JP2535021Y2 - レプリカレンズ - Google Patents
レプリカレンズInfo
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- JP2535021Y2 JP2535021Y2 JP1994015257U JP1525794U JP2535021Y2 JP 2535021 Y2 JP2535021 Y2 JP 2535021Y2 JP 1994015257 U JP1994015257 U JP 1994015257U JP 1525794 U JP1525794 U JP 1525794U JP 2535021 Y2 JP2535021 Y2 JP 2535021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens body
- replica
- layer
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
- G01B11/26—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S359/00—Optical: systems and elements
- Y10S359/90—Methods
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S359/00—Optical: systems and elements
- Y10S359/903—Optical: systems and elements with magnet
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- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、透明レンズ本体を有
し、該レンズ本体の少なくとも1個の屈折面が、レンズ
本体に所望の光学的輪郭を与える合成樹脂から成る補正
層を有するレプリカレンズに関するものである。
し、該レンズ本体の少なくとも1個の屈折面が、レンズ
本体に所望の光学的輪郭を与える合成樹脂から成る補正
層を有するレプリカレンズに関するものである。
【0002】斯るレプリカレンズは、すでに既知である
レプリカ作成工程により製造されている。このレプリカ
作成工程は、レプリカレンズの所望の光学的輪郭に合致
する精密に加工された表面を有するモールド或いは母型
を使用する。モールド或いは母型の表面を正確に決定す
るに当り、レプリカレンズを構成する合成樹脂の収縮量
を考慮している。液状硬化性組成物をモールドの表面に
少量塗布し、次いで、透明レンズ本体は、その屈折面を
モールド本体に対して押圧させ、或はレンズ本体の表面
とモールド表面との間に拡散させる。また、モールド側
にではなく、レンズ本体側に液状硬化性合成樹脂組成物
を塗布してもよい。次に、合成樹脂を硬化させ、レンズ
本体およびこれに接着された合成樹脂の硬化層を一緒に
モールドから取り除く。この合成樹脂層の自由表面はモ
ールドの自由表面のネガコピーとなっている。このレプ
リカ作成工程には、複雑な屈折表面、例えば非球面の屈
折面を有するレンズを、レンズ本体の複雑な研削および
研摩工程を必要とすることなく、簡単な方法で製造する
ことができるという利点がある。また、レンズ本体は簡
単な屈折表面、例えば球面(凸型または凹型)表面を有
するもので十分である。このレンズ本体は、例えば光学
ガラスまたは石英から造られる。
レプリカ作成工程により製造されている。このレプリカ
作成工程は、レプリカレンズの所望の光学的輪郭に合致
する精密に加工された表面を有するモールド或いは母型
を使用する。モールド或いは母型の表面を正確に決定す
るに当り、レプリカレンズを構成する合成樹脂の収縮量
を考慮している。液状硬化性組成物をモールドの表面に
少量塗布し、次いで、透明レンズ本体は、その屈折面を
モールド本体に対して押圧させ、或はレンズ本体の表面
とモールド表面との間に拡散させる。また、モールド側
にではなく、レンズ本体側に液状硬化性合成樹脂組成物
を塗布してもよい。次に、合成樹脂を硬化させ、レンズ
本体およびこれに接着された合成樹脂の硬化層を一緒に
モールドから取り除く。この合成樹脂層の自由表面はモ
ールドの自由表面のネガコピーとなっている。このレプ
リカ作成工程には、複雑な屈折表面、例えば非球面の屈
折面を有するレンズを、レンズ本体の複雑な研削および
研摩工程を必要とすることなく、簡単な方法で製造する
ことができるという利点がある。また、レンズ本体は簡
単な屈折表面、例えば球面(凸型または凹型)表面を有
するもので十分である。このレンズ本体は、例えば光学
ガラスまたは石英から造られる。
【0003】本考案の目的は、幅広い用途に用いること
ができ、一層改良されたレプリカレンズを提供せんとす
るにある。この目的を達成するため、本考案によるレプ
リカレンズは、透明レンズ本体を有し、このレンズ本体
