JP2535331Y2 - 石材用カツタープレート - Google Patents
石材用カツタープレートInfo
- Publication number
- JP2535331Y2 JP2535331Y2 JP1990114726U JP11472690U JP2535331Y2 JP 2535331 Y2 JP2535331 Y2 JP 2535331Y2 JP 1990114726 U JP1990114726 U JP 1990114726U JP 11472690 U JP11472690 U JP 11472690U JP 2535331 Y2 JP2535331 Y2 JP 2535331Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter plate
- stone
- cutting edge
- plate
- cutter
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば塊状を呈する大理石の原石を使用に
適したスラブに薄引きする場合等に用いられる石材用カ
ツタープレートに関する。
適したスラブに薄引きする場合等に用いられる石材用カ
ツタープレートに関する。
(従来の技術) 大理石等の原石は重量数トンもある塊状であり、加工
工場でスラブに薄引き加工される。薄引き加工には、第
1図に1′として示すような,例えば巾100mm,厚さ4mm
で,長さが4〜5mもある薄い鋼板からなるカツタープレ
ートが用いられる。当該カツタープレート1′の両端部
には透孔2が形成されていて、第2図に示す如く,上記
透孔2を貫通する支持棒3,3を用いて側面平行に所定間
隔で多数枚並べてカツター10に組立られる。カツター10
を原石Wに当接し、原石Wとこれに対向するカツタープ
レート1′の刃先面aとの間にグリツトを供給しなが
ら、当該カツター10に上方から所定荷重Pを負荷しつ
つ,所定速度で矢印イおよびロに従う交互の前進・後退
運動を行わせる。カツタープレート1′には支持棒3,3
を介して常時バックテンシヨンがかかるように設定さ
れ、緊張状態下で上記負荷荷重Pとカツタープレート
1′の前進・後退運動とが協同してグリツトによる原石
Wの研削を行い、原石Wは平行するカツタープレート
1′・1′間の上記所定間隔に応じた板厚のスラブへと
薄引きされる。
工場でスラブに薄引き加工される。薄引き加工には、第
1図に1′として示すような,例えば巾100mm,厚さ4mm
で,長さが4〜5mもある薄い鋼板からなるカツタープレ
ートが用いられる。当該カツタープレート1′の両端部
には透孔2が形成されていて、第2図に示す如く,上記
透孔2を貫通する支持棒3,3を用いて側面平行に所定間
隔で多数枚並べてカツター10に組立られる。カツター10
を原石Wに当接し、原石Wとこれに対向するカツタープ
レート1′の刃先面aとの間にグリツトを供給しなが
ら、当該カツター10に上方から所定荷重Pを負荷しつ
つ,所定速度で矢印イおよびロに従う交互の前進・後退
運動を行わせる。カツタープレート1′には支持棒3,3
を介して常時バックテンシヨンがかかるように設定さ
れ、緊張状態下で上記負荷荷重Pとカツタープレート
1′の前進・後退運動とが協同してグリツトによる原石
Wの研削を行い、原石Wは平行するカツタープレート
1′・1′間の上記所定間隔に応じた板厚のスラブへと
薄引きされる。
当該薄引き加工は原石Wの大きさに応じて24時間稼働
で数日から1週間以上を要する。
で数日から1週間以上を要する。
本発明者等はこの種カツタープレートの改良に関し
て、実開平1−70512号(実願昭62−165370号)として
開示される考案をなし、カツタープレート1′を少なく
とも降伏点90kgf/mm2以上の熱処理品とすることによ
り、それまで用いられていた熱間圧延材製カツタープレ
ートでは、薄引き工程中のカツタープレートにしばしば
発生した波状変形を防止することに成功した。この波状
変形の防止によつて、スラブの仕上がりや歩留の向上,
グリツト使用量の逓減,カツタープレートの耐摩耗性向
上と破断事故の防止ならびに当該カツタープレート自体
の厚みを20%薄くし得るなど、多大の効果が得られるよ
うになつた。
て、実開平1−70512号(実願昭62−165370号)として
開示される考案をなし、カツタープレート1′を少なく
とも降伏点90kgf/mm2以上の熱処理品とすることによ
り、それまで用いられていた熱間圧延材製カツタープレ
ートでは、薄引き工程中のカツタープレートにしばしば
発生した波状変形を防止することに成功した。この波状
