JP2532349Y2 - 排水ますへの蓋部材取付構造 - Google Patents

排水ますへの蓋部材取付構造

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JP2532349Y2
JP2532349Y2 JP8333391U JP8333391U JP2532349Y2 JP 2532349 Y2 JP2532349 Y2 JP 2532349Y2 JP 8333391 U JP8333391 U JP 8333391U JP 8333391 U JP8333391 U JP 8333391U JP 2532349 Y2 JP2532349 Y2 JP 2532349Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の壁面に沿って配
設される排水ますへの蓋部材取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の壁面に沿って配置される排
水ますは筒状に形成された排水ます本体によって主体が
構成されており、排水ます本体2の上部開口には上部開
口を閉じるように蓋部材9が取付けられる。そして、排
水ます本体2への蓋部材9の取付けは排水ます本体2と
蓋部材9とを固着具23によって連結することで取付け
が行われるようになっているものであり、排水ます本体
2の内側面にL字状の位置決め部材50を溶接によって
取着し、外径寸法が排水ます本体2の内径寸法とほぼ同
一に形成された蓋部材9を排水ます本体2内に挿合し、
蓋部材9の下端を位置決め部材50に載置することで蓋
部材9に設けられたねじ孔22と排水ます本体2の通孔
2aとを位置合わせし、通孔2aとねじ孔22に固着具
23を螺入することで取付けされるというものであっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、蓋部材9は排水ます本体2内に挿合
されるようになっているために排水ます本体2の上端の
切断端面が露出した状態となっており、排水ます本体2
の位置決め等を行うような場合に作業が手を切ったりす
るようなことがあって危険であるという問題があり、ま
た、蓋部材9を取付けるにあたって、蓋部材9の位置決
めのための位置決め部材50を別途排水ます本体2の内
側面に溶接によって取付ける必要があって作業に手間が
かかるという問題があり、さらに、蓋部材9は排水ます
本体2内に全体が挿入されるようになっていることか
ら、排水ます本体2内の掃除を行うような場合には取り
外し難いという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、手間取ることなく位置決めを行いながら簡易
に取付けすることができる排水ますへの蓋部材取付構造
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、凸状に形成された蓋体18の下部内側
面より外径寸法が蓋体18の内径寸法と略同一となった
連結筒19を垂設して蓋部材9を形成し、筒状に形成さ
れた排水ます本体2の上部開口に蓋部材9を配設し、連
結筒19を排水ます本体2の上部開口に挿合すると共に
蓋体18の下端縁に形成された位置決め段部21を排水
ます本体2の上端縁に当接し、排水ます本体2に設けら
れた通孔2aから連結筒19に設けられたねじ孔22に
固着具23を螺入して排水ます本体2と連結筒19とを
連結したものである。
【0006】
【作用】しかして、連結筒19を排水ます本体2の上部
開口に挿合し、この状態で蓋部材9を押し込んで蓋体1
8の下端縁の位置決め段部21を排水ます本体2の上端
縁に当接することで排水ます本体2の通孔2aと連結筒
19に設けられたねじ孔22とが合致することとなり、
通孔2aからねじ孔22に固着具23を螺入して排水ま
す本体2と連結筒19とを連結することで排水ます本体
2の上部開口に蓋部材9が取付けられる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。排水ますは図5にて示されるように筒体によ
って形成された排水ます本体2の側部より側方に向けて
受け筒1を突設して構成されており、上部開口には蓋部
材9が取着されると共に下部開口には竪樋10が連結さ
れるようになっている。受け筒1は排水ます本体2の側
部に溶接(MIG溶接)することで取付けられており、
受け筒1の上面には受け筒1の長手方向に沿って連続す
る長孔6が設けられている。排水ます本体2の上部側面
には排水ます本体2内に空気を吸入する空気吸入口11
が多数設けられており、下部には竪樋10を連結するた
めの連結部12が設けられている。この連結部12は径
の異なる複数種の竪樋10を連結することができるよう
になっており、図示された実施例においては第1連結部
13と、第2連結部14とによって構成されている。
【0008】第1連結部13は排水ます本体2の下部開
口に補助連結体15を固着して構成されており、第2連
結部14は上記補助連結体15の下部開口に補助連結体
