JP2533858Y2 - 吊り足場 - Google Patents

吊り足場

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JP2533858Y2
JP2533858Y2 JP7344992U JP7344992U JP2533858Y2 JP 2533858 Y2 JP2533858 Y2 JP 2533858Y2 JP 7344992 U JP7344992 U JP 7344992U JP 7344992 U JP7344992 U JP 7344992U JP 2533858 Y2 JP2533858 Y2 JP 2533858Y2
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勝 岡田
清治 瀬戸
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は高層ビルの建築現場等に
おいて骨組みを組み立てる時、構造物に吊り下げて使用
される吊り足場に関し、より詳しくは、吊り足場の踏み
台に踏み台に平行に突出するスライド踏み板を設けるこ
とにより作業能率を向上させた吊り足場に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば高層ビルの建築現場等
で骨組みを組み立てる時には種々の高所作業台が使用さ
れているが、その中でも水平な梁AとBを突き合わせて
連結する時には図11に示すように梁A・Bの側面に吊
り足場10を吊り下げている。
【0003】この従来の吊り足場10の構成を簡略に述
べると、まず第1の支柱20は、その上端部に取り付け
られたT字形金具50の突起部を梁A・Bの上面の一方
の端部に係止することにより、梁A・Bの一方の側面に
垂下される。このT字形金具50にその一端を軸支され
たフックボルト51に遊嵌されたフック金具52のフッ
ク部を、梁A・Bの上面の他方の端部に係止するととも
に、前記フックボルト51の自由端側に螺合された蝶ネ
ジ53を締め上げて、前記T字形金具50とフック金具
52により梁A・Bを挟持させることにより前記第一の
支柱20は梁A・Bに固定される。さらに前記第一の支
柱20の下端に作業員がその上に載って作業する踏み台
60を軸支するとともに、この踏み台60の梁A・Bと
は反対側に一対の第2の支柱30が軸支される。これら
の第一の支柱20と第二の支柱30の間には前記踏台6
0と協働してこの第二の支柱30を第一の支柱20に対
して平行に離間および近接せしめる連結部材35が軸支
される。またこの第1の支柱20の上端と第2の支柱3
0の上端をヒンジリンク40で連結することにより、踏
台60は略水平に保持される。さらにこの吊り足場10
は、梁A・Bから取り外される時には図12に示すよう
に折り畳むことができる。
【0004】そしてこの吊り足場10の踏み台60に作
業員が乗り移り、図示の様に梁A・Bの両側面に取り付
けられた当て板Pにより梁A・Bを挟持した後に、数多
くのボルトを挿通しナットで締め上げることにより梁A
・Bが連結される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが従来の技術で
は、梁を連結するために用いる数多くのボルトやナット
の置き場所が問題となっている。すなわち、梁の上面は
平坦であるから、ここにボルトやナットを置くと作業の
時に誤って落下させることが考えられる。他方、吊り足
場の踏台は幅が70センチから1メートル、奥行きが7
0センチ程度と狭いものであるから、数多くのボルトや
ナットをこのように狭い踏み台の上に置いたのでは作業
員が足で踏みつけて滑ったりこれらのボルトやナットを
落下させる恐れがある。
【0006】また、図示されてはいないが、梁A・Bを
連結する作業の中には梁A・Bの両側面のみならず梁A
・Bの上面や下面にも当て板Pをあてがう場合があり、
特に梁A・Bの下面に当て板をする作業の時には作業員
は梁A・Bの下方に身体を置きたいのであるが、従来の
吊り足場10では梁A・Bの下方には踏み台が無いの
で、作業員は無理な姿勢での作業を強いられていた。
【0007】さらには、図11に想像線で示すように、
梁A・Bの反対側にこちら側の吊り足場10に向かい合
わせてもう一つの吊り足場10’を取り付けたときに
は、一方の吊り足場から他方の吊り足場に直接移動でき
ないため、作業が能率良く行えないという問題点が有っ
た。
【0008】本考案は上記のような現状に着眼してなさ
れたものであって、ボルトやナットの置き場所に困るこ
とがなく、かつ必要な時には水平梁の下方に作業員が体
