JP2530383B2 - レ―ダ覆域図の通視率の算出方法 - Google Patents

レ―ダ覆域図の通視率の算出方法

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【発明の詳細な説明】 [概要] 視界図・レーダ覆域図の通視率の算出方法に関し、 より正確に通視率を算出することを目的とし、 表示装置に地図を表示し、座標入力装置により覆域図
の地域,地点の情報を入力して覆域図領域を特定し、記
憶装置に格納されている地形データベースファイルから
地図をメッシュに区分した標高についての情報を読込
み、基準点からメッシュとの交点が通視可能か否かを判
定し、通視可能か否かの判定結果により覆域図領域の可
視面積及び総面積を計算し、前記総面積に対する前記可
視面積の比率を算出するように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は視界図・レーダ覆域図の通視率の算出方法に
関する。
現在、視界図・レーダ覆域図(レーダにより見える部
分と見えない部分とを色分けしたもの)を作成する際に
表示される通視率(表示されている視界図のうちの何%
がレーザで認識することができるかを示すもの)は、可
視又は不可視の地点の総点数に対する可視点数の比率で
あり、可視地点の面積比を表していない。このため、利
用者は通視率を有効に利用することができないという問
題がある。従って、実状にあった通視率の算出が求めら
れている。
[従来の技術] 第5図は従来の通視率算出の説明図である。図の破線
で作成された枠が最小単位でメッシュという。このメッ
シュの大きさは、例えば100m×100mである。図では示さ
れていないが実際には、視界図が描画されているものと
する。ある地点Oにレーダをもって来て同心円状に走査
線2を走査する。この走査線と各メッシュ1との交点を
点と呼ぶことにする。こと点は、図中に●で示してい
る。これら●のうち、レーダで通視できるか否かはその
地点の標高で定まる。
第6図は可視,不可視の説明図である。O点にレーダ
があるものとして、このレーザを放射状に照射する。図
のA,C,E領域はレーザで見ることができる領域で可視領
域である。これに対し、B,D領域はレーザが照射されな
いので見ることはできない。即ち不可視領域である。こ
のようにして、第5図の交点を可視点と不可視点とに分
けることができる。いま、交点の総数を“総点数”、可
視点の数を“可視点数”とすると、通視率は次式で表さ
れる。
通視率=(可視点数/総点数)×100(%) (1) [発明が解決しようとする課題] 従来技術で、視界図・レーザ覆域図の通視可否の判定
がなされる交点は、第7図に示すように中心付近では
密、遠くでは疎なので(1)式で示される通視率は面積
比を表していない。この結果、各交点が影響を与える面
積は、中心付近では小さく、遠くでは大きい。つまり、
中央近辺の交点の密度が高くなる結果、算出される通視
率は大きく誤差を含んだものとなる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであっ
て、より正確に通視率を算出することができるレーダ覆
域図の通視率の算出方法を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明方法の原理を示すフローチャートであ
る。本発明は、 表示装置に地図を表示し、座標入力装置により覆域図
の地域,地点の情報を入力して覆域図領域を特定し(ス
テップ1)、 記憶装置に格納されている地形データベースファイル
から地図をメッシュに区分した標高についての情報を読
込み、基準点からメッシュとの交点が通視可能か否かを
判定し(ステップ2)、 通視可能か否かの判定結果により覆域図領域の可視面
積及び総面積を計算し(ステップ3)、 前記総面積に対する前記可視面積の比率を算出する
(ステップ4)ようにしたことを特徴としている。
[作用] 通視率をメッシュとの交点の数ではなく、レーダ覆域
図の面積比率で算出するようにした。
通視率=(可視面積/総点面積)×100(%) (2) 面積比率で通視率を求める結果、中心近辺と遠方とで
密度が変化するという従来方式の欠点はなくなり、常に
正確な通視率を求めることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第2図は本発明方法を実施するシステムの構成例を示
す図である。図において、1は各種情報,コマンド等を
入力する入力装置、1aは該入力装置内に含まれるマウス
・キーボードである。2は各種情報を表示する表示装
置、3は入力装置1から入力される情報に応じて通視率
を算出する他、各種の処理を行う中央演算装置、4は地
図データが格納されているファイルである。
中央処理装置3は、地域・地点指定処理3a,通視可否
判定処理部3b,通視率算出処理部3c及び視界図・覆域図
表示処理部3dから構成されている。これら地域・地点指
