JP3039964B2 - 自動販売機の商品選択用スイッチ - Google Patents
自動販売機の商品選択用スイッチInfo
- Publication number
- JP3039964B2 JP3039964B2 JP2182995A JP18299590A JP3039964B2 JP 3039964 B2 JP3039964 B2 JP 3039964B2 JP 2182995 A JP2182995 A JP 2182995A JP 18299590 A JP18299590 A JP 18299590A JP 3039964 B2 JP3039964 B2 JP 3039964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- vending machine
- emitting diodes
- switch
- pairs
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動販売機の商品選択用スイッチに関し、特
に、構造を簡素化してコストダウンを図った自動販売機
の商品選択用スイッチに関する。
に、構造を簡素化してコストダウンを図った自動販売機
の商品選択用スイッチに関する。
（従来技術） 従来、自動販売機の商品選択用スイッチは、そのほと
んどが可動式の押釦式スイッチである。このスイッチ
は、可動部である押釦が表装板より前面に露出している
ので、デザイン上の制約がある他、自動販売機は屋外に
設置されることが多いことから、スイッチ本体に対する
可動部の部分からの浸水の防止、水はけ、或は可動部の
凍結防止等について対策を施す必要があり、構造が複雑
となって製作コストが高くつくという問題があった。
んどが可動式の押釦式スイッチである。このスイッチ
は、可動部である押釦が表装板より前面に露出している
ので、デザイン上の制約がある他、自動販売機は屋外に
設置されることが多いことから、スイッチ本体に対する
可動部の部分からの浸水の防止、水はけ、或は可動部の
凍結防止等について対策を施す必要があり、構造が複雑
となって製作コストが高くつくという問題があった。
（発明が解決すべき課題） 本発明は以上のような問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、自動販売機及びスイッチのデ
ザイン上の制約をなくし、防水や水はけ、或はスイッチ
の凍結防止等についても何の考慮も払う必要のない、構
造簡単な自動販売機の商品選択用スイッチを提供するこ
とである。
その目的とするところは、自動販売機及びスイッチのデ
ザイン上の制約をなくし、防水や水はけ、或はスイッチ
の凍結防止等についても何の考慮も払う必要のない、構
造簡単な自動販売機の商品選択用スイッチを提供するこ
とである。
（課題を解決するための手段） 自動販売機の表装板の裏側に水平方向に配置された所
定の長さの回路基板と、 水平方向に並べられた複数の商品見本に対応させて前
記回路基板上に設けられた複数の対の発光ダイオード
と、 前記複数の対の発光ダイオードを囲むように前記回路
基板上に設けられ、前記複数の対の発光ダイオードから
出射される光を反射する複数のリフレクターケースと、 前記複数のリフレクターケースと前記表装板の間に配
置され、前記複数の対の発光ダイオードから選択的に出
射される光を透過させて前記複数の商品見本の販売中と
売切れを表示する表示シートと、 前記回路基板上に前記複数の商品見本に対応させて設
けられた複数の導電性プレートと、 前記複数の導電性プレートから離れた所定の１つの位
置に設けられ、人の手指の接近に基づく前記導電性プレ
ートの電圧変位を前記回路基板を介して入力することに
よってスイッチング動作を行う複数のスイッチング回路
を構成する一群の電子部品を備えた自動販売機の商品選
択用スイッチを提供するものである。
定の長さの回路基板と、 水平方向に並べられた複数の商品見本に対応させて前
記回路基板上に設けられた複数の対の発光ダイオード
と、 前記複数の対の発光ダイオードを囲むように前記回路
基板上に設けられ、前記複数の対の発光ダイオードから
出射される光を反射する複数のリフレクターケースと、 前記複数のリフレクターケースと前記表装板の間に配
置され、前記複数の対の発光ダイオードから選択的に出
射される光を透過させて前記複数の商品見本の販売中と
売切れを表示する表示シートと、 前記回路基板上に前記複数の商品見本に対応させて設
