JP2531762Y2 - 熱風調理器 - Google Patents

熱風調理器

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JP2531762Y2
JP2531762Y2 JP1995007708U JP770895U JP2531762Y2 JP 2531762 Y2 JP2531762 Y2 JP 2531762Y2 JP 1995007708 U JP1995007708 U JP 1995007708U JP 770895 U JP770895 U JP 770895U JP 2531762 Y2 JP2531762 Y2 JP 2531762Y2
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cooking chamber
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エリックソン,チャッド,エス.
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アメリカン ハーベスト,インコーポレイテッド
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/0623Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity
    • A47J37/0629Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity with electric heating elements
    • A47J37/0641Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity with electric heating elements with forced air circulation, e.g. air fryers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、調理器に関し、特
に速く食品を調理するために高速空気流を利用する調理
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な調理器が提供されてきた。
従来のオーブンはその様な調理器の一例である。様々な
形態の単純なオーブンが、家庭、パン屋、食堂およびレ
ストランで何世紀にも亘って利用されてきた。
【0003】従来のオーブンは、例えば、常置された形
態で、作り付けの形態で、家具に搭載された形態で、調
理用ストーブユニットと一緒にまたは独立した形態で、
様々なモデルおよびサイズで提供されてきた。従来のオ
ーブンはまた、携帯用のデザインでも提供されてきた。
従来のオーブンは、レストラン等と同様に家庭において
も基本的な調理用具であるが、従来のオーブンは欠点を
持っている。例えば、従来のオーブンは、調理に時間が
かかり、利用者の時間をたくさん消費する。
【0004】この問題を解決するためにいろいろな試み
がなされ、例えば電子レンジが普及してきた。電子レン
ジは速く調理することができるが、一方ではやはり欠点
を有している。例えば、電子レンジでは食品をきつね色
に焼くことが困難である。
【0005】従来のオーブンの調理速度についての欠点
を解決する別の試みは、オーブン内の空気を動かす循環
用ファンを設けることである。そのような循環用ファン
のおかげで調理速度は速くなったが、まだ非常に長い時
間が必要であった。その様な現在のオーブンは類似の方
法で働く。その様な調理用具の大半は、従来の家庭用オ
ーブンに良く見られるように一般に複数の棚を有する四
角形のオーブンである。オーブンの後方には、後部内壁
の孔から空気を吸引し側面に空気を吹き出すようなリス
かご型のブロワーが設けられることもある。この圧縮さ
れた空気はオーブンの後方中央に向けて貫通口から吹き
出され、ブロワーの吸引口に吸引され再循環され、閉じ
た空気循環ループを形成するのである。ライアーによっ
て作られたオーブンは、水平方向に配置された軸を有す
る円筒状室を通って空気を循環することを除いて上記の
形態を有している。
【0006】その様なオーブンの調理室内の空気の速度
はブロワーの吸入口および空気入口孔に近接しているこ
とに依存して、大幅に変化する。空気速度は、ブロワー
の吸入口の前面で一般に最も高くなる。商業的レストラ
