JP2015055633A - デジタル化された地図データを修正するための技術 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナビゲーション装置の地図データベース中に保存された、デジタル化された地図データを修正する技術を提供する。
【解決手段】スクリーン上に表示された道路区間の一つが選択されたことを示す第一の利用者入力の実施を検出する工程S3と、スクリーン上の選択された道路区間の道筋を画面により操作することを示す、少なくとも一つの第二の利用者入力の実施を検出する工程S4と、検出された第二の利用者入力の実施に基づいて、選択された道路区間の操作された道筋を反映している修正された経路データを生成する工程S5と、修正された経路データを地図データベース中に保存する工程S7とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明(開示)は、広くナビゲーションに関係する局面に関する。特に、本発明はナビゲーション装置の地図データベース中に保存されたデジタル化された地図データを修正するための技術に関する。
スマートフォンやタブレットPCを含む最新のナビゲーション装置は、例えば、所定の地理上の位置の間の経路計算、デジタル化された地図の供給と可視化、道路網と計算された経路の可視化、興味地点、即ちPOI位置選定と可視化、POI、街路の名称と場所の名称に対する検索機能、ルート案内機能、交通情報データの提供などの、様々なナビゲーション機能を実行する。すべてのこれらの機能は、適切に系統的にまとめられ、互いに接続されなければならないデジタル化された形式の大量のナビゲーション情報を必要とする。この目的のために、少なくとも関連する属性と一緒に実際に道路網を表す経路データが、関係するデータベース内に系統的にまとめられ、装置に搭載される形で(例えば、SDカード上に)保存される。例えば、交通情報のような関連する他の情報がオンラインで提供されてもよい。
一般的に、地図データ供給者によって提供される経路データは、経路連結データと経路交点データを含んでいる。経路交点データは、道路網の交差点を表し、一組の経度と緯度の座標データを含んでいる。経路交点のデータは、さらに、交点を結び付ける経路連結がいかにお互いに結び付けられなければならないかのみならず、交差点あるいは交差のタイプや形状を定義する接合属性を含んでいる。このようにして、経路交点のデータは、交点を結び付ける隣接する連結(リンク)の間の接続を媒介する。経路連結データは、連続する交差の間の道路区間を順番に表している。経路連結のデータは、例えば、道路のタイプ、道路の形状、道路の分類、車線の情報、運行方向、所定の運行速度などの、道路区間の複数の属性情報を含んでいる。
道路区間の形状(即ち、道筋)は、対応する経路連結に関連付けられる一連の形状点によって表されることができる。各々の形状点は、経度と緯度の座標を含み、対応する道路区間の一部の形状を表している。連続的な形状点の間の距離は、数十メートルであってもよい(例えば、曲がりくねった道路の区間に対しては10から20メートル、まっすぐな道路部分に対してはおよそ40メートル)。隣接する形状点は、ポリラインの形式で、いわゆる道路の幾何線を形成する形状線によって結び付けられてもよい。このようにして、各々の経路連結は一連の形状点とその形状点の間の形状線に関連付けられている。
デジタル化された経路データは、地理上の位置あるいは対応する道路区間の道筋を正確に反映していないために、経路データが不正確あるいは誤ってデジタル化されることが起こり得るかもしれない。なおさらに、道路網は絶え間ない変更にさらされるかもしれない。そのような絶え間ない変更は、例えば、道路の曲がりくねった部分の直線化、十字状の交差から環状交差点への変形、道路あるいは交差の移転などを含んでいる。そのような変更は一般的に将来のデータベース更新によって考慮される。
デジタル化された地図データと実際の道路網の間の幾何構造のずれは、ルート案内の間に、地図の表示と地図マッチングにおいて問題を起こすかもしれない(地図マッチングは、現在の測定された地理上の位置が(例えば、GPSあるいはGalileoの位置)、ナビゲーション装置のスクリーン上に可視化された地図の地理上の位置で調整される技術を定義している)。例えば、不正確にデジタル化された街路を含む予め計算された経路に沿って運行している時に、ルート案内の間に、ナビゲーション装置が予め計算された経路からはずれた別の街路に、測定された利用者の位置を間違って割り当てることが起こるかもしれない。そのような場合は、経路アルゴリズムは再度経路計算を実施し、その結果として、利用者が現在従っている予め計算された経路の道筋と矛盾する操作指示が生成され、出力されるかもしれない。
現在、そのような悩ましい状況はすぐには修正されることができない。利用者は、地図データの誤ったデジタル化をすぐに解決する可能性を利用者自身では持っていない。利用者は、地図プロバイダーにデジタル化の問題を報告することができるだけである。その後、利用者は、地図データの供給者が地図データの更新をリリースするまで、待たなければならない。しかしながら、新しい更新がリリースされた場合であっても、その誤りが適切に修正されたという保証はない。そのような場合には、その利用者はより長い期間にわたって、利用者にとって非常に不便である誤ったデジタル化に対処しなければならない。
最近では、デジタル化の問題を克服するための最初のアプローチが利用可能になっている。例えば、TomTomは、「マップシェア」とよばれる技術を最近導入しており、その中で利用者は、POIデータを追加、削除、及び修正することが許可されている。加えて、「マップシェア」は、例えば、速度制限の修正、あるいは街路の名称の修正、あるいは方向を変える行動の変更のような、経路連結に関連付けられた属性を利用者が修正することを許可している。そのような修正は、表示装置上の関係された道路をマークし(特定し)、表示されたメニューの構造に従って修正点を入力することによって、実行されることができる。その後、修正されたデータは、その修正を承認し、承認された修正点を他の利用者に提供するプロバイダーへ送られる。「マップシェア」では、道路網の道筋(形状)は修正可能ではない。
本発明の目的は、間違いのあるデジタル化された地図データを即座に直すことにおいて、利用者を支援する簡単で一目瞭然の技術を提供することである。
第一の態様に従って、ナビゲーション装置の地図データベース中に保存されたデジタル化された地図データを修正する方法であって、前記地図データは複数の経路連結と複数の形状点の形式である経路データを含み、各々の前記経路連結はナビゲーションスクリーン上に表示するための、一つの道路区間の道筋を表す一連の前記形状点に関連付けられている。前記方法は、前記スクリーン上に表示された道路区間の一つが選択されたことを示す第一の利用者入力の実施を検出する工程と、前記スクリーン上の前記選択された道路区間の道筋を画面により操作することを示す、少なくとも一つ以上の第二の利用者入力の実施を検出する工程と、前記検出された第二の利用者入力の実施に基づいて、前記選択された道路区間の操作された道筋を反映している修正された経路データを生成する工程と、前記修正された経路データを前記地図データベース中に保存する工程と、を含んでいる。