変形の防止によつて、スラブの仕上がりや歩留の向上,
グリツト使用量の逓減,カツタープレートの耐摩耗性向
上と破断事故の防止ならびに当該カツタープレート自体
の厚みを20%薄くし得るなど、多大の効果が得られるよ
うになつた。
(従来技術に存する問題点) ところで、薄引き加工におけるカツター10の前進・後
退運動は支持棒3を前進・後退運動させることによつて
行われるが、この前進・後退運動は動力源の駆動力が図
示しない伝達機構を介して支持棒3に伝えられる仕組み
となつている。一例を挙げれば,回転駆動力がピストン
・クランク機構等により直線往復動に変換され、一方の
支持棒3を前進・後退させる。従って,支持棒3の前進
・後退ストロークは一定である。
退運動は支持棒3を前進・後退運動させることによつて
行われるが、この前進・後退運動は動力源の駆動力が図
示しない伝達機構を介して支持棒3に伝えられる仕組み
となつている。一例を挙げれば,回転駆動力がピストン
・クランク機構等により直線往復動に変換され、一方の
支持棒3を前進・後退させる。従って,支持棒3の前進
・後退ストロークは一定である。
上記の如くストロークが一定であるが故に、たとえ耐
摩耗性に優れた前記考案にかかる熱処理品カツタープレ
ート1′を使用していても、長時間の研削を続けるうち
に,刃先面aの原石Wに対向して研削を行う範囲は第3
図(a)および(b)にa′として示すように次第に摩
耗する。而して同程度の塊状の原石であつても必ずしも
一定寸法ではなく、かつ一個の原石Wでも第2図が示す
ように側面が凹凸している。これがため、支持棒3の前
進・後退ストローク範囲を最大限度するカツタープレー
ト1′の刃先面の摩耗範囲内における摩耗度は一様では
なく、常時原石Wに対向して研削を行つている範囲の摩
耗度が大となり、ストローク範囲の両外端近傍Aは摩耗
度が小さく、巾および厚さ方向に段差が生じがちとな
る。
摩耗性に優れた前記考案にかかる熱処理品カツタープレ
ート1′を使用していても、長時間の研削を続けるうち
に,刃先面aの原石Wに対向して研削を行う範囲は第3
図(a)および(b)にa′として示すように次第に摩
耗する。而して同程度の塊状の原石であつても必ずしも
一定寸法ではなく、かつ一個の原石Wでも第2図が示す
ように側面が凹凸している。これがため、支持棒3の前
進・後退ストローク範囲を最大限度するカツタープレー
ト1′の刃先面の摩耗範囲内における摩耗度は一様では
なく、常時原石Wに対向して研削を行つている範囲の摩
耗度が大となり、ストローク範囲の両外端近傍Aは摩耗
度が小さく、巾および厚さ方向に段差が生じがちとな
る。
段差が生じ,かつある位置のカツタープレート1′の
研削が前進・後退運動につれてたまたま原石Wの側面の
凸部にかかつた場合には、上方からの荷重P負荷状態下
の当該カツタープレート1′の当該段差部が原石Wの側
端面に接触,あるいは係止状態となる。以前の熱間圧延
材製プレートならば、このような場合には瞬間的な負荷
によつて破断してしまうが、上掲考案熱処理品カツター
プレート1′では破断しないものの、具備する強度が逆
に災いして,支持棒3や駆動力伝達機構へ瞬間的に大き
な負荷がかかり、時として支持棒3を曲げたり、駆動力
伝達機構を破損するという事故が発生した。事故が発生
すると、その修復に長時間かかって生産に支障を来すの
みならず、多大の出費を強いられるので、解決策が希求
されるところであつた。
研削が前進・後退運動につれてたまたま原石Wの側面の
凸部にかかつた場合には、上方からの荷重P負荷状態下
の当該カツタープレート1′の当該段差部が原石Wの側
端面に接触,あるいは係止状態となる。以前の熱間圧延
材製プレートならば、このような場合には瞬間的な負荷
によつて破断してしまうが、上掲考案熱処理品カツター
プレート1′では破断しないものの、具備する強度が逆
に災いして,支持棒3や駆動力伝達機構へ瞬間的に大き
な負荷がかかり、時として支持棒3を曲げたり、駆動力
伝達機構を破損するという事故が発生した。事故が発生
すると、その修復に長時間かかって生産に支障を来すの
みならず、多大の出費を強いられるので、解決策が希求
されるところであつた。
(考案の目的) 本考案は、塊状の石材をスラブに薄引きする従来熱処
理品カツタープレートに存する上述の問題点を解決する
ためになされたもので、熱処理品カツタープレートに備
わつている長所,即ち波状変形をせず,耐摩耗性に優
れ、かつ破断を生じない等の諸点を生かしつつ、支持棒
や駆動力伝達機構を破損する虞が皆無の石材用カツター
プレートを提供することを目的とする。
