JP2534100B2 - カ―テン駆動装置 - Google Patents

カ―テン駆動装置

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JP2534100B2
JP2534100B2 JP63137774A JP13777488A JP2534100B2 JP 2534100 B2 JP2534100 B2 JP 2534100B2 JP 63137774 A JP63137774 A JP 63137774A JP 13777488 A JP13777488 A JP 13777488A JP 2534100 B2 JP2534100 B2 JP 2534100B2
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curtain rail
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roller
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正昇 坂井
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリニアモータを用いたカーテン駆動装置の改
良に関する。
〔従来技術及び課題〕
従来、ワゴンタイプ自動車等の車室内に付設するカー
テン駆動装置としては、例えば実開昭60-98489号公報に
開示されるカーテンの自動開閉装置が知られている。同
公報に示される装置はカーテンレールを逆U字型断面に
形成したハウジングと、このハウジング内面にガイドレ
ール状に長手方向に対向配置され、空隙内に一様な磁束
を生ずるようにした磁極部により構成するとともに、こ
のガイドレール状の磁極部に案内されて当該空隙内を磁
束と直角に移動できる可動コイルを設けたものであり、
磁束内に置いた可動コイルへ電流を流したときに生じる
力を利用して当該可動コイルを移動させる。
しかし、従来の装置は、ある程度の厚みを有する可動
コイルが、幅方向に狭いカーテンレール内を移動するた
め、摺動抵抗(摩擦抵抗)が大きくなり、可動コイル、
即ち、カーテンがスムースに移動できなかったり、摩擦
音等の不快音が発生し、また、電力ロスを生じる等の問
題があった。
本発明はこのような従来技術に存在する諸問題を解決
したカーテン駆動装置の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るカーテン駆動装置50は、特に、内部中空
のカーテンレール2の内部に配し、かつカーテンレール
2の長手方向に移動する可動部8に、吸引方向に対して
直角なシャフト33…を有する上下一対のローラ31…を複
数設けるとともに、カーテンレール2の底面2gに長手方
向に沿って形成したスリット2hに臨む一方の縁端部に、
下側のローラ31…をガイドするガイドレール30を一体形
成し、かつカーテンレール2の内部における中間部に設
けたフレーム51に上側のローラ31…をガイドするガイド
レール30を一体形成し、さらに、可動部8の上端に、横
方に突出して当該フレーム51の上端にスライド自在に係
止する係止部56…を設けてなることを特徴とする。この
場合、最適な実施形態により、ローラ31…の端面には中
心が軸方向外側へ突出したテーパ面を形成する。
〔作用〕
次に、本発明の作用について説明する。
本発明に係るカーテン駆動装置50は、カーテンレール
2の長手方向に沿って可動部8が移動する。この際、可
動部8に形成される磁極によって、当該可動部8は界磁
部5に吸引されつつ移動するが、吸引方向に直角なシャ
フト33…を有するローラ7a…がガイドレール30…上を滑
動するため、摺動抵抗は著しく低減される。この場合、
カーテンレール2の底面2gに長手方向に沿って形成した
スリット2hに臨む一方の縁端部に下側のローラ31…をガ
イドするガイドレール30を一体形成したため、スリット
2hに臨む縁端部は、スリット2hを形成する機能と下側の
ローラ31…をガイドするガイドレール30を形成する機能
を兼用する。また、カーテンレール2の内部にフレーム
51を設けたため、フレーム51は、上側のローラ31…をガ
イドするガイドレール30を形成する機能と可動部8の上
端に設けた係止部56…をスライド自在に支持することに
より下方への位置規制を行う機能を兼用する。
〔実施例〕
次に、本発明に係る好適な実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
第1図〜第4図は原理構成を明示したカーテン駆動装
置1を示す。同駆動装置1において、2はカーテンレー
ルであり、第10図に示すように例えばワゴンタイプの自
動車Wの後部、左右側部に付設する。
カーテンレール2は断面を第2図のように略矩形に形
