JP2531463B2 - 半導体素子実装装置 - Google Patents

半導体素子実装装置

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JP2531463B2
JP2531463B2 JP5297189A JP29718993A JP2531463B2 JP 2531463 B2 JP2531463 B2 JP 2531463B2 JP 5297189 A JP5297189 A JP 5297189A JP 29718993 A JP29718993 A JP 29718993A JP 2531463 B2 JP2531463 B2 JP 2531463B2
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voice coil
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pressing force
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充 栗原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体素子実装装置に関
し、特に基板に半導体素子を加圧力を高精度で加えて搭
載する半導体素子実装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、例えば、実開平3
−3738号公報に記載されたチップ吸着装置がある。
【0003】従来の半導体素子実装装置は、図3に示す
ように、半導体素子1を真空吸着し基板2に搭載加圧す
るアーム3と、加圧方向に移動するアーム3を案内する
ころがり案内9と、アーム3に加圧力を与えるエアシリ
ンダ10と、アーム3に規定の加圧力が加わるようにエ
アシリンダ10にエアを供給する圧力制御機構11とで
構成される。
【0004】次に、この従来の半導体素子実装装置の機
能および動作について説明する。
【0005】半導体素子1を真空吸着したアーム3は、
ころがり案内9により案内されて下向きに移動して半導
体素子1を基板2上に加圧する。加圧力はエアシリンダ
10によって与えられ、規定の加圧力が加わるようにエ
アシリンダ10に供給するエア圧力を圧力制御機構11
で調整する。これにより任意の圧力で半導体素子1を加
圧することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
素子実装装置は、ころがり案内でアームが移動しエアシ
リンダで加圧力を与えるため、ころがり案内とエアシリ
ンダで発生する摩擦抵抗、摩擦抵抗の変動、潤滑剤の粘
性の影響により加圧力の誤差が発生するという欠点があ
り、さらに摩擦抵抗より小さい加圧力が加えられないと
いう欠点を有している。
【0007】本発明の目的は、一定圧力で従来よりも格
段に高精度に加圧して半導体素子を基板に実装できる半
導体素子実装装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体素子
実装装置は、半導体素子を真空吸着するアームと、前記
アームを加圧方向に案内する平行板ばねで構成された弾
性案内と、前記弾性案内のばね定数と等しい傾きでコイ
ルの変位によって前記アームへ作用する推力が直線的に
変化するように単位長さ当りのコイルの巻数を変化させ
たボイスコイルモータと、前記ボイスコイルモータのコ
イルに一定の電流を供給する定電流電源とを含んで構成
されている。
【0009】第2の発明の半導体素子実装装置は、第1
の発明の半導体素子実装装置において、アームに任意の
加圧力を与える加圧力調整用ボイスコイルモータと、前
記加圧力調整用ボイスコイルモータのコイルに前記アー
ムに規定の加圧力が加わるように電流を供給する電流調
節器とを含んで構成されている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の半導体素子実装装置の第1
の実施例を示す構成図である。
【0012】第1の実施例の半導体素子実装装置は、図
1に示すように、半導体素子1を真空吸着するアーム3
と、それぞれにおいて後端が固定で先端がアーム3に固
定された平行板ばねからなりアーム3が上下方向に移動
するように案内する弾性案内4と、弾性案内4のばね定
数と等しい傾きでコイルの変位によってアーム3へ作用
する推力が直線的に変化するように単位長さ当りのコイ
ルの巻数を変化させたボイスコイルモータ5と、ボイス
コイルモータ5のコイルに一定の電流を流す定電流電源
6とを含んで構成される。
【0013】半導体素子1を真空吸着したアーム3は、
弾性案内4により案内されて加圧方向に移動する。アー
ム3がzだけ移動してボイスコイルモータ5に電流を流
さないときの半導体素子1への加圧力P0 は弾性案内4
のばね定数kとアーム3の自重Wにより次式で与えられ
る。
【0014】P0 =kz+W また、ボイスコイルモータ5の推力Fが弾性案内4のば
ね定数kと等しい傾きでアーム3の位置zによって直線
的に変化するように、コイルの単位長さ当りのコイルの
巻数が変化しているため、定電流電源6で一定の電流を
流したときのボイスコイルモータ5の推力Fは、z=0
の時の推力をF0 とすると次式で与えられる。
【0015】F=kz+F0 従って、ボイスコイルモータ5に一定の電流を流したと
きの半導体素子1への加圧力Pは次式となる。