15よりも細径となった補助連結体16を固着して構成
されている。第1連結部13を構成する補助連結体15
は排水ます本体2よりも細径に形成された筒体の上部を
外方に折り返して折り返し片15aを形成し、図4に示
されるように折り返し片15aの端面と排水ます本体2
の下端面とを面一の状態として各端面を溶接(TIG溶
接)することで連結されている。
【0009】第2連結部14を構成する補助連結体16
は上記補助連結体15よりも細径に形成された筒体の上
部を外方に折り返して折り返し片16aを形成し、図7
に示されるように折り返し片16aの端面と第1連結部
13を構成する補助連結体15の下端とを面一の状態と
して各端面を溶接(TIG溶接)することで連結されて
おり、このように折り返し片16aと補助連結体15と
の下端とを連結することで補助連結体15の下端は側方
に突出した状態となっており、これによって排水ます本
体2の外面を伝う雨水が排水ます本体2から竪樋10の
外面を伝うことなく排水ます本体2の下端で水切りされ
るようになっている。ここで、第1連結部13を構成す
る補助連結体15の下端部と第2連結部14を構成する
補助連結体16の上部の折り返し片16aとは内方に向
けて傾斜した状態となっており、これによって第1連結
部13の下端には第1連結部13に竪樋10を連結する
場合に竪樋10をガイドする挿入ガイド部17が形成さ
れている。また、第2連結部14の下端も内方に向けて
傾けてあり、これによって第2連結部14に竪樋10を
連結する場合に竪樋10をガイドする挿入ガイド部17
が形成されている。図示された実施例にあっては、連結
部12は第1連結部13と第2連結部14との2つによ
って構成されているものについて示してあるが、このも
ののみに限定されるものではなく2つ以上であってもよ
い。
【0010】排水ます本体2の上部開口に取着される蓋
部材9は図2、図3に示されるように凸状に形成された
蓋体18と、蓋体18の下部に設けられた連結筒19と
によって主体が構成されている。蓋体18の上面には複
数個の通孔20が設けられており、この通孔20は排水
ます本体2内に空気を吸入すると共に蓋体18上面に溜
まる雨水を排水ます本体2内に排水する作用をするよう
になっている。ここで、通孔20が設けられている蓋体
18の上面部は蓋体18の中央部に向けて斜め下方に傾
斜した状態となっており、蓋体18上の雨水が排水ます
本体2の外面を伝って流れるようなことがないようにな
っている。蓋体18の下部に設けられる連結筒19は下
方に延出した蓋体18の下端よりも一段内方に位置した
状態となっており、つまり、蓋体18の外径寸法は排水
ます本体2の外径寸法と同一に形成されているのに対し
て連結筒19の外径寸法は排水ます本体2の上部開口に
挿合することができるように内径寸法と同一となってお
り、これによって蓋体18の下端は連結筒19より外方
に突出した状態となっている。
【0011】そして、この外方に突出した部分によって
蓋部材9を排水ます本体2の上部に取着した場合に連結
筒19を排水ます本体2の上部開口に挿入しながら蓋体
18を位置決めする位置決め段部21が形成されてお
り、蓋部材9は位置決め段部21を排水ます本体2の上
端に当接するようにして位置決めした状態とし、図1に
示されるように排水ます本体2に設けられた通孔2aよ
り連結筒19に設けられたねじ孔22に固着具23を螺
入することによって蓋部材9と排水ます本体2とが連結
されるようになっいる。ここで、固着具23にて蓋部材
9と排水ます本体2とを連結するにあたって、位置決め
段部21を排水ます本体2の上端に当接することで排水
ます本体2に設けられた通孔20の位置と、連結筒19
に設けられたねじ孔22の位置とが合致するようになっ
ており、位置決め段部21を排水ます本体2の上端に当
接することで蓋体18の位置決めが行われると共に固着
具23を螺入する通孔20とねじ孔22の位置決めも行
われるようになっている。排水ます本体2を壁面3に取
着する場合に排水ます本体2の受け筒1が連結されるこ
ととなる排水管4には連結部材24が取付けられてお
り、受け筒1は連結部材24の連結筒5に連結されるよ
うになっている。連結部材24は図8、図10に示され
るように壁面3より突出される排水管4に被嵌される連
結筒5と、連結筒5の端部より周方向に沿って突設され
た取付片25とによって主体が構成されており、連結筒
5と取付片25とは図11に示されるように両端部を当
接した状態で溶接(スポット溶接)することによって形
成されている。壁面3に固着されることとなる取付片2
5には固着具26が挿入されることとなる複数の通孔2
7が設けられており、この通孔27は固着具26による
壁面3への取付時に取付位置を調整することができるよ
うに長孔となっている。取付片25の周端部からは取付
片25と直交するようにフランジ片28が突設されてお
り、フランジ片28の外面には後述するカバー30の係
合凹部31が係合されることとなる係合凸部29が突設
されている。連結筒5の上端部となる外面には連結筒5
の長さ方向に沿って所定間隔毎に複数個の固定孔7が穿