地図データの提供者によって提供され、ナビゲーション装置の地図データベースの中に保存された地図データに対して、提供される修正技術は、適用可能であってもよい。この文脈においては、記載された修正技術は、複数の経路連結、複数の形状点、及び複数の経路交点の形式で道路網に対して経路データを系統的にまとめている、(地図データの供給者によって使用される)どのような地図データの規格に適用されてもよい。特に、ここに提示された技術は、地図データに対する物理記憶ファーマットから独立したナビゲーションシステムを表すNavigation Data Standard、即ちNDSフォーマットとの関係において実施されてもよい。NDSの用語においては、道路区間はさらに、経路連結と基部(base)連結に分割される。基部連結のデータは、地理上の一つのタイル内にある道路区間に関連付けられており、一方、経路連結のデータは、二つ以上のタイルにわたって伸びた道路区間に関連付けられている(NDSは、地図データベースを地図データの下部構造に分解し、各々の下部構造は所定の大きさの地理上のタイルに関連する地図データを表している)。両方の連結タイプは、同じ属性に関連付けられており、一連の形状点によって表される。それらは主に、その二つの連結タイプがNDSのデータベース構造の中にどのように保存されるかにおいてお互いに異なっている。しかしながら、本技術は、保存の詳細に依存しないので、両方の連結タイプに対して適用可能である。ここに使われた「経路連結」という用語は、NDSの連結の二つのタイプを含むように解釈されなければならない。提示された技術におけるNDSの実施は、図5と共により詳細に説明される。
経路連結に関連付けられる一連の形状点は、一つの道路区間の道筋を十分に表しているポリラインの形式で道路の幾何線を定義してもよい。この目的のために、隣接する一連の形状点は、形状線によって結び付けられてもよい。その形状線は、隣接する形状点の間を一時近似により、直線で接続したものを表してもよい。道路の幾何線の方向は、これらの一連の形状点によって定義されてもよく、道路の幾何線が属する経路連結の方向と一致していてもよい。一連の形状点(例えば、一連の形状点の数)及び道路の幾何を定義する形状線の幾何は、地図データベースを提供する地図データ供給者に依存してもよい。
第一の利用者入力の実施は、例えば、道路区間、交差点である交点、及び表示された形状点のような、一つ以上の表示された道路網の要素の選択の実施を含んでいる。その選択の実施は、タッチすること(タッチスクリーンが実装されている時)、あるいはマウスカーソルにより、選択される対象である表示された要素を選択することによる画面での選択の実施でもよい。
少なくとも一つの第二の利用者入力の実施は、選択された要素に適用される少なくとも一つの画面による変位の操作(例えば、ドラッグとドロップの実施、回転の実施、引き延ばしの実施、圧縮の実施など)を含んでいてもよい。その実施は、タッチの実施によって(例えば、タッチスクリーンが使用される場合には、指あるいはスタイラスをスクリーンの表面上で動かすことによって)、あるいはマウスカーソルを動かすことによって実行されてもよい。
一つの変形態様によれば、少なくとも一つの第二の利用者入力による選択された道路区間の道筋を画面により操作することは、選択された道路区間に関連付けられた一連の形状点のうち少なくとも一つの形状点の変位を含んでいてもよい。この文脈においては、画面により操作することは、少なくとも一つの表示された形状点のスクリーン位置の位置変化(変位)からなっていてもよい。少なくとも一つの形状点の変位は、スクリーンのどの方向に対しても実行されることができる。
少なくとも一つの第二の利用者入力による選択された道路区間の道筋を画面により操作することは、表示されたスクリーン位置から新しいスクリーン位置に形状点を動かすことによって、スクリーン上に表示された個々の形状点を変位させることを含んでもよい。個々の表示された形状点は、選択された道路区間の対応する形状点によって定義されるローカルな道筋を変更するために個々に移動させられてもよい。代わりとなる変形態様によれば、選択された道路区間の道筋を画面により操作することは、二つ以上の(隣接する)形状点、あるいは(一緒に変位される対象の形状点を選択しマークする利用者入力によって、手動で)グループ化された複数の形状点の共通の変位を含んでいてもよい。二つ以上の隣接する形状点の変位は、二つ以上の形状点を接続する表示された形状線を、表示されたスクリーン位置から新しいスクリーン位置に移動することに関連付けられてもよい。
さらなる変形態様によれば、スクリーン上の選択された道路区間の道筋を画面により操作することは、選択された道路区間に関連付けられたすべての形状点を集合的に変位することを含んでもよい。道路区間のすべての形状点を集合的に変位することは、選択された道路区間のすべての形状点が、全体として、道路区間に適用される実質的に同一で単一な変位の実施を受けることを意味してもよい。単一の変位の実施は、スクリーン上での道路区間の移動、道路区間の回転、道路区間の引き延ばし、あるいは道路区間の圧縮のうちの少なくともいずれか一つを含んでいてもよい。集合的な変位は、一連の形状点のすべてを(利用者により手動で)一緒にグループ化することによって示されてもよい。区間の形状が、というよりも地理上の位置がデジタル化されたデータによって不正確にあるいは不適切に反映されている場合には、そのような表示された道路区間の集合的な変位は、都合がよいかもしれない。
少なくとも一つの第二の利用者入力は、選択された道路区間の各々の形状点の変位を追跡することと、各々の変位された形状点に対する新しいスクリーン位置を検出ことによって、検出されてもよい。この文脈においては、スクリーン上に初期に表示された位置に対する各々の形状点の動きが追跡されてもよい。タッチスクリーンが使用されている場合には、第二の利用者入力はスクリーン上で実行されたタッチ入力を含んでいてもよく、変位はスクリーン上の指あるいはスタイラスの動きをセンサーで検知することによって検出されたスクリーンの軌跡から導き出される。加えて、あるいはその代わりに、第二の利用者入力は、表示装置上のマウスカーソルの動きを検出することを含んでよいことが認識される。
各々の、表示され追跡された形状点の検出された新しいスクリーン位置は、各々の変位された形状点に対する新しい地理上の位置座標に変換されてもよい。この目的のために、その変換工程は、表示された地図(部分)に基づいて、各々のスクリーン位置と表示された地図(部分)の対応する地図上の位置の間の特定の関係を決定することを含んでもよい。表示された地図の各々の地図上の位置は、保存された対応する地図データから検索可能な一組の地理上の座標(経度及び緯度)に関連付けられる。換言すれば、変換工程は、各々のスクリーン上の点の二次元位置を表すスクリーン座標システムと表示された地図(道路網)の地理上の座標によって定義された(全地球的あるいはローカルな)地理上の座標システムの間の特定の関係を決定することを含んでよい。両方の座標システムの間の決定された関係は、各々の検出されたスクリーン位置を表示された地図の対応する地理上の位置へ特定の関係で割り当てることを許可してもよい。
さらなる変形態様によれば、不正確にデジタル化された地図データを修正することは、画面による操作に対して、表示された道路区間(及び交差点である交点)を有効にするための編集モードへ初めに転換することを含んでよい。その編集モードは、編集モードが有効であることを表示するさらなる利用者入力に応じて有効化されることができる。編集モードが有効である時だけ、表示されたナビゲーションデータへの画面による操作が実行可能にされてもよい。そうでない時は、恣意的な利用者入力による望まない操作を避けるために、データは利用者の操作に対してロックされてもよい。編集モードはいつでも利用可能であってよい。特に、編集モードは、ルート案内あるいは他のナビゲーション機能が有効である間に、利用可能であってよい。