けられた複数の導電性プレートと、 前記複数の導電性プレートから離れた所定の１つの位
置に設けられ、人の手指の接近に基づく前記導電性プレ
ートの電圧変位を前記回路基板を介して入力することに
よってスイッチング動作を行う複数のスイッチング回路
を構成する一群の電子部品を備えた自動販売機の商品選
択用スイッチを提供するものである。
前記表示シートは、前記表装板の裏側に貼着されてい
る構成が好ましい。
る構成が好ましい。
また、前記一群の電子部品は、前記所定の位置として
前記回路基板上に設けられる構成が好ましい。
前記回路基板上に設けられる構成が好ましい。
更に、前記一群の電子部品は、前記所定の位置として
前記回路基板以外の場所に設けられる構成が好ましい。
前記回路基板以外の場所に設けられる構成が好ましい。
（実施例） 第１図はこの発明に係る商品選択用スイッチを実施し
た自動販売機を示し、１は例えばアクリル板から成る表
装板、２、２・・・は商品陳列窓３、３内に設置された
商品見本、４は硬貨投入口、５、５は商品取出口であ
る。
た自動販売機を示し、１は例えばアクリル板から成る表
装板、２、２・・・は商品陳列窓３、３内に設置された
商品見本、４は硬貨投入口、５、５は商品取出口であ
る。
第２図乃至第３図は、この発明に係る複数のスイッチ
を一つにまとめた商品選択用スイッチ16を示し、シール
ドケース６内には、回路基板７が設置されており、この
回路基板７の上部には４つの表示手段８、８・・・が設
けられている。この各表示手段８は販売中と売切を表示
するための一対の発光ダイオード９、10と、この発光ダ
イオード９、10の光を前面へ放射させるためのリフレク
ターケース11と、上述した表装板１の裏面に貼着した販
売中、或は売切を表示する表示シート12とから構成され
ている。尚、この表示シートは表装板に印刷することに
よって構成しても良い。各リフレクターケース11の下方
には、この発明に係る誘導式近接スイッチの導電性プレ
ート13が回路基板７上に印刷されることによって設置さ
れている。尚、この導電性プレート13は、回路基板７上
にエッチングによって設けられても良く、表装板１の裏
側に印刷、エッチング等の手段に設けられても良い。ま
た、この導電性プレート13は電気を通すことができれ
ば、材質、形状、透明、不透明を問わない。回路基板７
の一側には、後述する誘導式近接スイッチのスイッチン
グ回路を構成する電子部品14が一個所にまとめられて設
置されている。15はコネクターである。そして、このよ
うに構成し商品選択用スイッチ16は、表装板７の裏側に
設置されており、その表面には露出する部分はない。
を一つにまとめた商品選択用スイッチ16を示し、シール
ドケース６内には、回路基板７が設置されており、この
回路基板７の上部には４つの表示手段８、８・・・が設
けられている。この各表示手段８は販売中と売切を表示
するための一対の発光ダイオード９、10と、この発光ダ
イオード９、10の光を前面へ放射させるためのリフレク
ターケース11と、上述した表装板１の裏面に貼着した販
売中、或は売切を表示する表示シート12とから構成され
ている。尚、この表示シートは表装板に印刷することに
よって構成しても良い。各リフレクターケース11の下方
には、この発明に係る誘導式近接スイッチの導電性プレ
ート13が回路基板７上に印刷されることによって設置さ
れている。尚、この導電性プレート13は、回路基板７上
にエッチングによって設けられても良く、表装板１の裏
側に印刷、エッチング等の手段に設けられても良い。ま
た、この導電性プレート13は電気を通すことができれ
ば、材質、形状、透明、不透明を問わない。回路基板７
の一側には、後述する誘導式近接スイッチのスイッチン
グ回路を構成する電子部品14が一個所にまとめられて設
置されている。15はコネクターである。そして、このよ
うに構成し商品選択用スイッチ16は、表装板７の裏側に
設置されており、その表面には露出する部分はない。
尚、以上は商品選択用スイッチが一枚の回路基板上に
設置された複数のスイッチで構成されたものを示した
が、単一のスイッチで構成されても良いことは勿論であ
る。
設置された複数のスイッチで構成されたものを示した
が、単一のスイッチで構成されても良いことは勿論であ
る。
第４図は誘導式近接スイッチの回路図の一例を示し、
図面において、21は導電性プレートで、通常時は「ハ
イ」レベルを保ち、人の手指が近づくとレベルが低下し
て「ロウ」レベルになる。22は該導電性プレート21とア
