JP2536678B2 - 光学活性キノリンカルボン酸誘導体 - Google Patents
光学活性キノリンカルボン酸誘導体Info
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- JP2536678B2 JP2536678B2 JP2208364A JP20836490A JP2536678B2 JP 2536678 B2 JP2536678 B2 JP 2536678B2 JP 2208364 A JP2208364 A JP 2208364A JP 20836490 A JP20836490 A JP 20836490A JP 2536678 B2 JP2536678 B2 JP 2536678B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗菌作用を有し、各種感染症の治療剤とし
て有用な光学活性キノリンカルボン酸誘導体に関する。
更に詳しくは、本発明は、次の一般式〔I〕で表される
光学活性キノリンカルボン酸誘導体及びその薬理学的に
許容される塩に関する。
て有用な光学活性キノリンカルボン酸誘導体に関する。
更に詳しくは、本発明は、次の一般式〔I〕で表される
光学活性キノリンカルボン酸誘導体及びその薬理学的に
許容される塩に関する。
式中、R1は、低級アルキル、R2は、水素、低級アルキ
ル又は(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン
−4−イル)メチル、R3は、水素又は低級アルキルを表
す。
ル又は(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン
−4−イル)メチル、R3は、水素又は低級アルキルを表
す。
現在、グラム陰性菌による感染症の治療剤としての合
成抗菌剤としては、ナリジキシ酸、ピロミド酸、ピペミ
ド酸、エノキサシン、オフロキサシン等が広く用いられ
ている。しかし、これらは近年増加しつつあり、しかも
難治性疾患である慢性緑膿菌感染症やグラム陽性菌感染
症の治療に対しては満足すべきものではない。この問題
を解決するために各種化合物が合成され、多数の特許出
願がなされている。
成抗菌剤としては、ナリジキシ酸、ピロミド酸、ピペミ
ド酸、エノキサシン、オフロキサシン等が広く用いられ
ている。しかし、これらは近年増加しつつあり、しかも
難治性疾患である慢性緑膿菌感染症やグラム陽性菌感染
症の治療に対しては満足すべきものではない。この問題
を解決するために各種化合物が合成され、多数の特許出
願がなされている。
本発明者らも種々の化合物を合成し、優れた抗菌作用
を有するキノリンカルボン酸を見出し、既に特許出願し
た(特願昭62−281550号、特開平1−294680号他)。
を有するキノリンカルボン酸を見出し、既に特許出願し
た(特願昭62−281550号、特開平1−294680号他)。
かかる特許公報に開示されている化合物のうち、1位
が置換されている化合物は、その構造において1位が不
斉炭素であり、通常の製法ではラセミ体((±)体、比
施光度[α]D0゜)として得られている。
が置換されている化合物は、その構造において1位が不
斉炭素であり、通常の製法ではラセミ体((±)体、比
施光度[α]D0゜)として得られている。
本発明の目的は、既存の抗菌剤よりさらに優れた薬理
作用を有し、かつ低毒性の合成抗菌剤を提供する事にあ
る。
作用を有し、かつ低毒性の合成抗菌剤を提供する事にあ
る。
本発明の要旨は、一般式〔I〕で表される化合物の構
造そのものにある。
造そのものにある。
本発明にかかる光学活性体は、文献未記載の新規化合
物であるとともに、後述するように、既存の(±)体に
比べ、はるかに優れた抗菌活性を有し、かつ毒性が非常
に低いものである。
物であるとともに、後述するように、既存の(±)体に
比べ、はるかに優れた抗菌活性を有し、かつ毒性が非常
に低いものである。
一般式〔I〕におけるアルキルとしては直鎖又は分枝
状の炭素数1〜4のものが好ましく、例えば、メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、sec−等を挙げることができる。
状の炭素数1〜4のものが好ましく、例えば、メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、sec−等を挙げることができる。
本発明化合物は、前記の特許公報に記載した方法によ
り製造したラセミ体を公知の方法により光学分割して得
ることができる。例えば、分別結晶化法、クロマトグラ
フィー等による物理的分離法またはそれらの組合せによ
り二種の光学活性体に分割することができる。
り製造したラセミ体を公知の方法により光学分割して得
ることができる。例えば、分別結晶化法、クロマトグラ
フィー等による物理的分離法またはそれらの組合せによ
り二種の光学活性体に分割することができる。
本発明化合物を医薬として投与する場合、本発明化合
物は、そのまま又は医薬的に許容される無毒性かつ不活
性の担体中に、例えば、0.1〜99.5%、好ましくは0.5〜
90%含有する医薬組成物として、人を含む動物に投与さ
れる。
物は、そのまま又は医薬的に許容される無毒性かつ不活
性の担体中に、例えば、0.1〜99.5%、好ましくは0.5〜
90%含有する医薬組成物として、人を含む動物に投与さ
れる。
担体としては、固形、半固形、又は液状の希釈剤、充
填剤、及びその他の処方用の助剤一種以上が用いられ
る。医薬組成物は、投与単位形態で投与することが望ま
しい。本発明医薬組成物は、経口投与、組織内投与、局
所投与(経皮投与等)又は経直腸的に投与することがで
きる。これらの投与方法に適した剤型で投与されるのは
