JP2531786B2 - 導電性塗料の静電塗装方法 - Google Patents
導電性塗料の静電塗装方法Info
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- JP2531786B2 JP2531786B2 JP1109832A JP10983289A JP2531786B2 JP 2531786 B2 JP2531786 B2 JP 2531786B2 JP 1109832 A JP1109832 A JP 1109832A JP 10983289 A JP10983289 A JP 10983289A JP 2531786 B2 JP2531786 B2 JP 2531786B2
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- Japan
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- coating
- coated
- conveyor
- paint
- conductive paint
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベアで搬送される被塗物に、水性塗
料,スラリー塗料あるいはメタリック塗料等の導電性塗
料を静電塗装する方法に関する。
料,スラリー塗料あるいはメタリック塗料等の導電性塗
料を静電塗装する方法に関する。
水性塗料は、有機溶剤を使用する絶縁性の樹脂塗料に
比較して塗膜の光沢が劣り、また、水性塗料やメタリッ
ク塗料等の導電性塗料を、高電圧が印加された静電塗装
機で塗装する場合は、特開昭55−114366号,同56−1418
69号公報に記載された如く、静電塗装機に印加された高
電圧がリークしないように、その塗料供給系を絶縁する
必要があるから、数十色の塗料を色替して塗装する自動
車塗装用の多色塗装装置にあっては、各色塗料を貯溜し
た沢山の塗料タンクを絶縁しなければならないという面
倒があった。
比較して塗膜の光沢が劣り、また、水性塗料やメタリッ
ク塗料等の導電性塗料を、高電圧が印加された静電塗装
機で塗装する場合は、特開昭55−114366号,同56−1418
69号公報に記載された如く、静電塗装機に印加された高
電圧がリークしないように、その塗料供給系を絶縁する
必要があるから、数十色の塗料を色替して塗装する自動
車塗装用の多色塗装装置にあっては、各色塗料を貯溜し
た沢山の塗料タンクを絶縁しなければならないという面
倒があった。
このため、自動車塗装では、絶縁のための設備費が嵩
み塗膜の光沢も劣る水性塗料は、あまり使用されず、有
機溶剤を必要とする絶縁性の樹脂塗料を用いた静電塗装
が主流となっている。
み塗膜の光沢も劣る水性塗料は、あまり使用されず、有
機溶剤を必要とする絶縁性の樹脂塗料を用いた静電塗装
が主流となっている。
しかし、最近になって、世界的に環境保全運動が高ま
りつつあり、フロンガス以外にも、バイドロカーボン等
の公害物質を発生させる有機溶剤の使用規制が叫ばれて
いる。
りつつあり、フロンガス以外にも、バイドロカーボン等
の公害物質を発生させる有機溶剤の使用規制が叫ばれて
いる。
そして、この有機溶剤が最も大量に消費されているの
が塗装設備である。
が塗装設備である。
このため、自動車塗装においても、有機溶剤を必要と
しない水性塗料の見直しを図り、光沢の良い水性塗料を
開発する動きもある。
しない水性塗料の見直しを図り、光沢の良い水性塗料を
開発する動きもある。
しかしながら、水性塗料の多色塗装を行う場合には、
前述のとおり沢山の塗料ホースや塗料タンクを総て絶縁
しなければならないという面倒があり、また、絶縁状態
の塗料ホースや塗料タンクに人が近づいて電撃を受けな
いようにするため、これらを総てチャンバで囲うなど設
備対策を講ずる必要があり、多大な設備費がかかるとい
う問題が残されている。
前述のとおり沢山の塗料ホースや塗料タンクを総て絶縁
しなければならないという面倒があり、また、絶縁状態
の塗料ホースや塗料タンクに人が近づいて電撃を受けな
いようにするため、これらを総てチャンバで囲うなど設
備対策を講ずる必要があり、多大な設備費がかかるとい
う問題が残されている。
そこで本発明は、水性塗料等の導電性塗料を塗装する
場合において、塗装機やその塗料供給系を絶縁する面倒
をなくすことを技術的課題とする。
場合において、塗装機やその塗料供給系を絶縁する面倒
をなくすことを技術的課題とする。
この課題を解決するために、本発明は、コンベアで搬
送される被塗物に導電性塗料を静電塗装する方法におい
て、被塗物が塗装ゾーンに到来した時に、、当該被塗物
を持ち上げてコンベアから離脱させると共に、当該コン
ベアが敷設されているコンベアラインの側方へ退避さ
せ、その退避位置で当該被塗物を絶縁状態に支持して、
これに高電圧を印加し、その状態で、接地電位に接続さ
れた塗装機から噴霧される導電性塗料で被塗物を塗装
し、その塗装が終了すると、高電圧の印加を停止して被
