JP2530990Y2 - リモコンリレー - Google Patents

リモコンリレー

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JP2530990Y2
JP2530990Y2 JP4438291U JP4438291U JP2530990Y2 JP 2530990 Y2 JP2530990 Y2 JP 2530990Y2 JP 4438291 U JP4438291 U JP 4438291U JP 4438291 U JP4438291 U JP 4438291U JP 2530990 Y2 JP2530990 Y2 JP 2530990Y2
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plunger
remote control
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switch
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学 曽我部
博章 藤久
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はリモコンリレーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のリモコンリレーのOFF 状態
を示す側面図、図9は図8の要部を示す側面図、図10
は図9の平面図、図11は図8のOFF 状態の接続回路
図、図12は従来のリモコンリレーのON状態を示す側面
図、図13は図12の平面図、図14は図12のON状態
の接続回路図である。
【0003】外殻は、ベース1とカバー2とからなり、
底部に取付金具(図示せず)用溝1aおよびDIN レール
(図示せず)取付用爪1bを有し、かつ上部に開口1c
が形成されており、4カ所の穴1dでリベット3により
一体に組み合わされている。操作電磁石装置4は図8に
示すようにベース1のほぼ中央部にプランジャー5を突
出した側を上部にして、ベース1底部(取付面)に対し
立位状態で収納されている。この操作電磁石装置4は二
つの吸着状態をもつ双安定有極型であって、図9および
図12に示すようにプランジャー5は電磁コイル6を巻
装したボビン7を貫通して摺動可能に配置されており、
両端に吸着面5a,5bを備えている。第1のヨーク8
はボビン7の外側面に当接し、上部の面にプランジャー
5の先端部5cが突出する開口8aが形成されている。
第1のヨーク8の左右の内側面には一対の永久磁石9が
配置されており、それぞれ同種の極と接している。この
永久磁石9の他の極にはそれぞれ一対のコの字形の第2
のヨーク10が当接し、前記電磁コイル6を包むように
配置されている。プランジャー5の動きを可動接点11
に伝えるリンク12は、前記操作電磁石装置4の上方に
位置し、ピン13で回転可能に軸止され、一端がプラン
ジャー先端部5cにピン14により連結されている。
【0004】可動接点部15は、一端が前記リンク12
の他端にピン16により連結された絶縁体17と、この
絶縁体17の他端部に形成された溝に摺動可能に係合し
かつ可動接点11が固着された可動子18と、可動接点
11に作用して接点を押圧するように配置された圧縮コ
イルバネ19とからなり、前記可動接点11は主回路端
子20に固着された固定接点21に接離可能に対向配置
されている。絶縁体17に形成された凸部がベース1の
溝(図示せず)およびカバー2の溝(図示せず)に係合
しており、前記プランジャー5に連動して、前記可動接
点部15が接点接離方向へ駆動される。前記可動子18
はシャント22により他の主回路端子23に電気的に接
続されている。
【0005】遠隔操作用電線を接続する一対の制御用端
子24の一方は前記電磁コイル6の口出線6aの一つ
と、他方はダイオード25と制御回路用スイッチ26を
介して前記電磁コイル6の他方の口出線6bと、一つの
プリント基板27上で電気的に接続されている。28は
操作レバーで、前記プランジャー5に対し前記リンク1
2とは反対側にピン29で回転可能に軸止されており、
一端をピン14により前記プランジャー5の先端部5c
に連結され、プランジャー5の駆動により上記リンク1
2とは反対方向へ回転させられる。この操作レバー28
は外部から操作できる手動操作部28aを備えており、
これは前記ベース1およびカバー2の開口1c内に配置
されている。またこの手動操作部28aの両側に表示部
28bがあり、接点のON,OFF 状態を前記開口1cを通
して表示するようになっている。さらにこの手動操作レ
バー28は前記制御回路用スイッチ26のアクチュエー
タ26aに作用し、制御回路用スイッチ26の開閉を行
う作動部28cをもっている。
【0006】30,31は制御回路用スイッチとしてマ
イクロスイッチで、同一位置決め用ピン32,33によ
りベース1とカバー2で固定されている。34は作動レ
バーで、マイクロスイッチ30,31の位置決め用のピ
ンの一方33に回転可能に支持されており、一端に操作
レバー28の係合部28dと係合する溝部34aと他端
にマイクロスイッチの一方31のアクチュエータ31a
を作動する凸部34bが形成されている。また操作レバ
ー28は直接マイクロスイッチの他方の30のアクチュ
エータ30aを作動する作動部28cも備えている。
【0007】つぎに動作について説明する。図9はリモ
コンリレーがOFF の状態を示すが、この状態では図9に
示すように永久磁石9の磁束により、プランジャー5は
その吸着面5aが第1のヨーク8の底面に吸着された状
態で保持されており、接点も開離状態の安定位置にあ
る。この主回路開路状態において、制御回路端子24に
接続されたON操作スイッチ(図11参照)を投入し、電
磁コイル6を励磁すると、プランジャー吸着面5aでの
永久磁石9による吸着力を減少させ、他方の吸着面5b
での吸着力を増すように磁束を発生させる。これによ
り、プランジャー5は図9の矢印Aの方向へ駆動され、
リンク12が矢印Bの方向に回動することにより可動接
点11が固定接点21の方向へ押し下げられ、主回路が
図12に示すように閉路する。この閉路状態では、プラ
ンジャー5の吸着面5bが第1のヨーク8の上部面に吸
着保持される。このとき、操作レバー28はプランジャ
ー5に連動して図9の矢印Cの方向に回転して表示が
「OFF 」から「ON」に変ると共に、この操作レバー28
の矢印Cの方向の回転で作動部28cがマイクロスイッ
チ30のアクチュエータ30aを作動し、マイクロスッ
チ30を切り替えると同時に作動レバー34を矢印Dの
方向に回転させる。これにより作動レバー34はアクチ
ュエータ31aを作動させ、マイクロスイッチ31を切
り替える。この一連の切換動作は同時に平行して行われ
る。