編集モードが有効である時、第一の利用者入力により選択された、これらの表示された道路区間の形状点は、可視化されてもよい。その代わりに、編集モードを有効化する時、すべての表示された道路区間の形状点は、表示された道路区間が編集可能であることを利用者に表示しているスクリーン上で可視化されてもよい。形状点は、道路区間の誤ってデジタル化された道筋を修正することにおいて、利用者を支援する。利用者は、スクリーン上の表示された形状点を単に動かすことによって道筋を容易に修正できる。道筋の修正と道路区間の位置修正自体は、存在している(すなわち、地図データの供給者によって提供され、地図データベース中に保存されているような)形状点を使用することによって、新しい道路区間のデータ(すなわち、形状点と形状線のデータ)の生成を要求することなしに、簡単に実行されることができる。
間違ってデジタル化された地図データを修正することは、道路区間の正しい道筋の信号を送る修正基準を必要としてもよい。一つの変形態様に従って、位置センサーによって検出された現在の利用者の位置は、表示された道路網と共にスクリーン上に(編集モードにおいて)表示されてもよい。この目的のために、スクリーン上の利用者の位置が、表示された道路網の最も近くに隣接する道路区間にそれをマッチングすることなしに表示されてもよい(導入部で説明された地図マッチング)。そのような場合においては、デジタル化された経路データに基づいて表示された道路区間と道路区間の実際の道筋の間の幾何学的なずれが可視化されてもよい。さらなる変形態様によれば、編集モードが有効になっている時に、検出されたマッチングされていない利用者位置の進行(すなわち、マッチングされていない利用者の位置によって定義された軌跡)が、記録され、スクリーン上に表示されることもまた可能である。その後、利用者は、道路区間の道筋を手動で修正するために、記録された軌跡を用いることができる。
現在の利用者位置を表示すること、あるいは追跡することの代わりに、あるいはこれに加えて、表示された道路網の複数の部分の実際の画像が、表示された地図データに重ね合わされることも考えられる。実際の画像とは、絵、写真、ビデオ画像、あるいは実際の道路網の部分を他の手段で描写した画像を表していてもよい。編集モードが有効である時に、実際の画像が表示された地図に重ね合わされてもよい。この目的のために、画像と道路網表示によって映し出された道路網の同じ道が、お互いに適切に一直線にそろうように、実際の画像はもとから表示されている道路網に合わせて適切に拡大縮小(スケーリング)されてもよい。重ね合わされた画像は、画像と道路網が同時に見えるようにされることができるために、透けて見えるようにされてもよい。
検出された新しいスクリーン位置に対応する新しい地理上の座標は、生成され移動され表示された形状点に割り当てられてもよい。新しい地理上の座標が、地図データ中の対応する形状点に対して、古い地理上の座標の代わりに用いられてもよい。その代用は、地図データベース中の新しい座標によって保存された古い座標データを上書きすることで簡単に達成されることができる。このようにして、データ構造の変更を要求することなしに、デジタル化された経路連結のデータを変更する、あるいは修正することが可能である。加えて、地理上の座標だけが代用されているので、地図データベースのサイズは修正された後であっても、実質的に維持されるかもしれない。その代わりに、追加的に新しい形状点が生成され、地図データ中に保存されることも認識されてよい。そのような場合には、新しい形状点が、地図データベースの構造中に追加的に導入されなければならない。
デジタル化された経路データは、さらに、道路網の交差点を表す経路交点のデータを含んでよく、表示された交差点である交点が、前記第一の利用者入力によって前記スクリーン上で選択されることができ、前記選択された交差点である交点はさらに、表示されたスクリーン位置から新しいスクリーン位置へ移動させられることができ、さらに、前記検出された第二の利用者入力に基づいて、前記移動させられた交差点である交点の検出された新しいスクリーン位置に対応する経路交点に対する地理上の位置データを生成する工程と、前記生成された地理上の位置データを前記データベース中に保存する工程を含んでいる。
さらに、コンピューター装置(例えば、ナビゲーション装置)上で実行されるプログラムコード部を有するコンピュータープログラム製品が上記の方法を実施するために、提供される。この目的のために、前記コンピュータープログラム製品は、コンピューターで読み取り可能な記録媒体(すなわち、メモリーカードあるいはROM)に保存されてもよい。
加えて、ナビゲーション装置の地図データベース中に保存されたデジタル化された地図データを修正するように構成されたナビゲーション装置であって、前記地図データは複数の経路連結と複数の形状点の形式である経路データを含み、各々の経路連結はナビゲーションスクリーン上に表示可能である、一つの道路区間の道筋を表す一連の前記形状点に関連付けられているナビゲーション装置が提供される。前記ナビゲーション装置は、前記スクリーン上に表示された道路区間の一つが選択されたことを示す第一の利用者入力の実施を検出し、前記スクリーン上の前記選択された道路区間の道筋を画面により操作することを示す、少なくとも一つの第二の利用者入力の実施を検出するように構成された検出部と、前記検出された第二の利用者入力の実施に基づいて、前記選択された道路区間の操作された道筋を反映している修正された経路データを生成するように構成された生成部と、前記修正された経路データを前記地図データベース中に保存するように構成された記憶部を備えている。
さらに、前記ナビゲーション装置は前記保存された地図データに基づいて、複数の道路区間と複数の道路交差点を表示すように構成されたスクリーンを有する表示部を含むもでもよい。
ここに記載された本発明(開示)のさらなる詳細、局面(態様)、及び利点が以下の図面を参照して明らかになるであろう。
本発明の実施形態の一例に従った装置の概略図である。 本発明の実施形態の一例に従った方法の概要を示す図である。 本発明の実施形態の一例に従ったデジタル化された地図データの修正を示す図である。 本発明の実施形態の一例に従った方デジタル化された地図データの一つの修正を示す図である。 Navigation Data Standard、即ち、NDSデータフォーマットの関係において、図2の方法の実施形態を示す図である。
以下の記載においては、説明の目的であって限定の目的ではなく、ここに開示された技術の完全な理解を提供するために、特別な詳細が示される。当業者においては、この技術がこれらの特別な詳細からはずれる他の実施の形態においても実施されることが明らかであろう。例えば、本実施の形態は主に乗り物に基づくナビゲーション装置の文脈で記載されるであろうが、しかしながら、これは乗り物のナビゲーション、歩行者のナビゲーション、あるいは自転車運転者のナビゲーションで用いられるスマートフォン、タブレットPC、携帯情報端末(PDA)、あるいはナビゲーションのアプリケーションを実行する他の装置と共に本技術を使用することを除外したものではない。
