JP2533319B2 - 低速高トルクモ−タ - Google Patents

低速高トルクモ−タ

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JP2533319B2
JP2533319B2 JP62056942A JP5694287A JP2533319B2 JP 2533319 B2 JP2533319 B2 JP 2533319B2 JP 62056942 A JP62056942 A JP 62056942A JP 5694287 A JP5694287 A JP 5694287A JP 2533319 B2 JP2533319 B2 JP 2533319B2
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JP
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stator
rotor
output shaft
torque
magnetic poles
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JP62056942A
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多賀男 平紗
洋次 武田
定夫 石川
俊久 成瀬
裕 吉灘
弘明 武知
秀 倉嶋
勇 加藤
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Komatsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動工作機やロボット等のアクチュエータ
として用いる低速高トルクモータに関するものである。
〔従来の技術〕
近年の自動工作機、特にロボット等のアクチュエータ
には、低速高トルクを必要とする場合が多いが、従来は
この種のアクチュエータには固定空隙形の電動機が用い
られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の固定空隙形の電動機は界磁磁束と駆動電流の双
方に直交する方向に発生する接線方向のトルクを利用す
るものであって、原理的には高速低トルク形である。従
って、低速高トルクの用途には必ずギヤ等の減速機構を
必要とし、これに伴う様々な欠点が問題がある。
これに対して磁束と同じ方向に発生する磁気吸引力を
利用するプランジヤ等は、桁違いに大きな吸引力を発生
する。この可変空隙形の吸引トルクを利用しながら回転
トルクを得ているものにエピサイクルモータやレスポン
シンがあり、近年ロボット用のアクチュエータとして認
識されはじめている。このモータは吸引力により発生す
るロータのサイクロイド運動を支持し、回転トルクをシ
ャフトに伝達するために特殊球面継手を必要とし、極め
て大きな減速比が得られるもののロータ自身はかなりの
速度で自転しているため、ステータ、ロータの接触によ
る振動、騒音が大きいという問題点をかかえている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、減速
歯車等の減速機が不要で、しかも低振動、低騒音の低速
高トルクモータを提供しようとするもので、その構成
は、内周面に多数個の励磁極を円周方向に設け、かつこ
と各励磁極を順次励磁可能にしたステータと、このステ
ータの軸心と同心状に支承され、かつクランク部を有す
る出力軸と、ステータより小径で、かつ外周の一部がス
テータの内周面に接近するようにして上記出力軸のクラ
ンク部に支承された磁性を有するロータとから構成され
ている。
第1図は本発明の基本構造を示すもので、図中1はス
テータ、2はロータ、3は出力軸である。上記ステータ
1は半径をRとする円筒状になっていて、これの内周面
には周方向に多数個の励磁極4が設けてある。この励磁
極4は極歯にコイル(図示せず)を巻いた構成となって
いる。ロータ2は磁性体に構成され、かつ上記ステータ
1の半径Rより小さい半径rの円柱状になっており、こ
のロータ2は外周面をステータ1の内周面に対してわず
かな隙間をあけて対向するようにして出力軸3のクラン
ク部5に回転自在に支持されている。出力軸3は上記ス
テータ1の軸心上に支持されている。上記ステータ1の
各励磁極4のコイルは励磁電源に接続されていて、この
励磁電源により各励磁極4が円周方向に順次励磁される
ようになっている。
この構成において、ステータ1の各励磁極4を順次励
磁していけば、内側のロータ2はステータ1の内周面に
沿ってすべらずに自転する。このロータ2の回転により
出力軸3が回転し、ロータ2の回転が出力軸3より取り
出せる。
このモータの発生トルクTはステータ1の励磁極4の
数をPとして次式で表せる。
但し、A=r/R、K=μoS(Ni)2/2なおRはステータの
半径、 rはロータの半径、 Sは断面積、 Niは起電力 また出力軸3の回転数はステータ1の各励磁極4へ順
次励磁していく連結によって変化される。
第2図は励磁極数P及びステータ1とロータ2の半径
比AのトルクTに及ぼす影響を示す。励磁極数Pが多く
なるに従ってトルクTは急激に大きくなる。またAも構
造が許すかぎり大きい方が望ましい。
〔実 施 例〕
第3図、第4図は本発明の具体的な実施例を示すもの
で、上記基本構成の説明した部材と同一の部材は同一符
号を付した。
ステータ1の軸方向両側に固定壁6,7がボルト8及び
ノックピン9にて固着されており、出力軸1はこの両固
定壁6,7にステータ1と同心状に支承されている。出力
軸1には2つのクランク部5a,5bが軸直角方向に対称に
設けてあり、この両クランク部5a,5bにステータ1の内
面に1個所で対接するロータ2,2が支承されている。ス
テータ1には上記各ロータ2,2に対向する2列の励磁極4
a,4bが設けられている。
この実施例においても上記基本構成のものと同様の作
用が行なわれ、ステータ1に設けられた励磁極4を順次
励磁すれば、磁界はロータ2を吸引する方向に力が生じ
る。このときロータ2に生じた吸引力により出力軸1
は、クランク部5a,5bの偏心が吸引力と同一方向に向く
まで回転する。このときロータ2はステータ1の内面を
すべらずに回転する。上記クランク部5a,5bの回転力は
出力軸1の回転力として取り出される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、減速歯車等の減速機が不要で、しか
も低振動、低騒音の低速高トルクモータを得ることがで
きる。
また第3図、第4図に示す具体例では、試作の結果、
簡単な励磁方法、例えば3相励磁においても、市販の誘
導電動機とほぼ同等の対重量比のトルクが得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成図、第2図は励磁極数及びス
テータとロータの半径比に対するトルクの関係を示す線
図、第3図、第4図は本発明の実施例を示すもので、第
3図は縦断面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面
矢視図である。 1はステータ、2はロータ、3は出力軸、4,4a,4bは励
磁極、5,5a,5bはクランク部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武知 弘明 伊勢原市高森5−6−504 (72)発明者 倉嶋 秀 神奈川県中郡二宮町中里2−3−30 (72)発明者 加藤 勇 平塚市万田18 (56)参考文献 特開 昭61−22752(JP,A) 実開 昭62−101361(JP,U) 実開 昭63−120577(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面に多数個の励磁極4,4a,4bを円周方
    向に設け、かつこの各励磁極4,4a,4bを順次励磁可能に
    したステータ1と、このステータ1の軸心と同心状に支
    承され、かつクランク部5,5a,5bを有する出力軸3と、
    ステータ1の内周面に接近するようにして上記出力軸3
    のクランク部5,5a,5bに支承された磁性を有するロータ
    2とからなることを特徴とする低速高トルクモータ。
JP62056942A 1987-03-13 1987-03-13 低速高トルクモ−タ Expired - Lifetime JP2533319B2 (ja)

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JP62056942A JP2533319B2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13 低速高トルクモ−タ

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JPS63224660A JPS63224660A (ja) 1988-09-19
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