を置いて作業することができ、またこちら側の吊り足場
から、梁の反対側に向かい合って取り付けられた他方の
吊り足場に直接移動できるようにして、作業能率を向上
することができる吊り足場を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本考案の請求項1に記載の吊り足場は、構造物に上
端部を係止して垂下した吊り下げ部材の下端部に作業員
を載せる踏み台を取り付けた吊り足場において、前記踏
み台に、前記踏み台と平行な方向に前記踏み台から出没
自在にスライドするスライド踏み板を設けたことを特徴
とする。
【0010】また本考案の請求項2に記載の吊り足場
は、前記請求項1に記載の吊り足場について、前記踏み
台に前記スライド踏み板がスライドする方向に延びる案
内部を設け、前記スライド踏み板に取り付けた案内軸の
両端を前記案内部に係合させることにより、前記スライ
ド踏み板を前記踏み台に対して回動自在および滑動自在
として、前記スライド踏み板のスライド方向先端が前記
踏み台の踏み面に対して垂直な方向に移動可能としたこ
とを特徴とする。
【0011】また本考案の請求項3に記載の吊り足場
は、前記請求項1に記載の吊り足場について、前記スラ
イド踏み板を分割して互いに入れ子式に嵌合させ、内側
の踏み板が外側の踏み板から出没自在にスライドするよ
うにしたことを特徴とする。
【0012】また本考案の請求項4に記載の吊り足場
は、前記請求項1に記載の吊り足場について、前記スラ
イド踏み板の裏面に当接してこのスライド踏み板にかか
る荷重を支持する受け部材を、前記踏み台の吊り下げ部
材に取り付けたことを特徴とする。
【0013】また本考案の請求項5に記載の吊り足場
は、前記請求項1に記載の吊り足場について、前記構造
物の定尺寸法に合わせて、定められた寸法だけ前記スラ
イド踏み板をスライドさせて固定する位置決め孔を前記
スライド踏み板に設けるとともに、この位置決め孔に係
止部材を係合させることにより前記スライド踏み板を前
記踏み台または前記ガイド部材に固定することを特徴と
する。
【0014】また本考案の請求項6に記載の吊り足場
は、構造物に上端部を係止して垂下した吊り下げ部材の
下端部に作業員を載せる踏み台を取り付けた吊り足場で
あって、前記構造物を挟んで互いに向かい合うように前
記構造物に取り付けられた一対の吊り足場の一方の吊り
足場において、前記踏み台に、前記踏み台と平行な方向
に前記踏み台から出没自在にスライドするスライド踏み
板を設けるとともに、前記スライド踏み板のスライド方
向先端近傍に当接部材を設け、この当接部材を他方の吊
り足場の踏み面に当接させることにより前記スライド踏
み板を他方の吊り足場に掛け渡すようにしたことを特徴
とする。
【0015】
【作用】本考案の請求項1に記載の吊り足場によれば、
踏み台からスライドして延びるスライド踏み板を設けた
ので、このスライド踏み板の上に梁の連結に用いるボル
トやナットを置くことができるようになる。またスライ
ド踏み板を梁の下方に延びるように設ければ、梁の下面
に当て板をする作業の時などにはこのスライド踏み板の
上に作業員が足を載せることができる。さらにはスライ
ド踏み板を、こちら側の吊り足場に向かい合わせて梁の
反対側に取り付けた相手側の吊り足場に掛け渡せば、こ
ちら側から相手側に乗り移ることができる。
【0016】本考案の請求項2に記載の吊り足場によれ
ば、スライド踏み板の前端を吊り足場の踏み面に対して
垂直な方向に動かすことができるようにしたので、例え
ば相手側の吊り足場にスライド踏み板を掛け渡す時に
は、スライド踏み板の前端を持ちあげることにより、相
手側の踏み台の台枠にスライド踏み板を干渉させる事な
くスライド踏み板を掛け渡すことができる。また相手側
の踏み台とこちら側の踏み台に段差がある時には、本考
案のスライド踏み板は踏み台に対して回動できるので、
この段差を容易に吸収することができる。
【0017】本考案の請求項3に記載の吊り足場によれ
ば、スライド踏み板を分割して互いに入れ子式に嵌合さ
せ、内側の踏み板が外側の踏み板から出没自在にスライ
ドする構成としたので、スライド踏み板の踏台への取付
スペースを小さくしながらスライド踏み板の踏台からの
突出量を大きく取ることができる。
【0018】本考案の請求項4に記載の吊り足場によれ
ば、スライド踏み板に掛かる荷重を、スライド踏み板の
裏面に当接して受けかつ吊り足場の吊り下げ部材に伝達
する荷重受け部材を設けたので、踏み台のスライド踏み
板を取り付ける部分を強固なものにする必要が無くなる
から、吊り足場全体を軽量なものにできる。
【0019】本考案の請求項5に記載の吊り足場によれ
ば、前記構造物の定尺寸法に合わせて定められた寸法だ
