JP2535449B2 - 自動合焦信号検出装置 - Google Patents

自動合焦信号検出装置

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JP2535449B2 JP2404601A JP40460190A JP2535449B2 JP 2535449 B2 JP2535449 B2 JP 2535449B2 JP 2404601 A JP2404601 A JP 2404601A JP 40460190 A JP40460190 A JP 40460190A JP 2535449 B2 JP2535449 B2 JP 2535449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラその他の
光学装置に用いられる自動合焦信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラから入力される映像信号よりコン
トラストを検出し、このコントラスト検出信号より合焦
信号を検出して自動合焦を行うようにした自動合焦信号
検出装置が知られている。本出願人の出願にかかる特開
昭62−60369号公報及び特開昭63−25377
3号公報記載のものはこの種自動合焦信号検出装置の一
つである。
【0003】自動合焦信号検出装置では、合焦しようと
する被写体領域を限定するために撮像画面中に合焦検出
領域を設定し、この領域内の映像信号から合焦信号を検
出する必要がある。上記特開昭63−253773号公
報記載のものは、映像信号から分離された水平同期信号
間において発振器からの基準パルスを0からカウントす
るカウンタと、マイクロコンピュータからのタイミング
データt1,t2をラッチするt1ラッチ回路及びt2ラッ
チ回路と、ラッチされたタイミングデータt1,t2と上
記カウンタのカウント値とを比較してそれぞれタイミン
グt1,t2で信号を出力する二つのコンパレータと、こ
の二つのコンパレータの出力をゲート信号として出力
し、t1〜t2を検出領域として設定するゲート信号発生
回路とを有してなる。このt1〜t2は水平方向の検出域
を限定するものであり、これと共に走査線をを限定する
ことにより合焦検出領域が設定されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記出願にか
かる発明にはまだ改良の余地がある。すなわち、発振器
から出力される基準パルスと水平同期信号との間には何
等の相関関係もなく、走査域が1パルス分ずれる場合が
ある。また、水平同期信号はカメラごとに若干周波数が
異なるので、これによっても走査域がずれる場合があ
る。
【0005】本発明は、かかる点を改良するためになさ
れたもので、合焦信号検出領域を設定するための基準信
号の位相を水平同期信号の位相と合致させることによ
り、合焦信号を得るための走査域のずれを防止すること
ができる自動合焦信号検出装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、合焦検出領域
設定手段が、被写体の撮像画面上の水平位置を設定する
検出域設定部と、被写体の撮像画面上の垂直位置を設定
する走査線設定部と、映像信号より分離した水平同期信
号が入力され、この水平同期信号と同位相の周波数パル
スを出力して上記走査線設定部及び検出域設定部に入力
するPLL回路とを有していることを特徴とする。
【0007】
【作用】PLL回路内の位相比較器に、映像信号から分
離された水平同期信号と電圧制御発振器の発振出力信号
を入力すると、位相比較器は両者の偏差を検出し、PL
L回路は両者の偏差がなくなるように動作する。上記電
圧制御発振器の発振出力は、これを基準パルスとして検
出領域を設定するためのカウンタに入力し、これをカウ
ントする。PLL回路の介在により、上記基準パルスは
水平同期信号と同期する。
【0008】
【実施例】図1において、カメラ11の位置はCPU2
2の制御によりモータ31を介して制御される。カメラ
11は、撮像レンズを通して被写体を撮像し、映像信号
を出力する。この映像信号は、バッファ12を介し、撮
像画面上の合焦検出領域を設定する合焦検出領域設定手
段1と、映像信号より合焦信号を発生する合焦信号発生
手段2に入力される。
【0009】合焦検出領域設定手段1は次のような構成
になっている。カメラ11からの映像信号は上記バッフ
ァ12を介して同期信号分離回路13で同期信号成分の
みが取り出され、水平同期分離回路14、垂直同期分離
