JP2535717Y2 - ケーブル接続部 - Google Patents

ケーブル接続部

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JP2535717Y2
JP2535717Y2 JP1987178713U JP17871387U JP2535717Y2 JP 2535717 Y2 JP2535717 Y2 JP 2535717Y2 JP 1987178713 U JP1987178713 U JP 1987178713U JP 17871387 U JP17871387 U JP 17871387U JP 2535717 Y2 JP2535717 Y2 JP 2535717Y2
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JP
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cable
conductor
plug
bushing
cable terminal
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信男 正木
哲雄 吉田
英雄 吉川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ケーブル接続部の改良に係り、特にケーブ
ル端末の導体先端部をブッシング本体に固着し得るケー
ブル接続部に関する。
(従来の技術) 近年、用地の縮小化、送電の信頼度向上の見地からGI
S(Gas Insulated Switch gear)機器が多用されてい
る。このため、連絡用ケーブルの両端がブッシングを介
してGIS機器に接続されているものや、第4図に示すよ
うに連絡用ケーブル1の一端がブッシング2を介してGI
S機器3に、他端がブッシング2を介してトランス4に
それぞれ直結されているような機器直結型ケーブル線路
が多くなってきている。
ところで、上記の機器直結型ケーブル線路において
は、ブッシング2と連絡用ケーブル1との接続は第5図
に示すようにして行われている。すなわち、同図におい
て、まず上下両端部にケーブル端末受容孔5、6を有
し、中央部内周に露呈する如く埋設させた筒状の接続導
体7を備えるブッシング本体8が、機器ケース9の側壁
10に一方のケーブル端末受容孔5を下方に向けて気密に
取着されている。なお、接続導体7の中央部外周には導
体引出棒11がブッシング本体8の軸線と直交し、かつそ
の先端部のみ露出する如くして突設されている。
しかして、ケーブル絶縁体12外周にストレスコーン13
や圧縮装置14を内蔵する保護管15を挿着したケーブル端
末16をブッシング本体8の下方側のケーブル端末受容孔
5に挿入し、ケーブル導体17の先端部に装着したプラグ
18をブッシング本体8の接続導体7にプラグイン接続す
る。
図中、符号19はブッシング本体8の上方側のケーブル
端末受容孔6に装着された盲栓を示している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のケーブル接続部にお
いては、ケーブル導体の先端部に装着したプラグ18が、
ブッシング本体の接続導体7内に密嵌されているに過ぎ
ないので、ケーブル端末16を第4図に示すように連絡用
ケーブル1を垂直に立ち上げて布設すると、ケーブル端
末16がブッシング本体8から抜け落ちる懸念がある。
このため従来は、ケーブルクリート(図示せず)によ
ってケーブル端末16を引留めているが、クリートの引留
めのみに頼ることは安全上、不安である。
そこで本考案は、このような難点を解消しようとする
もので、プラグイン方式の導体接続部を有するケーブル
接続部において、ケーブル導体をブッシング本体の接続
導体に引留め得るケーブル接続部を提供することを目的
とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のケーブル接続部は、上下端部にケーブル端末
受容孔を有し、中央部内周に露呈するごとく埋設させた
筒状の接続導体を備えるブッシングの前記下方側のケー
ブル端末受容孔にケーブル端末を挿着し、ケーブル端末
の導体先端部に挿着したプラグを前記接続導体内に密嵌
させて成るケーブル接続部において、前記接続導体の内
周に環状凹溝を周設し、この環状凹溝に止め輪を嵌着さ
せるとともに、この止め輪で係止させる引留金具に前記
プラグを着脱自在に固着して成ることを特徴としてい
る。
(作用) 本考案のケーブル接続部においては、ケーブル導体の
先端部が連結金具を介してブッシング本体の接続導体に
固着されているので、ケーブルを垂直に立ち上げ布設し
てもケーブルが下方に抜け落ちる懸念がなくなる。
(実施例) 以下本考案を、図面に示す一実施例について説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例におけるケーブル接続部
の要部を拡大して示す縦断面図で、第5図と共通する部
分には同一符号を付してある。
