JP2532646B2 - ビデオテ―プレコ―ダ - Google Patents
ビデオテ―プレコ―ダInfo
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- JP2532646B2 JP2532646B2 JP1058366A JP5836689A JP2532646B2 JP 2532646 B2 JP2532646 B2 JP 2532646B2 JP 1058366 A JP1058366 A JP 1058366A JP 5836689 A JP5836689 A JP 5836689A JP 2532646 B2 JP2532646 B2 JP 2532646B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- television standard
- conversion
- standard system
- television
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号を記録または再生するビデオテー
プレコーダ(以下VTRと称する)などにおいて、異なる
テレビジョン標準方式間の変換を行い所望のテレビジョ
ン標準方式の記録テープを作成したり、所望のテレビジ
ョン標準方式信号を出力したりすることができるビデオ
テープレコーダに関するものである。
プレコーダ(以下VTRと称する)などにおいて、異なる
テレビジョン標準方式間の変換を行い所望のテレビジョ
ン標準方式の記録テープを作成したり、所望のテレビジ
ョン標準方式信号を出力したりすることができるビデオ
テープレコーダに関するものである。
従来の技術 世界各国におけるテレビジョン標準方式は統一されて
おらず数種類の信号形式が用いられている。代表的なテ
レビジョン標準方式はNTSC方式,PAL方式,SECAM方式の3
種であり、さらにそれらを少し変更した方式とが存在し
ていることは周知の通りである。代表的な3種の映像信
号形式は次の通りである。NTSCは毎秒30フレームのイン
タレース走査(フィールド周波数60サイクル)、フレー
ム走査線数525本、カラー信号の搬送周波数3,579MHzが
基本であり、PAL方式は毎秒25フレームのインタレース
走査(フィールド周波数50サイクル)、フレーム走査線
数625本、カラー信号の搬送周波数4,433MHzが基本であ
り、SECAM方式はカラー信号が2つの色差信号を線順次
とし周波数変調で伝送する以外はPAL方式とほとんど同
じである。
おらず数種類の信号形式が用いられている。代表的なテ
レビジョン標準方式はNTSC方式,PAL方式,SECAM方式の3
種であり、さらにそれらを少し変更した方式とが存在し
ていることは周知の通りである。代表的な3種の映像信
号形式は次の通りである。NTSCは毎秒30フレームのイン
タレース走査(フィールド周波数60サイクル)、フレー
ム走査線数525本、カラー信号の搬送周波数3,579MHzが
基本であり、PAL方式は毎秒25フレームのインタレース
走査(フィールド周波数50サイクル)、フレーム走査線
数625本、カラー信号の搬送周波数4,433MHzが基本であ
り、SECAM方式はカラー信号が2つの色差信号を線順次
とし周波数変調で伝送する以外はPAL方式とほとんど同
じである。
さて、家庭用VTRは一般に、消費国のテレビジョン標
準方式に適合するよう設計されて出荷されており、例え
ば日本国内や米国向にはNTSC信号に適合していて回転ヘ
ッドの回転周波数をフィールド周波数の60MHzとし、1
トラックには1フィールド分の信号26.5H(Hは1ライ
ンを示す)を記録し、カラー信号は3.579MHzの搬送色信
号を629KHzに低域変換して記録するよう構成している。
またドイツ,中国などPAL地域向にはPAL信号に適合する
ように回転ヘッドの回転周波数を50KHzとし、1トラッ
クに312.5H分の信号を記録し、カラー信号は4.433MHzを
627KHzに低域変換するよう構成している。さらにフラン
ス向などはSECAM方式に対応させるため周波数変調され
たカラー信号を低域に周波数変換するかカウントダウン
(分周)して記録するように構成している。再生出力信
号もまた各国のテレビジョン受像機が各国で採用されて
いるテレビジョン標準方式に適合するものであるからそ
れと同一の信号形式にして出力するよう構成している。
準方式に適合するよう設計されて出荷されており、例え
ば日本国内や米国向にはNTSC信号に適合していて回転ヘ
ッドの回転周波数をフィールド周波数の60MHzとし、1
トラックには1フィールド分の信号26.5H(Hは1ライ
ンを示す)を記録し、カラー信号は3.579MHzの搬送色信
号を629KHzに低域変換して記録するよう構成している。
またドイツ,中国などPAL地域向にはPAL信号に適合する
ように回転ヘッドの回転周波数を50KHzとし、1トラッ
クに312.5H分の信号を記録し、カラー信号は4.433MHzを
627KHzに低域変換するよう構成している。さらにフラン
ス向などはSECAM方式に対応させるため周波数変調され
たカラー信号を低域に周波数変換するかカウントダウン
(分周)して記録するように構成している。再生出力信
号もまた各国のテレビジョン受像機が各国で採用されて
いるテレビジョン標準方式に適合するものであるからそ
れと同一の信号形式にして出力するよう構成している。
ただ、ヨーロッパにおいてPAL,SECAMの両方式が受信
できる一部地域や、中近東・東南アジアなど複数の標準
方式のソースが混在する地域では、複数のテレビジョン
標準方式に対応するVTRが出荷されている。
できる一部地域や、中近東・東南アジアなど複数の標準
方式のソースが混在する地域では、複数のテレビジョン
標準方式に対応するVTRが出荷されている。
このように家庭用VTRは、その地域のテレビジョン標
準方式に対応するよう設計され販売されているため、例
えば日本国内で普通に販売されているVTRによりPAL方式
で記録されたテープを再生して見ようとしたり、ドイツ