ンの環流オーブンに見られる典型的な平均空気速度は、
350フィート/分である。
【0007】空気を加熱する様々な装置が利用され、一
般的には、オーブンの側部に天然ガス熱交換器を備えた
り、従来の家庭用電気オーブンに見られるような電気管
状加熱器を備えている。
【0008】別の高速調理器は深油鍋である。そのよう
な油鍋は、フライドポテトや海老フライやフライドチキ
ン等を作るのに良く利用される。深油鍋は1〜5分で調
理する。深油鍋は、食品をきつね色に焼き、所望の風味
を作り出す。しかし、深油鍋は固有の欠点を有してい
る。その様な欠点の1つは、調理された食品が非常に油
っぽく、そのため、消費者の循環系統に潜在的な逆効果
と同様カロリーの増加をきたす。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】本考案により、効率良
く、むらの無い食品の加熱が可能な調理器が提供され
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案の空気油鍋は、上
部と下部の角に緩やかな角度を有する短い円筒状の調理
室を有することで、これらの角の周りの空気の流れを滑
らかにする。本考案の調理室の丸い形状は空気の流れに
逆らわずに働く。従来の鋭い角を有する4角形の室は、
各角において空気流の方向が突然変化するので滑らかな
空気流を作ることができない。その様な従来の室では乱
流が形成され、角部に比較的冷たい空気のよどんだ領域
が形成される。この問題を解決するために、初期の空気
強制設計は、大きなブロワーと強力なモーターを利用し
て、空気を加圧し調理室普通は調理室の内壁の貫通孔あ
るいは放熱孔を介してできるだけ均一に強制する。小型
軽量な装置を設計する際にこのような高出力の装置を備
えることは現実的ではなく、大きな音やコスト高やスペ
ース上の問題が起こる。
【0011】本考案は、従来の環流式オーブンや深油鍋
の様々な問題を解決する。本考案によれば、調理速度が
速まり、きつね色に焼くことができ、調理品の風味を高
めることができ、制御された油の量だけで従来の深油鍋
で揚げたのと同様の食品を作ることができるのである。
本考案は、円形の周囲壁と下部の一体壁を有する下部あ
るいは底部ユニットを含む。下部ユニットは、食品が調
理のために置かれる棚を有している。本考案の装置は、
同様に周囲壁と頂部の一体壁を有する上部ユニットを含
む。頂部壁の中央には、加熱ヒーターが着脱自在に搭載
される開口がある。加熱ユニットは、空気流を加熱し、
下部ユニットと上部ユニットで限定される室内で空気を
高速例えば、30480m/秒の流速をこえて例えば即
ち79248m/秒の流速で動かす。
【0012】2つのユニットは、棚への出入りができる
ように上部ユニットが上方に回転できるように相互持続
枢動部材により相互接続され枢動可能であってもよい。
相互持続枢動部材は、上部ユニットが上方に回転されて
いるときに、ブロワーや加熱装置の作動を防ぐように電
気スイッチを提供しても良い。
【0013】本考案の空気油鍋は、頂部と底部の2つの
部分として高温プラスチックで加工される。1本の丸い
針金あるいはプラスチックの棚が下部ユニットに支持さ
れている。棚の高さは、目的物の大きさに応じて上下に
調節される。パンのように背の高いものを収容するため
には、上部ユニットと下部ユニットの間に1つあるいは
それ以上の伸長リングを追加することができる。装置の
延長された高さと合うように延長部品がまた、相互持続
枢動部材に追加されてもよい。
【0014】棚とブロワーとヒンジ組み立て体を取り外
すことにより、耐熱性のオーブン用鍋皿あるいは魅惑的
な盛り付け皿としても使われる。脚付きに成形されてい
るので三脚台の必要なくテーブルの上に置くことができ
る。
【0015】本考案の調理器は、プラスチックでできて
いるので、加熱冷却を早くするような低い熱容量と、熱
損失を遅くし使用者への火傷の心配を減少するように低
い熱伝導とまた輸送費を安くする軽量さ携帯の便利さ利
用の便利さを備えている。
【0016】本考案の調理器は、調理中に中の食品がは
っきり見えるように透明なプラスチック性の蓋を有して
おり、破損の心配が少なく、へこみ、かけ、傷または色
塗りされた金属部品上に見られる鋭い角に対して強い。
【0017】
【考案の実施の形態】図1から図6に示されるような本
考案の調理装置10は、ベース部材11と頭部12と出
力加熱ユニット13とを有する。加熱ユニット13は以
後に説明されるように頭部12と固定係合している。調
