JP2534196Y2 - ウォッシャノズル内蔵式ワイパ - Google Patents

ウォッシャノズル内蔵式ワイパ

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JP2534196Y2
JP2534196Y2 JP6617391U JP6617391U JP2534196Y2 JP 2534196 Y2 JP2534196 Y2 JP 2534196Y2 JP 6617391 U JP6617391 U JP 6617391U JP 6617391 U JP6617391 U JP 6617391U JP 2534196 Y2 JP2534196 Y2 JP 2534196Y2
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hose
wiper
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wiper arm
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泰三 山本
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワイパ・アームの回動
先端にウォッシャ液を噴射可能なウォッシャ・ノズルが
内蔵されたワイパに関し、詳しくはウォッシャ・ノズル
にウォッシャ液を導くホースの配索に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輛に使用されているワイパ
には、ワイパ・ブレードの動きに連動させてワイパ・ア
ームの先端よりウォッシャ液を噴射させるタイプのもの
がある。このタイプのものには、ワイパ・アームの先端
側にウォッシャ・ノズルが配設されていて、このノズル
へウォッシャ液を導くホースが図5に示すように、車体
パネル1に設けられたホースジョイント部2からピボッ
ト軸3に装着されたアーム・ヘッド4を介して取り付け
られたワイパ・アーム5内に配管されている。
【0003】ホース6は、ワイパ・アーム5の下面側に
沿って配管され、その途中はワイパ・アーム5に取り付
けられたクリップ7で止められて同アームと一体化され
ており、ピボット軸3によるワイパ・アーム5の揺動動
作と一体に揺動する状態になっている。また、ホース6
はワイパ・アーム5の揺動時に突っ張って同アームの動
きを妨げないようある程度の弛みがとられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たワイパの構造においては、ワイパ・アームがスムーズ
に動くようにホースを長めにしてある程度の弛みが設け
られているが、その弛んだホースがワイパ・アームの軌
道上に垂れ下がるので、ワイパ・アームが上反転位置に
なるとホースがフロントパネル、ワイパ・アームやピボ
ット軸等に干渉したり、ワイパ・アームの揺動に伴いホ
ースの断面形状が大きく変形するので、ほーすの耐久性
に問題があった。また、ホースジョイント部からクリッ
プまでのホースの露出部分が多く、車体パネル上に見え
るので見栄えが良くなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案では、一
端側がピボット軸にアーム・ヘッドを介して取り付けら
れ、他端側にワイパーブレードを取り付けてなるワイパ
・アームを有し、前記ワイパ・アームの他端側にウォッ
シャ液を噴射させるためのウォッシャーノズルが設けら
れていると共に、このウォッシャ・ノズルに通じるホー
スが上記ワイパ・アームに沿って設けられたウォッシャ
・ノズル内臓式ワイパにおいて、上記アーム・ヘッドの
側板に上記ホースを保持するトンネル部を形成して該ホ
ースを該トンネル部に挿通すると共に、該挿通されるホ
ースの上記ワイパ・アーム側に位置する一部を挾時し該
ホースの弛みを調節するクリップを上記ワイパ・アーム
の側面に形成した。
【0006】
【作用】上述したワイパの構成によれば、ホースがアー
ム・ヘッドに設けたトンネル部に保持され、該トンネル
部に保持されるホースはクリップによって弛み調整され
るので、ワイパ・アームの軌道上にホースが垂れ下がる
ことなく、同アームの揺動を吸収するようホースの弛み
(長さ)を調整でき、他の部品との干渉を少なくするこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例について説明する。
図4において、符号11はワイパを示し、このワイパ1
1は、アーム・ヘッド12、ワイパ・アーム13、ワイ
パ・ブレード14と、ワイパ・アーム13の先端に取り
付けられたウォッシャ・ノズル15、図示しない車体側
のウォッシャ・タンクへ通じるジョイント部16とウォ
ッシャ・ノズル15との間を繋ぐホース17(図3)と
で構成されている。
【0008】アーム・ヘッド12はメインアーム・ヘッ
ド12aとサブアーム・ヘッド12b、また、ワイパ・
アーム13は、メインワイパ・アーム13aとサブワイ
パ・アーム13bというようにそれぞれ主副部一対で形
成されている。このうち、メインアーム・ヘッド12a
は、図示せぬワイパモーターで駆動されるピボット軸1
8に一体回転可能に取り付けられ、サブアーム・ヘッド
12bはピボット軸18の周囲に回動不能に位置決めさ
れて取付けられている。さらに、サブアーム・ヘッド1
2bには支軸19を介してサブワイパ・アーム13bの
一端がリンク結合されて取付られ、メインアーム・ヘッ
ド12aには図1に示すように、リベット軸20を介し
てメインワイパ・アーム13aの一端側に取り付けられ
ている。
【0009】メインアーム・ヘッド12aとメインワイ
パ・アーム13aとの間には、このメインワイパ・アー
ム13aの先端が図示せぬウイングガラスに対して押し
つけられる回動付勢力を常に付与しておくためのスプリ