理品カツタープレートに存する上述の問題点を解決する
ためになされたもので、熱処理品カツタープレートに備
わつている長所,即ち波状変形をせず,耐摩耗性に優
れ、かつ破断を生じない等の諸点を生かしつつ、支持棒
や駆動力伝達機構を破損する虞が皆無の石材用カツター
プレートを提供することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成する本考案の石材用カッタープレート
は、相対する厚さ相当面の両側をそれぞれを刃先面と
し、且つ該刃先面の両端部近傍に側面視が舟形を呈する
切り欠き部を備えるとともに、当該カッタープレートが
少なくとも降伏点90kgf/mm2以上の熱処理強度を有して
いることを特徴とするものである。
は、相対する厚さ相当面の両側をそれぞれを刃先面と
し、且つ該刃先面の両端部近傍に側面視が舟形を呈する
切り欠き部を備えるとともに、当該カッタープレートが
少なくとも降伏点90kgf/mm2以上の熱処理強度を有して
いることを特徴とするものである。
(実施例) 本考案の実施例を図面に従って以下に詳述する。第4
図は、本考案の実施例ではないが、本考案の基本となる
石材用カッタープレートを示しているので、まず第4図
のカッタープレートについて説明する。
図は、本考案の実施例ではないが、本考案の基本となる
石材用カッタープレートを示しているので、まず第4図
のカッタープレートについて説明する。
長尺、狭巾、かつ厚さの薄い鋼板からなる石材用カッ
タープレート1の図視下辺にあたる厚さ相当面が刃先面
aとされ、両端部に孔設された透孔2に近接した位置の
当該刃先面aには、4Aおよび4Bとして示す2個所の舟形
を呈する切り欠き部が形成されている。各切り欠き部の
長さはカツタープレート1の前進・後退ストロークの半
分をやや超える程度であり、深さはカツタープレート1
の巾寸法に応じて相違する。即ち,巾が大きければ深く
するが、一例を挙げれば,120mm巾のものならば20mm程度
である。切り欠き部4Aと4Bとの間隔は、中央の平行部長
さとそれぞれの舟形の中央寄り傾斜部との和=Qが当該
カツタープレート1を使用して切断する石材Wの平均的
な切断長さを些少下回る程度とすればよい。
タープレート1の図視下辺にあたる厚さ相当面が刃先面
aとされ、両端部に孔設された透孔2に近接した位置の
当該刃先面aには、4Aおよび4Bとして示す2個所の舟形
を呈する切り欠き部が形成されている。各切り欠き部の
長さはカツタープレート1の前進・後退ストロークの半
分をやや超える程度であり、深さはカツタープレート1
の巾寸法に応じて相違する。即ち,巾が大きければ深く
するが、一例を挙げれば,120mm巾のものならば20mm程度
である。切り欠き部4Aと4Bとの間隔は、中央の平行部長
さとそれぞれの舟形の中央寄り傾斜部との和=Qが当該
カツタープレート1を使用して切断する石材Wの平均的
な切断長さを些少下回る程度とすればよい。
而して、上記カツタープレート1は少なくとも降伏点
90kgf/mm2以上の熱処理強度を持たせてなる。
90kgf/mm2以上の熱処理強度を持たせてなる。
第5図は、以上のように構成された第4図に示すカッ
タープレート1に基づく、本考案の実施例に係る石材用
カッタープレート11の側面図である。当該実施例では相
対向する厚さ相当面それぞれを刃先面a1およびa2とし、
一方側刃先面a1には切り欠き部4Aと4Bが、他方側刃先面
a2には切り欠き部4Cと4Dが設けられている。一方側刃先
面a1の摩耗の程度に応じて反転し、他方側刃先面a2を使
用することができる。切り欠き部4A,4Cと4B,4Dとはそれ
ぞれ対向しているが、この場合には相対向する切り欠き
部間の巾が平行部に比べて狭隘となるので、研削時に強
度上での支障を来さない程度の深さとする配慮が必要で
ある。
タープレート1に基づく、本考案の実施例に係る石材用
カッタープレート11の側面図である。当該実施例では相
対向する厚さ相当面それぞれを刃先面a1およびa2とし、
一方側刃先面a1には切り欠き部4Aと4Bが、他方側刃先面
a2には切り欠き部4Cと4Dが設けられている。一方側刃先
面a1の摩耗の程度に応じて反転し、他方側刃先面a2を使
用することができる。切り欠き部4A,4Cと4B,4Dとはそれ
ぞれ対向しているが、この場合には相対向する切り欠き
部間の巾が平行部に比べて狭隘となるので、研削時に強
度上での支障を来さない程度の深さとする配慮が必要で
ある。
第6図は本考案のさらに他の実施例である。本実施例
カツタープレート12では,刃先面a2の欠き部4C・4D間の
間隔が刃先面a1の切り欠き部4A・4B間の間隔より狭くな