回路15により水平同期信号と垂直同期信号に分離され
る。フィールド検出回路18は、上記水平同期信号と垂
直同期信号のタイミングから第1フィールドと第2フィ
ールドのどちらかを検出する。カメラ11からの映像信
号は第1フィールドのものと第2フィールドのものが交
互に繰り返される。上記水平同期信号はPLL(フェイ
ズ・ロックド・ループ)回路19を介して検出域設定部
3に含まれるカウンタ32と、走査線設定部4に含まれ
るカウンタ33と、制御回路21に入力される。上記垂
直同期信号とフィールド検出回路18の出力も制御回路
21に入力される。制御回路21は検出域設定部3と走
査線設定部4の両方に属する。
【0010】上記PLL回路19は、周知のように、ま
た図9に示すように、ループを形成する位相比較器19
1とローパスフィルタ192と電圧制御発振器193と
分周器194とからなる。電圧制御発振器193は水平
同期分離回路14で分離された水平同期信号のほぼn倍
(例えば256倍)の周波数の信号を発振する。この信
号がPLL回路19の出力信号であり、基準パルスとし
て検出域設定部3及び走査線設定部4に入力される。電
圧制御発振器193の出力信号はまた分周器194で1
/nに、従って水平同期信号とほぼ同じ周波数に分周さ
れ、この分周信号が水平同期信号として出力される。位
相比較器191には分周器194から出力される水平同
期信号が入力され、この水平同期信号と上記分周器19
4で分周された信号の位相が位相比較器191で比較さ
れ、両者の位相差が検出される。この位相差がなくなる
ように電圧制御発振器193の出力周波数が制御され、
その結果、PLL回路19の出力信号である基準パルス
の位相は水平同期信号の位相と同位相になる。
【0011】図1において、前記検出域設定部3は、カ
ウンタ32と、二つのデジタルコンパレータ34,35
と、二つのラッチ回路38,39とを有してなる。カウ
ンタ32は、水平同期信号の入力と同時にPLL回路1
9から入力される水平同期信号のn倍の周波数の信号を
カウントし始め、1本の水平方向の走査線に相当する所
定のカウント値に達するとカウントアップし、改めて初
めからカウントする。カウンタ32によるカウント値
は、デジタルコンパレータ34において、CPU22に
よって設定されかつラッチ回路38でラッチされた水平
位置設定信号と比較され、比較が一致したとき水平位置
信号h1が出力される。同様に、デジタルコンパレータ
35において、カウンタ32によるカウント値とCPU
22によって設定されかつラッチ回路39でラッチされ
た水平位置設定信号と比較され、比較が一致したとき水
平位置信号h2が出力される。これら水平位置信号h
1,h2は、合焦信号を得ようとする水平方向の領域を
限定するためのもので、それぞれ制御回路21に入力さ
れる。
【0012】前記走査線設定部4も同様にカウンタ33
と、二つのデジタルコンパレータ36,37と、二つの
ラッチ回路40,41とを有してなる。カウンタ33
は、PLL回路19から入力される水平同期信号をカウ
ントし、1画面分に相当するカウント値に達するとカウ
ントアップし、改めて初めからカウントする。カウンタ
33によるカウント値は、デジタルコンパレータ36に
おいて、CPU22によって設定されかつラッチ回路4
0でラッチされた走査線設定信号と比較され、比較が一
致したとき走査線信号v1が出力される。同様に、デジ
タルコンパレータ37において、カウンタ33によるカ
ウント値とCPU22によって設定されかるラッチ回路
41でラッチされた走査線設定信号と比較され、比較が
一致したとき走査線信号v2が出力される。これら走査
線信号v1,v2は、合焦信号を得ようとする垂直方向
の領域を限定するためのもので、それぞれ制御回路21
に入力される。
【0013】前記検出域設定部3及び走査線設定部4か
らの水平位置信号h1,h2及び走査線信号v1,v2
によって設定された処理の対象となる走査線部分になる
と、制御回路21が、前記合焦信号発生手段2に含まれ
るゲート24を開き、前記映像信号を合焦信号発生手段
2に取り込む。合焦信号発生手段2は、取り込まれた映
像信号から高周波成分を取り出すHPF321と、この
高周波成分のピーク値をホールドするピークホールド回
路251と、上記ピーク値を所定のタイミングで取り出
すサンプルホールド回路611と、上記高周波成分を積
分する積分回路261と、この積分値を所定のタイミン
グで取り出すサンプルホールド回路621とよりなる1
組の検出回路を有する。合焦信号発生手段2はまた、H