成し、下面2aには長手方向に沿った溝状のランナレール
15を設けてカーテンKを吊すランナ16を挿通させる。一
方、カーテンレール2の一側面2bの内面には長手方向に
沿ってヨーク3を取付け、このヨーク3上には例えばフ
ェライト合成ゴムへ交互に異極を着磁して形成したラバ
ーマグネット20を重ね合わせる。これによりカーテンレ
ール2の長手方向へ異極が交互に配列したマグネット群
4となる。よって、ヨーク3とカーテンレール2は界磁
部5を構成する。
一方、カーテンレール2の上面2dと下面2aの各内面の
中間部所定位置には、長手方向に沿った突起状のガイド
レール30、30を一体形成する。各ガイドレール30、30に
は、以下に述べる可動部8に設けたローラ31…が載り、
長手方向にガイドされる。
可動部8はラバーマグネット20に対して平行な所定の
厚みを有する矩形状のコアベース6oを備え、このコアベ
ース6oの一方面にはラバー20の方向へ直角に突出し、か
つ長手方向へ等間隔の四つのコア6a、6b、6c、6dを一体
形成する。なお、一個おきのコア中心間距離はラバーマ
グネット20に着磁した極ピッチと等しい。また、コア6a
…の先端とラバーマグネット20間には僅かなギャップが
形成される。よって、磁路は第1図中点線Lで示すよう
になる。一方、各コア6a…には予め巻回したコイル7a、
7b、7c、7dを嵌め込み、コア6aと6cのコイルは直列接続
し、コア6bと6dのコイルは直列接続する。
また、コアベース6oの上面及び下面の前後には上下方
向に軸心を有する軸受32…を設け、この軸受32…にシャ
フト33…を回動自在に挿入する。このシャフト33…は中
間部にストッパ33a…を一体に有し、また、先端部には
ローラ31…を回動自在に嵌入する。これにより、シャフ
ト33…は吸引方向に対して直角となり、ローラ31…は前
記ガイドレール30、30上を滑動できる。このように、可
動部8はコアベース6oを備えるため、ローラ31…を容易
に取付けることができる。よって、可動部8の移動時に
おける摺動抵抗は著しく低減される。
一方、コアベース6oの下端には水平な支持アーム17を
一体に延設し、この支持アーム17に後端をカーテンレー
ル2のレールエンドに固定したカーテンKの先端を支持
せしめ、可動部8の移動によってカーテンKを開閉でき
るようにする。また、コアベース6oの他面には凹部34を
形成し、この凹部34内にブラシホルダ40を嵌入する。ブ
ラシホルダ40には第4図のようなブラシ41a、41b、41
c、41dを取付けるとともに、このブラシ41a…に対向す
るカーテンレール2の他側面2cには当該ブラシ41a…が
接触する第9図に示すパターンを有する整流子板42x、4
2yを取付けて整流子部9を構成する。
よって、各整流子板42x、42yに直流電源を接続すれ
ば、コイル7a…を励磁し、コア6a…に所定の磁極を発生
させる。コア6a…の極はその位置によって整流子部9で
切換えられる。
次に、本発明に係るカーテン駆動装置50を第5図〜第
8図を参照して説明する。
本発明におけるカーテンレール2は断面を内部中空の
略矩形状に形成し、底面2gには長手方向に沿って可動部
8の一部が下方へ突出するスリット2hを形成する。スリ
ット2hに臨む底面2gの一方の縁部は上方へ直角に折曲し
て下側のガイドレール30を形成する。また、カーテンレ
ール2における側面2fの内部壁から水平に突出するマグ
ネット保持フレーム51を設け、その先端は下方へ直角に
折曲して上側のガイドレール30を形成する。よって、側
面2f、底面2g、フレーム51、ガイドレール30、30により
ヨーク3及びマグネット群4を保持固定し、ガイドレー
ル30、30は、この保持機能を兼用することになる。
一方、可動部8は、合成樹脂製の可動部ブロック52に
コアベース6oをインサートし、可動部ブロック52の両端
部に、第8図に示すような断面U字形の取付用スリット
53、53を設ける。そして、このスリット53、53に、第7
図に示すシャフト33、33の中間部を圧入して固定する。
一方のシャフト33(他方も同じ)の両端部は比較的小径
となるローラ支持部33c、33dを形成し、中心に挿入孔31
aを有するローラ31…をそれぞれ回転自在に嵌め入れ
る。なお、各ローラ31…の両端面は平面ではなく、中心
が軸方向外側へ突出するテーパ面に形成する。この理由
は実施例のシャフト33を製作する場合、シャフト33の一
端はヘッダー加工可能であるが、他端は切削加工を施さ
ざるを得ない。この結果、切削によるバリを生ずるが、
ローラ31の端面にテーパ面を設けることにより、バリの
影響を排除できる。同時にローラ31の端面とシャフト33
間の接触面積が小さくなり、摩擦抵抗減少によるローラ
31の円滑な回動が保証される。他方、可動部ブロック52
には当該ローラ31を収容する凹部54…が形成されてい