【0008】一方OFF 操作の場合、図12の矢印Eの方
向にプランジャー5が駆動され、これによりマイクロス
イッチ30,31が上記ON操作の場合と反対の動作によ
り切替えが行われる。次に手動により外部から主接点を
開閉する場合には、操作レバー28の手動操作部28a
を操作することにより、直接プランジャー5を駆動させ
ることにより接点の開閉ができる。この場合の操作はプ
ランジャー5の吸着力以上の剥離力を手動で直接プラン
ジャー5に加え、強制的に吸着を剥離し、他の安定状態
にすることである。この時の可動接点部15の動きおよ
び制御回路用スイッチ30,31の動作は、前述の電気
操作の一連の動作と全く同一となる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】従来のリモコンリレー
は以上のように構成されているので、主回路の状態を電
気的に確認することができないという問題点があった。
【0010】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、補助回路用マイクロスイッチの
開閉を制御回路用マイクロスイッチを開閉する作動レバ
ーで行うことにより、主回路の状態を電気的に確認でき
ると共に補助回路を組立後に簡単に組込むことのできる
リモコンリレーを得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案に係るリモコン
リレーは、ON,OFF 状態を電気的に表示する目的で使用
される補助回路用マイクロスイッチを制御回路用マイク
ロスイッチの開閉を行う操作レバーの作動部で開閉でき
る構造としたものである。
【0012】
【作用】この考案におけるリモコンリレーは、補助回路
用マイクロスイッチと制御回路用マイクロスイッチとを
つみ重ね構造としたことにより、補助回路用マクロスイ
ッチの開閉用の作動部を追加する必要がなくなり、本体
組立後、容易に補助回路を組込みことができる。
【0013】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1〜図7につ
いて説明する。図1はOFF 状態を示すリモコンリレーの
側面図、図2は図1の要部を示す図、図3は図2の平面
図、図4は図1のOFF 状態の接続回路図、図5はON状態
を示す要部の側面図、図6は図5の平面図、図7は図5
のON状態の接続回路図であり、前記従来のものと同一ま
たは相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0014】図において、35は補助回路用スイッチと
してのマイクロスイッチで、同一位置決めピン32,3
3によりベース1とカバー2とで固定されている。また
操作レバー28は直接制御回路用としてのマイクロスイ
ッチ30のアクチュエータ30aと補助回路用スイッチ
としてのマイクロスイッチ35のアクチュエータ35a
とを動作させる作動部28cを備えている。さらに補助
回路用マイクロスイッチとしてのマイクロスイッチ35
の端子35bはリード線36によって補助回路用端子3
7と電気的に接続されている。
【0015】このようにマイクロスイッチ35は他のマ
イクロスイッチ30,31とつみ重ね方式で簡単,容易
に組込むことができ、しかも本体組立後においても組込
むことができる。また、マイクロスイッチ35は操作レ
バー28の作動部28cを使えるので補助回路用マイク
ロスイッチ35の作動部を別個に要しない。
【0016】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば補助回
路用スイッチとしてのマイクロスイッチのアクチュエー
タを制御回路用としてのマイクロスイッチのアクチュエ
ータを動作させる作動部で同時に動作させるように構成
したので、主回路の状態を電気的に確認できると共に補
助回路を組立後に簡単に組込むことができて装置が安価
になり、しかも精度の高いものが得られるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すOFF 状態の側面図で
ある。
【図2】図1の可動接点部と操作電磁石装置と制御回路
部の構成を示すOFF状態の側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図1のOFF 状態の接続回路図である。
【図5】ON状態を示す要部の側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5のON状態の接続回路図である。
【図8】従来のもののOFF 状態を示す側面図である。
【図9】図8の要部を示す図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図8のOFF 状態の接続回路図である。
【図12】従来のもののON状態を示す側面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】図12のON状態を示す接続回路図である。
【符号の説明】
1 ベース 4 操作電磁石装置 5 プランジャー 12 リンク 15 可動接点部 28 操作レバー 28c 作動部 28d 係合部 30,31 マイクロスイッチ 34 作動レバー 35 補助回路用マイクロスイッチ 36 リード線 37 補助回路用端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷回路を開閉する固定接点と可動接
    点、この可動接点を駆動するものでかつ二つの吸着状態
    をもつ双安定有極電磁石装置、この電磁石装置を制御す
    る制御スイッチ、前記電磁石装置の中で正逆運動を行う
    プランジャーに連動して前記制御スイッチの開閉を行う
    操作レバー、前記制御スイッチを構成するON操作用およ
    びOFF 操作用の二つのマイクロスイッチ、および軸止さ
    れ前記操作レバーと連動して前記マイクロスイッチの一
    つを作動する作動レバーを備え、 かつ軸止され一端が前記電磁石装置のプランジャーに連
    結された前記操作レバーには、他のマイクロスイッチを
    作動させる作動部に加え、前記作動レバーと係合する係
    合部を設け、 前記プランジャーの正逆運動に連動して前記二つのマイ
    クロスイッチが同時に作動できるように構成したリモコ
    ンリレーにおいて、 リモコンリレーのON,OFF 状態を電気的に表示する目的
    で使用される補助スイッチを前記マイクロスイッチに並
    設し、前記補助スイッチのアクチュエータを前記操作レ
    バーの作動部によって作動できるように構成したことを
    特徴とするリモコンリレー。
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