JP2531883Y2 - 自動車用ウインドウォッシャ装置 - Google Patents
自動車用ウインドウォッシャ装置Info
- Publication number
- JP2531883Y2 JP2531883Y2 JP1990027736U JP2773690U JP2531883Y2 JP 2531883 Y2 JP2531883 Y2 JP 2531883Y2 JP 1990027736 U JP1990027736 U JP 1990027736U JP 2773690 U JP2773690 U JP 2773690U JP 2531883 Y2 JP2531883 Y2 JP 2531883Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- washer liquid
- tanks
- pipe
- liquid tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ウォッシャ液をノズルよりウインドガラス
に噴射してウインドガラスを洗浄する自動車用ウインド
ウォッシャ装置に関するものである。
に噴射してウインドガラスを洗浄する自動車用ウインド
ウォッシャ装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来一般的な自動車用ウインドウォッシャ装置は、ウ
ォッシャポンプを内蔵したウォッシャ液タンクから圧送
するウォッシャ液を配管を介してノズルに給送し、ノズ
ルからウインドガラスに向けて噴射するようにした構成
である。
ォッシャポンプを内蔵したウォッシャ液タンクから圧送
するウォッシャ液を配管を介してノズルに給送し、ノズ
ルからウインドガラスに向けて噴射するようにした構成
である。
このような自動車用ウインドウォッシャ装置におい
て、２個のウォッシャ液タンクを配置し、各タンクをそ
れぞれウォッシャポンプに接続させ、ウォッシャ液が先
に消費されるタンクとウォッシャポンプとの接続を遮断
するバルブと、当該タンク内のウォッシャ液が所定の水
位になったとき前記バルブを作動させる作動手段とを設
け、先に空になったタンクからの空気の吸い込みによる
ポンプの空転を防止するようにしたものが特開昭62-173
356号で公開されている。
て、２個のウォッシャ液タンクを配置し、各タンクをそ
れぞれウォッシャポンプに接続させ、ウォッシャ液が先
に消費されるタンクとウォッシャポンプとの接続を遮断
するバルブと、当該タンク内のウォッシャ液が所定の水
位になったとき前記バルブを作動させる作動手段とを設
け、先に空になったタンクからの空気の吸い込みによる
ポンプの空転を防止するようにしたものが特開昭62-173
356号で公開されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記公開特許のものは、２個のウォッシャ液タンクの
設置によってウォッシャ液の保有量を増大し、ウォッシ
ャ液の補給回数を少なくすることができるが、このもの
は、１個のタンクのウォッシャ液を先に使用消費させ、
続いて他の１個のタンクの液を使用消費させるものであ
り、先に空になったタンクからの空気の吸い込みによる
ポンプの空転を防止するためのバルブやバルブを作動さ
せる作動手段をウォッシャ液が先に消費される側のタン
ク内に設置した複雑な構成を必要としている。
設置によってウォッシャ液の保有量を増大し、ウォッシ
ャ液の補給回数を少なくすることができるが、このもの
は、１個のタンクのウォッシャ液を先に使用消費させ、
続いて他の１個のタンクの液を使用消費させるものであ
り、先に空になったタンクからの空気の吸い込みによる
ポンプの空転を防止するためのバルブやバルブを作動さ
せる作動手段をウォッシャ液が先に消費される側のタン
ク内に設置した複雑な構成を必要としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記従来の問題点を解消した自動車用ウイ
ンドウォッシャ装置を提供するものであり、その特徴と
する構成は、第１ウォッシャ液タンクと、前記第１ウォ
ッシャ液タンクよりも容量の大きい第２ウォッシャ液タ
ンクと、この両タンクには同時に作動してウォッシャ液
を同時に吐出するウォッシャポンプを備え、これら両タ
ンクからの圧送液を合流させてノズルに給送する合流管
と、前記両タンクから吐出するウォッシャ液の流量をタ
ンクの容量に比例的に大小制御して合流させるよう前記
第１ウォッシャ液タンクと合流管との間の配管に設置し
た開弁抵抗の大きい第１逆止弁と、前記第２ウォッシャ
液タンクと合流管との間の配管に設置した開弁抵抗の小
