JP2533417B2 - 型枠ブロックの施工方法 - Google Patents

型枠ブロックの施工方法

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JP2533417B2 JP3101949A JP10194991A JP2533417B2 JP 2533417 B2 JP2533417 B2 JP 2533417B2 JP 3101949 A JP3101949 A JP 3101949A JP 10194991 A JP10194991 A JP 10194991A JP 2533417 B2 JP2533417 B2 JP 2533417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、型枠ブロックの施工
方法に関し、型枠ブロックを組積みして壁や塀等の構造
物を建造するに際し、建設現場における型枠ブロックの
積み上げ作業を少なくして工期の短縮を可能にするため
の施工方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】型枠ブロックの施工方法として、特公平
1−46662号公報には、多数個の型枠ブロックをセ
メントモルタル等の接着剤で縦横に接合してパネル化
し、得られた複数個のパネルを所定の位置に所定の間隔
で立設し、隣合うパネル間の空所に上記同様の型枠ブロ
ックを、目地の接合剤と等しい厚みのスペーサを介し、
このスペーサの前面に接着剤充填用の隙間が形成される
ように積み重ねて上記空所を埋め、上記接着剤充填用の
隙間に接着剤を充填し、しかるのち上記型枠ブロックの
空洞部に鉄筋を挿入し、生コンクリートを流し込んで乾
燥する方法が記載されている。
【0003】また、特公昭53−40009号公報に
は、三芯空胴ブロックを水平面で縦横に並べながら、各
ブロックを無機質系接着剤で接着し、所定箇所にPC鋼
棒を挿入し、その両端部分に定着金物を設けて軽く締め
付けることによりブロックパネルを作り、ブロックパネ
ルの接着面が硬化したのち上記の締め付けを強化し、し
かるのち上記のブロックパネルを所定の位置に建起し、
上記PC鋼棒の定着金物と基礎上にあらかじめ設けられ
ている柱または隣接パネルの定着金物とを溶接し、しか
るのち上記ブロックの空洞部に生コンクリートを充填す
る方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特公平1−46662
号公報に記載された方法は、型枠ブロックを目地用の接
着剤で接合してパネルとし、これをそのまま建設現場に
運搬するので、運搬時に接合部分が剥離するという問題
があった。また、パネル間の空所に型枠ブロックを嵌め
込む際にスペーサを使用して目地の厚みを均一にするの
で、スペーサをあらかじめ用意する必要があった。ま
た、型枠ブロックの前板部および後板部の周囲が平滑な
平面に形成され、これら前板部および後板部の相互の隣
接部を隙間なく接着剤で接合していたので、生コンクリ
ートの充填時に空気の出口が無く、そのため充填された
生コンクリートが硬化してできるグラウト内に気泡が残
り、構造物としての強度が低下する原因となっていた。
【0005】また、特公昭53−40009号公報に記
載された方法は、コンクリートブロックとして三芯空胴
ブロックの使用を前提としているので、パネル内で上下
に隣接する空洞部は互いに連続するが、左右に隣合う空
洞部は互いに独立し、生コンクリートを充填し乾燥して
できるグラウトが不連続になり、そのため構造物として
の強度が低くなるという問題があった。そして、強度不
足を補うためには、周囲に鉄筋コンクリート製の柱およ
び梁を設ける必要があり、そのためにはブロックを芋積
みにしてパネルの左右の縁を上記の柱に沿わせて真っ直
ぐに形成することが要求され、ブロックを千鳥積みにす
ることができなかった。
【0006】この発明は、型枠ブロックを使用すること
により、柱を必ずしも必要とせず、千鳥積みが可能であ
り、しかもパネル運搬時における接合部の剥離を防止
し、スペーサを不要とし、かつグラウト内に気泡が残る
ことがなく、強度に優れた構造物が得られる施工方法を
提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の型枠ブロック
の施工方法は、多数個の型枠ブロックを接着剤で縦横に
接合してパネル化し、得られた複数個のパネルをあらか
じめ用意された基礎上の所定位置に立て、しかるのち上
記型枠ブロックの空洞部に鉄筋を挿入し、生コンクリー
トを流し込んで乾燥する型枠ブロックの施工方法におい
て、上記の型枠ブロックとして、前板部および後板部の
各内側に上縁および下縁の少なくとも一方、並びに左縁
および右縁の少なくとも一方にそれぞれ段状凹部を備え