け前記スライド踏み板をスライドさせて固定する位置決
め孔を設けたので、吊り足場を取り付ける梁の幅方向の
定尺寸法に合わせて位置決め孔を選択すればスライド踏
み板の最適な突出量を容易に設定することができる。
【0020】本考案の請求項6に記載の吊り足場によれ
ば、スライド踏み板の前端に設けた当接部材を相手側の
吊り足場の踏み面に当接させることにより、このスライ
ド踏み板に掛かる荷重を相手側の踏み台の踏み面に荷重
を掛けることができるので、相手側の吊り足場の最前端
の台枠に荷重を掛けたために、相手側の踏台を第1の支
柱との枢支点を中心として不用意に傾けたりする恐れを
無くすことができる。また、この当接部材が相手側の踏
み台の台枠に係合するので、吊り足場同士の間隔が広が
った場合でもスライド踏み板が相手側の踏台から外れる
ことを防止できる。
【0021】
【実施例】以下に図面を参照して、本考案の実施例を詳
細に説明する。また以下の説明中、従来例との共通部分
は同一符号を用いて説明を簡略化するとともに、構造物
を挟んで対向される相手側の吊り足場については符号に
’(ダッシュ)を付して識別し易いようにする。さら
に以降の説明では、本考案のスライド踏み板が踏み台か
らスライドして突出する方向をスライド方向と呼び、こ
の吊り足場を取り付ける梁に向かって近い側を前側、梁
から遠い側を後ろ側、梁に平行な方向をそれぞれ左右方
向と呼ぶこととする。
【0022】実施例1 図1は本実施例1の吊り足場11を示す側面図、図2は
本実施例1のスライド踏み板70を示す側面図、図3は
前記スライド踏み板70を示す平面図、図4は前記スラ
イド踏み板70の踏み台60への取り付け構造を示す断
面図、図5は前記スライド踏み板70を拡大して示す側
面図、図6は踏み台60の形状を変更した例を示す平面
図である。
【0023】本考案の請求項1および請求項2、請求項
5、請求項6に対応する実施例1の吊り足場11は、従
来の吊り足場10に対して踏み台60の第一の支柱20
への枢支点Cを踏み台60の最前端側に設けたこと、お
よび踏み台60の踏み面63上に後述するスライド踏み
板70を取り付けた以外は従来の吊り足場10と同一の
構造であるので、同一部分については説明を省略する。
また梁A・Bの反対側に取り付けられた吊り足場11’
は、前記吊り足場11からスライド踏み板70とその取
り付け構造を取り除いた点以外は吊り足場11に同一で
あるので、以下に吊り足場11について図を用いて詳し
く説明する。
【0024】本実施例1の吊り足場11の踏み台60に
は、図2および図3に示すように、スライド踏み板70
が設けられ、ガイド部材80により案内されて梁A・B
に直交する方向にスライドするようにされている。
【0025】このスライド踏み板70はスライド方向に
長い略長方形で、表面に滑り止めの凸凹が設けられた板
材からなる踏み板71と、この踏み板71の周囲に沿っ
て裏面に溶接された断面L字形のアングル材からなる補
強部材72・73・74・75から構成されている。
【0026】図5に示すように、前記踏み板71のスラ
イド方向前端の辺71aおよび後端の辺71bに沿って
設けられている補強部材72・73は、その断面L字形
の一辺72a・73aがその全長にわたって踏み板71
の裏面71fに溶接されるとともに、断面L字形の他の
一辺72b・73bが踏み板71の前端の辺71aおよ
び後端の辺71bから垂直下向きに踏台60側に向かっ
て延びるように取り付けられる。また前記補強部材72
の下向きに延びる部分72bの先端には、補強部材72
の全長にわたって細長い帯板からなる当接部材90が踏
み板71に対して垂直下向きに延びるように溶接されて
いる。
【0027】図2に示すように、この当接部材90の下
端90aと前記補強部材74・75の裏面74c・75
cとの間の寸法D1は、相手側の吊り足場10’の踏み
台60’の踏み面63’から踏み台60’の前端の帯板
64’の上端までの寸法D2より大きく設定されてい
る。
【0028】図3および図4に示すように、前記スライ
ド踏み板70の踏み板71のスライド方向に平行な左側
の辺71cと右側の辺71dに沿って取り付けられる補
強部材74・75は、断面L字形の一辺74a・75a
が前記踏み板71の裏面71fに溶接されるとともに、
L字形の他の一辺74b・75bが踏み板71の垂直上
方に延びるように垂直上向きに溶接される。
【0029】また図5に示すように、この補強部材75
の断面L字形の垂直な部分75bには、スライド踏み板
70を踏み台60の上に収納した位置に位置決めする位
置決め孔75dと,梁A・Bの幅方向の幅方向の定尺寸
