JP2531254Y2 - 温水循環処理装置における加熱・殺菌槽 - Google Patents
温水循環処理装置における加熱・殺菌槽Info
- Publication number
- JP2531254Y2 JP2531254Y2 JP143091U JP143091U JP2531254Y2 JP 2531254 Y2 JP2531254 Y2 JP 2531254Y2 JP 143091 U JP143091 U JP 143091U JP 143091 U JP143091 U JP 143091U JP 2531254 Y2 JP2531254 Y2 JP 2531254Y2
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- JP
- Japan
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- hot water
- lamp
- heater
- heating
- sterilizing tank
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- Bathtub Accessories (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ヒータ及びUV(紫外
線)ランプを備えた温水循環処理装置における加熱・殺
菌槽に関するものである。
線)ランプを備えた温水循環処理装置における加熱・殺
菌槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温水循環処理装置は、浴槽内に貯溜され
た温水を浄化するとともに、所望の温度に保つための装
置である。従来、この温水循環処理装置においては、温
水を殺菌するUVランプと、所望の温度に加熱するヒー
タとが設けられており、UVランプ及びヒータはそれぞ
れUVランプ収納部及びヒータ収納部内に配設されてい
た。そして、このUVランプ収納部とヒータ収納部とは
別体であるため、UVランプ収納部とヒータ収納部とを
連結するための構造が必要であった。
た温水を浄化するとともに、所望の温度に保つための装
置である。従来、この温水循環処理装置においては、温
水を殺菌するUVランプと、所望の温度に加熱するヒー
タとが設けられており、UVランプ及びヒータはそれぞ
れUVランプ収納部及びヒータ収納部内に配設されてい
た。そして、このUVランプ収納部とヒータ収納部とは
別体であるため、UVランプ収納部とヒータ収納部とを
連結するための構造が必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、UVランプ収
納部とヒータ収納部とを連結するための構造を設ける
と、その分だけ部品点数が多くなり、温水循環処理装置
全体の構造が複雑になる。又、このUVランプ収納部及
びヒータ収納部は温水循環処理装置の温水流通路の一部
を構成するが、UVランプ収納部とヒータ収納部との連
結部分による管路抵抗があるため、その分だけ温水流通
路における圧力の損失が生じる。
納部とヒータ収納部とを連結するための構造を設ける
と、その分だけ部品点数が多くなり、温水循環処理装置
全体の構造が複雑になる。又、このUVランプ収納部及
びヒータ収納部は温水循環処理装置の温水流通路の一部
を構成するが、UVランプ収納部とヒータ収納部との連
結部分による管路抵抗があるため、その分だけ温水流通
路における圧力の損失が生じる。
【0004】そこで、温水流通路における圧力の損失が
ないとともに、構造が簡単な加熱・殺菌槽を提供するこ
とを目的としている。
ないとともに、構造が簡単な加熱・殺菌槽を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案においては、上下方向に延びるヒータ収納部
と、同じく上下方向に延びるUVランプ収納部を、一体
かつ並列して設け、その上部において流路を連結し、上
流域にヒータを設けるとともに、下流域にUVランプを
設けることを要旨としている。
に本考案においては、上下方向に延びるヒータ収納部
と、同じく上下方向に延びるUVランプ収納部を、一体
かつ並列して設け、その上部において流路を連結し、上
流域にヒータを設けるとともに、下流域にUVランプを
設けることを要旨としている。
【0006】
【作用】本考案においては、ヒータ収納部とUVランプ
収納部を一体成形しているので、連結部分での管路抵抗