つている。このような構成をとれば、それぞれの刃先面
a1,a2は異なる寸法の石材Wそれぞれにおける切断長さ
に対応可能である。
カツタープレート12では,刃先面a2の欠き部4C・4D間の
間隔が刃先面a1の切り欠き部4A・4B間の間隔より狭くな
つている。このような構成をとれば、それぞれの刃先面
a1,a2は異なる寸法の石材Wそれぞれにおける切断長さ
に対応可能である。
尚、本考案では第4図のQとして示す範囲が研削に使
われる範囲であるので、当該範囲Qに少なくとも降伏点
90kgf/mm2以上の熱処理強度を持たせるれば研削には十
分である。然しながら、前進・後退運動をカツタープレ
ート1に伝達する支持棒3が貫通する透孔2は長時間経
過中に周囲部分の強度不足から長孔に拡開してしまうの
で、カツタープレート1の全長・全巾に熱処理強度を持
たせる方が好ましい。特に、第5図のカツタープレート
11および第6図のカツタープレート12の場合はプレート
自体の強度保持の点も加味し、全長・全巾に熱処理強度
を持たせる必要があろう。
われる範囲であるので、当該範囲Qに少なくとも降伏点
90kgf/mm2以上の熱処理強度を持たせるれば研削には十
分である。然しながら、前進・後退運動をカツタープレ
ート1に伝達する支持棒3が貫通する透孔2は長時間経
過中に周囲部分の強度不足から長孔に拡開してしまうの
で、カツタープレート1の全長・全巾に熱処理強度を持
たせる方が好ましい。特に、第5図のカツタープレート
11および第6図のカツタープレート12の場合はプレート
自体の強度保持の点も加味し、全長・全巾に熱処理強度
を持たせる必要があろう。
(考案の作用) 本考案はカツターの前進・後退運動に際し,カツター
プレート刃先面の一方端側切り欠き部の中央寄り傾斜部
から他方端側切り欠き部の中央寄り傾斜部の間=Qが常
時原石に対向して研削状態にあるので、この間の摩耗度
は均一である一方、他方では研削行為が低く,摩耗度の
小さい刃先面部分は舟形の切り欠き部とされているの
で、研削中のカツタープレートには段差が全く生じな
い。従つて、前進・後退運動中に原石側面の凹凸により
切断長さが変わつても,あるいは寸法が少し異なる原石
を研削しても、段差が原石の凸部,即ち研磨長さの長い
部分の側端面に接触・係止する虞が皆無である。
プレート刃先面の一方端側切り欠き部の中央寄り傾斜部
から他方端側切り欠き部の中央寄り傾斜部の間=Qが常
時原石に対向して研削状態にあるので、この間の摩耗度
は均一である一方、他方では研削行為が低く,摩耗度の
小さい刃先面部分は舟形の切り欠き部とされているの
で、研削中のカツタープレートには段差が全く生じな
い。従つて、前進・後退運動中に原石側面の凹凸により
切断長さが変わつても,あるいは寸法が少し異なる原石
を研削しても、段差が原石の凸部,即ち研磨長さの長い
部分の側端面に接触・係止する虞が皆無である。
また、常時原石に対向して研削状態にある範囲Qは少
なくとも降伏点90kgf/mm2以上の熱処理強度を持たせて
あるので、従来熱処理品と同様に波状変形を防止する作
用がある。
なくとも降伏点90kgf/mm2以上の熱処理強度を持たせて
あるので、従来熱処理品と同様に波状変形を防止する作
用がある。
(考案の効果) 本考案のカツタープレートを使用すれば、長時間加工
中に波状の歪が発生せず、また摩耗度が少なく耐用時間
を大幅に延長可能,かつ破断の虞のない従来熱処理品カ
ツタープレートの有する長所を十分に生かしつつ,駆動
力伝達機構ならびに支持棒を破損する不測の事故が皆無
となり、例えば24時間の無人操業も安心して実施可能と
なる。
中に波状の歪が発生せず、また摩耗度が少なく耐用時間
を大幅に延長可能,かつ破断の虞のない従来熱処理品カ
ツタープレートの有する長所を十分に生かしつつ,駆動
力伝達機構ならびに支持棒を破損する不測の事故が皆無
となり、例えば24時間の無人操業も安心して実施可能と
なる。
また、相対向する厚さ相当面それぞれに切り欠き部を
設けることにより、上下反転して両面を刃先面として使
用可能となり、耐用時間を大幅に延長することが出来
る。
設けることにより、上下反転して両面を刃先面として使
用可能となり、耐用時間を大幅に延長することが出来
る。
さらに、各刃先面に設ける切り欠き部間の間隔を異な
らせれば、研削長さの異なる原石をもそれぞれ好条件下
で研削することができるなど、本考案から齎される効果
は甚大である。
らせれば、研削長さの異なる原石をもそれぞれ好条件下
で研削することができるなど、本考案から齎される効果
は甚大である。