法に合わせて定められた寸法だけスライド踏み板70が
踏み台60から突出するように位置決め固定するための
複数の位置決め孔75eが設けられている。同様に、補
強部材74の断面L字形の垂直な部分74bにも、図2
に示すように、位置決め孔74dと74eが前記補強部
材75に設けられた位置決め孔75d・75eと踏み板
71を挟んで対向する位置に設けられている。
【0030】さらに図4および図5に示すように、前記
補強部材74・75の底面74c・75cのスライド方
向後ろ側の端末近傍には、それぞれ一対の突片76がス
ライド方向に沿って互いに平行にかつ下向きに垂設され
ている。これらの突片76には孔76aが同軸に設けら
れ、かつその軸線がスライド方向に直交するようにされ
る。これらの孔76aには、軸77が挿通されてワッシ
ャ78を介して割りピン79で抜け止めされる。また前
記突片76の前記踏み面63に向かう先端でかつスライ
ド方向後端側の隅角部は、スライド踏み板70が後述す
るように前記の軸77の回りに回動したときに、踏み台
60の踏み面63に当接しないように切りとられて斜辺
76bとされている。
【0031】前記ガイド部材80は図3および図4に示
すように、スライド方向に互いに平行に延びる断面がL
字状のアングル材で、その一辺80aが踏み面63に密
着され、かつこの辺80aに直交する他辺80bの断面
外側の面80cが互いに向かい合うようにされる。前記
踏み面63に密着する辺80aには取り付け穴が設けら
れ、ボルト86・ワッシャ87・ナット88を用いて前
記踏み台60の踏み板61に固定される。またこのガイ
ド部材80の前記踏み板に垂直な辺80bには、その長
さ方向にわたって踏み面63に平行に延びる長孔84が
設けられている。この長孔84には、前記スライド踏み
板70のスライド方向後端裏面の左右の側端に取り付け
られたスライド方向に直交する軸77の各々の先端が挿
通され、ワッシャ78と割りピン79により抜け止めさ
れる。これにより、前記スライド踏み板70は前記踏み
台60の踏み面63に対して、回動自在かつ滑動自在と
される。
【0032】図2および図3に示される補強部材89は
長孔84が設けられたガイド部材80の強度の低下を補
うもので、そのL字形断面の各々の先端が、前記ガイド
部材80のL字形断面の各々の先端辺に溶接されて、お
互いの断面のL字形状が対向するようにされる。
【0033】さらにこのガイド部材80のスライド方向
前端で踏み板61に垂直な辺80bの先端には、矩形の
係止板82が踏み板61に垂直にかつスライド方向に沿
って溶接されている。この係止板82に設けられた孔8
2aと、前記スライド踏み板の補強部材74・75に設
けられた位置決め孔74d・75dまたは74e・75
eを位置合わせし、これらの孔に固定ピン85を挿通す
ることによりスライド踏み板70と踏台60との相対位
置決めがなされる。
【0034】次に、本実施例1のスライド踏み板70の
操作について説明する。
【0035】スライド踏み板70をスライドさせて踏み
台60から突出させるには、まず踏み台60に載った作
業者が、スライド踏み板70の位置決め孔74d・75
dと前記係止板82の孔82aに挿通してある固定ピン
85を抜き取る。次に、スライド踏み板70をスライド
させて踏み台60から突出させ、スライド踏み板70に
設けられた位置決め孔74e・75eの中から梁A・B
の幅方向の幅方向の定尺寸法に合わせていずれかを選択
し、これを前記係止板82の孔82aに位置合わせし、
さらにこれらの孔に固定ピン85を挿通することにより
スライド踏み板70と踏台60との位置決めがなされ
る。スライド踏み板70に設けた位置決め孔の近傍に、
その孔に対応する梁の幅方向の幅方向の定尺寸法を刻印
等により記載しておくと、作業者が容易にスライド踏み
板の最適なスライド突出量を決めることができる。
【0036】上述のように、スライド踏み板70をスラ
イドさせて踏台60から梁A・Bの下方に突出させた状
態では、このスライド踏み板70の上に梁A・Bを連結
するために用いるボルトやナットを置くことができるの
で作業を容易にかつ安全に行うことができる。また作業
上必要ならばこのスライド踏み板70の上に作業者が載
ることができるから、無理な姿勢を取ることなく梁A・
Bを連結する作業を行うことができる。
【0037】図1および図2に示すように、梁A・Bの
反対側にこちら側の吊り足場11に向かい合わせて吊り
足場11’を取り付けた場合には、こちら側の吊り足場
11に設けられたスライド踏み板70をスライドさせ突
出させて、相手側の吊り足場11’の踏台60’に掛け
渡す。この時、本考案のスライド踏み板70は踏み台6