国内でNTSC方式で記録されたテープを再生して見ようと
しても不可能であった。また中近東向など複数のテレビ
ジョン標準方式に対応したVTRでは、複数の方式で記録
したテープを再生して見ることはできても、NTSCのソー
スをPAL方式で記録するなどある標準方式を他の方式に
変換して記録することなどは不可能であった。
準方式に対応するよう設計され販売されているため、例
えば日本国内で普通に販売されているVTRによりPAL方式
で記録されたテープを再生して見ようとしたり、ドイツ
国内でNTSC方式で記録されたテープを再生して見ようと
しても不可能であった。また中近東向など複数のテレビ
ジョン標準方式に対応したVTRでは、複数の方式で記録
したテープを再生して見ることはできても、NTSCのソー
スをPAL方式で記録するなどある標準方式を他の方式に
変換して記録することなどは不可能であった。
発明が解決しようとする課題 最近、世界の情報は一元化の傾向にあり、映像も国際
間で自由に交換したいというニーズが強くなってきてい
る。このようなニーズに対し、現在の家庭用VTRは上述
したごとく不十分と言わざるをえない。さらに、NTSC,P
AL,SECAMなどテレビジョン標準方式名は一般の使用者に
とって馴じみが薄くどの国でどの方式が採用されている
かの知識をもっていないのが普通であり、所望のテレビ
ジョン方式を使用者に指定させることは適切でない。し
かしながら一方でテレビジョンに関する知識をもちあわ
せている人にとってはテレビジョン標準方式名を使うの
が便利であり、また記録済テープを再生して見る場合
に、記録された国名が表示されていなくてテレビジョン
標準方式名がテープカセット等に表示されているものも
多い。
間で自由に交換したいというニーズが強くなってきてい
る。このようなニーズに対し、現在の家庭用VTRは上述
したごとく不十分と言わざるをえない。さらに、NTSC,P
AL,SECAMなどテレビジョン標準方式名は一般の使用者に
とって馴じみが薄くどの国でどの方式が採用されている
かの知識をもっていないのが普通であり、所望のテレビ
ジョン方式を使用者に指定させることは適切でない。し
かしながら一方でテレビジョンに関する知識をもちあわ
せている人にとってはテレビジョン標準方式名を使うの
が便利であり、また記録済テープを再生して見る場合
に、記録された国名が表示されていなくてテレビジョン
標準方式名がテープカセット等に表示されているものも
多い。
本発明は、上記課題に鑑み、テレビジョン標準方式に
ついて知識を有する操作者には所望する方式名を直接指
示できるようにし、その知識を有しない操作者には所望
の国名を指示すれば自動的にそのテレビジョン方式が指
示できるよう構成しているため、あらゆる層の操作者が
容易に使用できることを目的としたビデオテープレコー
ダを提供するものである。
ついて知識を有する操作者には所望する方式名を直接指
示できるようにし、その知識を有しない操作者には所望
の国名を指示すれば自動的にそのテレビジョン方式が指
示できるよう構成しているため、あらゆる層の操作者が
容易に使用できることを目的としたビデオテープレコー
ダを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のビデオテープレコ
ーダは、複数のテレビジョン標準方式を取り扱うビデオ
テープレコーダであって、少なくとも複数の標準方式信
号を記録または再生することができるサーボ系と映像信
号処理系を備え、かつ一つのテレビジョン標準方式信号
を他のテレビジョン標準方式信号へメモリコントロール
回路の指令に基づき、メモリの書込み・読出しを制御し
て変換する方式変換回路を具備し、入力されたテレビジ
ョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変
換して記録するモードまたは再生されたテレビジョン標
準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変換して
出力するモードを含み、国名およびテレビジョン標準方
式名を表示したスイッチパネルと前記スイッチパネルか
ら操作者が対象とする国名または対象国が使用している
前記テレビジョン標準方式信号のいずれか一つのテレビ
ジョン標準方式を指示することによりその指示に対応し
たテレビジョン標準方式を選択する方式選択回路を備
え、方式変換先を示す方式選択回路の出力と変換元を示
す記録時の入力されたテレビジョン標準方式、再生時の
再生されたテレビジョン標準方式を受け取り変換モード
を決定する前記メモリコントロール回路の指令により変
換回路の変換動作を変換元のテレビジョン標準方式信号
から操作者の所望するテレビジョン標準方式信号へ変換
動作を制御するよう構成したものである。
ーダは、複数のテレビジョン標準方式を取り扱うビデオ
テープレコーダであって、少なくとも複数の標準方式信
号を記録または再生することができるサーボ系と映像信
号処理系を備え、かつ一つのテレビジョン標準方式信号
を他のテレビジョン標準方式信号へメモリコントロール
回路の指令に基づき、メモリの書込み・読出しを制御し
て変換する方式変換回路を具備し、入力されたテレビジ
ョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変
換して記録するモードまたは再生されたテレビジョン標
準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変換して
出力するモードを含み、国名およびテレビジョン標準方
式名を表示したスイッチパネルと前記スイッチパネルか
ら操作者が対象とする国名または対象国が使用している
前記テレビジョン標準方式信号のいずれか一つのテレビ
ジョン標準方式を指示することによりその指示に対応し
たテレビジョン標準方式を選択する方式選択回路を備
え、方式変換先を示す方式選択回路の出力と変換元を示
す記録時の入力されたテレビジョン標準方式、再生時の
再生されたテレビジョン標準方式を受け取り変換モード
