JP2532264Y2 - ワイヤドット式プリンタ装置 - Google Patents
ワイヤドット式プリンタ装置Info
- Publication number
- JP2532264Y2 JP2532264Y2 JP1991005591U JP559191U JP2532264Y2 JP 2532264 Y2 JP2532264 Y2 JP 2532264Y2 JP 1991005591 U JP1991005591 U JP 1991005591U JP 559191 U JP559191 U JP 559191U JP 2532264 Y2 JP2532264 Y2 JP 2532264Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- wire
- dot
- paper
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impact Printers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はワイヤドット式プリンタ
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤドット式プリンタ装置にお
いては用紙の有無は検出するが、用紙のプラテン上での
セット位置、即ち、行方向の位置は特別な確認を行わず
に印字を開始する。
いては用紙の有無は検出するが、用紙のプラテン上での
セット位置、即ち、行方向の位置は特別な確認を行わず
に印字を開始する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、印字フォ
ーマットの定められた枠付の伝票等の用紙では、正規の
枠内に印字が収まらない事態を生じるのみならず、用紙
の縁辺や、ラベル紙が貼付けられて段差を有する用紙の
該段差部を印字することにより、直径が0.2mm程度の細
いドットワイヤの先端が破損することがある。
ーマットの定められた枠付の伝票等の用紙では、正規の
枠内に印字が収まらない事態を生じるのみならず、用紙
の縁辺や、ラベル紙が貼付けられて段差を有する用紙の
該段差部を印字することにより、直径が0.2mm程度の細
いドットワイヤの先端が破損することがある。
【0004】依って本考案は、用紙の位置を確認できる
と共に印字ドットワイヤの損傷しないワイヤドット式プ
リンタ装置の提供を目的とする。
と共に印字ドットワイヤの損傷しないワイヤドット式プ
リンタ装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本考案
は、複数本の印字用ドットワイヤの他に、該印字用ドッ
トワイヤよりも剛性の高い1本のワイヤ状の試打用印字
素子を設け、前記印字用ドットワイヤを駆動するデータ
制御部とは別個の制御手段により該試打用印字素子を駆
動して試打印字を行えるようにしたことを特徴とするワ
イヤドット式プリンタ装置を提供する。
は、複数本の印字用ドットワイヤの他に、該印字用ドッ
トワイヤよりも剛性の高い1本のワイヤ状の試打用印字
素子を設け、前記印字用ドットワイヤを駆動するデータ
制御部とは別個の制御手段により該試打用印字素子を駆
動して試打印字を行えるようにしたことを特徴とするワ
イヤドット式プリンタ装置を提供する。
【0006】
【作用】剛性の高い印字素子により試打印字を行うこと
ができる。即ち、もし印字場所が用紙の縁部等であって
も、この印字素子は剛性が高く、損傷することが少ない
他、実際の印字に使用するドットワイヤは損傷しない。
ができる。即ち、もし印字場所が用紙の縁部等であって
も、この印字素子は剛性が高く、損傷することが少ない
他、実際の印字に使用するドットワイヤは損傷しない。
【0007】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づ
き、更に詳細に説明する。図2を参照すると、一般に表
面の硬い円筒状プラテン14と平行に設けられた案内レ
ールバー16には、印字ヘッド10が搭載されたキャリ
ア12が移動可能に取り付けられている。プラテン14
上には所定の用紙18を位置させ、インクリボン19を
介在させて図1に示すドットワイヤ38によって印字す
るのである。上記用紙18をプラテン上に送るにはガイ
ド20を用いる。このガイド20は用紙サイズに応じて
左右方向に移動可能に構成されている。
き、更に詳細に説明する。図2を参照すると、一般に表
面の硬い円筒状プラテン14と平行に設けられた案内レ
ールバー16には、印字ヘッド10が搭載されたキャリ
ア12が移動可能に取り付けられている。プラテン14
上には所定の用紙18を位置させ、インクリボン19を
介在させて図1に示すドットワイヤ38によって印字す
るのである。上記用紙18をプラテン上に送るにはガイ
ド20を用いる。このガイド20は用紙サイズに応じて
左右方向に移動可能に構成されている。
【0008】図1を参照すると、ヘッドハウジング28
内に多数のアーマチュア32が放射状に配設されてお
り、各アーマチュア32の一端であって、ヘッドハウジ
ング28の中心側に、例えば直径0.2mm程度の細径ドッ
トワイヤ38が取り付けられている。各アーマチュア3
2の他端は弾性部材34によって印字ヘッド10の先端
方向(図1の下方向)へ常時付勢されている。このた
め、てこの作用により平時は各ドットワイヤ38はヘッ
ドハウジング28内へ収まっている。
内に多数のアーマチュア32が放射状に配設されてお
り、各アーマチュア32の一端であって、ヘッドハウジ
ング28の中心側に、例えば直径0.2mm程度の細径ドッ
トワイヤ38が取り付けられている。各アーマチュア3
2の他端は弾性部材34によって印字ヘッド10の先端
方向(図1の下方向)へ常時付勢されている。このた
め、てこの作用により平時は各ドットワイヤ38はヘッ
ドハウジング28内へ収まっている。
【0009】プリンタ装置のデータ制御部24から電磁
石36への通電を制御する通電制御装置26へ各データ
に応じた信号が送信されると、夫々の電磁石36への通
電が制御され、これにより各ドットワイヤ38が選択的
に吸引されて用紙に印字する。
石36への通電を制御する通電制御装置26へ各データ
に応じた信号が送信されると、夫々の電磁石36への通
電が制御され、これにより各ドットワイヤ38が選択的