0に対して回動自在に構成されているので、その前端7
0aを踏み面63対して垂直な方向に動かすことができ
る。これにより作業者はスライド踏み板70の前端70
aを持ち上げ、スライド踏み板70の前端下部に設けた
当接部材90を相手側の踏み台60’の帯板64’を乗
り越えさせて、これに干渉させることなくスライド踏み
板70を掛け渡すことができる。また相手側の踏み台6
0’とこちら側の踏み台60に段差がある時には、本考
案のスライド踏み板70は踏み台60に対して回動でき
るので、この段差を容易に吸収することができる。
【0038】またスライド踏み板70を相手側の踏み台
60’に掛け渡した状態で、前述のようにスライド踏み
板70に設けられた位置決め孔74e・75eのいずれ
かを選択し、これをガイド部材80に設けられた前記係
止板82の孔82aを位置合わせして前記の固定ピン8
5を挿通すれば、スライド踏み板70は踏台60に固定
される。したがって、双方の吊り足場11・11’の踏
み台60・60’の間隔が広がっても、前記当接部材9
0が相手側の踏み台60’の帯板64’に係合するの
で、スライド踏み板70が相手側の踏み台60’から外
れてしまうことがない。
【0039】ところで、スライド踏み板70を相手側吊
り足場11’の踏み台60’に掛渡した時、スライド踏
み板70の裏面すなわち前記補強部材74・75の底面
74c・75cを相手側の踏み台60’の前端の帯板6
4’の上部先端に当接させると、作業員がスライド踏み
板70に載ることにより掛かる荷重が、踏み台60’を
吊り下げている第1の支柱20’と踏み台60’の枢支
点Cより梁A・Bに近い位置に掛けられるので、相手側
の踏み台60’がこの枢支点Cの回りに回転して傾く恐
れがある。最悪の場合には掛け渡したスライド踏み板7
0が相手側の踏み台60’から外れることも考えられ
る。
【0040】この問題に対して本考案では前述の様に、
前記スライド踏み板70の前端下部に設けた当接部材9
0の先端90aからスライド踏み板70の裏面すなわち
前記補強部材74・75の底面74c・75cまでの寸
法D1を、吊り足場11’の踏み台60’の踏み面6
3’から踏み台60’の前端の帯板64’の上端までの
寸法D2より大きく設定している。これにより、スライ
ド踏み板70を相手側の吊り足場11’に掛け渡した時
には、前記当接部材90の先端90aが相手側の踏み台
60’の踏み面63’に当接して、スライド踏み板70
の裏面が相手側の踏台10’の前端の帯板64’の上端
に接することが無いから上記の問題を解消することがで
きる。さらに本考案では、前述の様に梁A・Bの幅方向
の幅方向の定尺寸法に合わせて位置決め孔74e・75
eを選択することにより、スライド踏み板70を踏み台
60から定められた寸法突出させるようにしているの
で、スライド踏み板70を相手側の吊り足場11’の踏
み台60’に掛け渡した時には、図1に示すようにスラ
イド踏み板70の前端下部に設けた前記当接部材90
を、相手側の吊り足場11’踏み面63’の内、第1の
支柱20’を越えて第2の支柱側30’に近い側の踏み
面部分に当接させることができる。これによりスライド
踏み板70に掛かる荷重を、相手側の吊り足場11’の
踏み台60’が傾かない安定する方向に作用させること
ができる。
【0041】また、前述したように相手側の踏み台6
0’とこちら側の踏み台60に段差があると、掛け渡し
たスライド踏み板70が傾斜して踏み台60・60’の
前端の帯板64・64’の上部先端にスライド踏み板7
0の裏面が当接することとなる。 このような状態とな
っても、本実施例1の冒頭に述べたように各々の吊り足
場11・11’の第一の支柱20・20’と踏み台60
・60’との枢支点C・C’は、図1に示すように側面
視で踏み台60・60’の前端に極めて近い位置に設け
られているので、帯板64・64’に荷重が負荷されて
も、各々の踏み台60・60’が前記枢支点C・C’の
まわりに回転して踏み台60・60’の後端が容易に持
ち上がることは無い。もしくは図6に示すように、踏み
台60の前端の辺60a、すなわち踏み板61を構成し
ている形材62の内最も梁A・Bに近い形材の前端の両
側端を除く部分を切り欠くことにより、この踏み板61
に沿わせて設けられる前記帯板64を前記枢支点Cより
も後方すなわち梁A・Bより遠い方向に置くこととすれ
ば、この帯板64の上部先端に前記スライド踏み板70
が当接して荷重が負荷された場合でも、踏み台60を安
定させることができる。
【0042】実施例2 図7は本実施例2の吊り足場12を示す側面図、図8は
本実施例2のスライド踏み板170を示す側面図、図9
はスライド踏み板170を示す平面図、図10はスライ