を決定する前記メモリコントロール回路の指令により変
換回路の変換動作を変換元のテレビジョン標準方式信号
から操作者の所望するテレビジョン標準方式信号へ変換
動作を制御するよう構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって操作者が対象とする所
望の国名またはテレビジョン標準方式名を指定すればそ
れに応じた変換動作が行われるよう構成して標準方式の
異なる信号を記録したり標準方式の異なる信号を出力で
きるようにし、テレビジョン標準方式の知識がなくても
簡単な操作により自国の標準方式以外の方式での記録テ
ープの作成や、他国で記録されたテープの再生を自国の
テレビ受像機で見ることができ、国際間の映像情報をVT
Rを介して一元化することを可能にするものである。
望の国名またはテレビジョン標準方式名を指定すればそ
れに応じた変換動作が行われるよう構成して標準方式の
異なる信号を記録したり標準方式の異なる信号を出力で
きるようにし、テレビジョン標準方式の知識がなくても
簡単な操作により自国の標準方式以外の方式での記録テ
ープの作成や、他国で記録されたテープの再生を自国の
テレビ受像機で見ることができ、国際間の映像情報をVT
Rを介して一元化することを可能にするものである。
また、テレビジョン標準方式に関する知識のある人は
各標準方式名のみを指示するだけで容易に変換動作を行
わせることができる。
各標準方式名のみを指示するだけで容易に変換動作を行
わせることができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例のビデオテープレコーダについ
て、図面を参照しながら説明する。第1図は本発明のビ
デオテープレコーダの一実施例を示すブロック図であ
る。(a)は記録系であって、1はアンテナ端子、2は
チューナ、3はビデオ入力端子、4は入力切換スイッ
チ、5は方式変換回路であり、10は使用者が操作するス
イッチパネル、31は対象国に応じてテレビジョン標準方
式を選択する方式選択回路である。6はVTRの記録処理
系、7はビデオ出力端子、8は回転ヘッド、9はサーボ
系である。また35はRFコンバータでその出力はRF出力と
して端子36に接続される。(b)は再生系を示してお
り、回転ヘッド8と方式変換回路5の間に再生処理系11
が配置されている。
て、図面を参照しながら説明する。第1図は本発明のビ
デオテープレコーダの一実施例を示すブロック図であ
る。(a)は記録系であって、1はアンテナ端子、2は
チューナ、3はビデオ入力端子、4は入力切換スイッ
チ、5は方式変換回路であり、10は使用者が操作するス
イッチパネル、31は対象国に応じてテレビジョン標準方
式を選択する方式選択回路である。6はVTRの記録処理
系、7はビデオ出力端子、8は回転ヘッド、9はサーボ
系である。また35はRFコンバータでその出力はRF出力と
して端子36に接続される。(b)は再生系を示してお
り、回転ヘッド8と方式変換回路5の間に再生処理系11
が配置されている。
以上のように構成されたビデオテープレコーダについ
てその動作を説明する。本ビデオテープレコーダは日本
国内で使用されるものと仮定し、まず(a)の記録系の
動作を説明する。アンテナ端子1より入力されたテレビ
電波はチューナ2で選局され復調されていわゆるNTSC方
式のコンポジット信号として入力切換スイッチ4のTV端
子に現われる。今、入力切換スイッチ4でテレビ信号を
選択していたとすると、このNTSC信号は方式変換回路5
に印加される。方式変換回路5は方式選択回路31の出力
に基づきテレビジョン標準方式の相互変換を実現する回
路であり、例えば方式選択回路31でNTSCが選択されてい
たとするとこの場合方式変換回路5への入力がNTSC信号
であるから方式変換回路5は通過状態となりNTSC信号を
そのまま出力する。そしてサーボ系9および記録処理系
6へNTSC信号を出力する旨の指令を伝達する。したがっ
てサーボ系9はNTSC信号の記録を行えるようキャプスタ
ンモータ、回転ヘッドを搭載したシリンダ,コントロー
ル信号を記録するためのコントロールヘッドへそれぞれ
制御信号を供給する。また記録処理系6はNTSC信号を受
けてそれを回転ヘッド8で記録すべく、エンファシスや
周波数変調など適切な処理を行う。この時ビデオ出力端
子7には方式変換回路5の入力であるNTSC信号が出力さ
れる。また端子36にはこのNTSC信号がRFコンバータ35で
変換されたRF信号が出力される。このように方式選択回
路31がNTSCを選択した時は従来の日本国内向VTRと全く
同じ動作をする。
てその動作を説明する。本ビデオテープレコーダは日本
国内で使用されるものと仮定し、まず(a)の記録系の
動作を説明する。アンテナ端子1より入力されたテレビ
電波はチューナ2で選局され復調されていわゆるNTSC方
式のコンポジット信号として入力切換スイッチ4のTV端
子に現われる。今、入力切換スイッチ4でテレビ信号を
選択していたとすると、このNTSC信号は方式変換回路5
に印加される。方式変換回路5は方式選択回路31の出力
に基づきテレビジョン標準方式の相互変換を実現する回
路であり、例えば方式選択回路31でNTSCが選択されてい
たとするとこの場合方式変換回路5への入力がNTSC信号
であるから方式変換回路5は通過状態となりNTSC信号を
そのまま出力する。そしてサーボ系9および記録処理系
6へNTSC信号を出力する旨の指令を伝達する。したがっ
てサーボ系9はNTSC信号の記録を行えるようキャプスタ
ンモータ、回転ヘッドを搭載したシリンダ,コントロー
ル信号を記録するためのコントロールヘッドへそれぞれ
制御信号を供給する。また記録処理系6はNTSC信号を受
けてそれを回転ヘッド8で記録すべく、エンファシスや
周波数変調など適切な処理を行う。この時ビデオ出力端
子7には方式変換回路5の入力であるNTSC信号が出力さ
れる。また端子36にはこのNTSC信号がRFコンバータ35で
変換されたRF信号が出力される。このように方式選択回
路31がNTSCを選択した時は従来の日本国内向VTRと全く