に吸引されて用紙に印字する。
【0010】然しながら、既述の問題が生じ得るため本
考案に係る印字ヘッド10には試打印字の行なえる工夫
がなされている。即ち、印字ヘッド10の所定位置(本
実施例では中央)に、例えば直径が0.4mm程度の剛性の
高い印字素子40を1本設けておく。この印字素子40
の上端にはコイルばね42によって常時上方への付勢力
を受けており、更に、前記コイルばね42の付勢力に打
ち勝つ電磁石を発生させ得る電磁石44が配設されてい
る。この電磁石44への通電も上述の通電制御装置26
によって制御されている。この通電制御装置26はオペ
レータによるマニュアル信号を送信可能なスイッチ22
とも接続されており、オペレータがこのスイッチ22を
押すことにより通電制御装置26は電磁石44へ通電を
行い、印字素子40をコイルばね42の付勢力に打ち勝
って下方へ押し出す。
考案に係る印字ヘッド10には試打印字の行なえる工夫
がなされている。即ち、印字ヘッド10の所定位置(本
実施例では中央)に、例えば直径が0.4mm程度の剛性の
高い印字素子40を1本設けておく。この印字素子40
の上端にはコイルばね42によって常時上方への付勢力
を受けており、更に、前記コイルばね42の付勢力に打
ち勝つ電磁石を発生させ得る電磁石44が配設されてい
る。この電磁石44への通電も上述の通電制御装置26
によって制御されている。この通電制御装置26はオペ
レータによるマニュアル信号を送信可能なスイッチ22
とも接続されており、オペレータがこのスイッチ22を
押すことにより通電制御装置26は電磁石44へ通電を
行い、印字素子40をコイルばね42の付勢力に打ち勝
って下方へ押し出す。
【0011】これにより用紙18への試打印字を行わせ
ることができる。もし、用紙18の位置がずれており、
印字素子40がプラテン14を直接に打つことがあって
も、該印字素子40はドットワイヤ38よりも相当に剛
性が高いため、損傷することは少ない。また、実際の印
字はドットワイヤ38で行うため印字素子40自体の僅
かな損傷は問題とはならない。印字素子40の試打によ
り用紙18に試打印字がなされた場合は、該用紙そのも
のは正規の用紙として使用できず、廃棄処分となるが、
同一サイズの用紙を複数枚続けて印字処理する場合等に
おいては、以後、試打印字を行う必要はなく意義が有
る。
ることができる。もし、用紙18の位置がずれており、
印字素子40がプラテン14を直接に打つことがあって
も、該印字素子40はドットワイヤ38よりも相当に剛
性が高いため、損傷することは少ない。また、実際の印
字はドットワイヤ38で行うため印字素子40自体の僅
かな損傷は問題とはならない。印字素子40の試打によ
り用紙18に試打印字がなされた場合は、該用紙そのも
のは正規の用紙として使用できず、廃棄処分となるが、
同一サイズの用紙を複数枚続けて印字処理する場合等に
おいては、以後、試打印字を行う必要はなく意義が有
る。
【0012】
【考案の効果】以上の説明から明らかな様に本考案によ
れば、印字に使用するドットワイヤは損傷することがな
く、用紙の設定位置が確認できる。
れば、印字に使用するドットワイヤは損傷することがな
く、用紙の設定位置が確認できる。
【図1】本考案に係る印字ヘッド断面図である。
【図2】プリンタ装置平面図である。
10…印字ヘッド 14…プラテン 18…用紙 38…ドットワイヤ 40…印字素子
Claims (1)
- 【請求項1】 複数本の印字用ドットワイヤ(38)の
他に、該印字用ドットワイヤよりも剛性の高い1本のワ
イヤ状の試打用印字素子(40)を設け、前記印字用ド
ットワイヤ(38)を駆動するデータ制御部とは別個の
制御手段により該試打用印字素子(40)を駆動して試
打印字を行えるようにしたことを特徴とするワイヤドッ
ト式プリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005591U JP2532264Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ワイヤドット式プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005591U JP2532264Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ワイヤドット式プリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102850U JPH04102850U (ja) | 1992-09-04 |
JP2532264Y2 true JP2532264Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=31898841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991005591U Expired - Lifetime JP2532264Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ワイヤドット式プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532264Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722074A (en) * | 1980-07-17 | 1982-02-04 | Seiko Epson Corp | Head for impact dot printer |
JPH03234546A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-18 | Nec Niigata Ltd | ドットインパクトプリンタの印字ヘッド |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP1991005591U patent/JP2532264Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04102850U (ja) | 1992-09-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961112 |