もちろんである。例えば、経口投与が特に好ましい。
填剤、及びその他の処方用の助剤一種以上が用いられ
る。医薬組成物は、投与単位形態で投与することが望ま
しい。本発明医薬組成物は、経口投与、組織内投与、局
所投与(経皮投与等)又は経直腸的に投与することがで
きる。これらの投与方法に適した剤型で投与されるのは
もちろんである。例えば、経口投与が特に好ましい。
感染症治療剤としての用量は、年齢、体重等の患者の
状態、投与経路、病気の性質と程度等を考慮した上で調
整することが望ましいが、通常は、成人に対して本発明
の有効成分量として、1日あたり、経口投与の場合、50
〜1000mg/ヒトの範囲、好ましくは100〜300mg/ヒトの範
囲が一般的である。場合によっては、これ以下で足りる
しまた逆にこれ以上の用量を必要とすることもある。ま
た1日2〜3回に分割して投与することが望ましい。
状態、投与経路、病気の性質と程度等を考慮した上で調
整することが望ましいが、通常は、成人に対して本発明
の有効成分量として、1日あたり、経口投与の場合、50
〜1000mg/ヒトの範囲、好ましくは100〜300mg/ヒトの範
囲が一般的である。場合によっては、これ以下で足りる
しまた逆にこれ以上の用量を必要とすることもある。ま
た1日2〜3回に分割して投与することが望ましい。
以下に、実施例および試験例を掲げて本発明を更に詳
しく説明する。
しく説明する。
実施例1 S−(−)−6−フルオロ−1−メチル−7−(4−
メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−[1,
3]チアゼト[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチル−1−
ピペラジニル)−4−オキソ−4H−[1,3]チアゼト
[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸のラセミ体132.7
mgをメタンスルホン酸の水溶液に溶解し、高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)を行い、分取した。
メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−[1,
3]チアゼト[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチル−1−
ピペラジニル)−4−オキソ−4H−[1,3]チアゼト
[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸のラセミ体132.7
mgをメタンスルホン酸の水溶液に溶解し、高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)を行い、分取した。
HPLCの条件は、次の通りである。
カラム;YMC SH363−5 120AAM ODS 3×250mm 移動相;水:メタノール=4:1に硫酸銅(5水和物)3mM
とL−フェニルアラニン6mMを含有 流 速;14.0ml/分 検 出;UV350nm 以上の様な操作を繰り返し、はじめに溶出した分画を
合わせ、減圧濃縮し、重曹の水溶液を加え、弱アルカリ
性とした。そして、沈澱を濾取し、重曹の水溶液で洗浄
した。さらにメタノール、クロロホルム:メタノール
(5:1)の混合溶媒の順で抽出した。この抽出液を先の
洗浄液と混ぜ、水層は、クロロホルム:メタノール=5:
1の混合溶媒で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗った。
水層は、同混合溶媒で抽出した。抽出液は硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。次いで、残渣に5%塩酸を
加え、生じた沈澱を5%塩酸、エタノール、エーテルの
順で洗浄し、減圧乾燥した。そして、重曹水溶液に加
え、クロロホルム:メタノール=5:1の混合溶媒で抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗い、硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧で留去した。最後に、残渣をエタノー
ルより再結晶して81.4mgの結晶を得た。
とL−フェニルアラニン6mMを含有 流 速;14.0ml/分 検 出;UV350nm 以上の様な操作を繰り返し、はじめに溶出した分画を
合わせ、減圧濃縮し、重曹の水溶液を加え、弱アルカリ
性とした。そして、沈澱を濾取し、重曹の水溶液で洗浄
した。さらにメタノール、クロロホルム:メタノール
(5:1)の混合溶媒の順で抽出した。この抽出液を先の
洗浄液と混ぜ、水層は、クロロホルム:メタノール=5:
1の混合溶媒で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗った。
水層は、同混合溶媒で抽出した。抽出液は硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。次いで、残渣に5%塩酸を
加え、生じた沈澱を5%塩酸、エタノール、エーテルの
順で洗浄し、減圧乾燥した。そして、重曹水溶液に加
え、クロロホルム:メタノール=5:1の混合溶媒で抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗い、硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧で留去した。最後に、残渣をエタノー
ルより再結晶して81.4mgの結晶を得た。
このもののは、S−(−)体であることがX線解析よ
りわかった。
りわかった。
後に溶出した分画についても同様の後処理をしてR−
