JP2530103B2 - 針ストッパ及び針取り外し装置並びに同装置を使用して注射器内に血液サンプルを保持する方法 - Google Patents
針ストッパ及び針取り外し装置並びに同装置を使用して注射器内に血液サンプルを保持する方法Info
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- JP2530103B2 JP2530103B2 JP5273709A JP27370993A JP2530103B2 JP 2530103 B2 JP2530103 B2 JP 2530103B2 JP 5273709 A JP5273709 A JP 5273709A JP 27370993 A JP27370993 A JP 27370993A JP 2530103 B2 JP2530103 B2 JP 2530103B2
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/32—Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
- A61M5/3205—Apparatus for removing or disposing of used needles or syringes, e.g. containers; Means for protection against accidental injuries from used needles
- A61M5/321—Means for protection against accidental injuries by used needles
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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- A61M2005/3103—Leak prevention means for distal end of syringes, i.e. syringe end for mounting a needle
- A61M2005/3107—Leak prevention means for distal end of syringes, i.e. syringe end for mounting a needle for needles
- A61M2005/3109—Caps sealing the needle bore by use of, e.g. air-hardening adhesive, elastomer or epoxy resin
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動脈血液ガス注射器の
ような注射器の針のためのストッパに関し、より特定す
ると、片手による針のカバー及びシールを可能にし且つ
引き続いて注射器筒からこの針を安全に分離させ収容す
ることを可能にするストッパに関する。
ような注射器の針のためのストッパに関し、より特定す
ると、片手による針のカバー及びシールを可能にし且つ
引き続いて注射器筒からこの針を安全に分離させ収容す
ることを可能にするストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】皮下注射器は、開口した基端と、当該基
端と反対側の先端とを備えた注射器筒を含む。基端と先
端との間には、円筒形の壁が延びていて注射器筒内に液
体収容チャンバを画成している。注射器筒の先端は、当
該先端を貫通してチャンバと連通している通路が設けら
れている。この先端はまた、前記通路及びチャンバと連
通している針カニューレを収容するような形状とされて
いる。従来技術による皮下注射器はまた、前記チャンバ
の円筒形の壁と液密係合状態で摺動するプランジャをも
備えている。プランジャを先端に向かって摺動すること
により、チャンバ内の液体が通路及び針カニューレを介
して排出される。逆に、プランジャを基端方向に摺動す
ると、針カニューレ及び通路を介して液体がチャンバ内
に抜き取られる。
端と反対側の先端とを備えた注射器筒を含む。基端と先
端との間には、円筒形の壁が延びていて注射器筒内に液
体収容チャンバを画成している。注射器筒の先端は、当
該先端を貫通してチャンバと連通している通路が設けら
れている。この先端はまた、前記通路及びチャンバと連
通している針カニューレを収容するような形状とされて