定処理部3a,通視可否判定処理部3b,通視率算出処理部3c
及び視界図・覆域図表示処理部3dは例えばソフトウェア
で作成することができる。このように構成されたシステ
ムの動作を説明すれば、以下のとおりである。
前記ファイル4には、100mメッシュ標高データが格納
されており、基準点からの走査線とメッシュとの交点の
標高を計算することで通視可否を判定するようにしたシ
ステムである。第3図に視界図・レーダ覆域図の例を示
す。図のA点にレーダがあり、レーダで通視できる範囲
は白く、通視できない範囲は黒くなっている。
地域・地点指定処理部3aは、表示装置2にある範囲の
地図を表示する。先ず、オペレータは表示装置2の表示
を見ながら、マウス・キーボード1aの入力装置1から図
作成の地域・地点の指定情報を入力する。通視可否判定
処理部3bは、地域・地点指定処理部3aからの地域指定情
報を受け取ると、地図データベースが入ったファイル4
を参照して、対応する指定領域の標高についての情報を
読出し、基準点からメッシュとの交点が通視可能か否か
を判定する。通視可能か否かは第6図のようにして判断
することができる。
通視率算出部3cは、通視可否判定処理部3bの出力を受
けると、可視面積と総点面積を計算し(詳細は後述)、
(2)式に従って通視率を求める。視界図・覆域図表示
処理部3dでは、通視可否判定結果を基に、表示装置2の
地図上に見やすい表示ができるような信号を出力し、表
示装置2の補助画面に通視率を表示させるように信号を
出力する。この結果、第3図に示すような図面の片隅に
通視率が表示される。
次に、通視率算出処理部3cの面積を求める方法につい
て説明する。第4図は面積算出法の説明図である。図に
おいて、×印が走査線とメッシュとの交点であるものと
する。図の扇形の面積を小さい順にS1〜S5とする。n=
1番目の交点が影響を与える面積がS1であり、この面積
S1は S1=πr2・θ/2π (3) となる。ここで、rは円の半径、θは図の扇形の角度
(ラジアン表示)である。次に、n=2番目の交点が影
響を与える面積S2を求めると、 S2=π(2r)・θ/2π−S1 =3πr2・θ/2π =3S1 となる。このようにして、一般にn番目の交点が影響を
与える面積Snは Sn=(2n−1)S1 (4) 式で表される。
しかしながら、走査線の角度により、交点間の距離は
異なる。交点間の距離が最短の場合は、走査線とメッシ
ュとの角度が0゜,90゜,180゜,270゜の場合の交点間の
距離を基準(=1)として、走査線の角度に対応して変
化する交点間の距離の比率をkと定義する。例えば、走
査線とメッシュとの角度が0゜の時のkの値は1,45゜の
時は になる。従って、 (n×k)−{(n−1)×k} =k2×{n2−(n−1)} =k2×(2n−1) (5) この(5)式により各交点が影響を与える面積はk2×
(2n−1)となる。以上の方法により、可視面積,総点
面積を計算することができるので、算出される通視率を
面積比で表わすことができる。
[発明の効果] 以上、詳細に説明したように、本発明によれば視界図
・レーダ覆域図の作成において、可視面積の総面積に対
する比率で通視率を算出できるので、より正確に通視率
を算出することができる。また、複数の視界図・レーダ
覆域図を比較し、広域な視界・覆域を得るために最適な
地点を選択するのに寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の原理を示すフローチャート、 第2図は本発明方法を実施するシステム構成例を示す
図、 第3図は視界図・レーダ覆域図の例を示す図、 第4図は面積算出法の説明図、 第5図は従来の通視率算出方法を示す図、 第6図は可視,不可視の説明図、 第7図は従来方式の不具合の説明図である。 第2図において、 1は入力装置、 1aはマウス・キーボード、 2は表示装置、 3は中央演算装置、 3aは地域・地点指定処理部、 3bは通視可否判定処理部、 3cは通視率算出処理部、 3dは視界図・覆域図表示処理部、 4はファイルである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置に地図を表示し、座標入力装置に
    より覆域図の地域,地点の情報を入力して覆域図領域を
    特定し(ステップ1)、 記憶装置に格納されている地形データベースファイルか
    ら地図をメッシュに区分した標高についての情報を読込
    み、基準点からメッシュとの交点が通視可能か否かを判
    定し(ステップ2)、 通視可能か否かの判定結果により覆域図領域の可視面積
    及び総面積を計算し(ステップ3)、 前記総面積に対する前記可視面積の比率を算出する(ス
    テップ4)ようにしたことを特徴とするレーダ覆域図の
    通視率の算出方法。
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