(+)体を得た。
(+)体を得た。
HPLCでの保持時間及びその他の物理化学的性状は次の
通りである。
通りである。
HPLCの条件: カラム:YMC AM302 S−5 120A ODS 4.6×150mm 移動相:分取と同じ 流 速:1.0ml/分 検 出:350nm R−(+)体:保持時間 6.81分 融点234〜235℃(分解) ▲[α]23 D▼ 168.78(c=0.801クロロホルム:メタ
ノール=5:1) S−(−)体:保持時間 5.51分 融点234〜235℃ ▲[α]23 D▼−171.76(c=0.765クロロホルム:メタ
ノール=5:1) 実施例2 S−(−)−6−フルオロ−1−メチル−4−(1−ピ
ペラジニル)−4−オキソ−4H−[1,3]チアゼト[3,2
−a]キノリン−3−カルボン酸 同様にして、6−フルオロ−1−メチル−7−(1−
ピペラジニル)−4−オキソ−4H−[1,3]チアゼト
[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸のラセミ体よ
り、二種の光学活性体を得た。
ノール=5:1) S−(−)体:保持時間 5.51分 融点234〜235℃ ▲[α]23 D▼−171.76(c=0.765クロロホルム:メタ
ノール=5:1) 実施例2 S−(−)−6−フルオロ−1−メチル−4−(1−ピ
ペラジニル)−4−オキソ−4H−[1,3]チアゼト[3,2
−a]キノリン−3−カルボン酸 同様にして、6−フルオロ−1−メチル−7−(1−
ピペラジニル)−4−オキソ−4H−[1,3]チアゼト
[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸のラセミ体よ
り、二種の光学活性体を得た。
R−(+)体:融点300℃ ▲[α]23 D▼ 125.81(c=1.011DMF) S−(−)体:融点280〜285℃ ▲[α]23 D▼−119.20(c=1.005DMF) 実施例3 S−(−)−6−フルオロ−1−メチル−7−[4−
(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−
イル)メチル−1−ピペラジニル]−4−オキソ−4H−
[1,3]チアゼト[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸 6−フルオロ−1−メチル−7−[4(5−メチル−
2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル−
1−ピペラジニル]−4−オキソ−4H−[1,3]チアゼ
ト[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸のラセミ体よ
り、同様にして二種の光学活性体を得た。
(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−
イル)メチル−1−ピペラジニル]−4−オキソ−4H−
[1,3]チアゼト[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸 6−フルオロ−1−メチル−7−[4(5−メチル−
2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル−
1−ピペラジニル]−4−オキソ−4H−[1,3]チアゼ
ト[3,2−a]キノリン−3−カルボン酸のラセミ体よ
り、同様にして二種の光学活性体を得た。
R−(+)体:融点140℃ ▲[α]23 D▼ 86.85(c=1.004DMF) S−(−)体:融点139〜141℃ ▲[α]23 D▼−90.81(c=1.013DMF) 試験例 以下に本発明化合物の代表例についてその有用性を示
す薬理試験の結果を示す。
す薬理試験の結果を示す。
試験方法 1.最小発育阻止濃度(MIC)測定 試験法:日本化学療法学会標準法(日本化学療法学会誌
29(1)76−79(1981)参照)に準じて寒天平板希釈法
でMICを測定した。即ち、感受性測定用ブイヨンを用
い、37℃で18時間培養した菌液を同培地で106CFU/mlに
希釈した。これをミクロプランターで薬剤含有感受性測
定用寒天培地に接種し、37℃で18時間培養した後、MIC
を測定した。比較対照薬物としてラセミ体を用いた。結
果を表1に示す。本発明化合物のS−(−)体は、緑膿
菌をはじめ、グラム陽性菌、グラム陰性菌に対して極め
て強力な抗菌活性を示した。
29(1)76−79(1981)参照)に準じて寒天平板希釈法
でMICを測定した。即ち、感受性測定用ブイヨンを用
い、37℃で18時間培養した菌液を同培地で106CFU/mlに
希釈した。これをミクロプランターで薬剤含有感受性測
定用寒天培地に接種し、37℃で18時間培養した後、MIC
を測定した。比較対照薬物としてラセミ体を用いた。結
果を表1に示す。本発明化合物のS−(−)体は、緑膿
菌をはじめ、グラム陽性菌、グラム陰性菌に対して極め
て強力な抗菌活性を示した。
なお、実施例3の化合物は、プロドラッグであり、生
体内で活性本体に代謝されてはじめて活性を示すために
in vitroでの活性は、測定していない。
体内で活性本体に代謝されてはじめて活性を示すために
in vitroでの活性は、測定していない。
2.マウス感染に対する治療効果 試験法:大腸菌(E.coli KC−14)、緑膿菌(P.aerugin
osa E−2)を、5%ムチンに懸濁して、その0.5mlをdd
Y系雄性マウス(体重20g、4週令、1群10匹)の腹腔内
に接種した。接種菌量は、大腸菌は5.1×104CFU/マウ
ス、緑膿菌は7.5×104CFU/マウスである。薬物は、菌接
種の2時間後に1回経口投与し、1週間後の生存率より
