JP2530249Y2 - 表示ピン付き時計 - Google Patents

表示ピン付き時計

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JP2530249Y2
JP2530249Y2 JP1637791U JP1637791U JP2530249Y2 JP 2530249 Y2 JP2530249 Y2 JP 2530249Y2 JP 1637791 U JP1637791 U JP 1637791U JP 1637791 U JP1637791 U JP 1637791U JP 2530249 Y2 JP2530249 Y2 JP 2530249Y2
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wheel
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pin
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和弘 藤田
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セイコー電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、文字板の窓からみえ
る表示ピンを有する時計のおもしろ表示に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の時計のおもしろ表示構造を図8,
図9に示す。地板8に軸支する五番車13と該五番車に
係合し、かつ表示円板12を係止するステップモータ1
0のロータ11から成り、前記表示円板12に記された
二つのマークが文字板14の表示窓14bを介し、毎秒
交互に表示する構造であった。
【0003】図10においては従来の構造による時計を
示す。文字板14にデザインされた少年の目は表示窓1
4bであり、表示円板に記された二つのマークが文字板
14の表示窓14bを介し毎秒交互に表示する。つま
り、少年がまばたきをする表示を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の時計の
おもしろ表示においては二つのマークが文字板の表示窓
を介し、毎秒交互に表示する単調なものであるため、表
示にあきがくるという課題があった。そこで、この考案
の目的は従来のこのような課題を解決するために、平面
的な表示の変化ではなく、立体的を表示の変化を得るこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案は常時日の裏車と係合するつづみ車を有す
る時計においては、外周部に偏心部を形成したつづみ車
と表示ピンばねにより、前記つづみ車の偏心方向に押し
付けられた表示ピンを有する構成とした。また常時小鉄
車と係合する日の裏車を有する時計においては、歯車厚
み方向にテーパ部を形成した日の裏車と表示ピンばねに
より、前記日の裏車の歯車厚み方向に押し付けられた表
示ピンを有する構成とした。
【0006】以上の構成により、立体的な表示の変化を
得るようにした。
【0007】
【作用】上記のように構成された表示ピン付き時計にお
いては、時計の輪列の回転によりつづみ車の偏心部又は
日の裏車のテーパ部が回転する。そして、文字板の窓よ
り表示ピンが突出し、あるいは没入する連続作動を得る
ことができる。
【0008】
【実施例】以下に、この考案の実施例を図面に基づいて
説明する。図1,図2,図3において、筒車1には日の
裏車2と係合する歯車が形成される。日の裏車2は、つ
づみ車3と係合する歯車と共に、前記筒車と係合するか
なが形成される。つづみ車3は巻真6と係合する穴と外
周に偏心部3aとを形成していると共に前記日の裏車2
と係合する歯部が形成される。表示ピン4は地板8及び
筒車押え7で軸支され、かつ表示ピンばね5により、前
記つづみ車3の偏心方向に押し付けられている。
【0009】図4,図5,図6において、筒車1は日の
裏車2と係合する歯車が形成される。日の裏車2は小鉄
車9と係合する厚み方向にテーパ部2aを有する歯車を
形成していると共に、前記筒車1と係合するかなが形成
される。表示ピン4は地板8で軸支され、かつ表示ピン
ばね5により前記日の裏車2の歯車厚み方向に押し付け
られている。
【0010】次に表示ピンの上下連続作動について説明
する。図1,図2,図3において、日の裏車2の回転が
つづみ車3に伝達され、前記つづみ車3が回転する。さ
らにつづみ車3の偏心部3aと係合する表示ピン4がつ
づみ車3の回転により上下作動を行う。図4,図5,図
6において、日の裏車2のテーパ部2aに係合する表示
ピン4が日の裏車2の回転により上下作動を行う。
【0011】図7においては、本考案の構造による時計
の外観図を示す。文字板14にデザインした少年の目
は、表示窓であり、前記文字板14の窓14aから表示
ピン4が突出し、投入し、つまり少年の目玉が飛び出す
表示を行う。
【0012】
【考案の効果】この考案は、以上説明したように輪列の
回転に連動した表示ピンの上下連続作動を用いることに
より、立体的なおもしろ表示を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】本考案の実施例を示す断面図である。
【図3】本考案の実施例を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す平面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図7】本考案による時計の実施例の外観図である。
【図8】従来例を示す平面図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
【図10】従来例による時計の外観図である。
【符号の説明】
1 筒車 2 日の裏車 2a 日の裏車テーパ部 3 つづみ車 3a つづみ車偏心部 4 表示ピン 5 表示ピンばね 6 巻真 7 筒車押え 8 地板 9 小鉄車 10 ステップモータ 11 ロータ 12 表示円板 13 五番車 14 文字板

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部操作部と係合する巻真と該巻真に係
    合し、かつ日の裏車と常時係合するつづみ車を有する時
    計において、外周部に偏心部を形成したつづみ車と支持
    部材に軸支され、かつ表示ピンばねにより前記つづみ車
    の偏心部の方向に押し付けられた表示ピンと、前記表示
    ピンに対応した位置に窓を設けた文字板とを有すること
    を特徴とする表示ピン付き時計。
  2. 【請求項2】 外部操作部と係合する巻真と針合わせ状
    態において前記巻真と係合し、かつ日の裏車と常時係合
    する小鉄車を有する時計において、歯車厚み方向にテー
    パ部を形成した日の裏車と支持部材に軸支され、かつ表
    示ピンばねにより前記日の裏車の歯車厚み方向に押し付
    けられた表示ピンと、前記表示ピンに対応した位置に窓
    を設けた文字板とを有することを特徴とする表示ピン付
    き時計。
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CH702127B1 (fr) * 2007-05-25 2011-05-13 Paul Hartzband Pièce d'horlogerie munie d'un tour d'heures variable.

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