さらに、当業者は、この中で説明されたサービス、機能、及び工程は、プログラムが組み込まれたマイクロプロセッサーに関連するソフトウエア機能を用いて、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、あるいは汎用コンピューターを用いて実行されてもよいことを認識するであろう。以下の実施の形態は主に方法と装置の文脈で記載されているが、この中に開示された技術はコンピュータープロセッサーとそのプロセッサーに連結されたメモリーを含むシステムのみならず、コンピュータープログラム製品においても実行されてもよく、そのメモリーはここに開示されたサービス、機能、及び工程を実行する一つ以上のプログラムでエンコードされてもよいことも認識されるであろう。
図1は、ブロック図の形式で、本発明によるデジタル化された地図データの画面による修正を許容するナビゲーション装置1000(以下では装置1000として示される)の実施態様を示している。装置1000は、組み込まれたナビゲーション装置、あるいは携帯ナビゲーション装置(PND)であってよい。実施態様は、道路網に関連付けられて記載されているが、本発明はまた自転車道路網に対してもまた適用されることができる。
装置1000は、中央演算処理装置(CPU)の、または、マイクロプロセッサーの形式、あるいはソフトウエアモジュール(SWモジュール)の形式であるコア機能部1010、入力部1020、出力部1030、記憶部1040、検出部1050、生成部1060、位置センサー1070、及び少なくとも一つの通信インターフェース1080を含んでいる。
少なくとも一つの通信インターフェースは1080、地図データ及び交通情報の供給者とオンライン接続を設けるように構成されている。さらに、少なくとも一つの通信インターフェース1080は、他の装置とのオンライン接続を許可する。通信インターフェース1080を経由して、装置1000は更新された地図データとオンライン交通情報を受信することができる。加えて、装置1000は、インターフェース1080経由で修正された地図データを送信し、あるいは受信することによって、以下に詳細に記載された修正技術に従って、個々の利用者によって個人的に修正された地図データを共有することができる。この目的のために、インターフェース1080は、ハードウエアとソフトウエアの混成によるインターフェースとして実現されてもよい。
位置センサー1070は、現在の利用者の位置を検出するように構成されている。位置センサー1070は、全地球測位システムに関係して利用者の現在の地理上の位置を反映している経度及び緯度の情報を検出する絶対位置センサーとして実現されてもよい。そのような絶対位置センサーは、GPS、Galileo、Glonass、あるいは他の全地球測位システムからの信号を検出してもよい。それに代えて、あるいは加えて、位置センサー1070は、運行中の乗り物の運行された距離と方向を検出する相対的な位置センサーとして実現されてもよい。そのような場合には、運行中の乗り物の絶対位置は、デッドレコニング原理によって決定されてもよい。
記憶部1040は、デジタル化された形式で地図データを保存するように構成されている。地図データは、少なくとも一つのデータベース中に、所定のデータフォーマットに従って、系統的にまとめられ、構築されてもよい。例えば、データベース中のデータは、NDSフォーマットに従って系統的にまとめられ、あるいは他のフォーマットをとることができる。デジタル化された地図データは、地図データ供給者によって提供される。地図データを系統的にまとめるためのフォーマットは、地図データの供給者によって予め決定されている。少なくとも一つのデータベース1040中に保存された地図データは、道路区間の道路幾何構造(すなわち道筋)を示している経路連結のデータ及び関連付けられた形状点のデータを少なくとも含んでいる。地図データベース供給者に依存して、経路連結のデータは、例えば、道路区間の道路のタイプ、道路の分類、車線の情報、運行方向、所定の運行速度、などを記述している様々な経路連結の属性を含んでいてもよい。形状点のデータは、道路区間の道筋を十分に記述するために、道路区間の形状情報はもちろん、経度と緯度情報を含んでいる。地図データはさらに、道路網の道路交差点を示している系統的にまとめられた経路交点のデータを含んでいる。経路交点は、前述の導入部で記載された経路交点を結び付けている隣接する経路連結の間の接続を媒介する。経路交点のデータと経路連結のデータは、(例えば名前のデータのような、他の利用可能なナビゲーションデータはもちろんのこと)経路連結のデータ、形状点及び経路交点のデータの間の明白な関係を定義している関係する表の中に系統的にまとめられることができる。この文脈においては、経路連結のデータは、隣接する複数の経路交点を参照するために系統的にまとめられ、そして、経路交点は、一つの交点に結びついているすべての経路連結を参照するために系統的にまとめられる。同様に、形状点は、隣接する複数の形状線(隣接する形状点の間の道路の幾何的接続)を参照するために系統的にまとめられる。
上述の経路交点のデータ、経路連結のデータ、及び形状点のデータに加えて、地図データベースはさらに、例えば、POIデータ、オルソイメージデータ、TMCデータ、デジタルの地形データなどの向上されたナビゲーション機能に関連付けられたナビゲーションデータを含んでいてもよい。データの量は、地図データ供給者に依存してもよい。本発明の画面による修正技術は、機能を向上させられたナビゲーションのアプリケーションに関連付けられたデジタルのデータを含む地図データベースに対してもまた適用可能である。
入力部1020は利用者入力の実施を受け付けるように設計されている。入力の実施は、出発点、終点、あるいは中間点、あるいは他の関連する指示、あるいは特定の経路計算に対して必要とされるパラメーターの入力に関連付けられた利用者による実施を含んでよい。入力の実施は、例えば地図データを保存あるいは削除すること、地図データの更新を実行することによって地図データを自動的に修正すること、あるいは本発明に従って地図データを手動により修正することのような、地図データの操作に関連付けられた実施もまた含んでよい。この目的のために、入力装置は、タッチスクリーン、キーボード、マウス及び/又は話し言葉による入力を可能とするための音声認識システムを含んでいてもよい。
出力部1030は、案内の指示、出発点と終点の間の予め計算された経路についての情報、などを出力するために、地図データを可視化するように構成されている。この目的のために、出力装置は、視覚及び聴覚の出力を提供するために(例えばスクリーンや拡声器のような)視覚及び音響部品を含んでいてもよい。
1020から1080の各部は、情報交換のために、コア機能部1010と通信接続されている。検出部1050と生成部1060は、お互いに相互に通信し、及びコア機能部1010とも相互通信する、コア機能部1010内に統合されたソフトウエアサブモジュールとして或いは適切なソフトウエアルーチンを持つハードウエアモジュールとして実現されることができる。コア機能部は、対応するモジュール1020から1080の間のデータの移動を制御する。
検出部1050と生成部1060の機能は、図2に表されたフローチャートと共により詳細に説明される。
図2は地図データベース中にデジタル化されて保存された地図データを修正する方法の実施態様であるフローチャート101を示しており、その方法は、図1中に表された装置1000に基づいて模範的にここで説明される。以下に記載される方法は、ルート案内機能が有効である間に実行されることができる。その代わりに、その方法は、ルート案内が有効になっていない、あるいは中断された時にもまた実行されることができる。
以下においては、入力部1020と出力部1030がタッチスクリーンによって実現されていることが仮定されるであろう。しかしながら、請求の範囲に記載された発明の原理は、(以下においては、単にスクリーン1020と示される)タッチスクリーンに限定されるものではなく、マウスのような他の入力装置でもまた作用する。