PF232と、ピークホールド回路252と、サンプル
ホールド回路612と、積分回路262と、サンプルホ
ールド回路621とにより上記検出回路と同様に構成さ
れた他の1組の検出回路を有する。このような検出回路
と同様に構成された検出回路がn組ある。図1において
HPF23n、ピークホールド回路25n、サンプルホ
ールド回路61n、積分回路26n、サンプルホールド
回路62nによって上記n組目の検出回路が構成されて
いる。各組のピークホールド回路、サンプルホールド回
路、積分回路の動作タイミングは制御回路21の通じて
制御される。各検出回路に属するHPF231,23
2,23nの各低減カットオフ周波数は段階的に異なっ
ていて、上記各HPFから映像信号のコントラスト値に
対応する合焦検出信号が出力される。
【0014】上記合焦信号発生手段2はまた、前記CP
U22からの指令によって上記各組の検出回路中のサン
プルホールド回路611,612,61nの出力の一
つ、又はサンプルホールト回路621,622,62n
の出力の一つを選択するマルチプレクサ29を有し、ま
た、このマルチプレクサ29の出力をデジタル信号に変
換するアナログ・デジタル変換回路30を有する。アナ
ログ・デジタル変換回路30で変換されたデジタル信号
はCPU22に入力される。
【0015】図2に示すように、CPU22は、アナロ
グ・デジタル変換回路30でデジタル信号に変換された
合焦検出信号を記憶するメモリ221と、このメモリ2
21に記憶された合焦信号から合焦位置を演出する合焦
位置検出部222と、これらメモリ221と合焦位置検
出部222を制御する制御部223とを有してなる。C
PU22は一つあるいは複数の上記サンプルホールド回
路の出力をマルチプレクサ29によって走査線ごとに選
択し、これをアナログ・デジタル変換回路30を介して
随時取り込み、メモリ221に記憶する。CPU22
は、走査線ごとの合焦検出信号をメモリ221内で演算
処理し、1画面単位の合焦信号を得、これに基づいて前
記モータ31を制御するようになっている。
【0016】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図1に示すバッファ12を経て入力される映像信号
はゲート24によって合焦信号を検出しようとする領域
のみが合焦信号発生手段2に取り込まれ、取り込まれた
映像信号から各HPF231〜23nにより高周波成分
が取り出される。これらの高周波成分は各ピークホール
ド回路251〜25nでピーク値が検出され、サンプル
ホールド回路611〜61nで所定のタイミングで上記
ピーク値がホールドされる。また、上記各高周波成分は
それぞれ積分回路261〜26nで積分され、サンプル
ホールド回路621〜62nで所定のタイミングで上記
積分値がホールドされる。
【0017】CPU22の制御によりマルチプレクサ2
9がサンプルホールド回路611〜61nのうちの一つ
か複数の出力、又はサンプルホールド回路621〜62
nの一つか複数の出力を選択し、CPU22内のメモリ
221に記憶する。メモリ221に記憶されたデータは
被写体像のコントラストに相当するもので、このデータ
が合焦信号としてCPU22内で処理される。図4、図
5はCPU22内での処理動作を示す。まず、走査線ご
とに、図4に示すように、サンプルホールド回路611
〜61n、621〜62nのうち一つあるいは複数のデ
ータを取り込む。HPF231〜23nはそれぞれ出力
電圧特性が異なるので、サンプルホールド回路611〜
61n、621〜62nのデータを取り込む際に、CP
U22においてサンプルホールト回路ごとに係数を掛け
て加算し、所望の出力電圧特性を得る。係数を掛ける手
段としては、図10に示すように、各ピークホールド回
路251〜26nと各サンプルホールド回路611〜6
2nの間にそれぞれ可変ゲインアンプ5を介在させるこ
とによって実現できるし、CPU22内に係数をメモリ
しておきこれを掛けることによっても実現できる。加算
したデータはhデータに加算して走査線ごとの処理を終
わる。次に、図5に示すような画面ごとの処理を行う。
ここでは、hデータをvデータにコピーしたあとhデー
タをゼロにし、vデータ有効フラグを立てて終了する。
図6は、以上のようなCPU22内でのデータの流れを
示す。このようにして、CPU22は走査線1ラインご
とのデータを1画面分加算しながら随時メモリ221に
hデータメモリとして記憶する。また、上記1画面分の
データを随時メモリ221にvデータメモリとして記憶
する。