ド踏み板170の踏み台60への取り付け構造を示す断
面図である。
【0043】本考案の請求項1および請求項3、請求項
4に対応する実施例2の吊り足場12は、従来の吊り足
場10に対して踏み台60の第一の支柱20への枢支点
Cを踏み台60の最前端側に設けたこと、および踏み台
60の下側に後述する本実施例2のスライド踏み板17
0を取り付けた以外は従来の吊り足場10と同一の構造
であるので、同一部分については説明を省略する。また
梁A・Bの反対側に前記吊り足場12に向かい合うよう
に取り付けた吊り足場12’は、本実施例2のスライド
踏み板170が取り付けられていない点を除けば吊り足
場12に同一であるので、以下に本実施例2の吊り足場
12について、図を用いて詳しく述べる。
【0044】図9および図10に示すように、本考案の
実施例2のガイド部材180は、一対のコ字形断面の保
持部材181を、その開口部を互いに向かい合わせた状
態で平行かつ水平に並べ、かつこれらの各々の保持部材
の上面181bおよび下面181cに、これらの保持部
材181の軸線に直交する方向に延びる帯板182・1
83・184を掛け渡して溶接している。これらの帯板
の内、前記保持部材181の上面181bに溶接された
帯板182・183には取付孔182a・183aが設
けられている。
【0045】図7に示すように、本実施例2のスライド
踏み板170は、第1スライド踏み板171と第2スラ
イド踏み板175に分割され、かつこの第2スライド踏
み板175は第1スライド踏み板171の内部に入れ子
式に嵌合されて第1スライド踏み板171から出没自在
にスライドするように構成することにより、踏み台60
の下側にコンパクトに収納できるようにしながら、スラ
イド踏み板170の突出量が大きく取れるように構成さ
れている。
【0046】まず第1スライド踏み板171について説
明すると、この第1スライド踏み板171は、一対のコ
字形断面の保持部材172の開口部を向かい合わせて平
行に並べ、これらの保持部材172の開口からスライド
方向に細長い踏み板173の二つの長辺173a・17
3bを挿入して前記保持部材172の断面内側の底面1
72aに載置して掛け渡し、互いに溶接することにより
構成されている。また前記踏み板173には、その二つ
の長辺173a・173bの全長に沿ってその上面17
3dに溶接された幅の狭い帯板からなる補強板174が
溶接されている。
【0047】第2スライド踏み板175は、略正方形状
の踏み板177の向かい合う2辺に、それぞれ中空正方
形断面の保持部材176の側面を当接するとともに、踏
み板177の裏面177bと前記保持部材176の底面
176bが面一となるように互いに溶接されることによ
り構成されている。また前記保持部材176の上面17
6aには、細長い帯板からなる当て板178が取り付け
られている。
【0048】この第2スライド踏み板175の保持部材
176を、第1スライド踏み板171の保持部材172
の内部に入れ子式に嵌合させることにより、スライド踏
み板170は一体とされる。さらにこの一体に組み立て
られたスライド踏み板170を前記ガイド部材180の
内部に入れ子式に嵌合して収納する。これらの互いに入
れ子式に嵌合する第2スライド踏み板175および第1
スライド踏み板171およびガイド部材180は、互い
に図示されない抜け止めが施されて互いに所定寸法以上
に抜け出したり入り込んだりしないようにされる。この
ように、一体構造とされたガイド部材180とスライド
踏み板170は、図10に示すように踏台60の踏み板
61の裏面に、スペーサ185を介してボルト186と
ナット187を用いて吊り下げられる。
【0049】図7に示すように、一対の第1の支柱20
・20’の下端を接続する角柱からなる継手22は、本
実施例2においては前記第1スライド踏み板171の保
持部材172の裏面172bに当接して前記スライド踏
み板170に加えられる荷重を支持するとともに、かつ
第1の支柱20にその荷重を伝達するようにされてい
る。これにより、前記ガイド部材180には前記スライ
ド踏み板170にかかる下向きの荷重が作用しないよう
にされている。
【0050】次に本実施例2のスライド踏み板170の
操作を説明する。
【0051】前述のように構成された本実施例2のスラ
イド踏み板170を吊り足場12の踏み台60から引き
出して突出させるには、まず踏み台60の踏み面63に
載った作業員がガイド部材180とスライド踏み板17
0を貫通する図示されない固定ピンを引き抜く。次に第
2スライド踏み板175の前端をつかんでスライド方向
に引き出すと、第2スライド踏み板175が所定距離引