が生じないとともに、部品点数が少なくてすむ。又、上
下方向に延びるヒータ収納部とUVランプ収納部を並列
して設けているので、加熱・殺菌槽の幅方向の大きさが
コンパクトになる。
収納部を一体成形しているので、連結部分での管路抵抗
が生じないとともに、部品点数が少なくてすむ。又、上
下方向に延びるヒータ収納部とUVランプ収納部を並列
して設けているので、加熱・殺菌槽の幅方向の大きさが
コンパクトになる。
【0007】UVランプ収納部を上下方向に延びるよう
に配列したので、UVランプの交換はUVランプを上方
に引き出して行う。
に配列したので、UVランプの交換はUVランプを上方
に引き出して行う。
【0008】
【実施例】以下、本考案を家庭用の浴室にて使用する温
水循環処理装置に具体化した実施例を図面に従って説明
する。まず、この温水循環処理装置の全体について説明
する。図2に示すように、この温水循環処理装置Aは浴
槽2付近の壁に取着される。前記温水循環処理装置Aの
本体ケ−ス1の左右両側面下部には温水を吸入するため
の吸入口3および処理された温水を排出するための排出
口4が設けられている。この実施例では左側面側の吸入
口3に吸入管5が接続されるとともに、排出口4に排出
管6が接続され、両管5,6の下端は浴槽2の湯面下に
送給されている。また、右の側面の吸入口3と排出口4
とは温水の漏れを防止するための封止栓7にて封止され
ている。さらに温水循環処理装置Aの正面には本体内の
各種槽を制御するための操作パネル8が設けられてい
る。
水循環処理装置に具体化した実施例を図面に従って説明
する。まず、この温水循環処理装置の全体について説明
する。図2に示すように、この温水循環処理装置Aは浴
槽2付近の壁に取着される。前記温水循環処理装置Aの
本体ケ−ス1の左右両側面下部には温水を吸入するため
の吸入口3および処理された温水を排出するための排出
口4が設けられている。この実施例では左側面側の吸入
口3に吸入管5が接続されるとともに、排出口4に排出
管6が接続され、両管5,6の下端は浴槽2の湯面下に
送給されている。また、右の側面の吸入口3と排出口4
とは温水の漏れを防止するための封止栓7にて封止され
ている。さらに温水循環処理装置Aの正面には本体内の
各種槽を制御するための操作パネル8が設けられてい
る。
【0009】図1に示すように、本体ケ−ス1内には、
循環ポンプ9と、濾過槽10と、浄化槽11と、加熱・
殺菌槽31と流量センサ13が設けられている。循環ポ
ンプ9はT型接手14と往路管15a〜15dを介して
両吸入口3に接続されている。そして、どちらかの吸入
口3からの温水でも吸入できるようになっている。循環
ポンプ9は濾過槽10と、濾過槽10は浄化槽11と、
流路管16a,16bを介してそれぞれ接続されてい
る。浄化槽11は加熱・殺菌槽31と二股流路管50を
介して接続されている。なお、加熱・殺菌槽31内には
温水を加熱殺菌するためのヒ−タ46とUVランプ41
が設けられている。また、加熱・殺菌槽31はUVラン
プ41の収納室の下部において流量センサ13と流路管
16cとL型接手20aとを介して接続されている。前
記流量センサ13は前記各種槽9,10,11,31よ
りも低く位置するように加熱・殺菌槽31の下方に配置
されておりL型接手20bとT型接手14と復路管21
a,21bを介して両排出口4に接続されている。そし
て、どちらの排出口4へも温水を排出できるようになっ
ている。
循環ポンプ9と、濾過槽10と、浄化槽11と、加熱・
殺菌槽31と流量センサ13が設けられている。循環ポ
ンプ9はT型接手14と往路管15a〜15dを介して
両吸入口3に接続されている。そして、どちらかの吸入
口3からの温水でも吸入できるようになっている。循環
ポンプ9は濾過槽10と、濾過槽10は浄化槽11と、
流路管16a,16bを介してそれぞれ接続されてい
る。浄化槽11は加熱・殺菌槽31と二股流路管50を
介して接続されている。なお、加熱・殺菌槽31内には
温水を加熱殺菌するためのヒ−タ46とUVランプ41
が設けられている。また、加熱・殺菌槽31はUVラン
プ41の収納室の下部において流量センサ13と流路管
16cとL型接手20aとを介して接続されている。前
記流量センサ13は前記各種槽9,10,11,31よ
りも低く位置するように加熱・殺菌槽31の下方に配置
されておりL型接手20bとT型接手14と復路管21
a,21bを介して両排出口4に接続されている。そし