【0018】自動合焦時は、図1に示すカメラ11の距
離リングをモータ31で駆動しながら上記vデータ有効
フラグ見て、有効なときのvデータをデータテーブルに
コピーし、ピーク位置を探す。図7はレンズ位置とvデ
ータの出力電圧との関係を示すもので、出力電圧のピー
ク位置が合焦位置であるから、ピーク位置で距離リング
を停止させる。図1について説明したように、被写体の
映像信号をカットオフ周波数が異なる複数のHPFを介
して加算することにより合焦信号を得るため、図7に示
すように、すそが広くて鋭いピークをもつ出力電圧特性
が得られる。従って、自動合焦時にレンズの移動方向が
容易にわかり、合焦時間を短縮することができると共
に、焦点を鋭敏に合わせることができる。図3はこの自
動合焦動作を示すもので、合焦信号を入力しながらカメ
ラ又はその距離リングをステップ状に繰り返し移動さ
せ、この間に上記のように出力電圧のピーク位置を合焦
位置として検出し、この合焦位置にカメラ又はその距離
リングを移動させることにより、自動合焦動作が完了す
る。
【0019】図1に示す実施例では、各ピークホールド
回路251〜25nと平行して積分回路261〜26n
が配置されている。被写体の映像信号のコントラストが
低い場合は、HPF231〜23nを経ることによって
得られる被写体の映像信号の高周波成分を走査線ごとに
積分回路261〜26nで積分し、この積分値をサンプ
ルホールド回路621〜62nで所定のタイミングで取
り出し、合焦信号としてCPU22での処理に供する。
いま、HPF231の出力、従って、ピークホールド回
路251及び積分回路261の入力信号が図8(a)の
ような信号であるとする。ピークホールド回路251の
出力は図8(b)のように入力信号のプラス側の最大値
とマイナス側の最大値との差となる。これは、走査線中
最もコントラストの高い部分に対応した量となる。これ
に対して積分回路261の積分出力は、図8(c)に示
すように、入力信号成分の量と共に増加し、走査線全体
のコントラストに対応した大きな出力が得られる。他の
積分回路232,23nについても同様である。従っ
て、映像信号のコントラストが低く、ピークホールド回
路出力が低い場合は、積分回路から合焦信号を得るよう
にすることによって正確な合焦位置検出信号を得ること
ができる。また、ピーク値と積分値とを加算して合焦信
号としてもよい。その場合、ピーク値と積分値との重み
付け(係数)を均等にしてもよいし、一方に偏らせても
よい。
【0020】映像信号を合焦信号発生手段2に導くゲー
ト24は制御回路21によって制御されるが、制御回路
21は、検出域設定部3と走査線設定部4の両者で限定
される合焦検出領域でのみ映像信号が通過するようにゲ
ート24を制御する。この制御回路21の制御動作を模
式的に示したのが図11であって、検出域設定部3によ
る走査域の設定を6、走査線設定部4による走査線の設
定を7としたとき、アンド回路8より走査域の設定6と
走査線の設定7とのよりアンドがとられ、ゲート制御信
号としてゲート24に入力される。
【0021】図1について説明したように、水平同期分
離回路14で分離された水平同期信号はPLL回路19
を経てカウンタ32,33及び制御回路21に入力され
る。仮りに、PLL回路19がないとすれば、制御回路
の基準クロックと水平同期信号との間には相関関係がな
く、走査域が1パルス分ずれる場合がある。また、水平
同期信号はカメラごとに若干周波数が異なるので、これ
によっても走査域がずれる場合がある。しかし、上記P
LL回路19を介在させることにより、基準クロックと
水平同期信号との位相を同位相にすることができ、走査
域のずれを防止することができる。図12、図13はこ
のPLL回路19の動作を示す。図12に示すように、
水平同期信号の位相が電圧制御発振器193の出力信号
の位相に対してずれ、従って、分周器194(図9参
照)による1/nVCO出力の位相に対してもずれてい
る場合は、水平同期信号と1/nVCO出力との位相の
ずれに相当する分だけ位相比較器191から信号が周力
される。この信号に応じたレベルの信号がローパスフィ
ルタ192から出力され、これに基づいて電圧制御発振
器193の出力が制御され、最終的には、図13に示す
ように水平同期信号と1/nVCO出力が同位相となる
状態に保持される。電圧制御発振器193から出力され
る水平同期信号のn倍の信号が基準クロックとしてカウ
ンタ32,33及び制御回路21に入力される。この基
準クロックと水平同期信号の位相は完全に同位相となる
ため、走査域がずれることはない。