第一の工程S1において、データベースから興味のある特定の地理上の領域の道路網の地図データを検索し、そして検索された地図データを当業者によって一般的に知られている描画する手順に従わせることによって、その領域の道路網が、スクリーン1020上に可視化される。可視化された興味のある地理上の領域は、ルート案内の間に、ナビゲーション装置によって自動的に表示(セット)される。例えば、装置1000は予め計算された経路の全体が見えるように、可視化された地理上の領域を調整してもよい。その代わりに、解像度を上げる目的で、ナビゲーション装置は、ルート案内の間に、可視化された地理上の領域を検出された現在位置の近くに制限してもよい。その代わりに、あるいはそれに加えて、地理上の位置は、利用者によって手動で調整されてもよい。
さらに、予め計算された経路に沿ったルート案内の間に、装置1000は可視化された地図データに関係する検出された現在の利用者位置を追加的に可視化する。スクリーン上の現在の利用者位置の可視化は、可視化された地図上に利用者の位置を配置することの役に立つ。さらに、利用者位置は、利用者がどの道路区間を現在運行しているかを絶えずモニターすることができるように、装置1000によって絶えず更新されている。
(予め計算された経路に沿って)運行している間に、利用者は表示された道路網、あるいは出力された操作指示が明らかに、利用者が現在運行している道路の道筋に一致していないという状況に遭遇することがあり得る(図3と図4と共に以下の記載もまた参照)。あるいは、スクリーン上に可視化された利用者の位置が一つの可視化された地図上の道路から隣接する地図上の道路へジャンプさせられることを、利用者は認識する。
そのような状況に対する地図データの手動による修正を提供するために、利用者はナビゲーション装置上で編集モードに転換することができる。この目的のために、編集モードの機能は、装置1000上で実行される。第二の工程S2において、利用者は、例えば、スクリーン1020上の表示された編集モード機能アイコンを選択することによって、編集モードを選択する。編集モードの他の選択オプションもまた考えられる。利用者の編集モード選択入力を受信した時に、コア機能部1010は編集モードを有効化する。その有効化は、次の利用者入力を決定するための検出部1050の有効化と利用者の操作を追跡するための生成部1060を有効化することを含む。加えて、一つの実施態様によれば、画面によるデータ修正の間に利用者を案内する追加的な指示が生成され、出力されてもよい(例えば、ポップアップメニュー、あるいはサブメニュー、あるいはプロンプトを含むウインドウ、あるいは修正がどのように実行されることができるのかに関連した指示の形式で)。さらに別の実施形態によれば、編集モードは、可視化された地図の色を変えることによって、あるいは編集モードが有効になっていることを画面に表示することによって、画面により示される。なおさらに、編集モードが有効になった時に、ルート案内は一時的に中断されても、あるいは継続されてもよい。
次の第三の工程S3において、編集モードが有効化された後で、利用者は一つ以上の道路区間と交差点である交点のうちの少なくとも一つを選択するように促される。道路区間を選択するタッチ入力を検出した時、検出部1050は、選択された道路区間を特定する。特定された道路区間の選択に基づいて、形状点と、選択された道路区間に関連付けられている隣接する形状点を接続する形状線がスクリーン1020上に可視化される。一連の形状点と形状点の間の形状線は、道路区間の幾何的な道路の線を定義する。地図データ供給者に依存して、形状点は10から40メートルの間の間隔で利用可能である。表示された形状点と形状線が現在編集可能、即ち、修正可能となっている。加えて、あるいはそれに代わり、利用者はさらに修正のために、一つの交差点である交点(即ち、経路交点)を選択することもまたできる。そのような追求により、表示された交差点である交点が編集可能である。
次の第四の工程S4において、選択された道路区間の道筋を修正するために、利用者は、スクリーン上の選択された道路区間の各々の形状点を個々に動かすことができる。利用者は各々の選択された形状点を個々に新しいスクリーン位置へドラッグしドロップすることができる。それに代わり、あるいは加えて、利用者は、対応する形状点を接続する連結線をドラッグ及びドロップすることにより、スクリーン上で二つの隣接する形状点を即座に動かすことができる。さらなる変形態様によれば、利用者は二つ以上の形状点、あるいは一連の形状点の全体を、共通の操作に対してグループ化することができる。さらに別の変形態様によれば、道路区間の道路幾何構造(即ち、道筋)を表す一連の形状点の対応する移動に関わる全道路区間を、利用者は移動させ、回転し、引き延ばし、及び圧縮することができる。
すべての変形態様において、生成部1060は、スクリーン上の形状点の変位を追跡し、各々の修正された形状点の新しいスクリーン位置を決定する。次の第五の工程S5において、生成部1060は、検出された新しいスクリーン位置に基づいて、各々の修正された形状点の新しい地理上の座標を決定する。新しい地理上の座標の決定は、各々のスクリーン位置と、全地球的(あるいはローカル)の座標システムの特定の経度及び緯度の座標に関連付けられている地理上の領域の一部を表している表示された地図データとの間の特定の関係を用いて実行される。移動させられた形状点に対して新しく生成された地理上の座標は、表示された地図に関係する選択された道路区間の形状点の地理上の変位を反映している。加えて、形状点に対して記載されたのと同様な移動、追跡、及び決定の手順が、交差点である交点に対して適用される。
スクリーンに表示された形状点及び/又は交差点である交点の移動を追跡し、移動させられた形状点の新しい地理上の座標を割り当てた後で、コア機能部1010は、利用者に実行された修正を確認するように促す(第6の工程S6)。
利用者が、その修正を確認した場合、生成部1060は、続く第7の工程S7において、形状点あるいは交差点である交点の古い地理上の座標を上書きすることによって、新しい形状点データ(移動させられた点に対する新しい座標データ)を、データベース中に保存する。道路区間の道路の修正は、既に利用可能な系統的にまとめられた形状点の保存された形状点データの修正を必要とするだけなので、提供された修正は、元の地図データベースの構造の修正を必要としない「ソフトな修正」となる。データは、データベース要素のサイズあるいは構成(即ち、例えば連結や交点のようなデータベース要素間の関係)に、影響を与えることなしに上書きされるだけなので、修正前後の地図データベースの構造は実質的に同じである。このため、図2と共に記載された修正技術は、地図データの供給者によって利用可能とされて、ナビゲーション装置の地図データベース中に保存されている既存の地図データの修正を必要とする。
以下において、不正確にデジタル化された地図データ、あるいは形状点の操作に基づく古くなった地図データに対する修正技術が、図3及び図4と共に詳細に記載されるであろう。図3(a)は、ルート案内の間に、表示された現在の利用者位置が隣接する道路へジャンプすることが観察される状況を示している。図3(b)は、道路の曲がり方が、現在の道路の幾何構造に明らかに一致していない状況を示している。図4(a)から図4(c)は、古い十字状交差点が、これまでの地図データの更新点によって更新されていない環状交差点に変形させられた状況を示している。すべてのこれらの状況において、正しいデータが更新によって調整されるまで待つことなく、利用者は手動で、地図データを最新の道路幾何構造に調整することができる。