さい第２逆止弁とを備えて成るものである。
ンドウォッシャ装置を提供するものであり、その特徴と
する構成は、第１ウォッシャ液タンクと、前記第１ウォ
ッシャ液タンクよりも容量の大きい第２ウォッシャ液タ
ンクと、この両タンクには同時に作動してウォッシャ液
を同時に吐出するウォッシャポンプを備え、これら両タ
ンクからの圧送液を合流させてノズルに給送する合流管
と、前記両タンクから吐出するウォッシャ液の流量をタ
ンクの容量に比例的に大小制御して合流させるよう前記
第１ウォッシャ液タンクと合流管との間の配管に設置し
た開弁抵抗の大きい第１逆止弁と、前記第２ウォッシャ
液タンクと合流管との間の配管に設置した開弁抵抗の小
さい第２逆止弁とを備えて成るものである。
〈作用〉 上記の構成により、容量の異なる第１、第２ウォッシ
ャ液タンクからウォッシャ液を同時に吐出させ、合流管
前で開弁抵抗の異なる逆止弁により両タンクからの流量
をそれぞれタンク容量に比例的に大小制御して合流し、
容量の異なる両タンクのウォッシャ液が略同時に消費さ
れるようにしたものである。
ャ液タンクからウォッシャ液を同時に吐出させ、合流管
前で開弁抵抗の異なる逆止弁により両タンクからの流量
をそれぞれタンク容量に比例的に大小制御して合流し、
容量の異なる両タンクのウォッシャ液が略同時に消費さ
れるようにしたものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。１は
第１ウォッシャ液タンク、２は第２ウォッシャ液タンク
である。この両タンクは容量を異にしている。すなわ
ち、例えば第１ウォッシャ液タンク１の容量は2l、第２
ウォッシャ液タンク２は3lとする。そして、図示省略し
ているが第１ウォッシャ液タンク１並びに第２ウォッシ
ャ液タンク２内には公知のようにウォッシャポンプが内
設されている。
第１ウォッシャ液タンク、２は第２ウォッシャ液タンク
である。この両タンクは容量を異にしている。すなわ
ち、例えば第１ウォッシャ液タンク１の容量は2l、第２
ウォッシャ液タンク２は3lとする。そして、図示省略し
ているが第１ウォッシャ液タンク１並びに第２ウォッシ
ャ液タンク２内には公知のようにウォッシャポンプが内
設されている。
この第１ウォッシャ液タンク１並びに第２ウォッシャ
液タンク２に内設されているウォッシャポンプは同時に
作動して両タンク1,2から同時に吐出させるようにして
いる。
液タンク２に内設されているウォッシャポンプは同時に
作動して両タンク1,2から同時に吐出させるようにして
いる。
３は第１ウォッシャ液タンク１に接続された配管であ
り、４は第２ウォッシャ液タンク２に接続された配管で
ある。この両配管３、４は二股の合流管５に接続され、
合流管５には一本の配管６が接続され、この配管６より
複数のノズル７に分岐配管されている。
り、４は第２ウォッシャ液タンク２に接続された配管で
ある。この両配管３、４は二股の合流管５に接続され、
合流管５には一本の配管６が接続され、この配管６より
複数のノズル７に分岐配管されている。
前記第１ウォッシャ液タンク１と合流管５との間の配
管３には開弁抵抗の大きい第１逆止弁８が、また第２ウ
ォッシャ液タンク２と合流管５との間の配管４には開弁
抵抗の小さい第２逆止弁９が設置されている。
管３には開弁抵抗の大きい第１逆止弁８が、また第２ウ
ォッシャ液タンク２と合流管５との間の配管４には開弁
抵抗の小さい第２逆止弁９が設置されている。
さらに、必要によっては、前記第２逆止弁９より第２
ウォッシャ液タンク２側の配管4aにコイルスプリングよ
りなる抵抗部材10を内設し、このコイルスプリングより
なる抵抗部材10により前記配管4aを通る第２ウォッシャ
液タンク２からのウォッシャ液の流れに抵抗を付与し
て、ウォッシャ液の流量を調整可能とする。
ウォッシャ液タンク２側の配管4aにコイルスプリングよ
りなる抵抗部材10を内設し、このコイルスプリングより
なる抵抗部材10により前記配管4aを通る第２ウォッシャ
液タンク２からのウォッシャ液の流れに抵抗を付与し
て、ウォッシャ液の流量を調整可能とする。
本考案は上記の通りの構造であるから、第１ウォッシ
ャ液タンク１に対し第２ウォッシャ液タンク２を増設タ
ンクとことによりウォッシャ液の保有量が増大される。
ャ液タンク１に対し第２ウォッシャ液タンク２を増設タ
ンクとことによりウォッシャ液の保有量が増大される。
ウォッシャ液の吐出は第１ウォッシャ液タンク１並び
に第２ウォッシャ液タンク２のウォッシャポンプを同時
に作動して両タンク1,2から同時に吐出させる。
に第２ウォッシャ液タンク２のウォッシャポンプを同時
に作動して両タンク1,2から同時に吐出させる。
第１ウォッシャ液タンク１から吐出したウォッシャ液