る。また、可動部ブロック52の下端にはカーテンを吊り
下げるための吊下部55、55を一体形成し、さらに、上端
には係止部56、56を横方向へ突出させて一体形成する。
この係止部56、56は前記フレーム51上をスライドする。
なお、変更実施例におけるカーテン駆動部50も前記カー
テン駆動部1と同様に機能する。
カーテン駆動装置1、50の作動原理は次のようにな
る。まず、コイル7aと7cは直列接続して両端子をブラシ
41aと41cに接続し、また、コイル7bと7dは直列接続して
両端子をブラシ41bと41dに接続する。この結果、第9図
中仮想線で示す可動部8a、8b、8cの各位置では図示の磁
極が発生し、可動部8はマグネット群4の磁極に常に吸
引されて矢印方向へ移動する。また、整流子板42xと42y
の極性を反転させれば可動部8は反対方向へ移動する。
以上、実施例について詳細に説明したが本発明はこの
ような実施例に限定されるものではなく、構成、形状、
配列、数量、素材等において本発明の要旨を逸脱しない
範囲で任意に変更できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明に係るカーテン駆動装置は、特
に、内部中空のカーテンレールの内部に配し、かつカー
テンレール2の長手方向に移動する可動部に、吸引方向
に対して直角なシャフトを有する上下一対のローラを複
数設けるとともに、カーテンレールの底面に長手方向に
沿って形成したスリットに臨む一方の縁端部に、下側の
ローラをガイドするガイドレールを一体形成し、かつカ
ーテンレールの内部における中間部に設けた当該フレー
ムに上側のローラをガイドするガイドレールを一体形成
し、さらに、可動部の上端に、横方に突出してフレーム
の上端にスライド自在に係止する係止部を設けたため、
可動部の摺動抵抗が低減され、この結果、カーテンはス
ムースに移動するとともに、摩擦音等の不快音の発生が
無く、また、無用な電力ロスも減少するという顕著な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図:カーテン駆動装置の原理構成を示す断面平面
図、 第2図:第1図中A−A線における断面正面図、 第3図:同装置における可動部の左側面図、 第4図:同装置における可動部の右側面図、 第5図:本発明に係るカーテン駆動装置の第6図中B−
B線位置における断面正面図、 第6図:同装置における可動部の側面図、 第7図:同可動部のシャフト部材及びローラの分解斜視
図、 第8図:第6図中C−C線断面図、 第9図:同駆動装置の原理を説明する展開図、 第10図:ワゴンタイプの自動車へ同駆動装置を付設した
状態を明示する平面図。 尚図面中、 50:カーテン駆動装置,2:カーテンレール,2g:底面,2h:ス
リット,8:可動部,30:ガイドレール,31:ローラ,33:シャ
フト,51:フレーム,56:係止部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部中空のカーテンレールの内部に沿って
    配した界磁部と、界磁部の方向に突出形成した複数のコ
    アにコイルを巻回した磁極を有し、かつカーテンレール
    の内部に移動自在に配した可動部と、コイルの極性を切
    換える整流子部とを備えてリニアモータを構成し、可動
    部に取付けたカーテンを開閉するカーテン駆動装置にお
    いて、前記可動部に、吸引方向に対して直角なシャフト
    を有する上下一対のローラを複数設けるとともに、前記
    カーテンレールの底面に長手方向に沿って形成したスリ
    ットに臨む一方の縁端部に、下側のローラをガイドする
    ガイドレールを一体形成し、かつカーテンレールの内部
    における中間部に設けたフレームに上側のローラをガイ
    ドするガイドレールを一体形成し、さらに、前記可動部
    の上端に、横方に突出して当該フレームの上端にスライ
    ド自在に係止する係止部を設けたことを特徴とするカー
    テン駆動装置。
  2. 【請求項2】ローラの端面には中心が軸方向外側へ突出
    したテーパ面を形成してなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のカーテン駆動装置。
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JPH0511821U (ja) * 1991-07-31 1993-02-19 関口 博 両面収納式定期入れ

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JPS6425810A (en) 1989-01-27

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