図3(a)は、保存されデジタル化された地図データに基づく、二つの独立した道路部分30、40(太線参照)を含む、道路網部分の見取り図を示している。道路40の実際の道筋は、デジタル化されたデータからはずれており、破線で示された道路40’によって示されている。道路40のデジタル化されたデータは、アーチ状の実際の道路の道筋よりも、道路30からさらに離れているS字状の道筋を示している。表示された道路部分40が、予め計算された経路の一部であり、利用者がその経路に沿って運行している時、表示された利用者の位置(経路運行の間の利用者位置の実際の移動を示す塗りつぶされた一連の三角形11から14)は、利用者が運行している道路40(位置11、12)に第一の修正としてマッチさせ、次に隣接する道路30に突然ジャンプし、長い間、道路30にマッチしたままになる(図3(a)中の位置13、14)ということが、起こるかもしれない。道路30は予め決定されていた道路に含まれる部分ではないので、誤ったマッチングの結果として、利用者を当惑させ、混乱させるかもしれない誤った操作指示の出力に関連した、再経路計算が開始される。加えて、隣接する道路へのジャンプは、利用者を混乱させ、現在運転されている道路が、どの表示された道路に属しているかについて、利用者を疑いのある状況にさせておく。
そのような混乱する状況を即座に修正するために、利用者は編集モードに転換し、図2のフローチャート101と共に記載された手順を実行することができる。誤ってデジタル化された道筋の修正に対する基準として、表示された利用者位置が使用されることができる。編集モードにおいては、(図3(a)中の破線の三角形によって示される)実際の測定された利用者位置が道路にマッチングされることなしに、スクリーン1030上に表示されるように、マッチングアルゴリズムが有効にならないように設定されるかもしれない。利用者は、可視化された利用者位置の道筋を観察することができ、誤ってデジタル化された道路区間の道筋の手動による修正に対して、この位置を使用することができる。図2と共にこれまで既に説明してきたように、位置センサーによって表示された地理上の位置に対応する、道路区間の誤ってデジタル化された道筋をスクリーン上に映し出した、形状点32から35(形状点31から36を参照)を選択し、ドラッグすることによって、修正が手動で簡単に実行されることができる。タッチスクリーン上でのより複雑な操作は、運行中に実行されることが難しいので、位置センサーによる実際の地理上の位置の測定は、編集モードが有効な運行中に、記録されることができる。記録された利用者位置データは、道路区間の実際の道筋を反映する軌跡を形成する。この軌跡は、ロードされ、スクリーン上に表示され(運行後、あるいは休憩を取っている時でも)、誤ってデジタル化された道路区間のデータを手動で修正することに対しての基準として使用されることができる。図3(a)の矢印は、道路40の実際の道筋を再現するために、形状点32から35がスクリーン上の位置(及び地図位置32’から35’へ)へどのように移動させられなければならないかを示している。本発明による道路の道筋の修正は、実際の道路の道筋を反映しているように、表示された道路に関係する形状点32から35を適切に移動することによって、少なくとも達成されることができることに注意することが重要である。一連の形状点の新しい地理上の座標は、新しい道路の道筋を表している。形状線は、それが参照する二つの隣接する形状点の間の連結を表しているだけなので、形状線は自動的に移動し、手動で修正される必要はない。形状線と形状点の間の参照関係は、画面上の修正によって変更されることなく維持される。言い換えれば、画面による操作は、操作された形状点の地理上の位置は変更されるが、形状線と形状点の間の参照関係には影響を与えないということを、もたらす。交差点である交点の変位は、修正された交差点である交点の地理上の位置データを変更するだけであり、接続する交差点である交点に対する関係には変更がないので、このことは、交差点である交点と経路連結の関係に対してもまた当てはまる。このようにして、提供された修正技術は、形状点、形状線、及び交差点である交点の間の基本的な関係、従って、地図データベースの基本的なデータ構造を変化のないままにしておく。
図3(b)は、道路区間60の道筋の誤ったデジタル化に関連付けられた別の状況を示している。その図は利用者によって知覚された街路の道筋を示している。右下の挿入図は、保存されデジタル化された地図データからはずれた道路の幾何構造の可視化を示している。三角形61は、道路上の利用者の現在位置を示している。実際の道路の道筋が、ゆるやかな右曲がりを示している一方で、可視化されデジタル化されたデータは、急な右曲がりを提示している。利用者に問題を引き起こすかもしれない、実際の道路の道筋とデジタル化された道路のデータの間の明らかに重大な不一致が存在する。利用者は、実際には存在しない急峻な曲がりを予期するので、予測された急な右曲がりは、利用者を不安にするかもしれない。さらに、急な右曲がりを表す指示は、すぐに必要になりそうな操作に利用者の注意を追加的に引きつけるかもしれない(利用者への警報を)出力するかもしれない。道路の道筋のそのような不良なデジタル化を修正するために、利用者は再び編集モードに転換し、可視化された形状点62から67を単に選択しドラッグすることによって、前述の操作を実行することができる。この場合においては、カーブをゆるやかにするために、形状点63から65を位置63’から65’へ内側に単にドラッグすることによって(急な曲がりをゆるやかにするために、形状点が変位させられた方向を示している矢印を参照)、利用者は予測された急な凸形状の曲がりを無害化するであろう。道筋の修正、あるいは変更は自由裁量で、基準なしに実行されることができ、運転者により認められた実際の道路の道筋に、従って質的に似せることができる。その代わりに、センサー(GPS、Galileo)によって検出された表示された利用者位置は、前述の経路の道筋の修正に対する基準として使用されることができる。この場合は、形状点62から67は、位置センサーの位置として現れる地図の位置63’から65’へドラッグされる。さらに別の変形態様によれば、対応する道路区間の実際の画像が、もし可能であれば、可視化された道路区間に重ね合わされ、修正の参照として利用されることができる。形状点62から67は、重ね合わされた画像から導かれる道筋に関連付けるために移動させられる。そのような画像は、街路の画像供給者(Google(登録商標)ストリートビュー)から検索され、あるいは運行の間に街路の道筋の画像を記録することによって提供されることができる。
図4(a)から図4(c)において、保存されデジタル化された地図データによって予測された道路網が、実際の道路網の構成に一致していない別な状況が示されている。その状況は、十字状の交差点の環状交差点への変形に関連している。図4(a)は、交差点である交点dで交差している二つの道路20、21を示している。道路21の道路幾何構造は、一連の形状点であるa、b、c、d、i、j及び各々の隣接する一連の形状点を接続する、対応する形状線である1、2、3、8、9によって記述される。道路20は、一連の形状点であるd、e、f、g、h及び形状線4、5、6、7によって記述される。