理装置10は更に下方フレームブラケット14と上方フ
レームブラケット15とを有し、それらは取り外し可能
なピン17によるように枢動係合されている。ブラケッ
ト14と15はベース11と頭部12にそれぞれ一体に
固定されて、ピン17と共に相互接続枢動部材を構成し
ても良く、或いは代替としては、それらはスナップ機構
18によるように取り外し可能に固定されても良い。
【0018】ベース11は、好適には透明な重合材料で
形成され、周囲壁21と一体下方壁22と複数の足23
とを有する。足23はカウンタートップの様に支持表面
から上方へ下方壁22を持ち上げるのに役立つ。下方ユ
ニット11は厚くされた上方リム24を有しても良く、
上方リム24は溝26を形成しその溝内に頭部12が収
容されても良い。周囲壁21は更に複数の小さい突起2
8を有しその突起は棚29を支持するのに役立ち、その
棚上に食物の塊が配置され得る。棚29は図1と図2に
示されるように従来のワイア構造の物でも良い。
【0019】調理装置10の頭部12は同様に周囲壁3
1と上方壁32を有する。壁32は壁31と一体でも良
く、例えば、射出成形或いは代替として真空鋳造により
作られる。上方壁32は出力加熱ユニット13を収容す
る為にその中に形成される開口32′を有する。開口3
2′はリム33により形成されても良く、リム33は厚
くされた垂直方向壁35と内側に伸びる壁36を有す
る。こうして、円形の水平方向横断面とほぼ長円形の垂
直方向横断面とを有する調理室が、調理装置内に形成さ
れる。
【0020】出力加熱ユニット13の構造は図2と図3
と図6に示される。出力ユニット13はモーター部分4
1とヒーター42とブロワー羽43を有する。モーター
部分41は金属シートの内方ハウジング44と射出成形
プラスチックでも良い外方ハウジング46とモーター4
7を有し、モーター47はアーマチャー48と回転可能
に駆動される軸49を有し、軸49はアーマチャーの各
々の側から外方へ伸びている。モーター47は複数のボ
ス51とネジ52によるように内方ハウジング44に接
着される。ネジ52はハウジング44の適当な開口53
を貫通して伸びる。ハウジング44は周囲壁54と上方
壁56と外方へ延びるフランジ57を有する。ハウジン
グ44は板58により底で閉じられる。板58はフラン
ジ57の外方端縁に寸法において相応し、ハウジング4
4は頭部12のリム33上に乗っている。ハウジング4
4は以下に説明されるようにアーマチャー48を冷却す
る目的の為に空気を収容する為の開口59を有する。
【0021】複数のスナップ機構61はネジ62により
ハウジング44の周囲の様々な場所で取り付けられる。
スナップ機構61はスプリング金属シートでも良く、出
力ユニット41を頭部12に固定するのに役立つ。代替
として、固定の捩じれ固定形式が出力ユニット13を頭
部12に取り付けるのに使用されても良い。
【0022】ハウジング46は周囲壁69と一体上方壁
71を有する。ハンドル72は壁69の部分として成形
されても良い。壁69の下方部分73は半径方向外方へ
広がっても良く、複数の開口74を有し、開口74の中
に空気が存在しても良い。上方フレームブラケット15
は壁69と一体でも良い。ハウジング46はフランジ5
0とネジ50aによるようにハウジング44に固定され
ても良い。
【0023】ヒーター42は開放コイル抵抗ワイア形式
であり、サーモスタットで調節され、華氏150から4
50度の範囲の調理温度を維持する。図6に示されるよ
うなヒーター42は上方板76と下方板77と抵抗コイ
ル78を有する。板76と77は電流を通さない材料で
ある。コイル78は板76と77の間で挟まれ従って調
理装置の残りの部分から電気的に絶縁される。下方板7
7はその中に形成される複数の開放領域75を有し、開
放領域75を通って加熱された空気が移動出来る。板7
6と77は共にリベット81により固定される。ヒータ
ー42はネジ82により板58に固定され得る。ヒータ
ー42はワイア83とスイッチ68とコード67を経て
電気的に電源に接続される。
【0024】開放ヒーター78コイルは最も低い可能な
表面ワット密度を達成する為に使用される。適切な空気
の流れを伴って、そのような要素は、「黒」加熱範囲で
作動しながら伝導を介して最大の熱を空気の流れに移す
事が可能である。管状形式のような他の形式の加熱要素
が同じ空間と空気の流れで所定の同じワットを発生する
為に、ヒーターは発光する。そのような高い表面ワット