の少なくとも1個の屈折面が、光硬性生合成樹脂から成
り、レンズ本体に対して所望の光学輪郭を与える補正層
を有するレプリカレンズにおいて、前記レンズ本体に
は、光硬化性の合成樹脂の接着層により前記レンズ本体
に結合され、レンズ光軸と直交する面内に延在する環状
マウント又は環状磁石が同軸状に設けられ、前記接着層
と補正層とが互いに結合されていることを特徴とする。
ができ、一層改良されたレプリカレンズを提供せんとす
るにある。この目的を達成するため、本考案によるレプ
リカレンズは、透明レンズ本体を有し、このレンズ本体
の少なくとも1個の屈折面が、光硬性生合成樹脂から成
り、レンズ本体に対して所望の光学輪郭を与える補正層
を有するレプリカレンズにおいて、前記レンズ本体に
は、光硬化性の合成樹脂の接着層により前記レンズ本体
に結合され、レンズ光軸と直交する面内に延在する環状
マウント又は環状磁石が同軸状に設けられ、前記接着層
と補正層とが互いに結合されていることを特徴とする。
【0004】補正層および接着層の両層を、光硬化性、
例えば紫外線硬化性合成樹脂組成物から作るのが好適で
ある。補正層に使用する合成樹脂組成物を接着層として
使用するものと同一材料とすることができる。適切な組
成物はアクリル酸エステル(アクリレート)またはメタ
クリル酸エステル(メタクリレート)の混合物である。
本願人による特開昭60−228364号公報には、特
に本考案のレプリカレンズに使用するのに適切な組成物
が記載されている。一般に、補正層となる合成樹脂組成
物を選択するに当り、光学的特性、特に硬化性合成樹脂
層が高屈折率を有することが重要な要素となる。適切な
組成物は、エトキシ化されたビスフェノールAジメタク
リレートであり、これは、紫外線で硬化した後、約1.
56の屈折率を有する補正層を形成する。接着層を構成
する組成物を選択するに当り、接着特性が重要視され
る。この接着層は、レンズ本体を構成するガラス或いは
石英ならびに例えばマウントを構成する金属に形成する
必要がある。このため、アクリレート(メタクリレー
ト)を基剤とした組成物であって超極性基を有するもの
が好適である。適切な組成物にはエポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレートまたはこれらの混合物があ
る。
例えば紫外線硬化性合成樹脂組成物から作るのが好適で
ある。補正層に使用する合成樹脂組成物を接着層として
使用するものと同一材料とすることができる。適切な組
成物はアクリル酸エステル(アクリレート)またはメタ
クリル酸エステル(メタクリレート)の混合物である。
本願人による特開昭60−228364号公報には、特
に本考案のレプリカレンズに使用するのに適切な組成物
が記載されている。一般に、補正層となる合成樹脂組成
物を選択するに当り、光学的特性、特に硬化性合成樹脂
層が高屈折率を有することが重要な要素となる。適切な
組成物は、エトキシ化されたビスフェノールAジメタク
リレートであり、これは、紫外線で硬化した後、約1.
56の屈折率を有する補正層を形成する。接着層を構成
する組成物を選択するに当り、接着特性が重要視され
る。この接着層は、レンズ本体を構成するガラス或いは
石英ならびに例えばマウントを構成する金属に形成する
必要がある。このため、アクリレート(メタクリレー
ト)を基剤とした組成物であって超極性基を有するもの
が好適である。適切な組成物にはエポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレートまたはこれらの混合物があ
る。
【0005】補正層および接着層を互いに結合し、一体
に形成する。
に形成する。
【0006】さらに、本考案の好適実施例は、前記透明
レンズ本体が、前記補正層に加えて、光硬化性の合成樹
脂から成る上方に向く端部を具え、この表面の少なくと
も一部に反射層を形成し、この反射層がレンズ本体に一
体的に結合されたミラーを構成することを特徴とする。
レンズ本体が、前記補正層に加えて、光硬化性の合成樹
脂から成る上方に向く端部を具え、この表面の少なくと
も一部に反射層を形成し、この反射層がレンズ本体に一
体的に結合されたミラーを構成することを特徴とする。
【0007】本考案のレプリカレンズは、液状硬化性合
成樹脂組成物を、透明レンズ本体の屈折面と、輪郭がレ
プリカレンズの所望の光学的輪郭に合致するモールドの
表面との間に配設し、レンズおよびモールドを相互に正
確に位置決めし、モールドおよびレンズ本体間に合成樹
脂から成る補正層を形成し、液状硬化性合成樹脂組成物
から成る接着層をレンズ本体の非屈折表面と光学部品或
いは補助手段の表面との間に配設し、補正層および接着
層を硬化させ、光学部品又は補助手段をレンズ本体に接
着し、最後にレンズ本体をモールドから取出すことによ
り製造することができる。
成樹脂組成物を、透明レンズ本体の屈折面と、輪郭がレ
プリカレンズの所望の光学的輪郭に合致するモールドの
表面との間に配設し、レンズおよびモールドを相互に正
確に位置決めし、モールドおよびレンズ本体間に合成樹