て、どちらの排出口4へも温水を排出できるようになっ
ている。
【0010】又、図2に示すように温水循環処理装置A
の前記操作パネル8裏側には制御ボックス22が設けら
れている。操作パネル8には温水循環処理装置Aを作動
させるための入/切スイッチ23と、ヒ−タ46の停止
状態を示すヒ−タ−切ランプ24等のディスプレイが設
けられている。制御ボックス22は循環ポンプ9と、ヒ
−タ46と、UVランプ41と、流量センサ13とが電
気的に接続されている。
の前記操作パネル8裏側には制御ボックス22が設けら
れている。操作パネル8には温水循環処理装置Aを作動
させるための入/切スイッチ23と、ヒ−タ46の停止
状態を示すヒ−タ−切ランプ24等のディスプレイが設
けられている。制御ボックス22は循環ポンプ9と、ヒ
−タ46と、UVランプ41と、流量センサ13とが電
気的に接続されている。
【0011】図3に示すように、流量センサ13はタ−
ビン式であって、内部に流れる温水により羽根車25が
回転すると1分間当たりのパルスに変換して制御ボック
ス22に信号を送るようになっている。次に温水循環処
理装置Aの作用を説明する。通常の使用時においては入
/切スイッチ23を入にすると、浴槽2から吸入管5に
て吸入される温水は循環ポンプ9に導かれる。循環ポン
プ9から排出された温水は濾過槽10で濾過されて浄化
槽11に導かれる。浄化槽11内に導かれた温水は通過
する際に脂肪、有機物等の汚れが取り除かれ、二股流路
管50を介して加熱・殺菌槽31に導かれる。加熱・殺
菌槽31内に導かれた温水はヒ−タ46により加熱さ
れ、さらに、UVランプ41により殺菌される。次い
で、温水は流量センサ13を通過して排出管6より排出
される。このようにして温水は常に浄化、殺菌され清潔
に保たれる。
ビン式であって、内部に流れる温水により羽根車25が
回転すると1分間当たりのパルスに変換して制御ボック
ス22に信号を送るようになっている。次に温水循環処
理装置Aの作用を説明する。通常の使用時においては入
/切スイッチ23を入にすると、浴槽2から吸入管5に
て吸入される温水は循環ポンプ9に導かれる。循環ポン
プ9から排出された温水は濾過槽10で濾過されて浄化
槽11に導かれる。浄化槽11内に導かれた温水は通過
する際に脂肪、有機物等の汚れが取り除かれ、二股流路
管50を介して加熱・殺菌槽31に導かれる。加熱・殺
菌槽31内に導かれた温水はヒ−タ46により加熱さ
れ、さらに、UVランプ41により殺菌される。次い
で、温水は流量センサ13を通過して排出管6より排出
される。このようにして温水は常に浄化、殺菌され清潔
に保たれる。
【0012】次に、本実施例の加熱・殺菌槽31の詳細
につき説明する。図4に示すように、加熱・殺菌槽31
は合成樹脂にてブロー成形で形成され、温水循環装置の
本体ケース34に対し、ボルト34a,34bにて固着
されている。加熱・殺菌槽31の上端部は、蓋体32に
係合したブラケット33を介して温水循環装置の本体ケ
ース34の内面に位置決めされている。
につき説明する。図4に示すように、加熱・殺菌槽31
は合成樹脂にてブロー成形で形成され、温水循環装置の
本体ケース34に対し、ボルト34a,34bにて固着
されている。加熱・殺菌槽31の上端部は、蓋体32に
係合したブラケット33を介して温水循環装置の本体ケ
ース34の内面に位置決めされている。
【0013】図4に示すように、前記加熱・殺菌槽31
の紫外線殺菌装置挿通口としての上端開口部31aはそ
の外周面に雄ねじ部39が形成されており、同上端開口
部31aには前記蓋体32の内周に形成された雌ねじ部
40が螺合されている。この蓋体32中央にはUVラン
プ41を取り付けるための取付け孔42が穿設されてお
り、同蓋体32の下面にはこの取付け孔42の内周面に
は雌ねじ部44が形成され、前記UVランプ41を着脱
可能に螺合している。
の紫外線殺菌装置挿通口としての上端開口部31aはそ
の外周面に雄ねじ部39が形成されており、同上端開口
部31aには前記蓋体32の内周に形成された雌ねじ部
40が螺合されている。この蓋体32中央にはUVラン
プ41を取り付けるための取付け孔42が穿設されてお
り、同蓋体32の下面にはこの取付け孔42の内周面に
は雌ねじ部44が形成され、前記UVランプ41を着脱
可能に螺合している。
【0014】図4に示すように、加熱・殺菌槽31にお
いては、上下方向に延びるヒータ収納部47と、同じく
上下方向に延びるUVランプ収納部48とが、二股状に
