JP2532613Y2 - 看板とそのフレーム - Google Patents

看板とそのフレーム

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JP2532613Y2
JP2532613Y2 JP1990127673U JP12767390U JP2532613Y2 JP 2532613 Y2 JP2532613 Y2 JP 2532613Y2 JP 1990127673 U JP1990127673 U JP 1990127673U JP 12767390 U JP12767390 U JP 12767390U JP 2532613 Y2 JP2532613 Y2 JP 2532613Y2
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JP
Japan
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signboard
vertical wall
frame
sheet
holding
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JP1990127673U
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敏夫 田中
和敏 白田
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ゼネラル物産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は看板とその看板に用いるフレームに関する。
(従来の技術) 建屋の軒回りおよひ壁面等に設置する看板として、従
来の板材を用いた看板に代え、近時低収縮性のポリエス
テル繊維を織込んだ塩化ビニールシート等のシート素材
の表面に広告内容を熱転写あるいはスクリーン印刷、ス
プレー印刷(エアブラシ)等により表示した看板シート
をフレームに展張して看板とする構造のものが用いられ
るようになっている。
この合成樹脂製の看板シートを用いた看板装置によれ
ば、設置箇所に応じた最適な形状や大きさが得やすく、
夜間における照明むらや長期間にわたる退色がなく、ひ
び割れや破損に対し強靱であり、しかも柔軟性が高く軽
量であることから施工上の取扱いが容易であるなどの種
々の利点がある。
ところで上記の看板シートを用いる看板にあっては、
そのシートが柔軟であるが故にこれをフレームに対し緊
張状態に展張することが最も重要である。
従来から上記看板シートを緊張状態に展張するための
フレーム構造として第4図および第5図に示すものがあ
る。
第4図に示すフレーム1は、ハッチングを付した断面
形状のもので、下部に固定側の支柱2に固着される支持
腕3の先端の水平なフランジ4が嵌合する下面が開放さ
れたC形断面を有する支持部5が、上部背側には同じく
固定側の枠体6にネジ等により固定するための支持部7
があり、上下の支持部5,7間に水平方向を向くコ字状の
嵌合部8が形成され、その上部にこの嵌合部8と同じ方
向を向くネジ込み用溝9を有する固定部10が設けられて
いる。
上記フレーム1の嵌合部8に保持部材11の保持部12に
看板シート13の端部を帯板状14を介在して嵌合し、その
保持部材11を前記固定部10のネジ込み用溝9にネジ15に
より取付けることにより看板シート13は前記支持部5の
前縁5aを経て張られるようになっている。これら保持部
材11やネジ15が前面側に現われるので、これらを隠すた
めフレーム1の上面に断面L形のカバー16が固着され、
このカバー16の前縁16aでフレーム1の支持部5まで隠
蔽するようにしている。
第5図に示すものは、第4図ではカバー16の前縁16a
で覆われるために生じる看板面の面積の減少を避けるた
め、フレーム1の前側に斜めに立上る傾斜壁17を設け、
これと平行に設けられた固定部10のネジ込み用溝9に保
持部材11の取付座11aをネジ15で斜め方向から締着する
ことにより看板シート13の端部を帯板状14を介して固定
するようにしている。なお第4図と共通する部分にはこ
れと同一符号を付しておく。
(考案が解決しようとする課題) しかるに上記第4図に示す構造では、前面からネジ15
の締付けができるので、作業性はよいが、前述のように
保持部材11やネジ15が正面から見えるのでカバー16で隠
さなければならず、そのため看板としたときその外形寸
法に対し表示面積が大幅に減少してしまうという問題が
ある。
また第5図によるものでは、広巾の前縁を有するよう
なカバー16を用いずとも外枠一杯まで表示面とすること
ができる利点があるが、ネジ15の締込みが斜め方向にな
るため作業性が悪いばかりでなく看板シート13が傾斜壁
17とほゞ平行に延びてその先端で折返えされる構造とな
るので、看板シート13の摩擦保持が不確実となり、しか
も看板シート13を緊張させるとき低荷重により傾斜壁17
が倒れる方向にたわみ、それに伴ってネジ込み用溝9が
開いてネジ15が外れたりゆるみを生じ、それ故、作業性
の悪さが加わって緊張状態に展張することがきわめて難
しいという問題がある。
本考案はこれに鑑み、カバーにより隠蔽する必要がな
く、看板面を大きくとることができながら、作業性を改
善して看板シートを緊張状態に容易に展張することがで
きる看板およびそのフレームを提供することを目的とし
てなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記従来の技術が有する問題点を解決するため、本考
案は、固定側の部材に取付けるための支持部を有するフ
レーム本体に、垂直に立上る垂直壁と、この垂直壁の基
部から前方へ傾斜して立上る傾斜壁と、前記垂直壁の後
方にあってネジ込み用溝を有する固定部と、前記垂直壁
と固定部との間に設けられ保持部材の保持部が嵌合する
嵌合部とを有するフレームを備え、このフレームで枠体
を形成し、前記ネジ込み用溝にネジにより取付けられる
保持部材の保持部に帯状板を介して端部が嵌着される看