脂から成る補正層を形成し、液状硬化性合成樹脂組成物
から成る接着層をレンズ本体の非屈折表面と光学部品或
いは補助手段の表面との間に配設し、補正層および接着
層を硬化させ、光学部品又は補助手段をレンズ本体に接
着し、最後にレンズ本体をモールドから取出すことによ
り製造することができる。
【0008】本考案では、補助手段を光学部品に正確に
位置決めするに当り、レンズ本体に関し既に精密に定め
たモールドの配置を使用し得るという利点がある。実際
には、このモールド配置は、レンズ本体に補正層を形成
するのに必要である。
位置決めするに当り、レンズ本体に関し既に精密に定め
たモールドの配置を使用し得るという利点がある。実際
には、このモールド配置は、レンズ本体に補正層を形成
するのに必要である。
【0009】光学部品に補助手段を位置決めするに当
り、モールドの調整用の面を使用するのが好適である。
斯る調整用の面は、例えば光軸およびレンズの機械軸線
に直角な表面であり、例えば環状マウントの下部表面に
対する基準面として使用し得る。
り、モールドの調整用の面を使用するのが好適である。
斯る調整用の面は、例えば光軸およびレンズの機械軸線
に直角な表面であり、例えば環状マウントの下部表面に
対する基準面として使用し得る。
【0010】さらに、光学部品に補助手段(例えばマウ
ント)を配設および位置決めするためにさらに別個の操
作を必要とせず、例えばマウントが一緒に結合されてい
るレプリカレンズをモールドから容易に取外すことがで
き、レンズに損傷を与える可能性を大幅に低減すること
ができる。レンズ本体に補正層を形成する際、環状部材
はレンズ本体に対して同軸状に結合することができるの
で、レンズ本体に対する環状マウント又は環状磁石の取
付精度が一層向上する。すなわち、レンズの光軸に対し
て同軸状に一体的に結合することができる。
ント)を配設および位置決めするためにさらに別個の操
作を必要とせず、例えばマウントが一緒に結合されてい
るレプリカレンズをモールドから容易に取外すことがで
き、レンズに損傷を与える可能性を大幅に低減すること
ができる。レンズ本体に補正層を形成する際、環状部材
はレンズ本体に対して同軸状に結合することができるの
で、レンズ本体に対する環状マウント又は環状磁石の取
付精度が一層向上する。すなわち、レンズの光軸に対し
て同軸状に一体的に結合することができる。
【0011】図面につき本考案の実施例を説明する。図
1は本考案を説明するための参考例を記載した線図的断
面図である。図1において符号1は石英から造られたモ
ールドを示す。このモールド1の上部表面2は、高精に
形成した非球面表面3を具える。本考案のレプリカレン
ズの製造において、まずメタクリル酸エステル、特にエ
トキシル化したビスフェノールAジメタクリレートを基
剤とした紫外線硬化性組成物を少量(適量)非球面表面
3に配置する。次に石英または紫外線透過ガラスから成
りレンズ本体として作用する球体4を非球面表面3に押
し付ける。前記組成物は非球面3および球体4の間で広
がり、補正層5を形成する。例えばガラス、真鍮、アル
ミニウムまたは合成樹脂から成る環状マウント6の内側
に、アクリル酸エステル、特にエポキシクリレートまた
はウレタンアクリレートを基剤とした紫外線硬化性組成
物から成る層7を配設する。この環状マウント6を球体
4の周囲に設け、このマウント6の下部はモールド1の
上部表面で担持する。上部表面2は非球面3の光軸に対
し直交するようにする。
1は本考案を説明するための参考例を記載した線図的断
面図である。図1において符号1は石英から造られたモ
ールドを示す。このモールド1の上部表面2は、高精に
形成した非球面表面3を具える。本考案のレプリカレン
ズの製造において、まずメタクリル酸エステル、特にエ
トキシル化したビスフェノールAジメタクリレートを基
剤とした紫外線硬化性組成物を少量(適量)非球面表面
3に配置する。次に石英または紫外線透過ガラスから成
りレンズ本体として作用する球体4を非球面表面3に押
し付ける。前記組成物は非球面3および球体4の間で広
がり、補正層5を形成する。例えばガラス、真鍮、アル
ミニウムまたは合成樹脂から成る環状マウント6の内側
に、アクリル酸エステル、特にエポキシクリレートまた
はウレタンアクリレートを基剤とした紫外線硬化性組成
物から成る層7を配設する。この環状マウント6を球体
4の周囲に設け、このマウント6の下部はモールド1の
上部表面で担持する。上部表面2は非球面3の光軸に対
し直交するようにする。
【0012】次に、エトキシル化されたビスフェノール
Aジメタクリレートより成る上記組成物を球体4の頂部
に少量与える。モールド8はその下部表面9に非球面表
面部分10を有している。モールド8の表面部分10に
球体4を押付け、補正層11を形成する。次にこの組立
体を紫外線にさらす。モールド1および8は相互に整列
する。すなわち、球体4がモールド1と8との間に常に
位置決めされるとともに補正層5および11が相互に正
確な位置関係におかれることになる。この位置決めは露