並列して一体的にブロー成形され、両収納部47,48
はその上部において連通している。なお、前記UVラン
プ収納部48底部は流路管16cに連結されている。こ
のうちUVランプ収納部48内にはUVランプ41が上
下方向に配置され、その上端部は前記蓋体32の取付け
部43に螺合固定されている。一方、ヒータ収納部47
下端のうち右側(図4において右側)には下方へ突出す
る突部49が形成されている。このヒータ収納部47下
端には二股流路管50が連結されている。そのうち一方
の流路管50aは突部49に連結されており、同突部4
9には基端にフランジ56を備えた円筒形状のセラミッ
クヒータ46が上下方向に配置され、このヒータ46を
介してヒータ収納部47と流路管50aとが連通されて
いる。更に、ヒータ収納部47下端のうち左側には二股
流路管50の他の流路管50bが接続され、加熱・殺菌
槽31内部と連通している。又、前記突部49の外周に
は水切り部材52が取付けられている。
いては、上下方向に延びるヒータ収納部47と、同じく
上下方向に延びるUVランプ収納部48とが、二股状に
並列して一体的にブロー成形され、両収納部47,48
はその上部において連通している。なお、前記UVラン
プ収納部48底部は流路管16cに連結されている。こ
のうちUVランプ収納部48内にはUVランプ41が上
下方向に配置され、その上端部は前記蓋体32の取付け
部43に螺合固定されている。一方、ヒータ収納部47
下端のうち右側(図4において右側)には下方へ突出す
る突部49が形成されている。このヒータ収納部47下
端には二股流路管50が連結されている。そのうち一方
の流路管50aは突部49に連結されており、同突部4
9には基端にフランジ56を備えた円筒形状のセラミッ
クヒータ46が上下方向に配置され、このヒータ46を
介してヒータ収納部47と流路管50aとが連通されて
いる。更に、ヒータ収納部47下端のうち左側には二股
流路管50の他の流路管50bが接続され、加熱・殺菌
槽31内部と連通している。又、前記突部49の外周に
は水切り部材52が取付けられている。
【0015】この水切り部材52は図7,8に示すよう
に、略四角筒形状であって、その上半部には雌ねじ部5
3が形成されており、前記突部49の雄ねじ部51に螺
合されている。同雌ねじ部53の若干下方にはフランジ
54が内方へ突設されており、水切り部材52を突部4
9に締め付けることによりセラミックヒータ46は加熱
・殺菌槽31に取付け固定されている。なお、フランジ
54とセラミックヒータ46のフランジ56間及び突部
49の端面間にはパッキン55a,55bが介在されて
セラミックヒータ46下部外周に突設されたフランジ5
6との間を密閉するようになっている。これにより加熱
・殺菌槽31内の液体が漏れ出ることを防止している。
このセラミックヒータ46のフランジ56の下方におい
て水切り部材52内部にはシリコン樹脂57が充填され
ている。
に、略四角筒形状であって、その上半部には雌ねじ部5
3が形成されており、前記突部49の雄ねじ部51に螺
合されている。同雌ねじ部53の若干下方にはフランジ
54が内方へ突設されており、水切り部材52を突部4
9に締め付けることによりセラミックヒータ46は加熱
・殺菌槽31に取付け固定されている。なお、フランジ
54とセラミックヒータ46のフランジ56間及び突部
49の端面間にはパッキン55a,55bが介在されて
セラミックヒータ46下部外周に突設されたフランジ5
6との間を密閉するようになっている。これにより加熱
・殺菌槽31内の液体が漏れ出ることを防止している。
このセラミックヒータ46のフランジ56の下方におい
て水切り部材52内部にはシリコン樹脂57が充填され
ている。
【0016】さて、本実施例においては、一方の流路管
50aからセラミックヒータ46内部を通ってヒータ収
納部47内部に温水が流入するとともに、他の流路管5
0bからヒータ収納部47内部に温水が流入する。この
セラミックヒータ46内部を通るとき、温水はセラミッ
クヒータ46により加熱される。そして、温水はヒータ
収納部47からUVランプ収納部48へ流動して、同U
Vランプ収納部48内でUVランプ41により紫外線殺
菌される。そして、UVランプ収納部48に連結された
流路管16cから加熱・殺菌槽31外へ排出される。
50aからセラミックヒータ46内部を通ってヒータ収
納部47内部に温水が流入するとともに、他の流路管5
0bからヒータ収納部47内部に温水が流入する。この