ング21がブラケット22を介して装着されている。
【0010】メインアーム・ヘッド12aのメインワイ
パ・アーム13aとの結合部近傍の側面には、同アーム
の延出方向に向かってトンネル部23が形成されてい
る。このトンネル部23は図2に示すように、肉厚に形
成される樹脂製のメインアーム・ヘッド12aの側面に
一体成形された貫通孔で、ホース17が多少貫通方向に
摺動できるように支持すると共に、同ホースの目かくし
部でもある。なお、図1において、トンネル部23のメ
インワイパ・アーム13a側の開口部を23y、ピボッ
ト軸18側の開口部を23zとする。
【0011】開口部23y近傍のメインワイパ・アーム
13aの側面にはクリップ24がビス25で取り付けら
れている。このクリップ24はトンネル部23を貫通す
るホース17を挾持し、ホース17の長さを調整するも
のである。即ち、図1に示す矢印方向にメインワイパ・
アーム13aを起こす時(アームロックバック時)や、
図3に示すよう、メインワイパ・アーム13aが揺動す
るときに、ホース17が突っ張らないようにするため
に、クリップ24のホース挾持部24xから開口部23
yまでに弛みを設けるものである。
【0012】このような構成のワイパ11の動作は、図
3に示すように、ピボット軸18が回転されると、この
ピボット軸18と一体にメインアーム・ヘッド12aを
介してメインワイパ・アーム13aが揺動作動する。こ
の時、ホース17はトンネル部23とクリップ24でも
って支持されているので、メインワイパ・アーム13a
の揺動軌道上に露出部分がなく、かつ、ホース17の撓
みをホース挟持部24xと開口部23yの間で調整され
ているので、ピボット軸18やサブワイパ・アーム13
b等にホース17が干渉することなくメインワイパ・ア
ーム13aはスムーズに回動する。
【0013】また、ホース17はトンネル部23に遊嵌
されているので、メインワイパ・アーム13aの揺動に
伴いトンネル部23内を摺動して、ホース挟持部24x
と開口部23yの間に設けられていたホース17の弛み
は、開口部23yとジョイント部16の間に移動し、ワ
イパ・アーム13の揺動に伴いうホース17の断面形状
変形が少なくなる。
【0014】このようなメインワイパ・アーム13aの
揺動に連動してサブワイパーアーム13bの揺動動作も
起こされ、同時にワイパ・ブレード14が払拭動作を行
う。(図4参照)また、この時、図示しないウォッシャ
・スイッチをオンさせると、ウォッシャ・ノズル15よ
りウォッシャ液が噴射される。
【0015】したがって、このようにホース17を配管
した場合では、メインワイパ・アーム13aの揺動軌道
上のホース17の露出部の長さを最小限にすることがで
きるので、ホース17がサブアーム・ヘッド12b、サ
ブワイパ・アーム13bなどの、他の部品と干渉するこ
とがなくなり、常に、ワイパ・アーム13などのスムー
ズな回動動作が得られ。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、ワイパ・アームの揺動
に伴うホースの断面形状の変形を少なくし、ホースと他
の部品との干渉をなくしてスムーズな回動動作が得られ
るので、ホースの耐久性が向上する。また、従来、ホー
スジョイント部からクリップまで露出していたホースが
トンネル部に収納されたので見栄えが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の主要部であるホースの配管状態を示す
ワイパ揺動部の側面図である。
【図2】アーム・ヘッドに形成したトンネル部を示す図
1A−A断面図である。
【図3】ワイパ・アームの揺動とホースの移動を示す動
作図である。
【図4】本考案が実施されたワイパーの全体構造を示す
正面図である。
【図5】従来のホースの配管状態を示すワイパ揺動部の
側面図である。
【符号の説明】
11 ワイパ 12 アーム・ヘッド 13 ワイパ・アーム 14 ワイパ・ブレード 15 ウォッシャ・ノズル 17 ホース 18 ピボット軸 23 トンネル部 24 クリップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側がピボット軸にアーム・ヘッドを介
    して取り付けられ、他端側にワイパ・ブレードを取り付
    けてなるワイパ・アームを有し、前記ワイパ・アームの
    他端側にウォッシャ液を噴射させるためのウォッシャ・
    ノズルが設けられていると共に、このウォッシャ・ノズ
    ルに通じるホースが上記ワイパ・アームに沿って配設さ
    れたウォッシャノズル内臓式ワイパにおいて、 上記アーム・ヘッドの側板に上記ワイパ・アームの延出
    方向に向かって設けられ上記ホースを保持するトンネル
    部と、上記ワイパ・アームの側面に前記トンネル部に保
    持されるホースの弛みを調整するクリップとを具備する
    ことを特徴とするウォッシャノズル内蔵式ワイパ。
JP6617391U 1991-08-21 1991-08-21 ウォッシャノズル内蔵式ワイパ Expired - Lifetime JP2534196Y2 (ja)

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JPH0516521U JPH0516521U (ja) 1993-03-02
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JP2004501826A (ja) * 2000-06-28 2004-01-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウインドシールドワイパのためのリンク部分

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