同じ動作をする。
次に方式選択回路31がPAL方式を選択したとすると方
式変換回路5は入力されているNTSC信号をPAL信号に変
換し、かつサーボ系9および記録処理系6はPAL信号を
記録できるよう動作する。したがってアンテナ端子1に
入力され、チューナで選局・復調されたNTSC信号はPAL
信号形式で回転ヘッド8により磁気テープに記録され
る。この時、ビデオ出力端子7には変換前のNTSC信号が
出力されていて日本国内における通常のNTSC受像機でモ
ニタすることができる。以上のように放送されているNT
SCテレビジョン標準方式とは異なるPAL方式での記録テ
ープを作成することができる。
式変換回路5は入力されているNTSC信号をPAL信号に変
換し、かつサーボ系9および記録処理系6はPAL信号を
記録できるよう動作する。したがってアンテナ端子1に
入力され、チューナで選局・復調されたNTSC信号はPAL
信号形式で回転ヘッド8により磁気テープに記録され
る。この時、ビデオ出力端子7には変換前のNTSC信号が
出力されていて日本国内における通常のNTSC受像機でモ
ニタすることができる。以上のように放送されているNT
SCテレビジョン標準方式とは異なるPAL方式での記録テ
ープを作成することができる。
さらに、入力切換スイッチ4がビデオ信号を選択して
いる時にはビデオ入力端子3に印加された信号、例えば
他のVTRからの再生信号を方式変換回路5でPAL信号に変
換して記録することができ、結局NTSC方式で記録した映
像情報をPAL方式でダビングすることが可能となるもの
である。
いる時にはビデオ入力端子3に印加された信号、例えば
他のVTRからの再生信号を方式変換回路5でPAL信号に変
換して記録することができ、結局NTSC方式で記録した映
像情報をPAL方式でダビングすることが可能となるもの
である。
上述の説明においてテレビジョン標準方式を選択する
方式選択回路31はスイッチパネル10からの指令により駆
動される。スイッチパネル10は第2図に示すように国名
と世界に存在するテレビジョン標準方式名が表示されて
いて、使用者が使えば国名「USA」のスイッチを操作す
れば方式選択回路31はそれに基づき自動的にNTSCを選択
し、別の国名「西ドイツ」のスイッチを操作すれば方式
選択回路31は自動的にPALを選択する。また、直接、使
用者が標準方式名のスイッチを操作すればその方式が方
式選択回路31で選択される。したがって使用者はパネル
スイッチ10によりテレビジョン標準方式名か対象とする
国名のいずれかを選択すればよく、広い層にわたって使
いやすい操作となっている。
方式選択回路31はスイッチパネル10からの指令により駆
動される。スイッチパネル10は第2図に示すように国名
と世界に存在するテレビジョン標準方式名が表示されて
いて、使用者が使えば国名「USA」のスイッチを操作す
れば方式選択回路31はそれに基づき自動的にNTSCを選択
し、別の国名「西ドイツ」のスイッチを操作すれば方式
選択回路31は自動的にPALを選択する。また、直接、使
用者が標準方式名のスイッチを操作すればその方式が方
式選択回路31で選択される。したがって使用者はパネル
スイッチ10によりテレビジョン標準方式名か対象とする
国名のいずれかを選択すればよく、広い層にわたって使
いやすい操作となっている。
また「USA」のスイッチを操作した時にはそのスイッ
チパネル上の「USA」の表示部分を発光させ又はパネル
裏面から照明させる等により点灯表示させることにより
操作指示の確認ができ、誤操作を防止できる。「NTSC」
等の標準方式名のスイッチの操作の時も同様に点灯表示
させれば良い。さらに「USA」のスイッチを操作した
時、その「USA」の表示部分のみならず、同時にその国
の方式である「NTSC」を点灯表示させて、誤操作防止効
果をより高めることができる。
チパネル上の「USA」の表示部分を発光させ又はパネル
裏面から照明させる等により点灯表示させることにより
操作指示の確認ができ、誤操作を防止できる。「NTSC」
等の標準方式名のスイッチの操作の時も同様に点灯表示
させれば良い。さらに「USA」のスイッチを操作した
時、その「USA」の表示部分のみならず、同時にその国
の方式である「NTSC」を点灯表示させて、誤操作防止効
果をより高めることができる。
以上の説明ではNTSC方式からPAL方式への変換を説明
したが、その逆やSECAM方式を含む他の方式間の変換も
本構成により容易に実現できる。
したが、その逆やSECAM方式を含む他の方式間の変換も
本構成により容易に実現できる。
(b)の再生系の動作は次の如くである。
今、PAL方式による記録済テープが本VTRにかけられた
と仮定すると、その信号は回転ヘッド8でピックアップ
され、再生処理系11でディエンファシスやFM復調などの
処理が施されその出力にはPAL信号が再生される。この
場合、記録されている信号がどのテレビジョン標準方式
であるかの判別は例えばフィールド周波数を計測するこ
とにより自動的に行う。そしてその判別結果に基づく制
御の指令は再生処理系11及びサーボ系9に与えられる。
さて、日本国内のテレビ受像機はNTSC方式対応であるた
め、この再生されたPAL信号をそのままNTSC方式のテレ
ビ受像機に入力しても正常の画像とはならず、画像が出
ないかたとえ出たとしても非常に見苦しい画像となる。
したがってスイッチパネル10により‘日本’を操作すれ
ば方式選択回路31によりNTSC方式が選択され、その指令
は方式変換回路5に伝えられ、方式変換回路5はその入
力に与えられている再生PAL信号をNTSC方式に変換して
ビデオ出力端子7に出力する。これによりビデオ出力端
子をNTSC受像機のビデオ入力端子に接続すれば通常の画
像として観賞することができる。またRF出力は端子36に
得られるためそれをNTSC受像機のアンテナ端子に接続し
て見ることもできる。つまりPAL方式で記録されたテー
プをNTSC受像機で正常にモニターすることが可能とな
る。もちろんNTSCからPALあるいはSECAMを含むその他の