いる。従来技術による皮下注射器はまた、前記チャンバ
の円筒形の壁と液密係合状態で摺動するプランジャをも
備えている。プランジャを先端に向かって摺動すること
により、チャンバ内の液体が通路及び針カニューレを介
して排出される。逆に、プランジャを基端方向に摺動す
ると、針カニューレ及び通路を介して液体がチャンバ内
に抜き取られる。
【0003】ほとんどの皮下注射針には、輸送中及び病
院へ運ぶ間に、損傷したり汚染したりすることから針を
保護すると共に医療従事者が清潔な未使用の針を含め針
によって偶然に穿刺されるのを防止するために、針シー
ルド又はカバーが備えられている。針シールド又はカバ
ーは、典型的には、皮下注射針を使用する直前に取り外
される。注入するために使用される皮下注射器は、典型
的には、針によって偶然に穿刺されるのを更に保護する
ために、注入の直後に特別の鋭利物収集器内へ廃棄され
る。しかしながら、患者から液体を抜き取るのに使用さ
れる動脈血液ガス注射器のような皮下注射器は、液体が
適当に排出されるまで廃棄することができない。この状
態で針によって偶然に穿刺されるのを防止するために、
針カニューレは、取り外されるか又は針ストッパによっ
て覆われる。
院へ運ぶ間に、損傷したり汚染したりすることから針を
保護すると共に医療従事者が清潔な未使用の針を含め針
によって偶然に穿刺されるのを防止するために、針シー
ルド又はカバーが備えられている。針シールド又はカバ
ーは、典型的には、皮下注射針を使用する直前に取り外
される。注入するために使用される皮下注射器は、典型
的には、針によって偶然に穿刺されるのを更に保護する
ために、注入の直後に特別の鋭利物収集器内へ廃棄され
る。しかしながら、患者から液体を抜き取るのに使用さ
れる動脈血液ガス注射器のような皮下注射器は、液体が
適当に排出されるまで廃棄することができない。この状
態で針によって偶然に穿刺されるのを防止するために、
針カニューレは、取り外されるか又は針ストッパによっ
て覆われる。
【0004】いくつかの治療方法においては、動脈血液
を定期的にサンプリングし且つ排出する必要がある。例
えば、二酸化炭素、酸素及びpHの含有量が測定され
る。動脈血液はまた、ナトリウム及びカリウムのような
電解質の濃度を測定されることもある。
を定期的にサンプリングし且つ排出する必要がある。例
えば、二酸化炭素、酸素及びpHの含有量が測定され
る。動脈血液はまた、ナトリウム及びカリウムのような
電解質の濃度を測定されることもある。
【0005】動脈血液ガス注射器は、皮下注射器と似て
いるが、血液の凝固を防止するために、チャンバ内に液
体若しくは乾燥したヘパリンのような凝固防止剤をも含
んでいる。また、動脈血液ガス注射器は、通常、プラン
ジャと組み合わせて、チャンバ内から、空気のような気
体は追い出すが血液のような液体が漏れ出るのを遮断す
るのを可能にする手段を含んでいる。
いるが、血液の凝固を防止するために、チャンバ内に液
体若しくは乾燥したヘパリンのような凝固防止剤をも含
んでいる。また、動脈血液ガス注射器は、通常、プラン
ジャと組み合わせて、チャンバ内から、空気のような気
体は追い出すが血液のような液体が漏れ出るのを遮断す
るのを可能にする手段を含んでいる。
【0006】動脈血液ガス分析のために動脈血液ガス注
射器を使用するのは、いくつかの理由から難しい。動脈
は患者の体内の深い所にある場合が多く、従って、注射
器を配置するのが難しい。従って、医師、技師若しくは
採血者は、針を正しく深く挿入しなければならず、患者
にかなりの不快感を与える。医師は、患者から注射器を
外した後すぐに、出血を防止するために穿刺された動脈
を押さえなければならない。動脈血液ガスの正確な測定
をするためには、動脈血液サンプルを迅速にシールし
て、血液が大気と反応するのを防止しなければならな
い。しかしながら、この方法は、実際には、医師が穿刺
された傷を押し付けるために片手を使用する必要があ
り、このため、針カニューレをシールし且つ血液が充填
された注射器を取り扱うのに片方の手しか残っていな
い。
射器を使用するのは、いくつかの理由から難しい。動脈
は患者の体内の深い所にある場合が多く、従って、注射
器を配置するのが難しい。従って、医師、技師若しくは
採血者は、針を正しく深く挿入しなければならず、患者
にかなりの不快感を与える。医師は、患者から注射器を
外した後すぐに、出血を防止するために穿刺された動脈
を押さえなければならない。動脈血液ガスの正確な測定