ースとの間に接続された抵抗である。23はCMOSICからな
るアンプで、導電性プレート21と抵抗22との接続点に入
力端子が接続されている。CMOSICは入力インピーダンス
が高いという特徴を有しているので、このアンプ23も入
力インピーダンスが高い。そのため導電性プレート21に
人の手指が近づくとそのゲートの入力は第６図のように
なる。24は該アンプ23の出力端子に一端が接続された抵
抗で、この抵抗23の他端はコンデンサ25の一端に接続さ
れている。そして、このコンデンサ25の他端は接地され
ている。上記抵抗24のアンプ23側の端子にはダイオード
26のカソードが、コンデンサ25側の端子にはダイオード
26のアノードが接続されている。これ等抵抗24及びコン
デンサ25によって平滑回路27が構成されている。
図面において、21は導電性プレートで、通常時は「ハ
イ」レベルを保ち、人の手指が近づくとレベルが低下し
て「ロウ」レベルになる。22は該導電性プレート21とア
ースとの間に接続された抵抗である。23はCMOSICからな
るアンプで、導電性プレート21と抵抗22との接続点に入
力端子が接続されている。CMOSICは入力インピーダンス
が高いという特徴を有しているので、このアンプ23も入
力インピーダンスが高い。そのため導電性プレート21に
人の手指が近づくとそのゲートの入力は第６図のように
なる。24は該アンプ23の出力端子に一端が接続された抵
抗で、この抵抗23の他端はコンデンサ25の一端に接続さ
れている。そして、このコンデンサ25の他端は接地され
ている。上記抵抗24のアンプ23側の端子にはダイオード
26のカソードが、コンデンサ25側の端子にはダイオード
26のアノードが接続されている。これ等抵抗24及びコン
デンサ25によって平滑回路27が構成されている。
この平滑回路27は、導電性プレート21に人の手指が近
づいたときに50或は60サイクルの商用電源の電線、コー
ド（電灯線）による誘導によって50或は60サイクルの交
流成分がハイ入力インピーダンスを有するアンプ23に侵
入した場合、その交流成分をとるためのものである。28
は該平滑回路27の出力によって制御されるＰチャンネル
MOSFETの出力手段であり、ゲートが「ロウ」レベルのと
きオン状態を保ち、ゲートが「ハイ」レベルのときオフ
状態になる。
づいたときに50或は60サイクルの商用電源の電線、コー
ド（電灯線）による誘導によって50或は60サイクルの交
流成分がハイ入力インピーダンスを有するアンプ23に侵
入した場合、その交流成分をとるためのものである。28
は該平滑回路27の出力によって制御されるＰチャンネル
MOSFETの出力手段であり、ゲートが「ロウ」レベルのと
きオン状態を保ち、ゲートが「ハイ」レベルのときオフ
状態になる。
次に、動作を説明すると、通常時は導電性プレート21
は「ハイ」レベルを保つ。従って、アンプ23の出力は
「ロウ」レベルを保ち、アンプ23の出力を平滑回路27を
介して受けるＰチャンネルMOSFETの出力手段28はオン状
態を保っている。
は「ハイ」レベルを保つ。従って、アンプ23の出力は
「ロウ」レベルを保ち、アンプ23の出力を平滑回路27を
介して受けるＰチャンネルMOSFETの出力手段28はオン状
態を保っている。
ところで、導電性プレート21に人の手指が近づいたと
き、該導電性プレート21のレベルが「ハイ」から「ロ
ウ」に変化し、その結果、アンプ23の出力が「ロウ」か
ら「ハイ」に反転する。従って、ＰチャンネルMOSFETの
出力手段は28はオン状態からオフ状態に切換わる。これ
によって人の手指の近接を感知することができるもので
ある。
き、該導電性プレート21のレベルが「ハイ」から「ロ
ウ」に変化し、その結果、アンプ23の出力が「ロウ」か
ら「ハイ」に反転する。従って、ＰチャンネルMOSFETの
出力手段は28はオン状態からオフ状態に切換わる。これ
によって人の手指の近接を感知することができるもので
ある。
尚、この場合、ハイ入力インピーダンスのCMOSアンプ
23には、電灯線から50または60サイクルの交流成分が誘
導によって侵入する虞れがあるが、CMOSアンプ23の出力
側には平滑回路27があり、その交流成分を除去するの
で、ＰチャンネルMOSFETの出力手段28にその交流成分が
入り込むおそれがない。
23には、電灯線から50または60サイクルの交流成分が誘
導によって侵入する虞れがあるが、CMOSアンプ23の出力
側には平滑回路27があり、その交流成分を除去するの