テレビジョン標準方式間の変換が容易に行いうる。
と仮定すると、その信号は回転ヘッド8でピックアップ
され、再生処理系11でディエンファシスやFM復調などの
処理が施されその出力にはPAL信号が再生される。この
場合、記録されている信号がどのテレビジョン標準方式
であるかの判別は例えばフィールド周波数を計測するこ
とにより自動的に行う。そしてその判別結果に基づく制
御の指令は再生処理系11及びサーボ系9に与えられる。
さて、日本国内のテレビ受像機はNTSC方式対応であるた
め、この再生されたPAL信号をそのままNTSC方式のテレ
ビ受像機に入力しても正常の画像とはならず、画像が出
ないかたとえ出たとしても非常に見苦しい画像となる。
したがってスイッチパネル10により‘日本’を操作すれ
ば方式選択回路31によりNTSC方式が選択され、その指令
は方式変換回路5に伝えられ、方式変換回路5はその入
力に与えられている再生PAL信号をNTSC方式に変換して
ビデオ出力端子7に出力する。これによりビデオ出力端
子をNTSC受像機のビデオ入力端子に接続すれば通常の画
像として観賞することができる。またRF出力は端子36に
得られるためそれをNTSC受像機のアンテナ端子に接続し
て見ることもできる。つまりPAL方式で記録されたテー
プをNTSC受像機で正常にモニターすることが可能とな
る。もちろんNTSCからPALあるいはSECAMを含むその他の
テレビジョン標準方式間の変換が容易に行いうる。
第2図は、第1図におけるスイッチパネル10の一例で
あり、世界地図を描き、その主要国を引き出し線により
マトリクス上に国名を表示するとともに最下欄にNTSC,P
ALなどのテレビジョン標準方式名を配置してある。
あり、世界地図を描き、その主要国を引き出し線により
マトリクス上に国名を表示するとともに最下欄にNTSC,P
ALなどのテレビジョン標準方式名を配置してある。
この国名および標準方式名の下にはタッチスイッチが
配置されていて操作者が押した国名または標準方式名が
どれであったかを検知できる構造になっている。このス
イッチパネル10には世界地図が表示されているため操作
者が希望の国を選択する際、単なる国名表示だけの場合
に対し、素早く容易に探し出せる。国名表示の代りに国
旗で表示すればさらにビジュアルなパネルにすることが
できる。
配置されていて操作者が押した国名または標準方式名が
どれであったかを検知できる構造になっている。このス
イッチパネル10には世界地図が表示されているため操作
者が希望の国を選択する際、単なる国名表示だけの場合
に対し、素早く容易に探し出せる。国名表示の代りに国
旗で表示すればさらにビジュアルなパネルにすることが
できる。
第3図は、第1図における方式変換回路5の一実施例
を示す構成図である。入力端12に印加されたコンポジッ
ト映像記号はY・C分離回路13で輝度信号と色信号に分
離され、輝度信号はADコンバータ14でディジタル化され
メモリ20に印加され、色信号はデコーダ15によりNTSC,P
AL,SECAM等の方式に応じてそれぞれ復調され色差信号と
なってADコンバータ16でディジタル化されてメモリ20に
印加される。メモリ20はフィールドを単位とするディジ
タルメモリで、メモリコントロール回路21から制御を受
けるとともに、その書き込みクロックは入力信号からロ
ーパスフィルタ17、同期分離回路18により得た同期信号
を基にクロック発生器19で発生されたものを用いる。ま
た読出しクロックはクロック発生器22から与えられてい
る。メモリ20で方式変換処理を受けたディジタル信号の
うち輝度信号はDAコンバータ23でアナログに戻され、色
差信号はDAコンバータ24にアナログに戻されたのちエン
コーダ25によりNTSC,PAL,SECAMなど各テレビジョン標準
方式に適合する搬送色信号に変調される。混合器26は輝
度信号を搬送色信号を混合し出力端27に方式変換を施し
たコンポジット信号を出力する。
を示す構成図である。入力端12に印加されたコンポジッ
ト映像記号はY・C分離回路13で輝度信号と色信号に分
離され、輝度信号はADコンバータ14でディジタル化され
メモリ20に印加され、色信号はデコーダ15によりNTSC,P
AL,SECAM等の方式に応じてそれぞれ復調され色差信号と
なってADコンバータ16でディジタル化されてメモリ20に
印加される。メモリ20はフィールドを単位とするディジ
タルメモリで、メモリコントロール回路21から制御を受
けるとともに、その書き込みクロックは入力信号からロ
ーパスフィルタ17、同期分離回路18により得た同期信号
を基にクロック発生器19で発生されたものを用いる。ま
た読出しクロックはクロック発生器22から与えられてい
る。メモリ20で方式変換処理を受けたディジタル信号の
うち輝度信号はDAコンバータ23でアナログに戻され、色
差信号はDAコンバータ24にアナログに戻されたのちエン
コーダ25によりNTSC,PAL,SECAMなど各テレビジョン標準
方式に適合する搬送色信号に変調される。混合器26は輝
度信号を搬送色信号を混合し出力端27に方式変換を施し
たコンポジット信号を出力する。
方式変換動作は次のようにして行われる。今、NTSCか
らPALへの変換を考える。NTSCはフィールド周波数が60H
z、1フィールドの走査線数が525/2本であり、PALはそ
れぞれ50Hz,625/2本であるからフィールド周波数と走査
線数の変換を行う必要がある。そこでメモリ20に1フィ
ールド分の信号を所定クロックで書き込んでメモリし、
それを書き込みとは独立したクロックで読み出せるよう
構成する。メモリコントロール回路はそれに入力される
変換元のテレビジョン標準方式(たとえば、記録時には
方式変換回路へ入力される映像信号から判別され、再生
時はテープを再生した映像信号から判別される)と操作
者が変換を所望する変換先のテレビジョン標準方式から
変換モードを決定する。メモリコントロール回路21がNT
SCからPALへ変換を指令すると、フィールド周波数の変
換に対し、NTSCの60フィールド分をPALでは50フィール