示された道路の交差点の構成に対して、環状交差点の幾何構造の生成は、道路21の形状点iを、図4(b)の示された新しい位置に単に動かすことによって容易に実行されることができる(太字で示された形状点iを参照)。加えて、交点dをすべて参照している既に存在している形状線3、4、6、8は、図4(b)に示されているような連結の構成を形成するために、それぞれの形状点c、e、g、iを参照するように変更される。さらに、連結線3、4、6、8は、「環状交差点の連結」であるようにされる。そのような連結属性の変更は、編集モードにおいて編集可能な連結に関連し、装置1000によって提供される、特定の画面による属性変更メカニズムを用いて、画面によっても実行されることができる。例えば、画面による属性変更のメカニズムとしては、形状線3、4、6、8の一つを長時間選択し続ける操作が検出されると、ポップアップメニューを表示することを含んでいることが、考えられる。ポップアップメニューを通して、利用者は、線3、4、6、8が環状交差点に属していることを、各々の形状線3、4、6、8個々に対して(例えば、フラグを設定することによって)示すことができる。要するに、環状交差点は、十字状の交差点と基本的に異なる幾何構成であるけれども、単に既存の連結と形状点のデータを用いることによって生成されることができる。環状交差点から十字状の交差点への逆の変形が同様に実行されることは、明らかである。さらに、図4(b)の変形態様による変形では、形状点dを利用しないままにしておくことが、注意される。この形状点は、参照されない地図の要素としてデータベース中に残しておくことができるし、その代わりに、データベースが利用者による削除を許容する場合には(即ち、データベース要素の有効的な削除を妨げるように構成されていない場合は)、画面により削除されることができる。形状点dは、参照されないデータ要素を表しているので、それはナビゲーション機能をこれから妨害することはない。
図4(c)に示された代わりの変形態様によれば、環状交差点は、図4(a)の十字状の交差点を表している表示された連結と形状点のデータから、形状点dの形状点位置を形状点iの位置の方向に(形状点dの新しい位置は、図4(c)中に太字で示されている)移動することによって、画面により生成されることもできる。位置dの移動は、形状線8が(自動的に)短くされることに影響する。加えて、形状点dの参照を通して、形状線4及び6は、新しい環状交差点の構成の適切な一部分を(即ち、一連の形状点d、e、g及び形状線4、6によって定義される新しい環状交差点の第一の半分を)形成する。線3の参照を形状点dから形状点gへ変更することによって、そして、cとeの間に適切な接続(図4(c)中の破線を参照)を形成するために、形状点cとeを参照する新しい形状線10を画面により導入することによって、他の部分(即ち、第二の半分)が画面により容易に生成されることができる。もちろん、同様な変形の結果は、形状点dを別の方向に移動させることによっても実行されることができる。さらに、環状交差点を形成することに伴う形状線3、4、6、10の連結属性の操作は、図4(b)の環状交差点の生成に関連付けられた前述したのと同様な方法で実行されてもよい。
図4(b)に示した通り、環状交差点の生成は、例えば形状点や連結のような新しい地図要素を生成し、既存のデータベース(即ち、地図データ供給者によって提供された元のデータベース)の中に組み込むことを必ずしも必要としない。むしろ、既存の形状点の位置の適切な操作と参照する連結の適切な変更は、十字状の交差点の構成を環状交差点の構成に変形することに対して十分であり、その逆も成り立つ。使われないままの形状点は、データベース中の参照されないデータ要素として、維持してもよい。既存の地図データの要素だけを操作すること(即ち、新しいデータの要素を追加することなく、あるいは既存のデータの要素を削除することなく)の利点は、データベース構造、特に保存された要素間の参照関係が、地図データベース中のデータの一貫性を保ち、他のデータの悪影響を避ける、従って現状を損なう修正による影響を実質的に受けないままでいることである。
もちろん、利用者に基づき地図データの要素を追加したり、削除することをまた支援する(NDSフォーマットのような)フォーマットでデータベースが提供されている時は、新しい形状点と連結が、画面によって追加されたり、あるいは削除されたりすることができる(図4(c))。これは、削除される対象の形状点、あるいは連結を画面上でマークすることによって(例えば、長時間の選択操作によって)、あるいは、形状点及び/又は形状線を追加することに対する選択された道路区間の地図位置に対応するスクリーン位置を選択することによって、実行されることができる。形状点及び/又は形状線がデータベースに追加されることが許容されている場合は、環状交差点の幾何構造はより詳細に再現されることができる。しかしながら、他方で、新しい要素と既存のデータの要素の間の適切な参照関係を定義することによって、既存のデータベース構造中に、新しく追加された要素が信頼性高く組み込まれない場合は、形状点あるいは連結の追加は、データの悪影響あるいはデータの矛盾の確率を高める。
結論として、図5において、記載されたデータベース修正技術が、NDSデータベース標準と共に説明されるであろう。NDSは、バイナリあるいはテキストの形式で関係する表の形式にて地図データを保存する。加えて、地図データは、制限されたサイズのローカルな地理上の領域の地図データを表している、編集可能なサブユニット内に系統的にまとめられている。図5は、ナビゲーションソフトウエア開発キット200(ナビゲーションSDK)を経由して利用可能であるNDS地図データベース1040を示している。ナビゲーションSDK200は、ナビゲーション部品へのインターフェース201(即ち、例えば、経路計算、地図マッチング、地図を表示すること、ルート案内などのようなナビゲーション機能部へのインターフェース)、アクセス層202、及びNDSデータベースへのインターフェース203を含んでいる。アクセス層は、インターフェース201、203と通信接続され、インターフェース203から受信したNDSデータ構造を、ナビゲーション装置1000内のナビゲーション機能部によって用いられるデータ構造に変換するように設計されている。同様に、アクセス層202は、インターフェース201を通してナビゲーション機能部から受信したデータをNDSデータフォーマットに変換するように設計されている。利用者が、図2から図4と共に記載された表示された地図の画面による修正を実施している時、生成部1060によって生成された新しい経路データは、ナビゲーションSDK200内に転送される。アクセス層202は、修正されたデータをNDSフォーマット(バイナリあるいはテキスト形式)に転換する。その後、NDSに転換されたデータは、NDSデータベース中に保存される(図5中の矢印によって示された右側の経路を参照)。テキスト形式を用いる時、生成し修正された地図データは、対応するテキストデータを置き換えることができる。バイナリ形式を用いる時は、バイナリデータを抽出し、関連する部分を更新し、バイナリブロブを再生成し、その後それをNDSデータベース1040の中に保存し直すために、コンバージョンが必要となる。経路連結に関しては、メカニズムは、修正中に、他の経路連結への接続を考慮する必要がある。連結は、経路計算を許容することに対して、更新される必要がある。これは、経路連結への参照を通して実施される。
ここに提示された技術は、特別な実施の形態に関して記述されているが、当業者は本発明がここに記述されそして例示されている特別な実施の形態に限定されないことを認識するであろう。本開示は、単なる例示であることが理解されるはずである。従って、本発明はここに付けられた請求項の範囲によってのみ制限されることが意図されている。