塗物をコンベア上に戻すようにしたことを特徴とする。
送される被塗物に導電性塗料を静電塗装する方法におい
て、被塗物が塗装ゾーンに到来した時に、、当該被塗物
を持ち上げてコンベアから離脱させると共に、当該コン
ベアが敷設されているコンベアラインの側方へ退避さ
せ、その退避位置で当該被塗物を絶縁状態に支持して、
これに高電圧を印加し、その状態で、接地電位に接続さ
れた塗装機から噴霧される導電性塗料で被塗物を塗装
し、その塗装が終了すると、高電圧の印加を停止して被
塗物をコンベア上に戻すようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、導電性塗料を噴霧する塗装機を接地
電位に接続し、当該塗装機にではなく、被塗物の方に高
電圧を印加するから、塗装機に導電性塗料を供給する塗
料ホースや塗料タンク等を絶縁する面倒がなくなる。
電位に接続し、当該塗装機にではなく、被塗物の方に高
電圧を印加するから、塗装機に導電性塗料を供給する塗
料ホースや塗料タンク等を絶縁する面倒がなくなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
する。
第1図は本発明方法の一例を示す正面図、第2図はそ
の平面図、第3図は本発明の他の実施例を示す正面図で
ある。
の平面図、第3図は本発明の他の実施例を示す正面図で
ある。
第1図に示す方法は、コンベア1で搬送される被塗物
2が塗装ゾーンZに到来した時に、まず、一点鎖線で示
すようにその被塗物2をコンベア台車3に載せたままリ
フタ4の昇降架台5に載せて、実線で示すように上方に
持ち上げ、コンベア1から離脱させる。
2が塗装ゾーンZに到来した時に、まず、一点鎖線で示
すようにその被塗物2をコンベア台車3に載せたままリ
フタ4の昇降架台5に載せて、実線で示すように上方に
持ち上げ、コンベア1から離脱させる。
ここで、リフタ4は、絶縁碍子6を介してフロア7上
に設置されている走行ベース8に載設されて、コンベア
ラインCと直交する方向に沿って前後方向に走行駆動さ
れ、昇降架台5に載せて持ち上げた被塗物2を絶縁状態
に支持したまま、二点鎖線で示すように後退し、昇降架
台5に載せた被塗物2を塗装機9が配設されたサイドブ
ース10内に引き込むようになっている。
に設置されている走行ベース8に載設されて、コンベア
ラインCと直交する方向に沿って前後方向に走行駆動さ
れ、昇降架台5に載せて持ち上げた被塗物2を絶縁状態
に支持したまま、二点鎖線で示すように後退し、昇降架
台5に載せた被塗物2を塗装機9が配設されたサイドブ
ース10内に引き込むようになっている。
そして、サイドブース10内に引き込まれた被塗物2
に、高電圧発生器11から高電圧ケーブル12を介して高電
圧を印加し、その状態で、接地電位に接続された塗装機
9から噴霧させる導電性塗料で被塗物2の塗装を行う。
に、高電圧発生器11から高電圧ケーブル12を介して高電
圧を印加し、その状態で、接地電位に接続された塗装機
9から噴霧させる導電性塗料で被塗物2の塗装を行う。
そして、塗装が終了すると、被塗物2への高電圧の印
加を停止し、リフタ4を実線で示す位置まで前進させ、
その昇降架台5を一点鎖線で示すように下降させて、被
塗物2を再びコンベア上に戻すようなっている。
加を停止し、リフタ4を実線で示す位置まで前進させ、
その昇降架台5を一点鎖線で示すように下降させて、被
塗物2を再びコンベア上に戻すようなっている。
このようにすれば、塗装機9やその塗料供給系を絶縁
する面倒がなくなり、沢山の塗料ホースや燃料タンクを
設けた多色塗装装置の場合でも、絶縁や電撃対策に要す
る設備費が非常に少なくて済む。
する面倒がなくなり、沢山の塗料ホースや燃料タンクを
設けた多色塗装装置の場合でも、絶縁や電撃対策に要す
る設備費が非常に少なくて済む。
なお、第1図では、被塗物2をコンベア1上から持ち
上げるリフタ4を絶縁状態に設置し、被塗物2を当該リ
フタ4の昇降架台5に載せたまま塗装することとしてい
るが、第3図に示すように、ターンテーブル14を有する
ロボット13のアーム15で被塗物2を持ち上げて、その被
塗物2をサイドブース10内に設置した絶縁支持台16上に
運び、その絶縁支持台16に載せ換えてから塗装するよう
にしてもよい。
上げるリフタ4を絶縁状態に設置し、被塗物2を当該リ
フタ4の昇降架台5に載せたまま塗装することとしてい
るが、第3図に示すように、ターンテーブル14を有する
ロボット13のアーム15で被塗物2を持ち上げて、その被
塗物2をサイドブース10内に設置した絶縁支持台16上に
運び、その絶縁支持台16に載せ換えてから塗装するよう
にしてもよい。
なお、絶縁支持台16は、その天板が簀子状又は格子状
のクレーチング16aで形成され、その脚部が絶縁碍子16b
で形成されている。
のクレーチング16aで形成され、その脚部が絶縁碍子16b
で形成されている。
このようにすれば、ロボット13を絶縁状態で設置する
必要がなく、また、そのアーム15が塗装機9から噴霧す
る塗料で汚される心配もない。
必要がなく、また、そのアーム15が塗装機9から噴霧す
