JP2535552Y2 - 電子レンジの出力切換装置 - Google Patents

電子レンジの出力切換装置

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JP2535552Y2
JP2535552Y2 JP1990073574U JP7357490U JP2535552Y2 JP 2535552 Y2 JP2535552 Y2 JP 2535552Y2 JP 1990073574 U JP1990073574 U JP 1990073574U JP 7357490 U JP7357490 U JP 7357490U JP 2535552 Y2 JP2535552 Y2 JP 2535552Y2
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microwave oven
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door
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直樹 赤澤
誠 源島
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,電子レンジの出力切換装置,特に安全装置
として用いられているスイッチを外部から設定された電
子レンジの出力状態に対応して作動させ,電子レンジの
出力を切換えるようにした電子レンジの出力切換装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来,電子レンジの出力切換え,例えば強弱切換え
は,第4図図示の如く電源ライン上に設けられたタイマ
・スイッチTSを,出力が強のときには連続オン状態に動
作させ,出力が弱のときには5秒間オン状態,その後5
秒間オフ状態等のサイクルを繰り返す動作をさせてい
た。
また電子レンジは危険防止のため,その運転中にドア
を開けても電磁波が漏れないように対策が施されてお
り,従来からの電子レンジは同図図示の如く,個別にス
イッチSW1,SW2,SW3の3段のスイッチ構成にしてドアの
開放に対する危険防止を行っている。SW3はモニタ・ス
イッチであり,ドアが閉じると当該モニタ・スイッチSW
3は開成するようになっている。
なお同図において,交流電源1は閉成されたスイッチ
SW1,SW2を通して(このときモニタ・スイッチSW3は開成
されている)変圧器2でその電圧が高電圧に昇圧され,
高周波エネルギーを出力するマグネトロン3に電力を供
給している。
従来のタイマ・スイッチTSを用いる電子レンジの出力
切換では,専用のタイマ・スイッチを用意しなければな
らず,従って交流2電源或いは交直2電源を備えた電子
レンジの場合,2個の専用タイマ・スイッチを用意しなけ
ればならなかった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は,上記の欠点を解決することを目的としてお
り,電子レンジの運転中には閉成されている安全装置と
してのスイッチをオン・オフ制御することにより,電子
レンジの出力を切換えられるようにした電子レンジの出
力切換装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために,本考案の電子レンジの出
力切換装置は電子レンジのドアの開閉に応じて動作する
ドア・スイッチにより、電源ラインに設けられたスイッ
チが作動し、高周波エネルギーを出力するマグネトロン
に変圧器を介して電力を供給する電子レンジにおいて、 マグネトロンの出力状態を外部から任意に設定する設
定スイッチと、 当該設定スイッチで設定されたマグネトロンの出力す
べき状態に対応して電源ラインに設けられた上記スイッ
チの閉成時間を作成するタイマ部と、 当該タイマ部で作成されたタイマの間、電源ラインに
設けられた上記スイッチを作動させる駆動回路とを設け
ると共に、 当該駆動回路が上記ドア・スイッチの開放によっても
制御されるよう構成されてなり、 電源ラインに設けられた上記スイッチが、上記タイマ
部からの出力に応じて上記マグネトロンの出力を調整す
るよう構成されると共に、上記ドア・スイッチの開放に
よって当該マグネトロンの出力を停止するよう構成され
た ことを特徴としている。
〔実施例〕 第1図は本考案に係る電子レンジの出力切換装置の一
実施例構成,第2図は電子レンジの電磁波漏洩防止安全
装置の一実施例構成を示している。
本考案に係る電子レンジの出力切換装置を説明する前
に,本考案の基礎となっている第2図を先に説明してお
く。
第2図は交流2電源構成の電子レンジのものが示され
ており,同図において,符号2,SW3は第4図のものに対
応し,1−1,1−2は交流電源,6−1,6−2はヒューズ,7は
制御部,8,9はドア・スイッチ,10はCPU,11ないし14はト
