JP2536375B2 - 止水シ―トの接合方法 - Google Patents

止水シ―トの接合方法

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JP2536375B2
JP2536375B2 JP4337131A JP33713192A JP2536375B2 JP 2536375 B2 JP2536375 B2 JP 2536375B2 JP 4337131 A JP4337131 A JP 4337131A JP 33713192 A JP33713192 A JP 33713192A JP 2536375 B2 JP2536375 B2 JP 2536375B2
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water
super absorbent
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sheet
absorbent fiber
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裕 阿部
道夫 土弘
吾郎 坂井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超吸水性繊維の特性を
利用した、水漏れのない、止水シート接合部の接合方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、止水シートの接合方法としては、
次の方法が採られている。
【0003】止め金具を使用する。シート端部を縫
合する。接着剤で貼り合わせる。
【0004】また、接合部の漏水対策としては、次の方
法が採られている。
【0005】シート端部の重ね合わせ部分を長くす
る。ベントナイトなどを継ぎ目に散布し、シールす
る。
【0006】しかしながら、においては、金具とシ
ートの隙間や縫合糸の部分から漏水を起こし易く、に
おいても、完全な接着は困難であり、漏水の可能性が大
きい。
【0007】このため、止水シートそのものの止水機能
が高くても、接合部での信頼性が低いことが問題となっ
ている。また、漏水対策としてのは、いずれも完全
な止水は期待できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、簡便で、かつ完全に止水される、止水シート接合部
の接合方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、二枚の止水
シートの端部を超吸水性繊維シートを挟んで重ね合わせ
て止水シートの接合部を形成する方法。 二枚の止水シートの端部を重ね合わせ、超吸水性繊維
を含む止め具で止着して止水シートの接合部を形成する
方法。 二枚の止水シートの端部を重ね合わせ、超吸水性繊維
製縫合糸で縫合して止水シートの接合部を形成する方
法。 二枚の止水シートの端部を重ね合わせ、上面の止水シ
ートの端部を覆うように超吸水性繊維シートを敷設して
接合部より漏水を防止する方法。 の四つの方法のうち一つ以上を行うによって、止水シー
ト接合部の止水を完全にするものである。
【0010】上記四つの方法は単独で行ってもよいが、
止水性をより高めるために、二つ以上の方法を併用する
ことが好ましい。例えば、と、と、と、
とというように。
【0011】本発明で使用される超吸水性繊維は、例え
ばアクリロニトリル系重合体をアルカリ金属水酸化物水
溶液と反応させて得られるアクリル酸塩単位とアクリル
アミド単位とを有する繊維、ポリ酢酸ビニルとアクリル
酸エステルとの共重合体を加水分解して得られるビニル
アルコールとアクリル酸塩との共重合体繊維、セルロー
ス繊維にアクリル酸をグラフト重合した繊維等の、清水
を吸収して、例えば数十倍〜数千倍に膨潤する性質を有
する繊維である。これらの超吸水性繊維は、例えばエチ
レングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールジメタクリレート、N,N’−メチレンビスアクリ
ルアミド、ジビニルエーテル等の架橋性単量体を共重合
することにより、あるいは繊維を適当な架橋剤、放射線
等により架橋することにより、架橋構造が導入されたも
のであってもよい。また超吸水性繊維は、繊維全体が超
吸水性を有する単層繊維でも、繊維の外層のみが超吸水
性を有する複層繊維でもよい。超吸水性繊維の市販品に
は、例えばランシール−F(東洋紡社製 登録商標)が
ある。
【0012】これらの超吸水性繊維は、そのイオン構造