光により確立され、マウント6は硬化された層7を介し
て球体4に接着される。斯様にしてレプリカレンズの光
軸12とマウントの機械軸線とが一致する。露光により
補正層5および11も硬化されるため、レンズをモール
ド1および8から取外すことができる。
Aジメタクリレートより成る上記組成物を球体4の頂部
に少量与える。モールド8はその下部表面9に非球面表
面部分10を有している。モールド8の表面部分10に
球体4を押付け、補正層11を形成する。次にこの組立
体を紫外線にさらす。モールド1および8は相互に整列
する。すなわち、球体4がモールド1と8との間に常に
位置決めされるとともに補正層5および11が相互に正
確な位置関係におかれることになる。この位置決めは露
光により確立され、マウント6は硬化された層7を介し
て球体4に接着される。斯様にしてレプリカレンズの光
軸12とマウントの機械軸線とが一致する。露光により
補正層5および11も硬化されるため、レンズをモール
ド1および8から取外すことができる。
【0013】図2は本考案によるレプリカレンズの一例
の構成を示す線図的断面図である。図2の符号12は石
英から製造されたモールドを示す。モールド12の上部
表面13には環状凹部14を設け、この凹部の内側に非
球面15を形成する。メタクリル酸エステルを基剤とし
た液状紫外線硬化性組成物を環状凹部14および非球面
15に配設する。石英から製造されたレンズ本体16の
球面17を非球面15に押し付ける。液状組成物の補正
層18を表面15と17との間に形成する。この層18
は凹部14内の液状組成物19と結合され一体となる。
環状磁石20をレンズ本体16の円筒状非屈折面22の
周囲に設け、前記環状磁石の内側表面には、アクリル酸
エステルから成る液状紫外線硬化性組成物の層21を形
成する。環状磁石20の下部表面をモールド12の上部
表面13に固定する。この上部表面13は非球面15の
光軸23と直交し、環状磁石20の位置決めのための基
準面を形成する。この組立体を紫外線にさらし、紫外線
硬化性組成物18,19,21を硬化し、したがって、
環状磁石20をレンズ本体16に結合する。このため環
状磁石20の機械軸線は光軸23と一致する。レンズは
モールドから容易に取外すことができる。最後に結果物
の端縁部分25の表面24に金属から成る反射層を、例
えば真空メッキにより形成する。これによって、製造さ
れたレプリカレンズは、レンズ本体と一体に設けられた
反射鏡を有することになる。
の構成を示す線図的断面図である。図2の符号12は石
英から製造されたモールドを示す。モールド12の上部
表面13には環状凹部14を設け、この凹部の内側に非
球面15を形成する。メタクリル酸エステルを基剤とし
た液状紫外線硬化性組成物を環状凹部14および非球面
15に配設する。石英から製造されたレンズ本体16の
球面17を非球面15に押し付ける。液状組成物の補正
層18を表面15と17との間に形成する。この層18
は凹部14内の液状組成物19と結合され一体となる。
環状磁石20をレンズ本体16の円筒状非屈折面22の
周囲に設け、前記環状磁石の内側表面には、アクリル酸
エステルから成る液状紫外線硬化性組成物の層21を形
成する。環状磁石20の下部表面をモールド12の上部
表面13に固定する。この上部表面13は非球面15の
光軸23と直交し、環状磁石20の位置決めのための基
準面を形成する。この組立体を紫外線にさらし、紫外線
硬化性組成物18,19,21を硬化し、したがって、
環状磁石20をレンズ本体16に結合する。このため環
状磁石20の機械軸線は光軸23と一致する。レンズは
モールドから容易に取外すことができる。最後に結果物
の端縁部分25の表面24に金属から成る反射層を、例
えば真空メッキにより形成する。これによって、製造さ
れたレプリカレンズは、レンズ本体と一体に設けられた
反射鏡を有することになる。
【0014】以上説明したように本考案によれば、補正
層の形成と他の部材又は光学素子のレンズ本体への結合
とを光硬化性樹脂を用いて行なっているので、補正層の
形成及び他の部材のレンズ本体への結合を同時に行なう
ことができ、取付精度及び位相決め精度を一層向上させ
ることができる。
層の形成と他の部材又は光学素子のレンズ本体への結合
とを光硬化性樹脂を用いて行なっているので、補正層の
形成及び他の部材のレンズ本体への結合を同時に行なう
ことができ、取付精度及び位相決め精度を一層向上させ
ることができる。
【図1】石英製モールドに載置された本考案を説明する
ための参考例を示す断面図である。
ための参考例を示す断面図である。
【図2】本考案のレプリカレンズの実施例を示す断面図
である。
である。
1,,8,12 モールド 3,10,15 非球面表面 4 球体 5,11,18,19,21 補正層 6 環状マウント 12,23 光軸 14 環状凹部 16 レンズ本体 20 環状磁石