をするためには、動脈血液サンプルを迅速にシールし
て、血液が大気と反応するのを防止しなければならな
い。しかしながら、この方法は、実際には、医師が穿刺
された傷を押し付けるために片手を使用する必要があ
り、このため、針カニューレをシールし且つ血液が充填
された注射器を取り扱うのに片方の手しか残っていな
い。
【0007】従来技術として、患者から抜き取った針カ
ニューレをシールするための構成部品を備えた動脈血液
ガス注射器キットがある。特に、従来技術によるキット
は、動脈血液ガス注射器と約1cm3のゴム、プラスチ
ック又はコルク製のキューブを含む。医師は、通常、こ
のキューブを患者の近くの平坦な面上に置く。次いで、
標準的な方法で、動脈血液サンプルを採取する。医師
は、針カニューレを患者から抜き取った後、片手で傷を
押さえつつ、他方の手を使用して針カニューレの先端を
患者の近くの作業面に置かれたキューブに突き刺す。こ
のキューブは、医師が止血している間、針カニューレを
塞いで血液と空気との反応を防止する。医師は、次い
で、血管鉗子若しくは手で針を取り外し、使用済みの針
を鋭利物を収集する適当な安全収集器内へ廃棄する。注
射器の先端は、次いで、先端キャップによってカバーさ
れる。血液が充填され先端キャップを取り付けた注射器
は、通常、氷を入れた容器内に入れられて研究所に送ら
れる。
ニューレをシールするための構成部品を備えた動脈血液
ガス注射器キットがある。特に、従来技術によるキット
は、動脈血液ガス注射器と約1cm3のゴム、プラスチ
ック又はコルク製のキューブを含む。医師は、通常、こ
のキューブを患者の近くの平坦な面上に置く。次いで、
標準的な方法で、動脈血液サンプルを採取する。医師
は、針カニューレを患者から抜き取った後、片手で傷を
押さえつつ、他方の手を使用して針カニューレの先端を
患者の近くの作業面に置かれたキューブに突き刺す。こ
のキューブは、医師が止血している間、針カニューレを
塞いで血液と空気との反応を防止する。医師は、次い
で、血管鉗子若しくは手で針を取り外し、使用済みの針
を鋭利物を収集する適当な安全収集器内へ廃棄する。注
射器の先端は、次いで、先端キャップによってカバーさ
れる。血液が充填され先端キャップを取り付けた注射器
は、通常、氷を入れた容器内に入れられて研究所に送ら
れる。
【0008】従来技術による動脈血液ガス注射器キット
は、いくつかの欠点がある。例えば、小さなゴム製のキ
ューブは、針の動きをガイドしないし制限もしない。従
って、針は、医師によって挿入される間にはずれるか又
は挿入中に小さなゴム製のキューブの側面から突き出る
ことがある。同様に、この小さなキューブは、挿入中に
傾き、それによって針の先端がキューブを貫通する。い
ずれの場合にも、針の先端は露呈され、大気が注射器内
の動脈と反応する。更に、針の先端が露呈されること
は、偶発的に針によって穿刺されることにつながる。注
射器筒から針を取り外す手段は、偶発的な針による穿刺
の危険性を減じるかもしれないが、動脈血液ガス注射器
キット内に別個の取り外し手段を備えることはキットを
より複雑なものとする。
は、いくつかの欠点がある。例えば、小さなゴム製のキ
ューブは、針の動きをガイドしないし制限もしない。従
って、針は、医師によって挿入される間にはずれるか又
は挿入中に小さなゴム製のキューブの側面から突き出る
ことがある。同様に、この小さなキューブは、挿入中に
傾き、それによって針の先端がキューブを貫通する。い
ずれの場合にも、針の先端は露呈され、大気が注射器内
の動脈と反応する。更に、針の先端が露呈されること
は、偶発的に針によって穿刺されることにつながる。注
射器筒から針を取り外す手段は、偶発的な針による穿刺
の危険性を減じるかもしれないが、動脈血液ガス注射器
キット内に別個の取り外し手段を備えることはキットを
より複雑なものとする。
【0009】上記したように、従来技術は、偶発的な穿
刺を防止するために、針を覆うように配置することがで
きる多くの形式の針シールドを含む。しかしながら、こ
れらの従来技術による針シールドは、一般的に、針の先
端を塞がないので、動脈血液ガス分析方法に実際上必要
とされる片手によるシールドには適さない。
刺を防止するために、針を覆うように配置することがで
きる多くの形式の針シールドを含む。しかしながら、こ
れらの従来技術による針シールドは、一般的に、針の先
端を塞がないので、動脈血液ガス分析方法に実際上必要