密度は熱の過剰な放射を介してモーターブロアーと調理
されつつある食物とプラスチック部品の加熱を生じさせ
る。加えて、そのような要素はユニットが遮断された時
に余りに大きな熱を残し、追加の過剰温度の問題を生じ
させる。ヒーター組立体は又過剰温度を組み込み、サー
モスタット不作動のヒーターへの出力を遮断可能であ
る。
【0025】出力ユニット13は上方羽63を有し、上
方羽63はモーター47の軸49上に装着される。羽6
3は新鮮な空気を図2の矢印により示されるようなブラ
ケット15の上方部分を通じて引き込む。羽63はそれ
からモーター41の回りで上方にこの冷たい新鮮な空気
を動かしてモーターを冷やし、ハウジング44内の開口
45を通じて上昇し、ポート64を通じて下方且つ外方
へ動かされる。ブロアー羽43は軸49の反対の端部上
に装着され、加熱された室内で空気の流れを動かす。羽
43は開放中央部分を有し、開放中央部分はヒーター4
2の開放中央部分75と相応する。
【0026】羽43は二つの空気循環を生じさせる。第
一の空気循環は加熱された室を貫通する。第2の空気循
環は、図3に示されるようなヒーター42内の加熱され
たコイル上の空気の小さい部分を通過する。言い換える
なら、小さな空気流れが羽43から半径方向外方へ存在
し、180度方向を転換しコイル78上で引き込まれ、
それからヒーター42の中央まで半径方向内方へ、それ
から羽43の中央領域内へ下方へ引き込まれる。保護格
子66が羽43上に設けられる。
【0027】電流は、電気コード67により装置10内
に送られる。コード67は壁ソケット内への挿入の為の
従来のプラグを有しても良い。電流は上方部分15内に
装着されるスイッチ機構68を貫通する。スイッチ68
は感知機構を有して、加熱室及び/又はモーターハウジ
ング41内の過熱の場合にユニットの遮断を行う。スイ
ッチ機構68は又、スイッチ68の投入位置が「ON」
位置で頭部12が上方へ枢動されたならユニットを遮断
する感知機構を有しても良い。
【0028】本考案の装置の操作は前述の記載より簡単
明瞭であるが、本発明のより一層完璧な理解をもたらす
ためにさらに説明する。本発明のエアフライヤ(air fry
er)は、操作において、図5に示すように、上方に頂部
部分12を旋回することによって配置されている。ポテ
トやパン・菓子類およびピザなどのような食料の部分は
ラック29上に置かれる。それから頂部部分12が図1
および図2に示される位置へと下方に旋回される。スイ
ッチ68がその後いれられてヒーター部42とモーター
を稼働する。羽根43の回転によって空気が下部ユニッ
ト部分11と上部部分12により形成される部屋の中で
動かされる。空気は抵抗コイル上を循環して前記の部屋
に熱を供給する。その温度は典型的には摂氏約66度−
204度(華氏150度−400度)の範囲内である。
加熱された部屋内での空気速度は典型的には、ブロアー
羽根43を出た場所では約305メーター(1000フ
ィート)/秒を越える。所望ならば中央壁69Aを加熱
された部屋の中に取り付けて乱れを起しそれにより一層
大きな乱流を起すこともできる。
【0029】従来の装置とは異なり、ブロアーは調理室
の頂部中央に配置される。ブロアーのホィールは調理室
内に突出するように取り付けられ、その上部表面はこの
調理室の上部壁と同じレベルか又は低くなっている。こ
の位置において、ホィールから投げ出された空気は、上
方壁と垂直の丸い側壁を結合する範囲によって下方に向
けられるまで調理室の上方壁に対して水平に平行して進
む。その後空気は側壁が外周(enclosure )の下方壁と
結合する範囲によって外壁の基部で再び反射されるまで
下方に進む。そして空気は同時に頂部を渡りかつ調理ラ
ックの真下のブロアーによって押し引きされる。空気は
この外周の中央に接近してブロアーホィールの開いてい
る下側の中に引き寄せられ、その後、上述と同じ様式で
再循環される。
【0030】この空気の速度はこの部屋の中では一定で
はなく、これは加熱された空気がユニットの中央部に移
動しブロアーの中に引き込まれて集中するからである。
エアフライヤの中では、空気は食料と接触して冷やされ
るが、同時に部屋の中央部に集中して速くなる。この速
度変化が空気中に残る熱をより効率的に熱交換すること
によって温度降下を補う。その結果、調理ラックの外縁
部から中央部まで非常に均一な調理がもたらされる。
【0031】ピザのような調理ラックの大部分を覆った
り、クッキーのようなさら状器物を必要とする料理の場
