JP2530474Y2 - 包装容器の封止片 - Google Patents

包装容器の封止片

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JP2530474Y2
JP2530474Y2 JP1990087253U JP8725390U JP2530474Y2 JP 2530474 Y2 JP2530474 Y2 JP 2530474Y2 JP 1990087253 U JP1990087253 U JP 1990087253U JP 8725390 U JP8725390 U JP 8725390U JP 2530474 Y2 JP2530474 Y2 JP 2530474Y2
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container
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piece
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sealing
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博史 山口
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博史 山口
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、菓子類や野菜、果物その他サンドイッチ、
弁当など主として食料品用の容器を封緘させる包装用容
器の封止片に関するものである。
〔従来技術〕
イチゴやサンドイッチなどの販売容器として、従来か
ら主として塩化ビニールのようなプラスチック製の透明
容器が多く用いられているのであり、然してこの種の容
器は、蓋を有しない形式のものでは上部面へ紙とかフィ
ルム片を当てがってゴムバンドなどで閉封させているの
であるが、通常は箱形をなす容器本体の一側口縁に蓋が
連設されていて、閉蓋後にゴムバンドを施こすか、蓋と
容器の重合させた口縁をホッチキス針や、接着テープに
よって封止させるようにしているのであって、特開昭51
-72583号は接着テープによる封印装置の一例である。
さらに上記した閉蓋後の容器の外周に帯状のラベル片
を巻とらせて当該容器の全体を封印する包装手段も例え
ば特開昭55-5350号公報に提示されているのである。そ
の他実開昭50-4980号として、テープ状片の裏面両端部
に施こした接着剤により該テープ状片と同形の離型紙を
貼付しておき、使用時に該離型紙を剥がして当該テープ
状片で閉蓋容器を取り巻かせて両端を容器の裏面に接着
させて封止する手段が知られているのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記したようなフードパックと称されてい
る包装用容器をテープ類とかラベル片で封印させるに当
り、専門のメーカーや卸部門などのように、同形の容器
を継続的に、あるいは大量に取り扱う場合にあっては前
記のような特開昭55-5350号にかかる技術を採用しうる
のであるが、小規模のメーカーとか、各種の多量の異な
った包装商品を取り扱うストアとか小売店などでは適当
ではないのである。
また、前記実開昭50-4980号にかかるものは、表裏の
テープ状片と離型紙を同一巾としているため、例えばテ
ープ状片に多くの表示文字を印刷しようとして該テープ
状片を広巾のものにしようとすると、剥離後に廃棄する
ことになる離型紙も同形の広巾とせねばならず甚だ不経
済である。
本考案は、略同一長さとして離型紙の表面に対接させ
るラベル片の中間部を該離型紙に対し広巾とすることに
より前記した無駄をなくし、かつ容易に封印作業を行わ
せることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかる包装容器の封止片は、略同一長さに形
成したラベル片と離型紙とを該ラベル片の両端部の裏面
に塗布した接着剤により仮接着させてなる包装容器と封
止片において、上記ラベル片の長さ方向の中間部を離型
紙より広巾となるよう外側方へはみ出させることにより
該ラベル片の中間部に広巾部を形成したことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案の封止片は、使用時に際してラベル片から裏面
の離型紙を引き剥して当該ラベル片により包装容器の上
部に当てがわせた状態で接着剤の施こされた両端部を容
器の側面または裏面に貼着して所要の封印を行ってもよ
いのであるが、従来知られていなかった使い方として、
先ず両端部が仮接着されたラベル片と離型紙の中間部を
上下方向に開かせ、次いでこの開放部内へ一側方から対
象とする包装容器を差入れ、然る後離型紙の中央部を当
該容器下方の斜方向へ引き下げると、ラベル片の中間部
が容器の上面に当接せしめられると同時に上記引き下げ
られたがわのラベル片一端から離型紙が引き剥がされる
ので、この一端がわを容器下面に押しつけることによっ
てラベル片の一端が当該容器の対応面に接着されるので
あり、さらに上記離型紙を前記と反対の斜下方へ引き下
げると該離型紙の他端がラベル片の他端がわから剥がさ
れることになって露出した接着剤により上記ラベル片の
他端が該容器の対応裏面に接着されるのである。この結
果、ラベル片は両端部が容器の裏面がわに接着されて封
印をなしうると共に、広巾とされたラベル片の中央部で
容器の上部面を覆いうるのである。
上記封印後の状態は、広巾とされたラベル片の中間部
が包装容器の上部面に位置することになって該容器の上
部を十分にカバーしうると共に、該広巾をなす面に多く
の文字、図案を表示させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案を図の実施例により説明する。
第1〜3図において、1は両端部1a,1bに対し、中間