に起因して、清水を吸収して高度に膨潤するが、塩水や
アルカリ水溶液により収縮する性質を有するものであ
り、本発明は、このような超吸水性繊維の膨潤特性を活
用するものである。
【0013】超吸水性繊維は、の方法においては、織
布、不織布、編物等のシートとして二枚の止水シートの
重ね合わせ部分に挟まれており、吸水して止水シートに
接着するが、この接着力が不足すると思われる時は予め
接着しておくことが望ましい。
【0014】このシートは、超吸水性繊維のみから作製
することができるが、他の繊維(例えば各種天然繊維、
合成繊維等)と混紡して作製することもでき、また、超
吸水性繊維からなるシートと他の繊維からなるシートや
その他の透水性材料とを積層して作製することもでき
る。
【0015】の方法で使用される、超吸水性繊維を含
む止め具は成形可能な合成樹脂にできるだけ多量の超吸
水性繊維を混合して、一般的な方法で成形される。
【0016】の方法で使用される、超吸水性繊維製縫
合糸は超吸水性繊維を紡績、製糸して製造される。この
超吸水性繊維製縫合糸は超吸水性繊維単独であってもよ
く、他の繊維との混紡糸であってもよい。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明を具体的に
説明する。
【0018】の方法においては、二枚の止水シートの
端部が重ね合わされ、この重ね合わせ部分に超吸水性繊
維シートが挟持される。この超吸水性繊維シートは重ね
合わせ部分全面にわたって挟持されることが好ましい。
(図1) の方法においては、二枚の止水シートの端部が重ね合
わされ、この重ね合わせ部分を超吸水性繊維を含む止め
具で固着する。この止め具は重ね合わせ部分全面にわた
って多数施されるされることが好ましい。(図2) さらに、重ね合わせ部分全面にわたって超吸水性繊維シ
ートを挟持させておくことが好ましい。
【0019】の方法においては、二枚の止水シートの
端部が重ね合わされ、この重ね合わせ部分を超吸水性繊
維製縫合糸で縫合する。この縫合は重ね合わせ部分全面
にわたって多数施されるされることが好ましい。(図
3) さらに、重ね合わせ部分全面にわたって超吸水性繊維シ
ートを挟持させておくことが好ましい。
【0020】の方法においては、二枚の止水シートの
端部が重ね合わされ、この端部の露出部分を超吸水性繊
維シートで覆い隠す。この覆いは露出端部全長にわたる
ことが必要である。露出端部の形状によって、一枚の超
吸水性繊維シートで覆い隠すことのできる場合もある
が、通常は複数枚の超吸水性繊維シートを使用する。
(図4)
【0021】
【発明の効果】本発明は超吸水性繊維の特性により、止
水シート接合部の止水を完全に行うものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超吸水性繊維シートを挟持させる方法
の縦断面図である。
【図2】本発明の超吸水性繊維を含む止め具で固着する
方法の縦断面図である。
【図3】本発明の超吸水性繊維製縫合糸で縫合する方法
の縦断面図である。
【図4】本発明の超吸水性繊維シートで覆う方法の縦断
面図である。
【符号の説明】
1・・・止水シート、2・・・超吸水性繊維シート、3
・・・超吸水性繊維を含む止め具、4・・・超吸水性繊
維製縫合糸、5・・・超吸水性繊維シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−146315(JP,A) 特開 平6−86965(JP,A) 特公 平7−33651(JP,B2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の止水シートの端部を超吸水性繊維
    シートを挟んで重ね合わせることを特徴とする止水シー
    トの接合方法
  2. 【請求項2】 二枚の止水シートの端部を重ね合わせ、
    超吸水性繊維を含む止め具で止着することを特徴とする
    止水シートの接合方法
  3. 【請求項3】 二枚の止水シートの端部を重ね合わせ、
    超吸水性繊維製縫合糸で縫合することを特徴とする止水
    シートの接合方法
  4. 【請求項4】 二枚の止水シートの端部を重ね合わせ、
    上面の止水シートの端部を覆うように超吸水性繊維シー
    トを敷設することを特徴とする止水シートの接合方法
JP4337131A 1992-12-17 1992-12-17 止水シ―トの接合方法 Expired - Fee Related JP2536375B2 (ja)

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