合、ラックの下側の空気の流れはブロアーホィールの中
へ引き戻されることを妨げられる。止められた空気は急
速に渦を巻くが、ラックの上側の加熱された空気との熱
交換がうまくいかないために著しくさめる。上記を補う
ために、一つまたはそれ以上の混合羽69Bが調理ラッ
クの下に放射状に配置される。ブロアーにより上方から
下方へ向けて垂直方向に付勢された熱い空気の流れは、
放射状に延びる混合羽69Bにより区画された調理室の
底に到達し、区画された調理室の各々において、円形の
外壁と放射状に延びる混合羽69Bにより偏向されて水
平方向の回転(渦)流に変換され、ラックの下の空気と
ラック上の食品との熱交換効率を改善し、ラック上の食
品は、その水平方向側部を通過する垂直方向の熱い空気
の流れと、その底部と通過する水平方向の熱い空気の流
れとにより、効果的に加熱される。図4参照。
【0032】上記のシステムが最小のモーターサイズと
動力入力で非常に高速な空気の流れの発現を可能とする
ので、調整可能なモーター速度制御を有するエアフライ
ヤを備えることが望ましい。ばらまかれたトッピングを
有するケーキまたはピザのような調理では過度の高速な
空気に晒されるべきではない。そのような調理を準備す
る場合、モーター速度を落として空気速度を減少させる
ことがおおいに好ましい。このことは適度の調理時間の
延長を生じるがそれでも従来のオーブンよりもはるかに
急速な調理が得られる。
【0033】本考案において見られる重要な特徴の一つ
はヒーターの位置である。様々な食料を調理するどの装
置でも清掃の可能性が大きな関心事である。大部分の対
流オーブンに見られる急速空気の運動により、食べ物の
小片やオイル、グリースがオーブンの最も内側の表面上
にばらまかれる。これらの小片は対流オーブンのヒータ
ーと接触し燃えて、煙や臭い及び清掃の問題を生じさせ
る。エアフライヤを備えれば、このような問題は調理外
周の容易な清掃が可能なことやヒーターの設計やその位
置決めによって大幅に除去される。
【0034】本考案の開放のコイルヒーター78は直接
ブロアーホィールの上に位置される。ブロアーはその底
部で十分に開かれるが、また部分的にその頂部が開かれ
る。そのため、ブロアーはその補給空気(make-up air
)の大部分を底側に引くが、その頂部にも空気を引
く。このことから、ブロアーの周辺から投げ出された空
気の一部分は方向を変えさせられヒーターの周囲を通っ
て引き戻され、ヒーター組立体の開放下部板を通って落
ち、ブロアーホィールの半開放頂部の中に引かれること
になる。この高度に加熱された空気はその後ブロアーの
底部から引き込まれた空気と混合される。この混合はそ
れから調理室内に水平に引き出される。この形状は以下
の利点をもたらす。大部分の小片は、ヒーターを通って
引かれる空気がやるように、急激な180度の方向転換
を行うことは不可能である。したがって、大部分の小片
は容易に清掃が可能な調理室の側面と底部に捨てられる
ので、ヒーター組立体を通って進む空気は実質的には汚
染がないのである。上記の結果として、ヒーターは食
料、オイルおよびグリースが蓄積されず、そのためヒー
ターを清掃する必要がなくなり、ヒーターの寿命が伸
び、煙りおよび火のでる危険が防止されるのである。
【0035】ブロアーの直ぐ上にヒーターを配置するこ
とは実質的な空間を抑えることになり、容易に取り外せ
るブロアー組立体のコンパクトな設計を可能とする。こ
の組立体が取り外されたとき、全調理外周(entire coo
king enclosure)はそれから通常の家庭の皿洗い機での
洗浄が可能となる。前述のヒーター配置によるコンパク
ト性は透明な調理外周の頂部壁を通したよりよい可視度
を残し、使用者に調理の操作性の最大限の視野を与え
る。ブロアーホィールをヒーター組立体の直ぐ下に配置
することで、ブロアーホィールはヒーターへの追加の機
械的保護を与えて、さらに使用者に対する電気的なショ
ックの危険を減少させる。
【0036】どのような食料調合装置でも清掃が常に一
番の関心事である。エアフライヤは容易に分解して、家
庭用の皿洗い機の中につけるか洗浄するために二つの全
調理外周部分を水の中に現れさせるように設計される。
この外周は、摂氏約204度(華氏400度)の最大内
部使用温度に耐えることのできる低粘着性プラスティッ
クによって成形される。ブロアー組立体はすべての電気
構成部品を含み、容易にスナップかその代わりに金属の
クリップかまたは代わりにねじ止めによってびんのふた
のように調理外周の半頂部に取り付けられる。ブロアー