き出されたところで、この第2スライド踏み板175に
設けられた図示されない係合部材に第1スライド踏み板
171が係合するので、第1スライド踏み板171は第
2スライド踏み板175と一体になって引き出される。
この第1スライド踏み板171を所定寸法引き出すと、
この第1スライド踏み板171に設けられた抜け止め1
75が前記ガイド部材180の端末に当接してこれ以上
引き出すことができないようになる。
【0052】本実施例2のスライド踏み板170を梁A
・Bの反対側に取り付けられた相手側の吊り足場12’
に掛け渡すには、前記第2スライド踏み板175の先端
を、相手側の吊り足場12’の踏み台60’の裏面と第
1の支柱20’の下端に設けられた前記継手22’の上
面との間に挿入し、この継手22’の上面に載置すると
ともに、前記第2スライド踏み板175の前端下部に設
けられたストッパ191を前記継手22’に係合させて
抜け止めとする。これにより、相手側の吊り足場12’
に掛け渡されたスライド踏み板170に作業員が載るこ
とによって掛かる荷重は、相手側の吊り足場12’の第
一の支柱20’の下端に設けられた継手22’により受
け止められ、第1の支柱20’を介して梁A・Bに伝え
られる。
【0053】以上に説明した実施例1および実施例2で
は、梁A・Bの反対側に取り付けた相手側の吊り足場に
スライド踏み板を掛け渡した例を説明したが、梁A・B
から垂下された、例えば支柱やロープなどの部材にスラ
イド踏み板の先端を係止して梁A・Bの下方に突出させ
ることとしても良い。またスライド踏み板を単独で突出
させその上に作業者が載ると踏み台60は第一の支柱2
0との枢支点Cの回りに回転してその後端が持ち上がろ
うとする。この場合には前記ヒンジリンク40がその長
さ方向の真ん中に設けられた連結点で折れ曲がらないよ
うに、ヒンジリンクに何らかの拘束部材を取り付ければ
良い。
【0054】
【考案の効果】本考案は上記の構成としたので、以下の
ような数多くの優れた効果が得られた。
【0055】本考案の請求項1に記載の吊り足場によれ
ば、踏み台からスライドして延びるスライド踏み板を設
けたので、このスライド踏み板の上に梁の連結に用いる
ボルトやナットを置くことができるようになる。またス
ライド踏み板を梁の下方に延びるように設ければ、梁の
下面に当て板をする作業の時などにはこのスライド踏み
板の上に作業員が足を載せることができるので、従来の
ように無理な姿勢での作業を無くすことができる。さら
にはスライド踏み板を、こちら側の吊り足場に向かい合
わせて梁の反対側に取り付けた相手側の吊り足場に掛け
渡せば、こちら側の吊り足場から相手側の吊り足場に乗
り移ることができるので、作業能率が一層向上する。
【0056】本考案の請求項2に記載の吊り足場によれ
ば、スライド踏み板の前端を吊り足場の踏み面に対して
垂直な方向に動かすことができるようにしたので、例え
ば相手側の吊り足場にスライド踏み板を掛け渡す時に
は、スライド踏み板の前端を持ちあげることにより、相
手側の踏み台の台枠にスライド踏み板を干渉させる事な
くスライド踏み板を掛け渡すことができる。また相手側
の踏み台とこちら側の踏み台に段差がある時には、本考
案のスライド踏み板は踏み台に対して回動できるので、
この段差を容易に吸収することができる。
【0057】本考案の請求項3に記載の吊り足場によれ
ば、スライド踏み板を分割して互いに入れ子式に嵌合さ
せ、内側の踏み板が外側の踏み板から出没自在にスライ
ドする構成としたので、スライド踏み板の踏台への取付
スペースを小さくしながらスライド踏み板の踏台からの
突出量を大きく取ることができる。
【0058】本考案の請求項4に記載の吊り足場によれ
ば、スライド踏み板に掛かる荷重を、スライド踏み板の
裏面に当接して受けかつ吊り足場の吊り下げ部材に伝達
する荷重受け部材を設けたので、踏み台を強固なものに
する必要が無くなり、吊り足場全体を軽量なものにでき
る。
【0059】本考案の請求項5に記載の吊り足場によれ
ば、前記構造物の幅方向の定尺寸法に合わせて定められ
た寸法だけ前記スライド踏み板をスライドさせて固定す
る位置決め孔を設けたので、吊り足場を取り付ける梁の
幅方向の定尺寸法に合わせて位置決め孔を選択すれば、
スライド踏み板の最適な突出量を容易に設定することが
できる。
【0060】本考案の請求項6に記載の吊り足場によれ
ば、スライド踏み板の前端に設けた当接部材を相手側の
吊り足場の踏み面に当接させることにより、このスライ
ド踏み板に掛かる荷重を相手側の踏み台の踏み面に荷重
を掛けることができるので、相手側の吊り足場の最前端
の台枠に荷重を掛けたために、相手側の踏み台を第1の