ED50をプロビット(Probit)法により求めた。比較対照
薬物としてラセミ体を用いた。結果を表2に示す。
osa E−2)を、5%ムチンに懸濁して、その0.5mlをdd
Y系雄性マウス(体重20g、4週令、1群10匹)の腹腔内
に接種した。接種菌量は、大腸菌は5.1×104CFU/マウ
ス、緑膿菌は7.5×104CFU/マウスである。薬物は、菌接
種の2時間後に1回経口投与し、1週間後の生存率より
ED50をプロビット(Probit)法により求めた。比較対照
薬物としてラセミ体を用いた。結果を表2に示す。
本発明化合物は、マウス感染症に対して強力な治療効
果を示した。
果を示した。
〔発明の効果〕 上記の結果からも明らかなように、本発明化合物は、
緑膿菌は云うに及ばず、グラム陽性菌、グラム陰性菌の
いずれにも既存の抗菌剤と比べてはるかに少ない用量で
優れた抗菌作用を示し、感染症の治療に対しても高い有
効性を示した。また、毒性も非常に低い。
緑膿菌は云うに及ばず、グラム陽性菌、グラム陰性菌の
いずれにも既存の抗菌剤と比べてはるかに少ない用量で
優れた抗菌作用を示し、感染症の治療に対しても高い有
効性を示した。また、毒性も非常に低い。
本発明化合物は、既存の医薬品にはない優れた作用を
有し、毒性が低い。従って、全身感染症、又は尿路感染
症若しくは胆道感染症のような局所感染症の治療剤とし
てヒトを含む哺乳動物において安全に用いることができ
る。
有し、毒性が低い。従って、全身感染症、又は尿路感染
症若しくは胆道感染症のような局所感染症の治療剤とし
てヒトを含む哺乳動物において安全に用いることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 真人 京都府京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14 番地 日本新薬株式会社内 審査官 鶴見 秀紀
Claims (1)
- 【請求項1】次の一般式〔I〕で表される光学活性キノ
リンカルボン酸誘導体及びその薬理学的に許容される
塩。 式中、R1は、低級アルキル、R2は、水素、低級アルキル
又は(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−
4−イル)メチル、R3は、水素又は低級アルキルを表
す。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-300590 | 1989-11-17 | ||
JP30059089 | 1989-11-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03218383A JPH03218383A (ja) | 1991-09-25 |
JP2536678B2 true JP2536678B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17886676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2208364A Expired - Lifetime JP2536678B2 (ja) | 1989-11-17 | 1990-08-06 | 光学活性キノリンカルボン酸誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536678B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996000217A1 (fr) * | 1994-06-27 | 1996-01-04 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | Derive d'acide quinoline-carboxylique optiquement actif et son procede de production |
CN101550142B (zh) * | 2008-04-03 | 2011-04-27 | 广州市医药工业研究所 | 尤利沙星光学异构体的制备方法 |
CN101550153B (zh) * | 2008-04-03 | 2012-07-18 | 广州市医药工业研究所 | 用于抗感染的含氟光学活性化合物 |
WO2011031745A1 (en) | 2009-09-09 | 2011-03-17 | Achaogen, Inc. | Antibacterial fluoroquinolone analogs |
CN102584859B (zh) * | 2011-12-31 | 2014-08-20 | 广州医药工业研究院 | 乳酸左旋尤利沙星晶体及其制备方法和用途 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01230585A (ja) * | 1987-09-22 | 1989-09-14 | Nippon Shinyaku Co Ltd | チアゼチジン誘導体 |
-
1990
- 1990-08-06 JP JP2208364A patent/JP2536678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01230585A (ja) * | 1987-09-22 | 1989-09-14 | Nippon Shinyaku Co Ltd | チアゼチジン誘導体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03218383A (ja) | 1991-09-25 |
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