設されている。図示された実施例にあっては、固定孔7
は2箇所に設けた場合を示しているが、2箇所以上に設
けるようにしてもよい。
【0012】壁面3に固着された連結部材24には固着
具26の連結部分を覆うようにカバー30が取付けられ
るようになっている。このカバー30は図10に示され
るように環状に形成されており、周端部からはフランジ
片32が突設されており、フランジ片32の内面には係
合凹部32が凹設されている。そして、カバー30は中
央部の開口33に連結筒5を挿通するようにしてフラン
ジ片32を取付片25のフランジ片28に係合するよう
にし、係合凸部29と係合凹部31とを係合することで
固着具等を使用することなく取付片25を固定している
固着具26を覆いながら連結部材24に取付けられるよ
うになっている。
【0013】しかして、排水ますの取付けは排水ます本
体2の上部開口に蓋部材9を取着し、壁面3より突出し
た排水管4に連結部材24を挿着し、連結部材24の取
付片25を固着具26にて壁面3に固着し、取付片25
の取付部分を覆うようにカバー30を取着する。そし
て、排水ます本体2の受け筒1を連結筒5に被着して連
結筒5に設けられた固定孔7の位置及び受け筒1の長孔
6の位置を調整して壁面3からの出代を調整しながら受
け筒1と連結筒5とを固着具8にて連結して排水ます本
体2の取付けを行うものである。また、ゴミ等を除去す
るために排水ます本体2より蓋部材9を取り外すような
場合には固着具23を取り外して蓋体18の外面を手で
持って上方に引き上げることで簡単に取り外すことがで
きるものである。そして、排水管4より吐出する雨水は
排水ます本体2にて受けられた後に竪樋10より下方に
排水されることとなるものである。
【0014】
【考案の効果】本考案は上述のように、凸状に形成され
た蓋体の下部内側面より外径寸法が蓋体の内径寸法と略
同一となった連結筒を垂設して蓋部材を形成し、筒状に
形成された排水ます本体の上部開口に蓋部材を配設し、
連結筒を排水ます本体の上部開口に挿合すると共に蓋体
の下端縁に形成された位置決め段部を排水ます本体の上
端縁に当接し、排水ます本体に設けられた通孔から連結
筒に設けられたねじ孔に固着具を螺入して排水ます本体
と連結筒とを連結するので、連結筒を排水ます本体の上
部開口に挿合すると共に位置決め段部を排水ます本体の
上端縁に当接することによって位置決め部材等の他部材
を用いることなく位置決めしながら蓋部材を上部開口に
取付けることができるものであり、取付施工を簡易に行
うことができ、さらに、位置決め段部を上端縁に当接す
ることで上端縁の切断端面を覆い隠すことができるもの
であり、作業者が手を切ったりするのを回避することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す部分拡大断面図であ
る。
【図2】同上の蓋部材を示すものであり、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図3】同上の一部切欠した断面図である。
【図4】同上の取付状態を示す側断面図である。
【図5】同上の排水ます本体を示すものであり、(a)
は正面図、(b)は平面図、(c)は一部破断した右側
面図、(d)は一部破断した左側面図である。
【図6】同上の図5(a)におけるA部拡大断面図であ
る。
【図7】同上の図5(a)におけるB部拡大断面図であ
る。
【図8】同上の連結部材を示すものてあり、(a)は正
面図、(b)は平面図である。
【図9】同上の図8(b)におけるC部拡大図である。
【図10】同上の連結部材の一部破断した側面図であ
る。
【図11】同上の図10におけるD部拡大断面図であ
る。
【図12】同上のカバーを示すものであり、(a)は正
面図、(b)は平面図、(c)は一部破断した側面図で
ある。
【図13】同上の図12(b)におけるE部拡大図であ
る。
【図14】同上の図13におけるF−F線断面図であ
る。
【図15】同上の取付状態を示す一部切欠した断面図で
ある。
【図16】従来例の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
2 排水ます本体 2a 通孔 9 蓋部材 18 蓋体 19 連結筒 21 位置決め段部 22 ねじ孔 23 固着具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸状に形成された蓋体の下部内側面より
    外径寸法が蓋体の内径寸法と略同一となった連結筒を垂
    設して蓋部材を形成し、筒状に形成された排水ます本体
    の上部開口に蓋部材を配設し、連結筒を排水ます本体の
    上部開口に挿合すると共に蓋体の下端縁に形成された位
    置決め段部を排水ます本体の上端縁に当接し、排水ます
    本体に設けられた通孔から連結筒に設けられたねじ孔に
    固着具を螺入して排水ます本体と連結筒とを連結して成
    る排水ますへの蓋部材取付構造。
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