セラミックヒータ46内部を通るとき、温水はセラミッ
クヒータ46により加熱される。そして、温水はヒータ
収納部47からUVランプ収納部48へ流動して、同U
Vランプ収納部48内でUVランプ41により紫外線殺
菌される。そして、UVランプ収納部48に連結された
流路管16cから加熱・殺菌槽31外へ排出される。
【0017】本実施例においては、ヒータ収納部47と
UVランプ収納部48とはブロー成形にて一体形成され
ているので、加熱・殺菌槽31の部品点数が少なくてす
むとともに、安価に製造できる。特に、上下方向に延び
るヒータ収納部47とUVランプ収納部48を並列して
設けているので、加熱・殺菌槽31の幅方向の大きさが
コンパクトになる。
UVランプ収納部48とはブロー成形にて一体形成され
ているので、加熱・殺菌槽31の部品点数が少なくてす
むとともに、安価に製造できる。特に、上下方向に延び
るヒータ収納部47とUVランプ収納部48を並列して
設けているので、加熱・殺菌槽31の幅方向の大きさが
コンパクトになる。
【0018】又、ヒータ収納部47とUVランプ収納部
48とを一体成形したので、連結部分がないため液体が
ヒータ収納部47からUVランプ収納部48へ流動する
ときの管路抵抗が減り、温水循環処理装置Aの温水流通
路の圧力の損失がない。更に、この温水循環処理装置A
における電気関係の部材であるヒータ46及びUVラン
プ41が一箇所に集中して設けられているので、メンテ
ナンス等が行いやすい。
48とを一体成形したので、連結部分がないため液体が
ヒータ収納部47からUVランプ収納部48へ流動する
ときの管路抵抗が減り、温水循環処理装置Aの温水流通
路の圧力の損失がない。更に、この温水循環処理装置A
における電気関係の部材であるヒータ46及びUVラン
プ41が一箇所に集中して設けられているので、メンテ
ナンス等が行いやすい。
【0019】又、UVランプ41を取り替える場合に
は、ケース蓋1a及び覆い1bを取り除きUVランプ4
1の上端部を把持して回転させ、蓋体32との螺合固定
を外す。その後、加熱・殺菌槽31の上端開口部31a
から上方へUVランプ41を抜き出す。そして、新しい
UVランプ41を上端開口部31aから加熱・殺菌槽3
1内へ挿入し、蓋体32に螺合固定させる。又、UVラ
ンプ収納部48を上下方向に配列したので、温水循環処
理装置Aを設置状態のままにてUVランプ41を上方に
引き出すことができ、UVランプ41の交換作業が容易
に行える。
は、ケース蓋1a及び覆い1bを取り除きUVランプ4
1の上端部を把持して回転させ、蓋体32との螺合固定
を外す。その後、加熱・殺菌槽31の上端開口部31a
から上方へUVランプ41を抜き出す。そして、新しい
UVランプ41を上端開口部31aから加熱・殺菌槽3
1内へ挿入し、蓋体32に螺合固定させる。又、UVラ
ンプ収納部48を上下方向に配列したので、温水循環処
理装置Aを設置状態のままにてUVランプ41を上方に
引き出すことができ、UVランプ41の交換作業が容易
に行える。
【0020】更に、温水循環処理装置が浴室内に配置さ
れることから、ヒータを収納するケース外壁に水滴が生
じたり、又、UVランプ41の交換時等に不注意に加熱
・殺菌槽31の外壁に水が付いたりして加熱・殺菌槽3
1の外壁に水滴がたまったとしても、その水滴は水切り
部材52を伝って下方に落下するので、ヒータ46の下
部に接続されているリード線60a,60bの接続部6
1a,61bに水滴が付くことがなく、漏電のおそれが
ない。
れることから、ヒータを収納するケース外壁に水滴が生
じたり、又、UVランプ41の交換時等に不注意に加熱
・殺菌槽31の外壁に水が付いたりして加熱・殺菌槽3
1の外壁に水滴がたまったとしても、その水滴は水切り
部材52を伝って下方に落下するので、ヒータ46の下
部に接続されているリード線60a,60bの接続部6
1a,61bに水滴が付くことがなく、漏電のおそれが
ない。
【0021】なお、本考案は前記実施例に限定されるも
のではなく、その趣旨から逸脱しない範囲において任意
に変更することもできる。
のではなく、その趣旨から逸脱しない範囲において任意
に変更することもできる。
【0022】
【考案の効果】以上詳述したように本考案においては、
ヒータ収納部とUVランプ収納部とを一体成形したの
で、連結部分がないため管路抵抗が減り、温水循環処理
装置の温水流通路の圧力の損失がないとともに、部品点
数が少なくてすむ。更に、上下方向に延びるヒータ収納