部を側方へはみ出させて広巾部1cとなし、かつ長さ被包
装容器4の上部面へ広巾部1cを当てがわせた状態で上記
両端部を該容器の各側部を経て裏面がわへ至らせる程度
に形成したフィルム状のラベル片で、該ラベル片の上記
広巾部1cには広告文字その他商品名(イ)などが、さら
に両端部1a,1b近くには一方にバーコード(ロ)、他方
に製造者名(ハ)その他を何れもラベル片1の表面から
読みとりうるように印刷されているのである。2は上記
ラベル片1の裏面に対接させうるよう該ラベル片と略同
じ長さとし、巾を上記両端部1a,1bと同一として形成し
たテープ状の離型紙で、これらラベル片1と離型紙2
は、一方のラベル片1の両端部1a,1bの裏面(離型紙2
との対接面)に施した感圧性の接着剤3,3′により上下
重合状態として仮接着されているのである。したがって
上記ラベル片1の広巾部1cと離型紙2が対接する中間部
分は接着剤3,3′を有していないので第2図(a)に示
しているように反対接がわ上下への引き離しが可能で、
その間に空間5を形成しうるのである。
なお、上記接着剤3,3′は第1図においてラベル片1
の夫々外端部に達するまで施こした状態を示したが、封
印後における被包装容器におけるラベル片の剥離を容易
ならしめるため該接着剤3,3′の少なくとも一方は、ラ
ベル片1の外端部から若干内側によった部分に施こすと
よいのである(図示なし)。また、前記表面から読みと
りうるようラベル片1の両端部がわ裏面に印刷するよう
にしたバーコード(ロ)と製造者名(ハ)などの表示
は、該ラベル片の裏面に施こす接着剤3,3′における内
がわの境界を挟む左右領域にわたらせた位置に印刷して
おくと、封止後においてラベル片1を被包装容器4より
剥がした際にその痕跡を容器4の外面、もしくは上記印
刷表示面に残しうることになるので、不正開封の弊害を
なくしうるのである。
次にその使用例を述べると、第2図(a)に示すよう
に、先ずラベル片1と離型紙2の中間部を(指先などで
もって)上下方向に開かせてその間の空間部5を通して
その前方に片方の手(不図示)を差込み、次いで該空間
部内へ同(b)に示すように包装容器4を引き入れた状
態で離型紙2の一方を矢印方向の容器下がわへ引き寄せ
るようにして該離型紙の一方をラベル片1から剥離させ
ながら該ラベル片に施こされている接着剤3面を上記包
装容器4の裏面に接着させて第2図(c)の状態とな
し、然る後離型紙2の上記剥離がわを第2図(c)に矢
印で示すように反対側方へ引き寄せるようにしてラベル
片1における他のがわの接着剤3′面を当該容器の裏面
に接着させると第3図のようにラベル片1でもって包装
容器4を差込み状態で封印させることができるのであ
る。
また、ラベル片1の長さは、対象とする包装容器の上
面に中間部を当接させてその両端部を第3図のように該
容器の裏面に至らせる長さとされているので、該ラベル
片の一端に表示したバーコード(ロ)が上記封印後にお
いて当該容器の裏がわに位置することになり、この為該
容器を計測機の盤面上を正置体勢で通過させることでバ
ーコードの機械による読みとりが容易に行えることにな
って好ましいのである。なお、包装容器4は図示のよう
に蓋4′を有していてもよいが、蓋を有しない容器であ
っても差支えないのである。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、ラベル片の裏面へ両端部に塗布
した接着剤により離型紙を仮接着させるように該ラベル
片の中間部に上記離型紙から外側方へはみ出る広巾部を
形成しているので、封印を行うに際してその両者の離反
が容易となり、しかも上記広巾部の存在により被包装容
器の上部面を広範囲にカバーしうると共に、該広巾部に
多くの表示印刷を行うことが可能となるのであり、さら
に封印作業後に廃棄される離型紙は上記ラベル片の両端
部の巾に対応した細巾のもので足りることになって資材
の節約をはかりうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる封止片の斜面図、第2図(a)
(b)(c)は同封止片の使用順序を示す各正面図、第
3図は容器封止後の裏面図である。 1はラベル片、1a,1bは両端部、1′は広巾部、2は離
型紙、3,3′は接着剤。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略同一長さに形成したラベル片1と離型紙
    2とを該ラベル片1の両端部1a,1bの裏面に塗布した接
    着剤3,3′により仮接着させてなる包装容器の封止片に
    おいて、上記ラベル片1の長さ方向の中間部を離型紙2
    より広巾となるよう外側方へはみ出させることにより該
    ラベル片の中間部に広巾部1′を形成したことを特徴と
    する包装容器の封止片。
JP1990087253U 1990-08-20 1990-08-20 包装容器の封止片 Expired - Lifetime JP2530474Y2 (ja)

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JPH0445241U JPH0445241U (ja) 1992-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48100960U (ja) * 1972-02-23 1973-11-28
JPS53100382U (ja) * 1977-01-14 1978-08-14
JPS555350A (en) * 1978-06-22 1980-01-16 Kubota Ltd Method of pricing

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JPH0445241U (ja) 1992-04-16

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