ランジスタ,Ry1ないしRy4はリレー,SW6はモニタ・スイ
ッチを表している。
ドア・スイッチ8,9は電子レンジのドアに取り付けら
れ,当該ドアの開閉に応じて動作するようになってい
る。
なお,SW3,SW6もドアに取り付けられ,合計4個のスイ
ッチがドアに設けられる。
制御部7は,使用される交流電源1−1又は1−2に
応じて対応のトランジスタ11,12又はトランジスタ13,14
にベース電流を供給する回路,例えばCPU10を備えてい
る。これらのトランジスタ11ないし14のコレクタ側には
リレーRy1ないしRy4がそれぞれ接続され,かつ当該リレ
ーRy1とRy3とはドア・スイッチ8を介して直流電圧の陽
極側に接続され,当該リレーRy2とRy4とはドア・スイッ
チ9を介して同じ直流電圧の陽極側に接続されている。
リレーRy1とRy2との各接点は交流電源1−1側の電源
ラインに挿入され,それぞれ第4図のスイッチSW1,SW2
に対応した構成となっている。
同様にして,リレーRy3とRy4との各接点は交流電源1
−2側の電源ラインに挿入され,それぞれ第4図のスイ
ッチSW1,SW2に対応した構成となっている。
第2図の動作を説明するまでもなく,ドアの開閉に対
応してドア・スイッチ8,9が動作し,リレーRy1,Ry2又は
リレーRy3,Ry4の各接点が作動する。ドア・スイッチ8,9
はリレーRy1ないしRy4を駆動させる電流容量のもので足
りるので,小型のマイクロスイッチで充分に対応するこ
とができる。またリレーRy1ないしRy4の各接点は交流電
源1−1,1−2の各容量に応じた接点容量のものを使用
することができ,大電流を容易にオンオフすることがで
きる。
第2図では交流2電源構成のものを説明したが,交直
両用の交直2電源構成の電子レンジについても全く同様
にして電磁波の漏洩を防止することができる。
第1図の本考案に係る電子レンジの出力切換装置の一
実施例構成において,4は設定スイッチであり,電子レン
ジの出力を外部から任意に設定するもので強弱の2通り
の設定ができるようになっている。その他の符号は第2
図のものに対応している。
ただし,この場合のCPU10は設定スイッチ4の設定に
応じ,タイマを作成する動作を行う。
今,設定スイッチ4が強側に設定されたものとする
と,CPU10はトランジスタ12をオン状態にするベース電流
を連続して作成する。
また,設定スイッチ4が弱側に設定されたものとする
と,CPU10はトランジスタ12を或る一定間隔でオンオフさ
せるベース電流を作成する。
従って電子レンジのドアが締められ,ドア・スイッチ
9の閉成及び上記設定スイッチ4の強弱設定状態に応じ
てリレーRy2が付勢される。すなわち設定スイッチ4が
強側に設定されているときには,リレーRy2の接点は閉
成状態が保持され,設定スイッチ4が弱側に設定されて
いるときには,リレーRy2の接点は或る一定間隔で閉成
状態開成状態が繰り返される。これによりマグネトロン
3への電源供給が制御され,電子レンジの出力が切換え
られる。
第1図では1電源の電子レンジのものを説明したが,
第2図図示の如く2電源構成の電子レンジのものは,設
定スイッチ4の設定状態によって上記説明の動作がCPU1
0,トランジスタ14及びリレーRy4を介して行われるよう
になっている。
そして,この電子レンジの出力切換えは交流電源のも
のについて説明したが,バッテリを用いる直流電源用の
電子レンジの出力切換えについても同様に適用すること
ができる。
第3図は本考案が用いられている交直両用電子レンジ
の一実施例構成を示している。
同図において,今まで説明してきた図面のものと同一
のものには同一の符号が付されている。
第3図図示実施例は,スイッチS1およびS2を操作する
ことにより,交流電源1−1,すなわち商用のAC電源およ
び直流電源17,すなわちバッテリを電源とするDC電源の
何れの電源からも駆動可能な電子レンジである。即ち,A
C電源により駆動される場合,スイッチS1を閉成,すな
わちオン状態,スイッチS2を開成,すなわちオフ状態に
することにより,変圧器2における第1の1次巻線2−
1にAC電圧が印加され,第2の2次巻線2−4に誘起さ
れた高電圧を倍電圧整流してマグネトロン3が駆動され
る。また,バッテリを電源とするDC電源により駆動され
る場合,スイッチS1をオフ状態,スイッチS2をオン状態
にすることにより,インバータ18を介して変圧器2の第
2の1次巻線2−2にAC電圧が印加され,第2の2次巻
線2−4に誘起された高電圧を倍電圧整流してマグネト
ロン3が駆動される。
このとき,電子レンジのドアの開閉状態に応じて,ド
アに取り付けられているドア・スイッチ8,9及びスイッ
チSW3,SW6がそれぞれ対応動作をしているので,制御部
7から各リレーRy1ないしRy4の接点が第2図で説明した
動作を行う。そして特にリレーRy2及びRy4の各接点は設