部とUVランプ収納部を並列して設けているので、加熱
・殺菌槽の幅方向の大きさがコンパクトになる。
ヒータ収納部とUVランプ収納部とを一体成形したの
で、連結部分がないため管路抵抗が減り、温水循環処理
装置の温水流通路の圧力の損失がないとともに、部品点
数が少なくてすむ。更に、上下方向に延びるヒータ収納
部とUVランプ収納部を並列して設けているので、加熱
・殺菌槽の幅方向の大きさがコンパクトになる。
【0023】UVランプ収納部を上下方向に延びるよう
に配列したので、UVランプを上方に引き出すことがで
き、UVランプの交換作業が容易に行える。
に配列したので、UVランプを上方に引き出すことがで
き、UVランプの交換作業が容易に行える。
【図1】温水循環処理装置の内部を示す断面図である。
【図2】温水循環処理装置の設置状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】流量センサの作動状態を示す概略図である。
【図4】加熱・殺菌槽を示す断面図である。
【図5】加熱・殺菌槽を示す正面図である。
【図6】加熱・殺菌槽を示す左側面図である。
【図7】水切り部材を示す拡大断面図である。
【図8】水切り部材を示す拡大平面図である。
【符号の説明】 41 UVランプ、46 ヒータ、47 ヒータ収納
部、48 UVランプ収納部。
部、48 UVランプ収納部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 青木 勝則 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジー サポート 株式会社 内 (72)考案者 都築 廣 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジー サポート 株式会社 内 (72)考案者 大村 鉦次 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジー サポート 株式会社 内
Claims (1)
- 【請求項1】 上下方向に延びるヒータ収納部(47)
と、同じく上下方向に延びるUVランプ収納部(48)
を、一体かつ並列して設け、その上部において流路を連
結し、上流域にヒータ(46)を設けるとともに、下流
域にUVランプ(41)を設けたことを特徴とする温水
循環処理装置における加熱・殺菌槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP143091U JP2531254Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 温水循環処理装置における加熱・殺菌槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP143091U JP2531254Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 温水循環処理装置における加熱・殺菌槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0498495U JPH0498495U (ja) | 1992-08-26 |
JP2531254Y2 true JP2531254Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31728763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP143091U Expired - Lifetime JP2531254Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 温水循環処理装置における加熱・殺菌槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531254Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP143091U patent/JP2531254Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0498495U (ja) | 1992-08-26 |
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