Claims (19)

  1. ナビゲーション装置の地図データベース中に保存されたデジタル化された地図データを修正する方法であって、前記地図データは経路連結と形状点の形式である経路データを含み、各々の前記経路連結はスクリーン上に表示するための、道路区間の道筋を表す一連の前記形状点に関連付けられており、前記方法は、
    前記スクリーン上に表示された道路区間の一つが選択されたことを示す第一の利用者入力の実施を検出する工程と、
    前記スクリーン上の前記選択された道路区間の道筋を画面により操作することを示す、少なくとも一つの第二の利用者入力の実施を検出する工程と、
    前記検出された第二の利用者入力の実施に基づいて、前記選択された道路区間の操作された道筋を反映している修正された経路データを生成する工程と、
    前記修正された経路データを前記地図データベース中に保存する工程と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記選択された道路区間の道筋の画面による操作は、前記選択された道路区間に関連する前記一連の形状点のうちの少なくとも一つの形状点の変位を生ずることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択された道路区間の道筋の画面による操作は、表示されたスクリーン位置から新しいスクリーン位置へ前記形状点を移動させることによって、前記スクリーン上に表示された個々の形状点を変位させることを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記生成する工程は、検出された新しいスクリーン位置を、前記表示された形状点に対する新しい地理上の座標に変換することを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記選択された道路区間の道筋の画面による操作は、前記表示されたスクリーン位置から新しいスクリーン位置へ、前記表示された道路区間の少なくとも一部分を移動させることによって、前記道路区間の二つ以上の形状点を集合的に変位させることを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
  6. 前記少なくとも一つの第二の利用者入力を検出する工程は、前記各々の形状点の変位を追跡することと、各々の表示された形状点(31−36、62−67)に対して新しいスクリーン位置を検出することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記生成する工程は、前記検出された新しいスクリーン位置を、前記表示された形状点に対する新しい地理上の座標に変換することを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法は、さらに、表示された道路区間及び/又は形状点が、前記スクリーン上において画面により操作されることができることを利用者に示す、編集モードに転換する初期の工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記編集モードが有効になっている時に、前記表示された道路区間に関連する形状点が表示されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. ルート案内が有効になっている間に、前記編集モードが利用できることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前記方法は、さらに、表示された道路網の最も近くに隣接する道路区間に利用者の現在位置を合わせることなしに、前記スクリーン上に利用者の前記現在位置を表示することによって、地図データの修正基準を提供することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記方法は、さらに、前記スクリーン上に表示された道路網地図の一部分に実際の画像を重ね合わせることによって地図データの修正基準を提供することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記保存する工程は、前記選択された道路区間の経路データを、前記生成された経路データによって上書きすることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記保存する工程は、前記選択された道路区間の経路データを、前記生成された経路データによって上書きすることを含み、前記方法は、さらに、保存された形状点の地理上の位置データを、前記検出された新しい形状点の地理上の位置データによって、置き換えることを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  15. 前記経路データはさらに、道路網の交差点を表している経路交点のデータを含み、表示された交差点である交点が、前記第一の利用者入力によって前記スクリーン上で選択されることができ、前記選択された交差点である交点はさらに、表示されたスクリーン位置から新しいスクリーン位置へ移動させられることができ、前記方法は、さらに、
    前記検出された第二の利用者入力に基づいて、前記移動させられた交差点である交点の検出された新しいスクリーン位置に対応する経路交点に対する地理上の位置データを生成することと、
    前記生成された地理上の位置データを前記データベース中に保存することを、含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. コンピュータープログラム製品であって、該コンピュータープログラム製品がナビゲーション装置上で動作している時に、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の方法を実行するためのプログラムコード部を含むことを特徴とするコンピュータープログラム製品。
  17. コンピューターで読み取り可能な記録媒体に保存されていることを特徴とする請求項16に記載のコンピュータープログラム製品。
  18. ナビゲーション装置の地図データベース中に保存されたデジタル化された地図データを修正するように構成されたナビゲーション装置であって、前記地図データは経路連結と形状点の形式である経路データを含み、各々の前記経路連結はスクリーン上に表示するための、道路区間の道筋を表す一連の前記形状点に関連付けられており、前記装置は、
    前記スクリーン上に表示された道路区間の一つが選択されたことを示す第一の利用者入力の実施を検出し、前記スクリーン上の前記選択された道路区間の道筋を画面により操作することを示す、少なくとも一つの第二の利用者入力の実施を検出するように構成された検出部と、
    前記検出された第二の利用者入力の実施に基づいて、前記選択された道路区間の操作された道筋を反映している修正された経路データを生成するように構成された生成部と、
    前記修正された経路データを前記地図データベース中に保存するように構成された記憶部を備えるものであることを特徴とするナビゲーション装置。
  19. さらに、前記保存された地図データに基づいて、道路区間と道路交差点を表示すように構成されたスクリーンを有する表示部を含むものであることを特徴とする請求項18に記載のナビゲーション装置。
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