とされる片手によるシールドには適さない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、針カニュー
レの効率的な片手による閉塞を可能にする針ストッパを
提供することを目的とする。
レの効率的な片手による閉塞を可能にする針ストッパを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の針ストッパは、
針カニューレの不適切な挿入を防止し又は針カニューレ
の過度の挿入を防止するような形状とされ、それによっ
て、偶発的な針による穿刺を防止する助けとなる。この
ストッパはまた、注射器筒から針カニューレを十分に効
率良く取り外すことができるような形状とされている。
針カニューレの不適切な挿入を防止し又は針カニューレ
の過度の挿入を防止するような形状とされ、それによっ
て、偶発的な針による穿刺を防止する助けとなる。この
ストッパはまた、注射器筒から針カニューレを十分に効
率良く取り外すことができるような形状とされている。
【0012】本発明の針ストッパは、対向する頂端と底
端とを備えたほぼ筒状の垂直の側壁と、これらの壁の間
に設けられた針収容チャンバとを有する。頂端から底端
までの間を測定したこの筒状の側壁の高さは、その中に
挿入される針カニューレの長さよりも長い。この筒状の
側壁の底部は、垂直の側壁のための効率的な支持部材を
画成するような大きさ及び形状としてもよい。例えば、
この側壁は、側壁の底端が頂端よりも大きい断面積の切
頭円錐形又はピラミッド形状であってもよい。シェルの
外方に傾斜した側壁によって、針カニューレがシェル内
に完全に挿入される前に針カニューレが側壁と係合する
可能性が最少にされることは、本発明の重要な利点であ
る。完全に挿入される前に針が側壁と係合すると、針の
鋭い先端が側壁を貫通し且つ側壁から外方に突出する。
このシェルはまた、側壁の底端から外方に延びている支
持フランジを含み、シェルを直立させて支持するのを確
実にする。
端とを備えたほぼ筒状の垂直の側壁と、これらの壁の間
に設けられた針収容チャンバとを有する。頂端から底端
までの間を測定したこの筒状の側壁の高さは、その中に
挿入される針カニューレの長さよりも長い。この筒状の
側壁の底部は、垂直の側壁のための効率的な支持部材を
画成するような大きさ及び形状としてもよい。例えば、
この側壁は、側壁の底端が頂端よりも大きい断面積の切
頭円錐形又はピラミッド形状であってもよい。シェルの
外方に傾斜した側壁によって、針カニューレがシェル内
に完全に挿入される前に針カニューレが側壁と係合する
可能性が最少にされることは、本発明の重要な利点であ
る。完全に挿入される前に針が側壁と係合すると、針の
鋭い先端が側壁を貫通し且つ側壁から外方に突出する。
このシェルはまた、側壁の底端から外方に延びている支
持フランジを含み、シェルを直立させて支持するのを確
実にする。
【0013】シェルの頂端は、開口しており且つ針カニ
ューレがその中に挿入できるような大きさとされてい
る。シェルの頂端は、更に、針ハブと係合するような形
状とされており且つ注射器筒からハブを分離するのを容
易にするような形状であってもよい。
ューレがその中に挿入できるような大きさとされてい
る。シェルの頂端は、更に、針ハブと係合するような形
状とされており且つ注射器筒からハブを分離するのを容
易にするような形状であってもよい。
【0014】本発明の針ストッパは更に、針収容チャン
バ内にシール部材を含む。このシール部材は、針カニュ
ーレが容易に穿刺される一方、針を塞いで動脈血液サン
プルの劣化を防止するように選択される。例えば、この
シール部材は、粘土、ワックス若しくはある種のゴム及
びプラスチック又はその他の適当な材料であってもよ
い。
バ内にシール部材を含む。このシール部材は、針カニュ
ーレが容易に穿刺される一方、針を塞いで動脈血液サン
プルの劣化を防止するように選択される。例えば、この
シール部材は、粘土、ワックス若しくはある種のゴム及
びプラスチック又はその他の適当な材料であってもよ
い。
【0015】本発明はまた、動脈血液ガスのサンプルを
効率良く安全に抜き取り且つ保護するための部品からな
るキットに関する。この部品キットは、ヘパリンのよう
な凝固防止剤と上記の針ストッパとを含む動脈血液ガス
注射器組立体を含む。このキットは更に、注射器筒から
針ハブを取り外した後に当該注射器筒に設けられた通路
を包囲して保護するための先端キャップを含んでもよ
い。
効率良く安全に抜き取り且つ保護するための部品からな