支柱と踏み台の枢支点の回りに回転させて、不用意に傾
けたりする恐れを無くすことができる。また、この当接
部材が相手側の踏み台の台枠に係合するので、吊り足場
同士の間隔が広がった場合でもスライド踏み板が相手側
の踏台から外れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の吊り足場を示す側面図である。
【図2】実施例1のスライド踏み板を拡大して示す側面
図である。
【図3】実施例1のスライド踏み板の平面図である。
【図4】実施例1のスライド踏み板の踏み台への取付を
説明する断面図である。
【図5】実施例1のスライド踏み板の作動を説明する断
面図である。
【図6】実施例1の踏み台の形状を変更した例を示す平
面図である。
【図7】実施例2の吊り足場の側面図である。
【図8】実施例2のスライド踏み板を拡大して示す側面
図である。
【図9】実施例2のスライド踏み板の平面図である。
【図10】実施例2のスライド踏み板の踏み台への取付
を説明する断面図である。
【図11】従来の吊り足場を示す斜視図である。
【図12】従来例の吊り足場を折り畳んだ状態で示す側
面図である。
【符号の説明】
10 吊り足場 11 第一実施例の吊り足場 12 第二実施例の吊り足場 20 第一の支柱 30 第二の支柱 40 ヒンジリンク 50 T字形金具 51 フックボルト 52 フック金具 53 蝶ネジ 60 踏み台 70 第一実施例のスライド踏み板 170 第二実施例のスライド踏み板 80 第一実施例のガイド部材 180 第二実施例のガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−123044(JP,U) 実開 昭59−69356(JP,U) 実開 昭56−174647(JP,U)

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物に上端部を係止して垂下した吊り
    下げ部材の下端部に作業員を載せる踏み台を取り付けた
    吊り足場において、前記踏み台に、前記踏み台と平行な
    方向に前記踏み台から出没自在にスライドするスライド
    踏み板を設けたことを特徴とする吊り足場。
  2. 【請求項2】 前記踏み台に前記スライド踏み板がスラ
    イドする方向に延びる案内部を設け、前記スライド踏み
    板に取り付けた案内軸の両端を前記案内部に係合させる
    ことにより、前記スライド踏み板を前記踏み台に対して
    回動自在および滑動自在として、前記スライド踏み板の
    スライド方向先端が前記踏み台の踏み面に対して垂直な
    方向に移動可能としたことを特徴とする請求項1に記載
    の吊り足場。
  3. 【請求項3】 前記スライド踏み板を分割して互いに入
    れ子式に嵌合させ、内側の踏み板が外側の踏み板から出
    没自在にスライドするようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の吊り足場。
  4. 【請求項4】 前記スライド踏み板の裏面に当接してこ
    のスライド踏み板にかかる荷重を支持する受け部材を、
    前記踏み台の吊り下げ部材に取り付けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の吊り足場。
  5. 【請求項5】 前記構造物の定尺寸法に合わせて、定め
    られた寸法だけ前記スライド踏み板をスライドさせて固
    定する位置決め孔を前記スライド踏み板に設けるととも
    に、この位置決め孔に係止部材を係合させることにより
    前記スライド踏み板を前記踏み台または前記ガイド部材
    に固定することを特徴とする請求項1に記載の吊り足
    場。
  6. 【請求項6】 構造物に上端部を係止して垂下した吊り
    下げ部材の下端部に作業員を載せる踏み台を取り付けた
    吊り足場であって、前記構造物を挟んで互いに向かい合
    うように前記構造物に取り付けられた一対の吊り足場の
    一方の吊り足場において、前記踏み台に、前記踏み台と
    平行な方向に前記踏み台から出没自在にスライドするス
    ライド踏み板を設けるとともに、前記スライド踏み板の
    スライド方向先端近傍に当接部材を設け、この当接部材
    を他方の吊り足場の踏み面に当接させることにより前記
    スライド踏み板を他方の吊り足場に掛け渡すようにした
    ことを特徴とする吊り足場。
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