たものを使用し、上記パネル化の際に隣接する型枠ブロ
ック相互の接触部に接着剤を断続的に塗布して型枠ブロ
ック相互を接合し、かつ隣接する各型枠ブロックの前板
部および後板部の各内側にそれぞれ上記の段状凹部によ
って凹溝を形成し、得られたパネルの複数箇所に高さ方
向の鋼棒を挿入し、その両端を上記型枠ブロックの前板
部および後板部にまたがる当て板に締付け固定すること
を特徴とする。
【0008】上記の型枠ブロックとして、前板部および
後板部の上面および下面が平坦に形成され、上記前板部
および後板部の左右の端面に互いに嵌合する高さ方向の
凹凸条が型枠ブロックの中心に対して点対称に、かつ幅
方向の中心線に対して非対称に形成されたもの、または
前板部および後板部の上面および下面に互いに嵌合する
幅方向の凹凸条が、また上記前板部および後板部の左右
の端面に互いに嵌合する高さ方向の凹凸条がそれぞれ形
成されたものを使用することができる。なお、型枠ブロ
ックの接合に使用する接着剤は、SBRのようなゴム系
接着剤およびSBSのような熱可塑性エラストマ等が好
ましい。そして、この接着剤は、ペースト状のものを破
線状(短線の直径3〜7mm、短線1本の長さ50〜15
0mm、その間隙20〜80mm)に押出し塗布することが
好ましい。なお、隣接するパネル相互の接触部には、接
着剤を必ずしも塗布する必要がない。
【0009】
【作用】型枠ブロック製造工場で製造された型枠ブロッ
クをその場で縦横に配列してパネル化し、これを建設現
場に運び、順に並べて立て、しかるのち全数の型枠ブロ
ックの空洞部に生コンクリートを流し込むことにより、
型枠ブロックからなる所望の構造物が得られる。この構
造物は、型枠ブロックを組積みした形状に作られ、空洞
部に流し込まれた生コンクリートが全数の型枠ブロック
にまたがって連続するので、構造物としての強度に優
れ、上記パネルに隣接する柱を必ずしも必要とせず、そ
のため芋積みだけでなく、千鳥積みを可能にする。
【0010】上記のパネルは、型枠ブロック相互の接着
と鋼棒の締付けとにより一体化されるので、パネルとし
ての強度が向上し、上記パネルを搬送したり、立てたり
する際に型枠が剥離してパネルの崩れることがなく、搬
送作業等が容易になる。なお、上記の鋼棒は、鉄筋とし
て利用される。また、上記型枠ブロックの接着に際し、
接合剤を断続的に塗布するので、隣接する型枠ブロック
相互の接合部に通気孔が形成され、生コンクリートの流
し込みの際に空洞部内の空気の脱出が可能になり、グラ
ウト内に気泡が形成されることがなく、構造物の強度が
向上する。更に、隣接する各型枠ブロックの前板部およ
び後板部の各内側にその接合部に沿った凹溝が形成され
るので、この凹溝に生コンクリートが流入して打ち込み
目地が形成され、水平剪断力に対する強度が向上する。
【0011】しかして、上記の型枠ブロックとして、前
板部および後板部の上面および下面が平坦に形成され、
上記前板部および後板部の左右の端面に互いに嵌合する
高さ方向の凹凸条が型枠ブロックの中心に対して点対称
に、かつ幅方向の中心線に対して非対称に形成されたも
のを使用した場合は、パネル化のために型枠ブロックを
配列する際、その表裏を間違えても支障が生じることは
なく、かつ千鳥積みした既設のパネルの横に他の千鳥積
みパネルを並べて立てる際、両者の端部のジグザク部分
を容易に噛み合わせることができる。
【0012】また、型枠ブロックとして、前板部および
後板部の上面および下面に互いに嵌合する幅方向の凹凸
条が、また上記前板部および後板部の左右の端面に互い
に嵌合する高さ方向の凹凸条がそれぞれ形成されたもの
を使用した場合は、千鳥積みした際のパネル端部の噛み
合わせが困難になる反面、パネルの強度が一層向上す
る。なお、前板部および後板部の上下左右の端面が噛み
合い部のない平坦面に形成された型枠ブロックを使用す
る場合は、パネルを立てる際、パネル間に型枠ブロック
1個分以上の空間を空けてパネルを立て、しかるのち該
空間に型枠ブロックを嵌め込むことができる。
【0013】
【実施例】図1において、型枠ブロック1は、長方形の
前板部2および後板部3を左右2枚の連結部4で接続
し、かつ連結部4の上下両面にU字形の凹部を形成して
左右の連結部4、4の間および外側の空洞が連結部4の
上下の凹部で連通するようにしたものである。そして、
上記の前板部2および後板部3の各内側には、その上縁
に沿って段状の凹部5が、また左縁および右縁に沿って
段状の凹部6がそれぞれ形成されている。
【0014】上記の型枠ブロック1は、成型工場内で成
型されたのち、平坦な板上でパネル化される。この場
合、隣接する型枠ブロック1、1の接触部の一方にペー
スト状の接着剤SBSを、該接着剤が充填されたカート
リッジの先端から口径5mmのノズルを介して破線状(短