板シートを前記垂直壁の上端を経由して傾斜壁の上端か
ら前記ネジと平行方向に展張するようにしたことを特徴
とする看板、および固定側の部材に取付けるための支持
部を有するフレーム本体に、垂直に立上る垂直壁と、こ
の垂直壁の基部から前方へ傾斜して立上る傾斜壁と、前
記垂直壁の後方にあってネジ込み用溝を有する固定部
と、前記垂直壁と固定部との間に設けられ保持部材の保
持部が嵌合する嵌合部とを有することを特徴とする看板
用フレームにある。
(作用) 上記構成により、保持部材の固定部への取付けは垂直
方向のネジ込みとなるので作業性がよく、また保持部材
の保持部に端部が保持された看板シートは垂直壁にそっ
て立上り、垂直壁の上端から傾斜壁の上端を経由して前
面に延びるので、垂直壁と傾斜壁とで看板シートの緊張
状態を保ち、ゆるみなく展張することができる。
(実施例) 以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例を参照
して説明する。
本考案による看板20は、第3図のように四角形状に形
成され、その看板面に看板シート13が現われてその看板
シート13に施された表示21が広告される。
フレーム22は、第1図に看板シート13の展張状態を、
第2図にフレームのみを示すように、固定側の部材に取
付けるための支持部23,24を有し、下部の支持部23の前
側に垂直に立上る垂直壁25と、この垂直壁25の基部から
斜め前方へ立上る傾斜壁26とを備えている。
上記支持部23の後部側には垂直方向のネジ込み用溝27
を有する固定部28が設けられ、この固定部28の背部から
立上る立壁29の上端に直角外方に上部の支持部24が連設
されている。前記ネジ込み用溝27の対向面の双方または
一方にネジ込みやすくするためネジ30のネジ山のピッチ
に合った凹凸条31が形成されている。
上記固定部28と前記垂直壁25との間に上向きに開放す
るU字状の嵌合部32が形成されており、この嵌合部32に
保持部材33のコ字形断面を有する保持部34が丁度納まる
ようになっている。
したがって看板シート13の端部に帯状板35を巻込んで
保持部材33の保持部34に嵌合し、看板シート13を垂直壁
25および傾斜壁26の先端25a,26aに跨がるように経由さ
せておく。保持部材33の取付座33aに挿通するネジ30を
ネジ込み用溝27にネジ込めば、保持部材33が固定部28に
固定されるとともに看板シート13に張力が与えられ、緊
張状態に張ることができる。
こうして看板シート13の縦および横の各辺をフレーム
22に取付ければ、看板シート13はゆるむことなく展張さ
れる。特に看板シート13は垂直壁25の先端25aで直角に
折れ曲がり、傾斜壁26の先端26aで再び直角に折れ曲が
るので、看板シート13の摩擦保持力が大きく、ゆるみに
くい構造となっている。
第1図において36は、看板の上面を覆うカバーで、フ
レーム22の支持部24にネジ37,37等により取付けられ、
その下面の前記垂直壁25の先端25aに対応する箇所には
突部38があり、この突部38と垂直壁25の先端25aとで看
板シート13を圧着するようになっていて看板シート13の
ゆるみを一層防ぐ役目をしている。このカバー36の先端
は傾斜壁26の先端26aに看板シート13を間にしておか
れ、わずか傾斜した庇39が設けられている。なお、上記
突部38の高さを図よりも高くし、垂直壁25の先端25aを
その分だけ低くしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、保持部材の固定
は垂直方向へのネジ込みにより行なえるので作業性がよ
く、また保持部材に端部が支持された看板シートは垂直
壁および傾斜壁の各先端に跨って延び、看板面に至るの
で、看板シートの摩擦保持が確実にでき、ゆるみを生じ
にくゝ、看板シートを緊張状態に展張することができる
とともにその緊張状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による看板フレームの看板シート取付状
態を示す端面図、第2図は第1図のフレームのみを示す
一部の斜視図、第3図は第1図に示す実施例に基づいた
看板の斜視図、第4図および第5図は従来の技術を示す
第1図相当図である。 1,22…フレーム、5,7,23,24…支持部、8,32…嵌合部、
9,27…ネジ込み用溝、10,28…固定部、11,33…保持部
材、12,34…保持部、13…看板シート、14,35…帯状板、
15,30…ネジ、16,36…カバー、17,26…傾斜壁、25…垂
直壁。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側の部材に取付けるための支持部を有
    するフレーム本体に、垂直に立上る垂直壁と、この垂直
    壁の基部から前方へ傾斜して立上る傾斜壁と、前記垂直
    壁の後方にあってネジ込み用溝を有する固定部と、前記
    垂直壁と固定部との間に設けられ保持部材の保持部が嵌
    合する嵌合部とを有するフレームを備え、このフレーム
    で枠体を形成し、前記ネジ込み用溝にネジにより取付け
    られる保持部材の保持部に帯状板を介して端部が嵌着さ
    れる看板シートを前記垂直壁の上端を経由して傾斜壁の
    上端から前記ネジと平行方向に展張するようにしたこと
    を特徴とする看板。
  2. 【請求項2】固定側の部材に取付けるための支持部を有
    するフレーム本体に、垂直に立上る垂直壁と、この垂直
    壁の基部から前方へ傾斜して立上る傾斜壁と、前記垂直
    壁の後方にあってネジ込み用溝を有する固定部と、前記
    垂直壁と固定部との間に設けられ保持部材の保持部が嵌
    合する嵌合部とを有することを特徴とする看板用フレー
    ム。
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JPH0485377U JPH0485377U (ja) 1992-07-24
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