【0016】P=P0 −F=W−F0 すなわち、アーム3の位置zによらず一定の圧力に保持
できることとなり、ボイスコイルモータ5に供給する電
流値を変ることによりF0 を変え、摩擦抵抗等に影響さ
れることなく高精度に加圧力を加えることができる。
【0017】図2は本発明の第2の実施例を示す構成図
である。
【0018】第2の実施例の半導体素子実装装置は、図
2に示すように、半導体素子1を真空吸着するアーム3
と、それぞれにおいて後端が固定で先端がアーム3に固
定された平行板ばねからなりアーム3が上下方向に移動
するように案内する弾性案内4と、弾性案内4のばね定
数と等しい傾きでコイルの変位によってアーム3へ作用
する推力が直線的に変化するように単位長さ当りのコイ
ルの巻数を変化させたボイスコイルモータ5と、ボイス
コイルモータ5のコイルに一定の電流を流す定電流電源
6と、アーム3に任意の加圧力を与える加圧力調整用ボ
イスコイルモータ7と、加圧力調整用ボイスコイルモー
タ7のコイルにアーム3に規定の加圧力が加わるように
電流を流す電流調節器8とを含んで構成される。
【0019】半導体素子1を真空吸着したアーム3は、
弾性案内4により案内されて加圧方向に移動する。アー
ム3がzだけ移動してボイスコイルモータ5および7に
電流を流さないときの半導体素子1への加圧力P0 は弾
性案内4のばね定数kとアーム3の自重Wにより次式で
与えられる。
【0020】P0 =kz+W また、ボイスコイルモータ5の推力Fが弾性案内4のば
ね定数kと等しい傾きでアーム3の位置zによって直線
的に変化するように、コイルの単位長さ当りのコイルの
巻数が変化しているため、定電流電源6で一定の電流を
流したときのボイスコイルモータ5の推力Fは、z=0
の時の推力をF0 とすると次式で与えられる。
【0021】F=kz+F0 さらに、加圧力調整用ボイスコイルモータ7のコイルに
流れる電流を電流調節器8で調整し任意の推力F’をア
ーム3に作用させることにより、半導体素子1への加圧
力Pは次式となる。
【0022】P=P0 −F−F’=W−F0 −F’ すなわち、アーム3の位置zによらず任意の一定圧力で
高精度に加圧でき、加圧力調整用ボイスコイルモータ7
に供給する電流値を変ることによりF’を変え、摩擦抵
抗等に影響されることなく高精度に加圧力を加えること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体素
子実装装置は、弾性案内によりアームが案内移動されボ
イスコイルモータで加圧力を与えるため、摩擦抵抗がな
くなり、微小な加圧力も加えられるという効果がある。
【0024】また、単位長さ当りのコイルの巻数を変化
させたボイスコイルモータの推力を作用させることによ
り、アームの位置によらず一定圧力で高精度に加圧でき
るという効果もある。
【0025】さらに、加圧力調整用ボイスコイルモータ
で推力を調整することにより、任意の一定圧力で高精度
に加圧できるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体素子実装装置の第1の一実施例
を示す構成図である。
【図2】本発明の半導体素子実装装置の第2の一実施例
を示す構成図である。
【図3】従来の半導体素子実装装置の例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体素子 2 基板 3 アーム 4 弾性案内 5 ボイスコイルモータ 6 定電流電源 7 加圧力調整用ボイスコイルモータ 8 電流調節器 9 ころがり案内 10 エアシリンダ 11 圧力制御機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子を真空吸着するアームと、前
    記アームを加圧方向に案内する平行板ばねで構成された
    弾性案内と、前記弾性案内のばね定数と等しい傾きでコ
    イルの変位によって前記アームへ作用する推力が直線的
    に変化するように単位長さ当りのコイルの巻数を変化さ
    せたボイスコイルモータと、前記ボイスコイルモータの
    コイルに一定の電流を供給する定電流電源とを含むこと
    を特徴とする半導体素子実装装置。
  2. 【請求項2】 アームに任意の加圧力を与える加圧力調
    整用ボイスコイルモータと、前記加圧力調整用ボイスコ
    イルモータのコイルに前記アームに規定の加圧力が加わ
    るように電流を供給する電流調節器とを含むことを特徴
    とする請求項1記載の半導体素子実装装置。
JP5297189A 1993-11-29 1993-11-29 半導体素子実装装置 Expired - Lifetime JP2531463B2 (ja)

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JP5297189A JP2531463B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 半導体素子実装装置

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JPH07153782A JPH07153782A (ja) 1995-06-16
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Effective date: 19960507