で、ＰチャンネルMOSFETの出力手段28にその交流成分が
入り込むおそれがない。
そして、人の手指が導電性プレート21から離れると、
該導電性プレート21のレベルが再び「ハイ」に戻り、ア
ンプ23の出力が「ハイ」から「ロウ」に反転する。この
とき、コンデンサ25を速く放電して、ＰチャンネルMOSF
ETの出力手段28のゲートレベルをすみやかに「ロウ」レ
ベルにする役割をダイオード26が果す。
該導電性プレート21のレベルが再び「ハイ」に戻り、ア
ンプ23の出力が「ハイ」から「ロウ」に反転する。この
とき、コンデンサ25を速く放電して、ＰチャンネルMOSF
ETの出力手段28のゲートレベルをすみやかに「ロウ」レ
ベルにする役割をダイオード26が果す。
第５図は他の実施例を示し、導電性プレート31が通常
時は「ロウ」レベルを保ち、人の手指が近づくとレベル
がアップして「ハイ」レベルになる。
時は「ロウ」レベルを保ち、人の手指が近づくとレベル
がアップして「ハイ」レベルになる。
それとの関連で、抵抗32は導電性プレート31と電源端
子（Vcc）との間に接続されている。そして、抵抗34に
並列に接続されたダイオード36の極性は第４図に示した
場合と逆になっている。
子（Vcc）との間に接続されている。そして、抵抗34に
並列に接続されたダイオード36の極性は第４図に示した
場合と逆になっている。
それ以外の点では本回路は第４図の回路と全く同じで
ある。
ある。
動作について説明すると、通常時は導電性プレート31
は「ロウ」レベルを保ち、アンプ33の出力は「ハイ」レ
ベルを保つ。従って、ＰチャンネルMOSFETの出力手段38
はオフ状態を保つ。
は「ロウ」レベルを保ち、アンプ33の出力は「ハイ」レ
ベルを保つ。従って、ＰチャンネルMOSFETの出力手段38
はオフ状態を保つ。
人の手指が近接すると、導電性プレート31が「ロウ」
から「ハイ」にレベル変化し、アンプ33の出力が「ハ
イ」から「ロウ」にレベル変化する。その結果、Ｐチャ
ンネルMOSFETの出力手段38がオフ状態からオン状態に反
転する。
から「ハイ」にレベル変化し、アンプ33の出力が「ハ
イ」から「ロウ」にレベル変化する。その結果、Ｐチャ
ンネルMOSFETの出力手段38がオフ状態からオン状態に反
転する。
尚、50または60サイクルの交流成分が誘導により入り
込んでもそれを平滑回路37に吸収できることはいうまで
もない。
込んでもそれを平滑回路37に吸収できることはいうまで
もない。
また、近接していた手指が導電性プレート31から離れ
ると、それに伴って該導電性プレート31のレベルが「ハ
イ」から「ロウ」にレベル変化し、アンプ33の出力が
「ロウ」から「ハイ」にレベル変化するが、そのとき、
アンプ33の出力変化を速くＰチャンネルMOSFETの出力手
段38のゲートに伝達する役割をダイオード36が果す。
ると、それに伴って該導電性プレート31のレベルが「ハ
イ」から「ロウ」にレベル変化し、アンプ33の出力が
「ロウ」から「ハイ」にレベル変化するが、そのとき、
アンプ33の出力変化を速くＰチャンネルMOSFETの出力手
段38のゲートに伝達する役割をダイオード36が果す。
ダイオード36によって、平滑回路37の時定数を、コン
デンサ35が充電するときと、放電するときとで変化させ
ることができるものである。
デンサ35が充電するときと、放電するときとで変化させ
ることができるものである。
第７図と第８図は他の実施例を示し、図面はその一部
を示してあるが、他の省略した部分は第４図と第５図の
回路と同じである。
を示してあるが、他の省略した部分は第４図と第５図の
回路と同じである。
図面から解るとうり、入力部の抵抗40、41を可変式の
もので構成してある。
もので構成してある。
このように実施すると、導電性プレートと表装板との
距離が機種によって異なることになっても、この抵抗4
0、41の抵抗値を変えることによって、これに対応でき
るものである。実施例では一つの抵抗の抵抗値を変える
ようになっているが、複数の抵抗を用意してその切換え
を行うようにしても良い。
距離が機種によって異なることになっても、この抵抗4
0、41の抵抗値を変えることによって、これに対応でき
るものである。実施例では一つの抵抗の抵抗値を変える
ようになっているが、複数の抵抗を用意してその切換え
を行うようにしても良い。
また、上述した四つの回路は全てをCMOSアンプ23を非
反転のアンプに代えることができる。
反転のアンプに代えることができる。