は開弁抵抗の大きい逆止弁８によって小流量に制御さ
れ、また、第２ウォッシャ液タンク２から吐出したウォ
ッシャ液は開弁抵抗の小さい逆止弁９によって前記第１
ウォッシャ液タンク１側の流量よりも多い流量に制御さ
れる。これにより合流管５では、前記制御割合で合流し
てノズル７に給送を必要するウォッシャ液量とする。
は開弁抵抗の大きい逆止弁８によって小流量に制御さ
れ、また、第２ウォッシャ液タンク２から吐出したウォ
ッシャ液は開弁抵抗の小さい逆止弁９によって前記第１
ウォッシャ液タンク１側の流量よりも多い流量に制御さ
れる。これにより合流管５では、前記制御割合で合流し
てノズル７に給送を必要するウォッシャ液量とする。
上記のような制御割合で第１ウォッシャ液タンク１並
びに第２ウォッシャ液タンク２内のウォッシャ液が消費
されて行くと、容量の異なる両タンク1,2内のウォッシ
ャ液は略同時に消費され、容量の小さい第１ウォッシャ
液タンク１が先に空になることがなく、ウォッシャポン
プの空気の吸い込みによる空転は防止される。
びに第２ウォッシャ液タンク２内のウォッシャ液が消費
されて行くと、容量の異なる両タンク1,2内のウォッシ
ャ液は略同時に消費され、容量の小さい第１ウォッシャ
液タンク１が先に空になることがなく、ウォッシャポン
プの空気の吸い込みによる空転は防止される。
この容量の異なる第１ウォッシャ液タンク１と第２ウ
ォッシャ液タンク２内のウォッシャ液を略同時に消費さ
せるための両タンク1,2の吐出流量の割合を前記開弁抵
抗の異なる第１、２逆止弁８、９で制御しているが、さ
らに正確を期すために第２ウォッシャ液タンク２側の配
管4a内にコイルスプリングの抵抗部材10を装填して流量
を調整するものである。
ォッシャ液タンク２内のウォッシャ液を略同時に消費さ
せるための両タンク1,2の吐出流量の割合を前記開弁抵
抗の異なる第１、２逆止弁８、９で制御しているが、さ
らに正確を期すために第２ウォッシャ液タンク２側の配
管4a内にコイルスプリングの抵抗部材10を装填して流量
を調整するものである。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、第１ウォッシャ液タン
クと、前記第１ウォッシャ液タンクよりも容量の大きい
第２ウォッシャ液タンクと、この両タンクには同時に作
動してウォッシャ液を同時に吐出するウォッシャポンプ
を備え、これら両タンクからの圧送液を合流させてノズ
ルに給送する合流管と、前記両タンクから吐出するウォ
ッシャ液の流量をタンクの容量に比例的に大小制御して
合流させるよう前記第１ウォッシャ液タンクと合流管と
の間の配管に設置した開弁抵抗の大きい第１逆止弁と、
前記第２ウォッシャ液タンクと合流管との間の配管に設
置した開弁抵抗の小さい第２逆止弁とを備えた構成であ
るから、２個のタンクによるウォッシャ液の保有量が増
大し、ウォッシャ液の補給回数を減少することができる
と共に、容量の異なる両タンク内のウォッシャ液は同時
に消費させることができ、従来の２個のタンクの液を順
々に消費する構成のもののように、先に空になるタンク
のポンプの空転を防止するための複雑な機構をタンク内
に設置する必要がなく、簡単な構造で増量された２個の
タンクのウォッシャ液を使用することができる。
クと、前記第１ウォッシャ液タンクよりも容量の大きい
第２ウォッシャ液タンクと、この両タンクには同時に作
動してウォッシャ液を同時に吐出するウォッシャポンプ
を備え、これら両タンクからの圧送液を合流させてノズ
ルに給送する合流管と、前記両タンクから吐出するウォ
ッシャ液の流量をタンクの容量に比例的に大小制御して
合流させるよう前記第１ウォッシャ液タンクと合流管と
の間の配管に設置した開弁抵抗の大きい第１逆止弁と、
前記第２ウォッシャ液タンクと合流管との間の配管に設
置した開弁抵抗の小さい第２逆止弁とを備えた構成であ
るから、２個のタンクによるウォッシャ液の保有量が増
大し、ウォッシャ液の補給回数を減少することができる
と共に、容量の異なる両タンク内のウォッシャ液は同時
に消費させることができ、従来の２個のタンクの液を順
々に消費する構成のもののように、先に空になるタンク
のポンプの空転を防止するための複雑な機構をタンク内
に設置する必要がなく、簡単な構造で増量された２個の
タンクのウォッシャ液を使用することができる。
また、両タンクのウォッシャ液を略同時に消費させる
ための両タンクの吐出流量の割合の調整には第２逆止弁
より第２ウォッシャ液タンク側の配管にコイルスプリン
グよりなる抵抗部材を装填する簡単な構成により容易に
得られる効果を有している。
ための両タンクの吐出流量の割合の調整には第２逆止弁