フロントページの続き (72)考案者 レンソ ヨハネス マリヌス ツウィー ルス オランダ国 5621 ベーアー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ 1 (72)考案者 ヘラルダス クリスチャーン マリー ドルタント オランダ国 ロエルモンド ブレデウェ ッヒ 10 (56)参考文献 特開 昭59−204001(JP,A) 特開 昭59−171901(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 透明レンズ本体を有し、このレンズ本体
の少なくとも1個の屈折面が、光硬化性合成樹脂から成
り、レンズ本体に対して所望の光学輪郭を与える補正層
を有するレプリカレンズにおいて、 前記レンズ本体には、光硬化性合成樹脂の接着層により
前記レンズ本体に結合され、レンズ光軸と直交する面内
に延在する環状マウント又は環状磁石が同軸状に設けら
れ、前記接着層と補正層とが互いに結合されていること
を特徴とするレプリカレンズ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のレプリカレンズにおい
て、前記透明レンズ本体が、前記補正層に加えて、光硬
化性の合成樹脂から成り上方に向く端部を具え、この端
部の表面に少なくとも部分的に反射層を形成し、この反
射層がレンズ本体に一体的に結合されたミラーを構成す
ることを特徴とするレプリカレンズ。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8501665 | 1985-06-10 | ||
NL8501665A NL8501665A (nl) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | Optische aftasteenheid met positie- en standdetektiestelsel voor een elektromagnetisch gelagerd objektief. |
NL8502225 | 1985-08-12 | ||
NL8502225A NL8502225A (nl) | 1985-06-10 | 1985-08-12 | Replika lens en methode voor de vervaardiging ervan. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732601U JPH0732601U (ja) | 1995-06-16 |
JP2535021Y2 true JP2535021Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=26646046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994015257U Expired - Lifetime JP2535021Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1994-12-09 | レプリカレンズ |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4890905A (ja) |
EP (1) | EP0206397B1 (ja) |
JP (1) | JP2535021Y2 (ja) |
CN (1) | CN1011086B (ja) |
AU (1) | AU5850386A (ja) |
DE (1) | DE3662349D1 (ja) |
NL (1) | NL8502225A (ja) |
SG (1) | SG52690G (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8802683A (nl) * | 1988-11-02 | 1990-06-01 | Philips Nv | Werkwijze voor het onderling verbinden van twee lichamen met een lijm alsmede een samengesteld lichaam. |
JPH0313902A (ja) * | 1989-06-12 | 1991-01-22 | Olympus Optical Co Ltd | 複合型光学部品とその製造方法 |
JPH0486723A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Toshiba Corp | 多面体鏡及びその製造方法 |
US5566027A (en) * | 1993-01-18 | 1996-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Photocurable resin composition and optical lens produced therefrom |
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