第９図はさらに他の実施例を示し、商品選択用スイッ
チ50、50・・・のスイッチング回路用の電子部品51は、
自動販売機52の他の場所にまとめて設置されており、マ
イコン53に接続されている。
チ50、50・・・のスイッチング回路用の電子部品51は、
自動販売機52の他の場所にまとめて設置されており、マ
イコン53に接続されている。
このように実施すると、電子部品、及びその接続工賃
を大幅に節約することができる利点がある。
を大幅に節約することができる利点がある。
（発明の効果） この発明は以上のように構成したので、次のような作
用効果を奏し得る。
用効果を奏し得る。
自動販売機の表装板より可動部であるスイッチ釦やそ
の他の部品が露出することがないので、雨水の浸水対策
や可動部の凍結防止等を考える必要がない他、このこと
によって、従来必要とされた防水用シリコンカバーやパ
ッキング、インサート金具等を省略できることにより構
造が可及的に簡単になるので、大幅なコストダウンを図
ることができるものである。
の他の部品が露出することがないので、雨水の浸水対策
や可動部の凍結防止等を考える必要がない他、このこと
によって、従来必要とされた防水用シリコンカバーやパ
ッキング、インサート金具等を省略できることにより構
造が可及的に簡単になるので、大幅なコストダウンを図
ることができるものである。
このスイッチの構造を簡単にできることは、スイッチ
ング回路の導電性プレートを除いた電子部品を回路基
板、或は自動販売機の他の場所へまとめることによって
も図ることができ、配線は回路基板に印刷或はエッチン
グをすれば良い。このことは同時に多数のスイッチを一
つの回路基板上にまとめ、ハーネスを１個所のみから導
出できることを意味し、従来のように各スイッチ毎にハ
ーネスを取り出すものに較べて、ハーネス代、取付代を
節約できるものである。また、スイッチは誘導式近接ス
イッチとしたので、導電性プレートに手指を触れなくと
も、その前面に設けた表装板に触れるのみで、スイッチ
ング動作を行わせることができるものである。
ング回路の導電性プレートを除いた電子部品を回路基
板、或は自動販売機の他の場所へまとめることによって
も図ることができ、配線は回路基板に印刷或はエッチン
グをすれば良い。このことは同時に多数のスイッチを一
つの回路基板上にまとめ、ハーネスを１個所のみから導
出できることを意味し、従来のように各スイッチ毎にハ
ーネスを取り出すものに較べて、ハーネス代、取付代を
節約できるものである。また、スイッチは誘導式近接ス
イッチとしたので、導電性プレートに手指を触れなくと
も、その前面に設けた表装板に触れるのみで、スイッチ
ング動作を行わせることができるものである。
そして、このように構成した商品選択用スイッチを配
備した自動販売機は、従来のもののように押釦部材が露
出することがないので、デザイン上の制約がなくなり、
すっきりとした外観にすることができる。
備した自動販売機は、従来のもののように押釦部材が露
出することがないので、デザイン上の制約がなくなり、
すっきりとした外観にすることができる。
図面はこの発明の実施例を示し、第１図はこの発明を実
施した自動販売機の斜視図、第２図はこの発明に係る商
品選択用スイッチを一部欠載させて見た正面図、第３図
はこの商品選択用スイッチを表装板の裏側に取り付けた
状態の平面断面図、第４図は誘導式近接スイッチの回路
図、第５図は誘導式近接スイッチの他の実施例を示す回
路図、第６図はアンプ23のゲートの入力波形図、第７図
乃至第８図は誘導式近接スイッチの他の実施例を示す一
部回路図、第９図はスイッチング回路用の電子部品の他
の設置例を示す説明図である。 １……表装板、２……商品見本 ３……商品陳列窓、６……シールドケース ７……回路基板、８……表示手段 ９、10……発光ダイオード 11……リフレクターケース 12……表示シート 13……導電性プレート 14、51……電子部品 16、50……商品選択用スイッチ 21、31……導電性プレート 22、32……抵抗 23、33……アンプ 27、37……平滑回路 28、38……出力手段Ｐ（チャンネルMOSFET） 40、41……可変式抵抗
施した自動販売機の斜視図、第２図はこの発明に係る商
品選択用スイッチを一部欠載させて見た正面図、第３図
はこの商品選択用スイッチを表装板の裏側に取り付けた
状態の平面断面図、第４図は誘導式近接スイッチの回路
図、第５図は誘導式近接スイッチの他の実施例を示す回
