JP2533231Y2 - 靴の中敷 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は靴の内部に敷く中敷に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来の靴の中敷は湿気によりカビが発生
することがあり、又、足の裏の汗を吸うので悪臭を発生
する問題がある。又、従来の中敷は健康上何ら好影響を
与えなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】本考案はカビの発生を
防止でき、且つ悪臭を消すことができ、更に健康にも良
い靴の中敷を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の靴の中敷は、銀杏葉から抽出したエキスを
含有することを特徴とするものである。

【０００５】

【作用】銀杏葉から抽出したエキスの主要な成分はフラ
ボノイドとテルペノイドであるが、これらは病原性のカ
ビやバクテリア、ウイルス、害虫等に対して、防カビ作
用、抗菌作用、防虫作用等を示す。又、これらの成分に
は消臭作用もある。又、テルペノイドの代表的な成分で
あるギンコライドは気管支喘息などを治癒する作用もあ
る。従って、銀杏葉から抽出したエキスを含有する靴の
中敷はカビの発生を防止し、又、悪臭を消し、更に健康
上も好影響を与える。

【０００６】

【実施例】図１は本考案実施例の靴の中敷１を示したも
ので、銀杏（イチョウ）の葉から抽出したエキスをトリ
アセチンに分散させて、これに無水アルコール（エタノ
ール）を加え、さらに精製水を混ぜた溶液を作って、そ
の溶液を噴霧して滲み込ませることによって銀杏葉エキ
スを含有したものである。

【０００７】

【考案の効果】本考案は以上の通りであり、銀杏葉から
抽出したエキスを含有することによってカビの発生を防
止し、且つ、悪臭を消し、更に、健康上も良いという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図である。

【符号の説明】

１ 中敷

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 銀杏葉から抽出したエキスを含有するこ
   とを特徴とする靴の中敷。