るキットに関する。この部品キットは、ヘパリンのよう
な凝固防止剤と上記の針ストッパとを含む動脈血液ガス
注射器組立体を含む。このキットは更に、注射器筒から
針ハブを取り外した後に当該注射器筒に設けられた通路
を包囲して保護するための先端キャップを含んでもよ
い。
【0016】本発明の針ストッパは、通常、最初は患者
に近接した作業面上に底端を支持させることによって使
用される。医師は、次いで、針カニューレからシールド
を取り外し動脈血液サンプルを採取する。医師は、一方
の手を使用して患者から針を引き抜き、他方の手で穿刺
傷を押さえる。医師は、片方の手で押さえながら、針カ
ニューレの先端を針ストッパの開口した先端に挿入す
る。針カニューレを十分挿入して針の先端をシール部材
内に十分に入れ、針ハブをシェルの頂端と結合させる。
医師は、次いで、血液とヘパリンのような凝固防止剤と
を注射器筒内で混合する。止血が完了すると、医師は、
注射器筒を片方の手に係合させ、もう一方の手で針スト
ッパのシェルを係合させる。注射器筒を針ストッパに対
して移動させることによって、針ハブを注射器筒から分
離させる。次いで、注射器筒の通路はキャップをかぶせ
られ、安全に接続された針カニューレ、ハブ及びストッ
パを鋭利物収集器内に廃棄する。最後に、効率良くシー
ルされた動脈血液サンプルは、分析のために研究所に送
られる。
に近接した作業面上に底端を支持させることによって使
用される。医師は、次いで、針カニューレからシールド
を取り外し動脈血液サンプルを採取する。医師は、一方
の手を使用して患者から針を引き抜き、他方の手で穿刺
傷を押さえる。医師は、片方の手で押さえながら、針カ
ニューレの先端を針ストッパの開口した先端に挿入す
る。針カニューレを十分挿入して針の先端をシール部材
内に十分に入れ、針ハブをシェルの頂端と結合させる。
医師は、次いで、血液とヘパリンのような凝固防止剤と
を注射器筒内で混合する。止血が完了すると、医師は、
注射器筒を片方の手に係合させ、もう一方の手で針スト
ッパのシェルを係合させる。注射器筒を針ストッパに対
して移動させることによって、針ハブを注射器筒から分
離させる。次いで、注射器筒の通路はキャップをかぶせ
られ、安全に接続された針カニューレ、ハブ及びストッ
パを鋭利物収集器内に廃棄する。最後に、効率良くシー
ルされた動脈血液サンプルは、分析のために研究所に送
られる。
【0017】
【実施例】動脈血液ガス分析方法のための部品キット
が、図1において、全体として番号10によって示され
ている。このキットは、皮下注射器12と、針ストッパ
14と、先端キャップ16とを含み、これらの全てがシ
ールされた保護パッケージ18内に封入されて保護さ
れ、パッケージ18は、フォイル及びプラスチックシー
ト材料を含む多くの材料及び構造部材によって形成する
ことができる。
が、図1において、全体として番号10によって示され
ている。このキットは、皮下注射器12と、針ストッパ
14と、先端キャップ16とを含み、これらの全てがシ
ールされた保護パッケージ18内に封入されて保護さ
れ、パッケージ18は、フォイル及びプラスチックシー
ト材料を含む多くの材料及び構造部材によって形成する
ことができる。
【0018】動脈血液ガス注射器12は、ほぼ円筒形の
注射器筒20を含み、この注射器筒は、開口した基端2
2と、先端24と、基端及び先端間に延びた液体収容チ
ャンバ26とを備えている。チャンバ26は、液体若し
くは乾燥ヘパリンのような凝固防止剤を含む。注射器筒
20の先端は、軸線方向に貫通して延び且つチャンバ2
6と連通している通路30を有する先端部28を含む。
注射器の先端28の回りに同軸状にカラー32が配設さ
れており、このカラーには内側ねじ列が設けられてい
る。針カニューレ34はハブ36に堅固に取り付けられ
ており、ハブ36は注射器筒20の先端においてカラー
32の内側ねじと取り外し自在に係合している。この注
射器はまた、カラー無しでハブが先端部とハブとの間の
摩擦干渉嵌合によって注射器筒上に保持されるように作
ることもできる。シールド38は、針カニューレを覆っ
て取り外し自在に係合させて偶発的な針による穿刺及び
使用前の汚染を防止する。
注射器筒20を含み、この注射器筒は、開口した基端2
2と、先端24と、基端及び先端間に延びた液体収容チ
ャンバ26とを備えている。チャンバ26は、液体若し
くは乾燥ヘパリンのような凝固防止剤を含む。注射器筒
20の先端は、軸線方向に貫通して延び且つチャンバ2