【0022】以上説明した実施例によれば、PLL回路
19に水平同期信号を入力して水平同期信号と同位相の
周波数パルスを出力し、これを検出域設定用及び走査線
設定用パルスとして検出域設定部3及び走査線設定部4
に入力するようにしたため、水平同期信号と検出域設定
用及び走査線設定用パルスとが完全に同位相となり、走
査域がずれることなく常に一定となり、また、カメラご
との水平同期信号周期のばらつきなどがあっても走査域
のずれを防止できるという利点がある。
【0023】なお、図1に示すマルチプレクサ29をサ
ンプルホールド回路611〜61nの前に配置し、サン
プルホールド回路を1個にしてもよい。ただし、この場
合、複数のデータを処理することはできない。また、各
サンフルホールド回路611〜61nごとにアナログ・
デジタル変換回路を設けてもよい。本発明におけるPL
L回路の利用態様と同様の態様で、画像処理装置のアナ
ログ・デジタル変換用ドットクロック発生器にPLL回
路を適用することができる。図示の実施例ではカウンタ
32がPLL回路19から独立しているが、カウンタ3
2はPLL回路19内の分周器194で代替することも
可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、PLL回路に水平同期
信号を入力して水平同期信号と同位相の周波数パルスを
出力し、これを検出域設定用及び走査線設定用パルスと
して検出域設定部及び走査線設定部に入力するようにし
たため、水平同期信号と検出域設定用及び走査線設定用
パルスとが完全に同位相となり、走査域がずれることな
く常に一定となり、また、カメラごとの水平同期信号周
期のばらつきなどがあっても走査域のずれを防止できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動合焦信号検出装置の実施例
を示すブロック図である。
【図2】上記実施例中のCPUの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】上記実施例の自動合焦動作を示すフローチャー
トである。
【図4】走査線ごとの合焦信号加算動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】1画面ごとの合焦信号取り込み動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】上記走査線ごとの合焦信号加算動作と1画面ご
との合焦信号取り込み動作の様子を示す概念図である。
【図7】レンズ位置と合焦信号出力電圧との関係を示す
線図である。
【図8】入力信号とピークホールド出力と積分出力との
関係を示す波形図である。
【図9】上記実施例中のPLL回路の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図10】合焦信号発生手段の変形例を示すブロック図
である。
【図11】上記実施例中の制御回路によるゲート制御信
号出力を模式的に示すブロック図である。
【図12】上記PLL回路の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図13】上記PLL回路の別の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 合焦検出領域設定手段 2 合焦信号発生手段 3 検出域設定部 4 走査線設定部 19 PLL回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像された被写体の映像信号が入力され、
    この映像信号より合焦信号を発生する合焦信号発生手段
    と、撮像画面上の合焦検出領域を設定する合焦検出領域
    設定手段とを備え、上記合焦信号に基づき、上記合焦検
    出領域設定手段で設定された領域における被写体の合焦
    位置を検出する自動合焦信号検出装置であって、 上記合焦検出領域設定手段は、被写体の撮像画面上の水
    平位置を設定する検出域設定部と、被写体の撮像画面上
    の垂直位置を設定する走査線設定部と、上記映像信号よ
    り分離した水平同期信号が入力され、この水平同期信号
    と同位相の周波数パルスを出力して上記走査線設定部及
    び検出域設定部に入力するPLL回路とを有することを
    特徴とする自動合焦信号検出装置。
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