定スイッチ4の設定状態に応じ第1図で説明した動作を
行うので,各電源毎に電子レンジの出力切換が行われる
ことは言うまでもない。
なお,第1の2次巻線2−3は,マグネトロン3に対
するヒータ電流を供給するものである。
DC電源により駆動される場合にも,第1の1次巻線2
−1に誘起される商用電圧相当のAC電圧により,電子レ
ンジに付設されているファン22,表示灯23,ターンテーブ
ル駆動用のギアードモータ24等が駆動され,タイマ・モ
ータ25にも上記AC電圧が供給される。なお,AC電源によ
り駆動される場合,当該AC電源により上記ファン22,表
示灯23,ターンテーブル駆動用のギアードモータ24等が
駆動され,タイマ・モータ25にも当該AC電圧が供給され
ることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明した如く,本考案によれば,専用のタイマ・
スイッチTSをわざわざ設けることなく,ドアが開放され
たことに対する安全装置におけるリレーの接点を利用し
当該リレーの接点を設定された電子レンジの出力状態に
応じて動作させるようにしたので,回路が簡素化する。
そして交直両用等の2電源構成の電子レンジの場合はさ
らに回路が簡素化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子レンジの出力切換装置の一実
施例構成,第2図は電子レンジの電磁波漏洩防止安全装
置の一実施例構成,第3図は本考案が用いられている交
直両用電子レンジの一実施例構成,第4図は1電源の電
子レンジにおけるスイッチ構成説明図を示している。 図中,1,1−1,1−2は交流電源,2は変圧器,3はマグネト
ロン,4は設定スイッチ,7は制御部,8,9はドア・スイッ
チ,10はCPU,11ないし14はトランジスタ,17は直流電源,1
8はインバータ,TSはタイマ・スイッチを表している。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子レンジのドアの開閉に応じて動作する
    ドア・スイッチにより、電源ラインに設けられたスイッ
    チが作動し、高周波エネルギーを出力するマグネトロン
    に変圧器を介して電力を供給する電子レンジにおいて、 マグネトロンの出力状態を外部から任意に設定する設定
    スイッチと、 当該設定スイッチで設定されたマグネトロンの出力すべ
    き状態に対応して電源ラインに設けられた上記スイッチ
    の閉成時間を作成するタイマ部と、 当該タイマ部で作成されたタイマの間、電源ラインに設
    けられた上記スイッチを作動させる駆動回路とを設ける
    と共に、 当該駆動回路が上記ドア・スイッチの開放によっても制
    御されるよう構成されてなり、 電源ラインに設けられた上記スイッチが、上記タイマ部
    からの出力に応じて上記マグネトロンの出力を調整する
    よう構成されると共に、上記ドア・スイッチの開放によ
    って当該マグネトロンの出力を停止するよう構成された ことを特徴とする電子レンジの出力切換装置。
JP1990073574U 1990-05-25 1990-07-11 電子レンジの出力切換装置 Expired - Lifetime JP2535552Y2 (ja)

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US07/694,813 US5237140A (en) 1990-05-25 1991-05-02 a-c/d-c microwave oven
DE4116871A DE4116871C2 (de) 1990-05-25 1991-05-23 Mikrowellenofen mit Wechsel/Gleichspannungsversorgung
DE4143366A DE4143366C2 (de) 1990-05-25 1991-05-23 Mikrowellenofen mit Wechsel- oder Gleichspannungsversorgung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5813924A (ja) * 1981-07-20 1983-01-26 Sanyo Electric Co Ltd 電子制御式調理器
JPS5883577A (ja) * 1981-11-09 1983-05-19 Fuji Xerox Co Ltd 入出力兼用ポ−トを有するマイクロコンピユ−タによるサイリスタ制御装置

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JPH0431296U (ja) 1992-03-13

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