路図、第６図はアンプ23のゲートの入力波形図、第７図
乃至第８図は誘導式近接スイッチの他の実施例を示す一
部回路図、第９図はスイッチング回路用の電子部品の他
の設置例を示す説明図である。 １……表装板、２……商品見本 ３……商品陳列窓、６……シールドケース ７……回路基板、８……表示手段 ９、10……発光ダイオード 11……リフレクターケース 12……表示シート 13……導電性プレート 14、51……電子部品 16、50……商品選択用スイッチ 21、31……導電性プレート 22、32……抵抗 23、33……アンプ 27、37……平滑回路 28、38……出力手段Ｐ（チャンネルMOSFET） 40、41……可変式抵抗
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G07F 9/00 - 9/02 H03K 17/74 - 17/98 H01H 36/00 - 36/02
Claims (4)
- 【請求項１】自動販売機の表装板の裏側に水平方向に配
置された所定の長さの回路基板と、 水平方向に並べられた複数の商品見本に対応させて前記
回路基板上に設けられた複数の対の発光ダイオードと、 前記複数の対の発光ダイオードを囲むように前記回路基
板上に設けられ、前記複数の対の発光ダイオードから出
射される光を反射する複数のリフレクターケースと、 前記複数のリフレクターケースと前記表装板の間に配置
され、前記複数の対の発光ダイオードから選択的に出射
される光を透過させて前記複数の商品見本の販売中と売
切れを表示する表示シートと、 前記回路基板上に前記複数の商品見本に対応させて設け
られた複数の導電性プレートと、 前記複数の導電性プレートから離れた所定の１つの位置
に設けられ、人の手指の接近に基づく前記導電性プレー
トの電圧変位を前記回路基板を介して入力することによ
ってスイッチング動作を行う複数のスイッチング回路を
構成する一群の電子部品を備えていることを特徴とする
自動販売機の商品選択用スイッチ。 - 【請求項２】前記表示シートは、前記表装板の裏側に貼
着されている構成の請求項１記載の自動販売機の商品選
択用スイッチ。 - 【請求項３】前記一群の電子部品は、前記所定の位置と
して前記回路基板上に設けられる構成の請求項１記載の
自動販売機の商品選択用スイッチ。 - 【請求項４】前記一群の電子部品は、前記所定の位置と
して前記回路基板以外の場所に設けられる構成の請求項
１記載の自動販売機の商品選択用スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2182995A JP3039964B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 自動販売機の商品選択用スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2182995A JP3039964B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 自動販売機の商品選択用スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0469792A JPH0469792A (ja) | 1992-03-04 |
| JP3039964B2 true JP3039964B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=16127917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2182995A Expired - Lifetime JP3039964B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 自動販売機の商品選択用スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3039964B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP2182995A patent/JP3039964B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0469792A (ja) | 1992-03-04 |
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