ドとして読み出す。つまり6フィールドに1フィールド
の割合でスキップするようにメモリを制御することで実
現できる。また走査線数の変換は525/2本を625/2本にす
る必要があるためメモリ20内のラインメモリを利用して
前後の走査線情報から補間して新しい走査線の情報をつ
くることにより実現できる。このような制御はメモリコ
ントロール21からの制御信号によってメモリ内の情報を
選択または演算させることにより行われる。
らPALへの変換を考える。NTSCはフィールド周波数が60H
z、1フィールドの走査線数が525/2本であり、PALはそ
れぞれ50Hz,625/2本であるからフィールド周波数と走査
線数の変換を行う必要がある。そこでメモリ20に1フィ
ールド分の信号を所定クロックで書き込んでメモリし、
それを書き込みとは独立したクロックで読み出せるよう
構成する。メモリコントロール回路はそれに入力される
変換元のテレビジョン標準方式(たとえば、記録時には
方式変換回路へ入力される映像信号から判別され、再生
時はテープを再生した映像信号から判別される)と操作
者が変換を所望する変換先のテレビジョン標準方式から
変換モードを決定する。メモリコントロール回路21がNT
SCからPALへ変換を指令すると、フィールド周波数の変
換に対し、NTSCの60フィールド分をPALでは50フィール
ドとして読み出す。つまり6フィールドに1フィールド
の割合でスキップするようにメモリを制御することで実
現できる。また走査線数の変換は525/2本を625/2本にす
る必要があるためメモリ20内のラインメモリを利用して
前後の走査線情報から補間して新しい走査線の情報をつ
くることにより実現できる。このような制御はメモリコ
ントロール21からの制御信号によってメモリ内の情報を
選択または演算させることにより行われる。
逆にPALからNTSCへの変換はフィールド周波数変換は
6フィールドに1回の割合で1フィールドを2度読み出
すことにより行い、走査線数の変換は走査線情報の間引
または演算で実現できる。
6フィールドに1回の割合で1フィールドを2度読み出
すことにより行い、走査線数の変換は走査線情報の間引
または演算で実現できる。
またSECAM方式はフィールド周波数,走査線数はPAL方
式と同一であり、色信号がFM変調を受けて順線次で多重
されている点が異なっているのでその点を考慮して色信
号処理すれば実現できる。
式と同一であり、色信号がFM変調を受けて順線次で多重
されている点が異なっているのでその点を考慮して色信
号処理すれば実現できる。
第3図で説明した方法以外にもメモリを増設し、フィ
ールド間やフレーム間の補間を行ってより高度な方式変
換を実現できることも容易に推察できる。
ールド間やフレーム間の補間を行ってより高度な方式変
換を実現できることも容易に推察できる。
第4図は本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
り、第1図において記録系と再生系に分けて配置した方
式変換回路5とスイッチパネル10,方式選択回路31を記
録時と再生系で共有できるよう構成している点、記録・
再生処理回路28も一般的に内部回路の切り換えで実現さ
れるため、その構成にしている点およびチューナ・RFコ
ンバータを削除し、ビデオ入出力端子のみにしている点
が異なる。記録再生切換スイッチ(R/P切換)が記録・
再生処理回路28の処理を切換えるとともに方式変換回路
5への入力およびビデオ出力端子への出力を切換えるよ
う構成して第1図で説明したと同様に異テレビジョン標
準方式の記録および再生を実現するものである。
り、第1図において記録系と再生系に分けて配置した方
式変換回路5とスイッチパネル10,方式選択回路31を記
録時と再生系で共有できるよう構成している点、記録・
再生処理回路28も一般的に内部回路の切り換えで実現さ
れるため、その構成にしている点およびチューナ・RFコ
ンバータを削除し、ビデオ入出力端子のみにしている点
が異なる。記録再生切換スイッチ(R/P切換)が記録・
再生処理回路28の処理を切換えるとともに方式変換回路
5への入力およびビデオ出力端子への出力を切換えるよ
う構成して第1図で説明したと同様に異テレビジョン標
準方式の記録および再生を実現するものである。
第5図は本発明におけるスイッチパネル10と方式選択
回路31の具体回路例であり、破線枠で囲んだスイッチパ
ネル10は各国に対応したスイッチa,b,c,……g,hが複数
個並べられており、テレビジョン標準方式が同一の国が
一まとめになってORゲート32,33,34に入力されている。
またNTSC,PALなどの標準方式名に相当するスイッチx,y,
zも各ORゲートに入力されている。
回路31の具体回路例であり、破線枠で囲んだスイッチパ
ネル10は各国に対応したスイッチa,b,c,……g,hが複数
個並べられており、テレビジョン標準方式が同一の国が
一まとめになってORゲート32,33,34に入力されている。
またNTSC,PALなどの標準方式名に相当するスイッチx,y,
zも各ORゲートに入力されている。
たとえば‘日本’に相当するスイッチbを閉じるとOR
ゲート32の出力はハイレベル‘H'となりNTSCの出力ライ
ンが‘H'となって方式選択スイッチがNTSCを選択したこ
とになる。同様にPAL方式を採用する国のスイッチd,e,f
はORゲート33に入力され、SECAM方式を採用する国のス
イッチg,hはORゲート34の入力されている。
ゲート32の出力はハイレベル‘H'となりNTSCの出力ライ
ンが‘H'となって方式選択スイッチがNTSCを選択したこ
とになる。同様にPAL方式を採用する国のスイッチd,e,f
はORゲート33に入力され、SECAM方式を採用する国のス
イッチg,hはORゲート34の入力されている。
また、直接標準方式スイッチxを閉じるとORゲート32
の出力を‘H'とし、NTSC方式を選択する。このように簡
単な構成で方式選択回路を実現することができ、この出
力により変換回路の動作や表示部を制御できる。
の出力を‘H'とし、NTSC方式を選択する。このように簡