組立体は容易に調理外周に内蔵されるために適合するよ
うに法決めされ、それにより台所の貯蔵スペースを少な
くしたり船積みや梱包費用を減少する。
【0037】上部組立体は相互接続枢動部材により取り
外し可能に且つ枢動可能に相互接続される支持のうえに
取り付けられ、この支持は調理外周の下側に接続してい
る。調理外周はユニットのハンドル部72で持ち上げる
ことによって垂直位置に止まるまで全組立体を後方に枢
動させて開けられる。この組立体は後方に傾けられたと
き、内部スイッチがモーターとヒーターへの全電力を遮
断し、それにより動いているブロアーとの接触による危
害を取り除く。
【0038】プラスティックの広範囲の使用と接触に対
する快適な組立体の温度を維持する必要性から組立体の
内部冷却は危険である。モーターもまた安全使用温度限
界内に維持されなければならない。上記の目的を達成す
るために、ブロアーユニット42は冷たい室温空気を蝶
番部分の上から直接引き込むように設計されている。空
気をこの場所から引くことは、調理外周の破壊(rising
off)が熱い空気の中で起こることを避ける。この冷た
い空気が蝶番にモーター外周を接続する矩形の部分を通
って引かれる。この「ダクト」は熱に感応するか、トラ
イアックのような冷却を必要とする電気部品をまた内蔵
することも可能である。ここから、空気はモーター中を
引かれモーターの直ぐ上の第2ブロアーホィール63を
通って引き上げられモーター48を囲んでいる「カッ
プ」44の外側壁の回りを下方に排出される。この排出
空気は調理外周とブロアー組立体の底縁部を分割するギ
ャップ74を通って最終的に押し出される。ここで空気
は、ヒーター組立体にちかい最も傷つきやすい場所で調
理外周のプラスティックを冷却する価値の高い機能を果
たしている。
【0039】過熱によるブロアー取り付け領域のどんな
変形も調理外周を使えなくする。ガセット(gusset)
は、補強とプラスティックに対する冷却フィンとして作
動するようにブロアー取り付け領域の中に成形される。
【0040】ブロアーが調理外周から取り外されて、使
用者はオプションのアタッチメントを取り付けてエアフ
ライヤを、調理外周の形状や特徴にあったスチーマーや
コーンポッパーや他の取付部品に取換えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の調理装置の斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿っての横断面図。
【図3】電気モーターと抵抗加熱要素とブロワー羽を示
す、本考案の調理装置の上方部分の、図1の3−3線の
沿っての横断面図。
【図4】図2の4−4線に沿っての断面図。
【図5】上方へ枢動された頭部を示す本考案の調理装置
の部分側面図。
【図6】ユニットの下から見た加熱ユニットの展開図。
【符号の説明】
13 加熱ユニット 14 下方フレームブラケット 15 上方フレームブラケット 29 棚 42 ヒーター 43 ブロアー羽 59 開口 76 上方板 77 下方板

Claims (16)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形水平方向横断面と長円形の垂直方向
    横断面とを有する調理室を、共に形成する上方部材と下
    方部材と、 調理室内の下方に配置されて、調理されるべき食物を支
    持する棚と、 調理室の上方内に配置されるブロアー輪を備える上方か
    ら下方の食物へ向けて空気を付勢するブロアーと、ブロ
    アー輪の直ぐ上方に配置され、開口を備える板を有し、
    板の上にヒーターが配置される、調理室内の空気を加熱
    する加熱装置と、を有し、ブロアー輪は、第一と第二の
    空気流を発生させ、第一の空気流はブロアー輪からヒー
    ターへ且つそれから下方へ板内の開口を貫通して流れ、
    第二の空気流はブロアー輪から調理室内に流れ、ブロア
    ー輪は第一と第二の空気流を混合する、熱風調理器。
  2. 【請求項2】 上方部材はその中に配置される中央開口
    を有し、ブロワーは調理室の外側に配置されるモーター
    を更に有し、モーターはブロアー輪に接続され、熱風調
    理器は更に、調理室の外側に配置されて第二の空気流を
    発生させてモーターと上方部材の上方壁とを冷却する装
    置を有する、請求項1に記載の熱風調理器。
  3. 【請求項3】 第二の空気流を発生させる装置は、調理