より第２ウォッシャ液タンク側の配管にコイルスプリン
グよりなる抵抗部材を装填する簡単な構成により容易に
得られる効果を有している。
図面は本考案装置を示す図である。 １……第１ウォッシャ液タンク、２……第２ウォッシャ
液タンク、３、４……配管、５……合流管、７……ノズ
ル、８……第１逆止弁、９……第２逆止弁、10……流量
絞り抵抗部材。
液タンク、３、４……配管、５……合流管、７……ノズ
ル、８……第１逆止弁、９……第２逆止弁、10……流量
絞り抵抗部材。
Claims (1)
- 【請求項１】第１ウォッシャ液タンクと、前記第１ウォ
ッシャ液タンクよりも容量の大きい第２ウォッシャ液タ
ンクと、この両タンクには同時に作動してウォッシャ液
を同時に吐出するウォッシャポンプを備え、これら両タ
ンクからの圧送液を合流させてノズルに給送する合流管
と、前記両タンクから吐出するウォッシャ液の流量をタ
ンクの容量に比例的に大小制御して合流させるよう前記
第１ウォッシャ液タンクと合流管との間の配管に設置し
た開弁抵抗の大きい第１逆止弁と、前記第２ウォッシャ
液タンクと合流管との間の配管に設置した開弁抵抗の小
さい第２逆止弁とを備えて成る自動車用ウインドウォッ
シャ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990027736U JP2531883Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 自動車用ウインドウォッシャ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990027736U JP2531883Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 自動車用ウインドウォッシャ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03118151U JPH03118151U (ja) | 1991-12-05 |
| JP2531883Y2 true JP2531883Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=31530576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990027736U Expired - Lifetime JP2531883Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 自動車用ウインドウォッシャ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531883Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3070029B1 (fr) * | 2017-08-09 | 2021-06-04 | Valeo Systemes Dessuyage | Systeme de nettoyage d'une surface vitree de vehicule |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50112931A (ja) * | 1974-02-18 | 1975-09-04 | ||
| JPS59184045A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-19 | Nissan Motor Co Ltd | 噴射式洗浄装置 |
| JPS62251260A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-02 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ウインドシ−ルドガラス洗浄装置 |
| JPS637992A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-13 | 武藤工業株式会社 | 自動作図機の用紙駆動装置 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP1990027736U patent/JP2531883Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03118151U (ja) | 1991-12-05 |
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