単な構成で方式選択回路を実現することができ、この出
力により変換回路の動作や表示部を制御できる。
発明の効果 以上のように本発明は、複数のテレビジョン標準方式
を取り扱うビデオテープレコーダであって、少なくとも
複数の標準方式信号を記録または再生することができる
サーボ系と映像信号処理系を備え、かつ一つのテレビジ
ョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へメ
モリコントロール回路の指令に基づき、メモリの書込み
・読出しを制御して変換する方式変換回路を具備し、入
力されたテレビジョン標準方式信号を他のテレビジョン
標準方式信号へ変換して記録するモードまたは再生され
たテレビジョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方
式信号へ変換して出力するモードを含み、国名およびテ
レビジョン標準方式名を表示したスイッチパネルと前記
スイッチパネルから操作者が対象とする国名または対象
国が使用している前記テレビジョン標準方式信号のいず
れか一つのテレビジョン標準方式を指示することにより
その指示に対応したテレビジョン標準方式を選択する方
式選択回路を備え、方式変換先を示す方式選択回路の出
力と変換元を示す記録時の入力されたテレビジョン標準
方式、再生時の再生されたテレビジョン標準方式を受け
取り変換モードを決定する前記メモリコントロール回路
の指令により変換回路の変換動作を変換元のテレビジョ
ン標準方式信号から操作者の所望するテレビジョン標準
方式信号へ変換動作を制御するよう構成したことによ
り、簡単な判りやすい操作で日本国内のテレビジョン放
送をPAL方式で記録してヨーロッパのPAL圏に居る友人に
送ったり、ヨーロッパのビデオソフトを持ち帰り日本の
テレビで観賞することができたり、ムービで撮影した家
族の近況をPAL方式でテープにダビングしてヨーロッパ
に滞在中の家族に送るなどいろいろな使い方ができる。
を取り扱うビデオテープレコーダであって、少なくとも
複数の標準方式信号を記録または再生することができる
サーボ系と映像信号処理系を備え、かつ一つのテレビジ
ョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へメ
モリコントロール回路の指令に基づき、メモリの書込み
・読出しを制御して変換する方式変換回路を具備し、入
力されたテレビジョン標準方式信号を他のテレビジョン
標準方式信号へ変換して記録するモードまたは再生され
たテレビジョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方
式信号へ変換して出力するモードを含み、国名およびテ
レビジョン標準方式名を表示したスイッチパネルと前記
スイッチパネルから操作者が対象とする国名または対象
国が使用している前記テレビジョン標準方式信号のいず
れか一つのテレビジョン標準方式を指示することにより
その指示に対応したテレビジョン標準方式を選択する方
式選択回路を備え、方式変換先を示す方式選択回路の出
力と変換元を示す記録時の入力されたテレビジョン標準
方式、再生時の再生されたテレビジョン標準方式を受け
取り変換モードを決定する前記メモリコントロール回路
の指令により変換回路の変換動作を変換元のテレビジョ
ン標準方式信号から操作者の所望するテレビジョン標準
方式信号へ変換動作を制御するよう構成したことによ
り、簡単な判りやすい操作で日本国内のテレビジョン放
送をPAL方式で記録してヨーロッパのPAL圏に居る友人に
送ったり、ヨーロッパのビデオソフトを持ち帰り日本の
テレビで観賞することができたり、ムービで撮影した家
族の近況をPAL方式でテープにダビングしてヨーロッパ
に滞在中の家族に送るなどいろいろな使い方ができる。
また、チューナ・RFコンバータをはずしたビデオ入力
・出力端子をもつビデオテープレコーダに適用すれば世
界中どこの国でも使用することができるため、一機種を
生産すれば世界中に供給することができ設計,生産の標
準化に大きく貢献できるものである。
・出力端子をもつビデオテープレコーダに適用すれば世
界中どこの国でも使用することができるため、一機種を
生産すれば世界中に供給することができ設計,生産の標
準化に大きく貢献できるものである。
このように本発明は、全世界のテレビジョン標準方式
による壁をVTRによって打ち破り映像情報を一元化でき
るものであり、映像情報手段としてビデオテープレコー
ダの用途をさらに拡大するという極めて大きな効果を発
揮するものである。
による壁をVTRによって打ち破り映像情報を一元化でき
るものであり、映像情報手段としてビデオテープレコー
ダの用途をさらに拡大するという極めて大きな効果を発
揮するものである。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明に用いるスイッチパネルの正面図、第3図は本発
明に用いる方式変換回路の一実施例を示すブロック図、
第4図は本発明の他の一実施例を示すブロック図、第5
図は本発明に用いる方式選択回路の具体的構成例を示す
回路図である。 2……チューナ、3……ビデオ入力端子、4……入力切
換スイッチ、5……方式変換回路、6……記録処理系、
7……ビデオ出力端子、8……回転ヘッド、9……サー
ボ系、10……スイッチパネル、11……再生処理系、20…
…メモリ、21……メモリコントロール回路、19,22……
クロック発生器、31……方式選択回路、32,33,34……OR
ゲート、35……RFコンバータ、36……RF出力端子。
本発明に用いるスイッチパネルの正面図、第3図は本発
明に用いる方式変換回路の一実施例を示すブロック図、
第4図は本発明の他の一実施例を示すブロック図、第5
図は本発明に用いる方式選択回路の具体的構成例を示す
回路図である。 2……チューナ、3……ビデオ入力端子、4……入力切
換スイッチ、5……方式変換回路、6……記録処理系、
7……ビデオ出力端子、8……回転ヘッド、9……サー