る塗料で汚される心配もない。
以上述べたように、本発明によれば、導電性塗料の静
電塗装を行う場合に、塗装機に接続される燃料ホースや
塗料タンク等の燃料供給系を絶縁する必要がないから、
その絶縁や電撃対策のための設備が不要となり、燃料ホ
ースの敷設本数や塗料タンクの設置個数が多い多色塗装
装置の設備費が著しく低減されるという大変優れた効果
がある。
電塗装を行う場合に、塗装機に接続される燃料ホースや
塗料タンク等の燃料供給系を絶縁する必要がないから、
その絶縁や電撃対策のための設備が不要となり、燃料ホ
ースの敷設本数や塗料タンクの設置個数が多い多色塗装
装置の設備費が著しく低減されるという大変優れた効果
がある。
したがって、本発明は、有機溶剤を使用する絶縁性の
樹脂塗料に代えて、公害のない水性塗料による塗装の普
及を促進させることができ、非常に有用性の高いもので
ある。
樹脂塗料に代えて、公害のない水性塗料による塗装の普
及を促進させることができ、非常に有用性の高いもので
ある。
第1図は本発明方法の一例を示す正面図、第2図はその
平面図、第3図は本発明の他の実施例を示す正面図であ
る。 符号の説明 1……コンベア、2……被塗物、4……リフタ、6……
絶縁碍子、9……塗装機、11……高電圧発生器、16……
絶縁支持台、Z……塗装ゾーン。
平面図、第3図は本発明の他の実施例を示す正面図であ
る。 符号の説明 1……コンベア、2……被塗物、4……リフタ、6……
絶縁碍子、9……塗装機、11……高電圧発生器、16……
絶縁支持台、Z……塗装ゾーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿知波 徳幸 愛知県豊田市柿本町1丁目9番地 トリ ニティ工業株式会社内 (72)発明者 奥田 高稔 愛知県豊田市柿本町1丁目9番地 トリ ニティ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−75077(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】コンベア(1)で搬送される被塗物(2)
に導電性塗料を静電塗装する方法において、 被塗物(2)が塗装ゾーン(Z)に到来した時に、当該
被塗物(2)を持ち上げてコンベア(1)から離脱され
ると共に、当該コンベア(1)が敷設されているコンベ
アライン(C)の側方へ退避させ、 その退避位置で当該被塗物(2)を絶縁状態に支持し
て、これに高電圧を印加し、その状態で、接地電位に接
続された塗装機(9)から噴霧される導電性塗料で被塗
物(2)を塗装し、 その塗装が終了すると、高電圧の印加を停止して被塗物
(2)をコンベア(1)上に戻すようにしたことを特徴
とする導電性塗料の静電塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1109832A JP2531786B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 導電性塗料の静電塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1109832A JP2531786B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 導電性塗料の静電塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02290279A JPH02290279A (ja) | 1990-11-30 |
| JP2531786B2 true JP2531786B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=14520337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1109832A Expired - Lifetime JP2531786B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 導電性塗料の静電塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531786B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6475077A (en) * | 1987-09-12 | 1989-03-20 | Taikisha Kk | Spray electrostatic coating method |
-
1989
- 1989-04-29 JP JP1109832A patent/JP2531786B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02290279A (ja) | 1990-11-30 |
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