線1本の長さ150mm、間隙50mm)に押し出して型枠
ブロック1、1相互を接合し、多数の型枠ブロック1が
千鳥に並ぶ最大寸法縦3m、幅6mのパネル10を製作
する。そして、得られたパネル10の左右の端部付近お
よび中間適所に鋼棒11を縦方向に挿通し、その端部の
ネジ部を当て板12に通し、この当て板12をパネル1
0の上下両端に位置する型枠ブロック1の前板部2およ
び後板部3にまたがって取付け、上記鋼棒11の先端ネ
ジ部にナット13を締着する。
【0015】次いで、上記のパネル10をトラックに積
んで目的の建設現場に運び、あらかじめ用意されている
基礎にモルタルを介して上記のパネル10を順に降ろ
し、先に降ろして立てられているパネル10の横に次の
パネル10を置いてパネル10の端部のジグザク段部が
噛み合うように立て、しかるのち鉄筋を縦方向および横
方向にそれぞれ通し、パネル10の上から生コンクリー
トを流し込み、乾燥させる。
【0016】図2および図3は、上記図1のパネル10
を形成するのに適した型枠ブロックの一例を示す。この
型枠ブロック20において、前板部21および後板部2
2の内面には、その下縁に沿ってそれぞれ段状凹部23
および24が形成され、また左右の縁に沿ってそれぞれ
段状の凹部25および26が形成される。したがって、
この型枠ブロック20を組積みした際、前板部21、2
1の上下の隣接部内面に横方向の凹溝27が、また左右
の隣接部内面に上下方向の凹溝28がそれぞれ形成され
る。また、後板部22、22の上下の隣接部内面に横方
向の凹溝29が、また左右の隣接部内面に上下方向の段
状凹部30がそれぞれ形成される。
【0017】しかして、前板部21および後板部22の
左右の端面に互いに嵌合する高さ方向の凹凸条が型枠ブ
ロックの中心Mに対して点対称に、かつ幅方向の中心線
Nに対して非対称に形成される。すなわち、図2に示す
ように、前板部21の左端部および後板部22の右端部
にそれぞれ外側で突出し内側で窪む階段状の凹凸条が、
また前板部21の右端部および後板部22の左端部にそ
れぞれ外側で窪み内側で突出する階段状の凹凸条がそれ
ぞれ高さ方向に形成され、前者の凹凸条と後者の凹凸条
とが噛み合うようになっている。
【0018】上記の前板部21および後板部22を連結
する左右の連結部31、31は、上下両面にそれぞれ大
きく窪む凹部32、33を備え(図3参照)、この凹部
32、33によって連結部31の両側の空洞部が連通す
る。そして、上記の凹部32、33の底部に鉄筋支持用
の溝32a、33aが形成されている。なお、上記の前
板部21および後板部22の上下の端面は、平坦に形成
され、上下に隣接する前板部21および後板部22と互
いに噛み合うことなく接合される。
【0019】上記の型枠ブロック20を縦横に接合する
際、隣接する前板部21の上下左右の端面および後板部
22の上下左右の端面にそれぞれ接着剤Sが細い点線状
に塗布される。そして、所望の位置の空洞部に鋼棒11
が挿通され、その端部が当て板12に通され、ナット1
3で締付け固定され、上記の型枠ブロック20がパネル
化される。なお、この実施例では、当て板12の中央部
が型枠ブロック20の空洞部に入るように山形に曲げら
れ、ナット13が前板部21、後板部22の上下の端面
から内側に沈められる。
【0020】上記の図2、3に示す型枠ブロック20
は、前板部21および後板部22の左右の端面に互いに
嵌合する高さ方向の凹凸条を備えているので、組積みの
際の位置決めが容易である。そして、上記の凹凸条が型
枠ブロックの中心Mに対して点対称に、かつ幅方向の中
心線Nに対して非対称に形成されているので、組積みの
際に型枠ブロックの天地を間違えない限り、表裏を間違
えても支障がない。
【0021】そして、前板部21および後板部22の上
下の端面が互いに噛み合わない平坦面に形成されている
ので、千鳥積みした場合にもパネル相互を容易に接合す
ることができる。しかも、内面側の上縁および左右の縁
に段状凹部23、24、25、26を備え、組積みによ
り内面側の周囲に凹溝27、28、29、30が形成さ
れるので、パネル化して基礎上に立て、生コンクリート
を流し込んだとき、上記の凹溝27、28、29、30
に生コンクリートが流入して打ち込み目地が形成され、
隣接する型枠ブロック20相互の接合力が強化される。
【0022】図4および図5は、図1のパネル10を形
成するのに適した他の型枠ブロックを示す。この型枠ブ
ロック40において、前板部41および後板部42の内
面には、その下縁に沿ってそれぞれ段状凹部43、44
が形成され、その上縁に沿って上記の段状凹部43、4
4と噛み合う段状凸部45、46が形成される。また、
左右の縁に沿ってそれぞれ段状凹部47、48が形成さ
れる。したがって、この型枠ブロック40を組積みした