ボ系、10……スイッチパネル、11……再生処理系、20…
…メモリ、21……メモリコントロール回路、19,22……
クロック発生器、31……方式選択回路、32,33,34……OR
ゲート、35……RFコンバータ、36……RF出力端子。
Claims (1)
- 【請求項1】複数のテレビジョン標準方式を取り扱うビ
デオテープレコーダであって、少なくとも複数の標準方
式信号を記録または再生することができるサーボ系と映
像信号処理系を備え、かつ一つのテレビジョン標準方式
信号を他のテレビジョン標準方式信号へメモリコントロ
ール回路の指令に基づき、メモリの書込み・読出しを制
御して変換する方式変換回路を具備し、入力されたテレ
ビジョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号
へ変換して記録するモードまたは再生されたテレビジョ
ン標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変換
して出力するモードを含み、国名およびテレビジョン標
準方式名を表示したスイッチパネルと前記スイッチパネ
ルから操作者が対象とする国名または対象国が使用して
いる前記テレビジョン標準方式信号のいずれか一つのテ
レビジョン標準方式を指示することによりその指示に対
応したテレビジョン標準方式を選択する方式選択回路を
備え、方式変換先を示す方式選択回路の出力と変換元を
示す記録時の入力されたテレビジョン標準方式、再生時
の再生されたテレビジョン標準方式を受け取り変換モー
ドを決定する前記メモリコントロール回路の指令により
変換回路の変換動作を変換元のテレビジョン標準方式信
号から操作者の所望するテレビジョン標準方式信号へ変
換動作を制御するよう構成したことを特徴とするビデオ
テープレコーダ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1058366A JP2532646B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | ビデオテ―プレコ―ダ |
EP89313290A EP0375365B1 (en) | 1988-12-23 | 1989-12-19 | Video taperecorder with television standards converter |
DE68928197T DE68928197T2 (de) | 1988-12-23 | 1989-12-19 | Videobandrekorder mit Fernsehnormwandler |
ES89313290T ES2108002T3 (es) | 1988-12-23 | 1989-12-19 | Magnetoscopio con convertidor de estandares de television. |
AU46964/89A AU606824B2 (en) | 1988-12-23 | 1989-12-19 | Video taperecorder with television standards converter |
CA002006173A CA2006173C (en) | 1988-12-23 | 1989-12-20 | Video taperecorder with television standards converter |
KR1019890019386A KR930002486B1 (ko) | 1988-12-23 | 1989-12-23 | 텔레비젼 표준 변환기를 갖춘 비데오 테이프 레코더 |
US08/262,374 US5649048A (en) | 1988-12-23 | 1994-06-20 | Video taperecorder with television standards converter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1058366A JP2532646B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | ビデオテ―プレコ―ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02237378A JPH02237378A (ja) | 1990-09-19 |
JP2532646B2 true JP2532646B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=13082322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1058366A Expired - Fee Related JP2532646B2 (ja) | 1988-12-23 | 1989-03-10 | ビデオテ―プレコ―ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532646B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02246051A (ja) * | 1989-03-17 | 1990-10-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオテープレコーダの操作および表示装置 |
JP2007028029A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像処理装置及び映像処理方法 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1058366A patent/JP2532646B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02237378A (ja) | 1990-09-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |