を示し、図面において、17、21は導電性部材と導電
性プレ−トで、後者は通常時は「ハイ」レベルを保ち、
表装板7の導電性部材17に対応した位置に購入者の手
指が近づくと、その誘導を受けてレベルが低下して「ロ
ウ」レベルになる。22は該導電性プレ−ト21とア−
スとの間に接続された抵抗である。23はCMOSIC
からなるアンプで、導電性プレ−ト21と抵抗22との
接続点に入力端子が接続されている。CMOSICは入
力インピ−ダンスが高いという特徴を有しているので、
このアンプ23も入力インピ−ダンスが高い。そのため
導電性部材17に商品購入者の手指が近づくと、導電性
プレ−ト21のゲ−トの入力は図5のようになる。24
は該アンプ23の出力端子に一端が接続された抵抗で、
この抵抗23の他端はコンデンサ25の一端に接続され
ている。そして、このコンデンサ25の他端は接地され
ている。上記抵抗24のアンプ23側の端子にはダイオ
−ド26のカソ−ドが、コンデンサ25側の端子にはダ
イオ−ド26のアノ−ドがそれぞれ接続されている。こ
れ等の抵抗24及びコンデンサ25によって平滑回路2
7が構成されている。
【0012】この平滑回路27は、導電性プレ−ト21
が「ロウ」レベルになって、50或は60サイクルの商
用電源の電線、コ−ド(電灯線)による誘導によって5
0或は60サイクルの交流成分が、ハイ入力インピ−ダ
ンスを有するアンプ23に侵入した場合、その交流成分
をとるためのものである。28は平滑回路27の出力に
よって制御されるPチャンネルMOSFETの出力手段
であり、ゲ−トが「ロウ」レベルのときオン状態を保
ち、ゲ−トが「ハイ」レベルのときオフ状態になる。
【0013】次に、動作を説明すると、上述したように
通常時は導電性プレ−ト21は「ハイ」レベルを保って
いる。従って、アンプ23の出力は「ロウ」レベルを保
ち、このアンプ23の出力を平滑回路27を介して受け
るPチャンネルMOSFETの出力手段28はオン状態
を保っている。
【0014】ところで、導電性部材17に商品購入者の
手指が近づくと、その誘導を受けて導電性プレ−ト21
のレベルが「ハイ」から「ロウ」に変化する。その結
果、アンプ23の出力が「ロウ」から「ハイ」に反転す
る。従って、PチャンネルMOSFETの出力手段28
はオン状態からオフ状態に切換わる。これによって人の
手指の近接を感知することができるものである。
【0015】尚、この場合、ハイ入力インピ−ダンスの
CMOSアンプ23には、電灯線から50または60サ
イクルの交流成分が誘導によって侵入する虞れがある
が、CMOSアンプ23の出力側には平滑回路27があ
り、その交流成分を除去するので、PチャンネルMOS
FETの出力手段28にその交流成分が入り込むおそれ
がない。
【0016】そして、人の手指が導電性部材17から離
れると、導電性プレ−ト21のれべるが再び「ハイ」に
戻るのでアンプ23の出力が「ハイ」から「ロウ」に反
転する。このとき、コンデンサ25を速く放電して、P
チャンネルMOSFETの出力手段28のゲ−トレベル
をすみやかに「ロウ」レベルにする役割をダイオ−ド2
6が果す。
【0017】図6は表装板7が熱その他の理由によって
変形し、導電性部材17と導電性プレート21との間に
設計時の間隔より広い間隔が生じた場合を示すが、この
場合でも手指の近接によって電位が変化する導電性部材
を表装板7の裏側に設けたので、電位変化の基準面が表
装板7の裏側になることから、それだけ導電性プレート
21近いことになり、確実に手指の近接を感知し、O
N、OFFを行うことができるものである。
【0018】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
簡単な構造で表装板が熱その他に理由により変化して
も、導電プレートとの間の距離が離れても導電性部材に
よって感度の低下を補い商品購入者の手指の近接を感知
できるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した自動販売機の斜視図であ
る。
【図2】この考案に係る商品選択用スイッチを一部欠載
して見た正面図である。
【図3】この考案に係る商品選択用スイッチの平面断面
図である。
【図4】この考案に係る誘導式近接スイッチの回路図で
ある。
【図5】アンプのゲート入力波形図である。
【図6】表装板が変形した場合の平面断面図である。
【符号の説明】
1 表装板 2 商品見本 3 商品陳列窓 6 シ−ルドケ−ス 7 回路基板 8 表示手段 9 発光ダイオ−ド 10 発光ダイオ−ド 12 表示シ−ト 13 導電性プレ−ト 17 導電性部材 18 機本体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性プレートを商品陳列窓に設置した
    商品見本毎に表装板に対向させて機本体側に設置し、前
    記表装板を介して前記導電性プレートの受ける誘導電流
    の有無を感知してスイッチのON、OFFを行うように
    構成したものにおいて、前記表装板に前記導電性プレー
    トに対向させて導電性部材を設け、この導電性部材が手
    指などの近接で受けた誘導を前記導電性プレートへ伝達
    するように構成したことを特徴とする、自動販売機の商
    品選択用スイッチ。
  2. 【請求項2】 スイッチが誘導式近接スイッチであるこ
    とを特徴とする、請求項1の商品選択用スイッチ。
JP1671291U 1991-01-31 1991-01-31 自動販売機の商品選択用スイッチ Expired - Lifetime JP2536777Y2 (ja)

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JPH04101179U JPH04101179U (ja) 1992-09-01
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