際、前板部41、41の上下の隣接部内面に横方向の凹
溝49が、また左右の隣接部内面に上下方向の凹溝50
がそれぞれ形成される。
【0023】また、後板部42、42の上下の隣接部内
面に横方向の凹溝51が、また左右の隣接部内面に上下
方向の段状凹部52がそれぞれ形成される。さらに、前
板部41および後板部42の左端面に高さ方向の凸条5
3、54が、また右端面に上記の凸条53、54と嵌合
する凹溝55、56が形成される。なお、前板部41お
よび後板部42が左右の連結部57、57で連結され、
その上下両面に大きい凹部58、59が形成される。
【0024】上記の図4、5に示す型枠ブロック40
は、前板部41および後板部42の上下左右の端面に互
いに嵌合する凹凸条を備えているので、隣接する型枠ブ
ロックとの接合力が一層強化されて位置ずれの発生がな
く、かつ千鳥積みしてパネル化した際は、このパネルを
垂直に降ろして幅方向に移動することにより、既設のパ
ネルと接合することができる。
【0025】
【発明の効果】上記のとおり、この発明によれば、型枠
ブロックを工場でパネル化し、これを建設現場に運搬し
て立てて構造物とすることができるので、建設現場にお
ける型枠ブロックの組積み工数を大幅に削減することが
できる。また、型枠ブロックを使用してグラウト全体を
連結し、また打ち込み目地を形成して隣接する型枠ブロ
ック間の接合力を増大し、更にパネル化の際に型枠ブロ
ックに接着剤を断続的に塗布してグラウトに気泡が残ら
ないようにするので、得られた構造物の強度が向上し、
柱の立設を必ずしも必要とせず、そのため芋積みに限ら
ず千鳥積みも可能である。
【0026】特に請求項2の発明においては、型枠ブロ
ックのずれが無く、組積みが容易であり、型枠ブロック
の表裏を間違えて配列してもも支障がなく、かつ千鳥積
みした既設のパネルの横に他の千鳥積みパネルを並べて
立てる際、両者の端部のジグザク部分を容易に噛み合わ
せることができる。また、請求項3の発明においては、
パネルの強度が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の斜視図である。
【図2】この発明に使用される型枠ブロックの一例の平
面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】この発明に使用される型枠ブロックの他の例の
平面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1:型枠ブロック 2:前板部 3:後板部 4:連結部 5、6:段状の凹部 10:パネル 11:鋼棒 12:当て板 13:ナット 20:型枠ブロック 21:前板部 22:後板部 40:型枠ブロック 41:前板部 42:後板部 S:接着剤

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数個の型枠ブロックを接着剤で縦横に
    接合してパネル化し、得られた複数個のパネルをあらか
    じめ用意された基礎上の所定位置に立て、しかるのち上
    記型枠ブロックの空洞部に鉄筋を挿入し、生コンクリー
    トを流し込んで乾燥する型枠ブロックの施工方法におい
    て、上記の型枠ブロックとして、前板部および後板部の
    各内側に上縁および下縁の少なくとも一方、並びに左縁
    および右縁の少なくとも一方にそれぞれ段状凹部を備え
    たものを使用し、上記パネル化の際に隣接する型枠ブロ
    ック相互の接触部に接着剤を断続的に塗布して型枠ブロ
    ック相互を接合し、隣接する各型枠ブロックの前板部お
    よび後板部の各内側にそれぞれ上記の段状凹部によって
    凹溝を形成し、得られたパネルの複数箇所に高さ方向の
    鋼棒を挿入し、その両端を上記型枠ブロックの前板部お
    よび後板部にまたがる当て板に締付け固定することを特
    徴とする型枠ブロックの施工方法。
  2. 【請求項2】 型枠ブロックとして前板部および後板部
    の上面および下面が平坦に形成され、上記前板部および
    後板部の左右の端面に互いに嵌合する高さ方向の凹凸条
    が型枠ブロックの中心に対して点対称に、かつ幅方向の
    中心線に対して非対称に形成されたものを使用する請求
    項1記載の型枠ブロックの施工方法。
  3. 【請求項3】 型枠ブロックとして前板部および後板部
    の上面および下面に互いに嵌合する幅方向の凹凸条が、
    また上記前板部および後板部の左右の端面に互いに嵌合
    する高さ方向の凹凸条がそれぞれ形成されたものを使用
    する請求項1記載の型枠ブロックの施工方法。
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