第1図において、上下端部にケーブル端末受容孔5、
6を有し、中央部内周に露呈する如く埋設させた筒状の
接続導体7を備えるブッシング本体8の下方側のケーブ
ル端末受容孔5に、ケーブル絶縁体12外周にストレスコ
ーンや圧縮装置を内蔵する保護管を挿着したケーブル端
末(図示せず)を挿入し、ケーブル導体17の先端部に装
着したプラグ18を接続導体7内にプラグイン接続する点
は従来のケーブル接続部と同一である。
本考案においては、以下の如くしてプラグ18が接続導
体7に固着されている。
すなわち、接続導体7の中央部内周には環状の凹溝が
形成されており、この凹溝内に第2図に示すような略C
字状の止め輪20が嵌着されている。
第3図は中央部に、たとえば2個のボルト挿通孔21、
21およびボルト挿通孔間に覗き孔22を有する板体の両端
部を上方に折曲し、さらにその上端部をそれぞれ外方に
向かって水平に折曲してなる字状の引留金具24を示し
ている。
しかして、この引留金具24をブッシング本体8の上方
側のケーブル端末受容孔6から凹陥部25を下側に向けて
落し込むと、凹陥部25が止め輪20より下方に突出しフラ
ンジ26、26が止め輪20の上面に係止する。
しかして、上方側のケーブル端末受容孔6から2個の
連結ボルト27、27を引留金具24のボルト挿通孔21、21に
通し、それぞれの先端部を予めプラグ18頭部に形成され
たタップ28、28に螺着すれば、プラグ18が引留金具24を
介して接続導体7に固定されることになる。
なお、図中29は接続導体7の内周に形成された環状の
凹溝に嵌着された径方向に伸縮する接続子、30はケーブ
ル導体17のブッシング本体に引留金具24の覗き孔22側か
ら打設されたクサビ、31はストッパ、32はスペーサ33を
介してシールしたシール体、34はケーブル外部半導電層
をそれぞれ示している。
このように構成されたケーブル接続部においては、ケ
ーブル導体に固着されたプラグが引留金具を介してブッ
シング本体の接続導体に固着されているので、ケーブル
を立ち上げ布設してもケーブルがブッシングより抜け落
ちる懸念がなくなる。
なお、本考案においては、連結ボルトをプラグから離
脱すれば、ケーブル端末の解体も容易に行うことができ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のケーブル接続部によれ
ば、プラグイン導体の接続部において、ケーブル導体を
ブッシングに固着しているので、ケーブルを垂直に立ち
上げ布設してもケーブルがブッシングから抜け落ち懸念
がなくなり、ひいてはケーブル接続部の安全性をより向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案のケーブル接続部の一実施例の要部を拡
大して示す縦断面図、第2図は止め輪の平面図、第3図
は、引留金具の斜視図、第4図は機器直結型ケーブル線
路の説明図、第5図は従来のケーブル接続部の縦断面図
である。 1……連絡用ケーブル 2……ブッシング 5、6……ケーブル端末受容孔 7……接続導体 8……ブッシング本体 9……機器ケース 16……ケーブル端末 17……ケーブル導体 18……プラグ 20……止め輪 24……引留金具
フロントページの続き (72)考案者 吉川 英雄 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線電纜株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−121911(JP,A) 実開 昭57−177330(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下端部にケーブル端末受容孔を有し、中
    央部内周に露呈するごとく埋設させた筒状の接続導体を
    備えるブッシングの前記下方側のケーブル端末受容孔に
    ケーブル端末を挿着し、ケーブル端末の導体先端部に挿
    着したプラグを前記接続導体内に密嵌させて成るケーブ
    ル接続部において、前記接続導体の内周に環状凹溝を周
    設し、この環状凹溝に止め輪を嵌着させるとともに、こ
    の止め輪で係止させる引留金具に前記プラグを着脱自在
    に固着して成ることを特徴とするケーブル接続部。
JP1987178713U 1987-11-24 1987-11-24 ケーブル接続部 Expired - Lifetime JP2535717Y2 (ja)

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JPH0182625U JPH0182625U (ja) 1989-06-01
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JP2551425Y2 (ja) * 1989-09-28 1997-10-22 昭和電線電纜株式会社 ケーブル終端接続装置

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