    室の周辺の領域からモーターの上方端部に近い領域まで
    空気を運ぶ空気ダクトと、モーターを取り囲んで空気を
    ダクトからモーターに沿って運んでモーターを冷却する
    ジャケットと、空気をジャケットから外方へ上方部材の
    上方壁に沿って方向付ける装置と、を有する、請求項2
    に記載の熱風調理器。
  4. 【請求項4】 ブロアー輪は、調理室内の食物の近くで
    分当たり1000フィートを越える空気流を発生させる
    ように配置され回転する、請求項1に記載の熱風調理
    器。
  5. 【請求項5】 ブロアー輪は、調理室内の食物の近くで
    分当たり2600フィートを越える空気流を発生させる
    ように配置され回転する、請求項1に記載の熱風調理
    器。
  6. 【請求項6】 上方部材はその中に配置される中央開口
    を有し、ブロワーは調理室の外側に配置されるモーター
    を更に有し、モーターはブロアー輪に接続され、熱風調
    理器は更に、モーターを収容し、急速解除ネジ機構によ
    り上方部材に取り付けられるハウジングを有する、請求
    項1に記載の熱風調理器。
  7. 【請求項7】 ハウジングが上方部材に取り付けられて
    いる時にはブロワーを作動モードに配置し、ハウジング
    が上方部材に取り付けられていない時にはブロワーを非
    作動モードに配置する、スイッチ機構を更に有する、請
    求項6に記載の熱風調理器。
  8. 【請求項8】 ヒーターは、前記板上に支持される抵抗
    コイルを有する、請求項1に記載の熱風調理器。
  9. 【請求項9】 調理室内で調理棚の下で放射状に延び
    て、調理棚の下の空気交換を改善する混合羽を、更に有
    する、請求項1に記載の熱風調理器。
  10. 【請求項10】 調理室を、共に形成する上方部材と下
    方部材と、 調理室内に配置されて、調理されるべき食物を支持する
    棚と、 調理室内に配置されるブロアー輪を備えるブロアーと、 調理室内の空気を加熱する加熱装置と、 作動中に上方部材と下方部材とを共に保持し、且つ、上
    方部材の上方への枢動を許容して上方部材を開くことを
    可能にし、下方部材に取付けられるほぼL形の下方フレ
    ームブラケットと上方部材に取付けられるほぼL形の上
    方フレームブラケットとを有し、上方フレームブラケッ
    トと下方フレームブラケットとは相互枢動可能である、
    相互接続枢動部材と、を有する、熱風調理器。
  11. 【請求項11】 上方部材が上方へ枢動された時は、ブ
    ロワーを非作動にする安全スイッチを更に有する、請求
    項10に記載の熱風調理器。
  12. 【請求項12】 上方部材と下方部材との間に選択的
    に挿入されて調理室の高さを増加させる、少なくても一
    つの伸長リングを更に有する、請求項10に記載の熱風
    調理器。
  13. 【請求項13】 相互接続枢動部材は、選択的に追加さ
    れて、相互接続枢動部材の高さを調理室の高さに等しい
    量に増加させる少なくても一つの延長部品を更に有す
    る、請求項12に記載の熱風調理器。
  14. 【請求項14】 ブロワーはモーターを越えて新鮮な空
    気を引き込む第二ブロワー羽を有して、モーターを冷却
    し且つその新鮮な空気を上方部材の上方表面を越えて排
    出して上方部材を冷却する、請求項10に記載の熱風調
    理器。
  15. 【請求項15】 相互接続枢動部材は、上方部材と下方
    部材とから、清掃と保管のために取り外される、請求項
    10に記載の熱風調理器。
  16. 【請求項16】 調理室を共に形成する、開口を備える
    上方部材と、下方部材と、 調理室内に配置されて、調理されるべき食物を支持する
    棚と、 上方部材に取り外し可能に取り付けられるハウジング
    と、 ハウジング内に配置されるモーターと、調理室内に配置
    されるブロアー輪を備えるブロアーと、 調理室内の空気を加熱する加熱装置と、を有し、 ブロワーと加熱装置は、開口内に装着されるユニットと
    して共に接続され、そのユニットは、上方部材と下方部
    材との清掃のために、そのユニットを分解することな
    く、容易に取り外される、熱風調理器。
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