第1図は従来カツタープレートの斜視図、第2図は原石
を薄引きするカツターの斜視図、第3図(a)は従来カ
ツタープレートに存する問題点を示す側面図、第3図
(b)は第3図(a)におけるX−X線断面図、第4図
は本考案実施例カツタープレートの側面図,第5図およ
び第6図はそれぞれ本考案の他の実施例カツタープレー
トの側面図である。 1,11,12……カツタープレート 4A〜4D……切り欠き部 a,a1,a2……刃先面
を薄引きするカツターの斜視図、第3図(a)は従来カ
ツタープレートに存する問題点を示す側面図、第3図
(b)は第3図(a)におけるX−X線断面図、第4図
は本考案実施例カツタープレートの側面図,第5図およ
び第6図はそれぞれ本考案の他の実施例カツタープレー
トの側面図である。 1,11,12……カツタープレート 4A〜4D……切り欠き部 a,a1,a2……刃先面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大竹 克幸 兵庫県西宮市高須町2丁目1番 武庫川 団地28号棟503 (56)参考文献 特開 昭58−194511(JP,A) 実開 昭60−114813(JP,U) 実開 平1−70512(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】長尺、狭巾、かつ厚さの薄い鋼板からな
り、厚さ相当面を刃先面として塊状の石材をスラブに薄
引きする石材用カッタープレートであって、相対する厚
さ相当面の両側をそれぞれを刃先面とし、且つ該刃先面
の先端部近傍に側面視が舟形を呈する切り欠き部を備え
るとともに、当該カッタープレートが少なくとも降伏点
90kgf/mm2以上の熱処理強度を有していることを特徴と
する石材用カッタープレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990114726U JP2535331Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 石材用カツタープレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990114726U JP2535331Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 石材用カツタープレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471212U JPH0471212U (ja) | 1992-06-24 |
JP2535331Y2 true JP2535331Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=31862436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990114726U Expired - Lifetime JP2535331Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 石材用カツタープレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535331Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1159785B (it) * | 1982-04-23 | 1987-03-04 | Breton Spa | Telaio portalame con pacco di lame estraibile in blocco nelle macchine per segare marmi, graniti o pietre dure |
JPS60114813U (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-03 | 日本電気株式会社 | スライス装置 |
JPH0737845Y2 (ja) * | 1987-10-30 | 1995-08-30 | ハイスチール株式会社 | 石材用カツタープレート |
-
1990
- 1990-11-02 JP JP1990114726U patent/JP2535331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471212U (ja) | 1992-06-24 |
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