6と連通している通路30を有する先端部28を含む。
注射器の先端28の回りに同軸状にカラー32が配設さ
れており、このカラーには内側ねじ列が設けられてい
る。針カニューレ34はハブ36に堅固に取り付けられ
ており、ハブ36は注射器筒20の先端においてカラー
32の内側ねじと取り外し自在に係合している。この注
射器はまた、カラー無しでハブが先端部とハブとの間の
摩擦干渉嵌合によって注射器筒上に保持されるように作
ることもできる。シールド38は、針カニューレを覆っ
て取り外し自在に係合させて偶発的な針による穿刺及び
使用前の汚染を防止する。
【0019】シールプラグ若しくはストッパ組立体40
は、プランジャロッド41の先端に取り付けられ且つ注
射器筒と液密係合状態で摺動する。動脈血液ガス注射器
のシールプラグは、疎水性のフィルタのようなフィルタ
を備えて、血液がシールを越えて通過するのを防止しつ
つチャンバ内の血液収容空間から空気が出て行くのを許
容する。従って、ストッパ40は、最初は、通気プラグ
の役目を果たし、その後フィルタが血液と接触するとシ
ールプラグの役目を果たす。
は、プランジャロッド41の先端に取り付けられ且つ注
射器筒と液密係合状態で摺動する。動脈血液ガス注射器
のシールプラグは、疎水性のフィルタのようなフィルタ
を備えて、血液がシールを越えて通過するのを防止しつ
つチャンバ内の血液収容空間から空気が出て行くのを許
容する。従って、ストッパ40は、最初は、通気プラグ
の役目を果たし、その後フィルタが血液と接触するとシ
ールプラグの役目を果たす。
【0020】このようなストッパは、ラッテンボーグ
(Rattenborg)に付与された米国特許第4,
340,067号において教示されている。
(Rattenborg)に付与された米国特許第4,
340,067号において教示されている。
【0021】動脈血液ガスキットの先端キャップ16
は、注射器筒20の先端28と係合するような大きさ及
び形状になされて、当該先端28を通る通路30をシー
ルし、大気とチャンバ26内の動脈血液との反応を防止
するようになされている。先端キャップは、通常、ゴム
によって作られ且つ注射器筒の先端を受け入れる端部が
閉塞された空洞を含む。以下に説明するように、先端キ
ャップは、針カニューレ34とハブ36とが分離された
後に注射器先端28に取り付けてもよい。典型的な先端
キャップは、オデル(Odell)に付与された米国特
許第4,444,310号に示されている。
は、注射器筒20の先端28と係合するような大きさ及
び形状になされて、当該先端28を通る通路30をシー
ルし、大気とチャンバ26内の動脈血液との反応を防止
するようになされている。先端キャップは、通常、ゴム
によって作られ且つ注射器筒の先端を受け入れる端部が
閉塞された空洞を含む。以下に説明するように、先端キ
ャップは、針カニューレ34とハブ36とが分離された
後に注射器先端28に取り付けてもよい。典型的な先端
キャップは、オデル(Odell)に付与された米国特
許第4,444,310号に示されている。
【0022】図2,3,4において、針ストッパ14が
更に詳細に説明されている。このストッパはシェル42
を含み、このシェルは、堅固で硬く、針の穿刺に対して
抵抗力がある熱可塑性樹脂材料によって一体成形するの
が好ましい。しかしながら、このシェルは、熱硬化性樹
脂、ガラス、金属又はその他の針の穿刺に抗する材料に
よって作ってもよい。シェル42は、底端46、これと
反対側の開口した頂端48及び底端46と頂端48との
間に延びる針収容チャンバ50とを有するほぼ切頭円錐
形の側壁44を含む。シェル42のこの切頭円錐形の側
壁は、動脈血液ガス注射器上のハブ36から突出してい
る針34の部分の全長を越える高さ“A”を画成する
(図2参照)。切頭円錐形の側壁44は、当該側壁の頂
端がより小さい断面を画成し、底端がより大きい断面を
画成するような形状とされている。以下に更に説明する
ように、この形状は本発明の重要な利点である。なぜな
らば、この形状によって、針がチャンバ50内へと更に
挿入されたときに、開口した頂端48内に挿入された針
が引っ掛かって側壁44を穿刺するのを減じるからであ
る。切頭円錐形の側壁44の向きはまた、針ストッパ1
4の安定性にも寄与する。この安定性は、底端46から
外方に延び且つシェル42の大きな断面を画成するほぼ
平坦な基部52によって更に向上せしめられる。
更に詳細に説明されている。このストッパはシェル42
を含み、このシェルは、堅固で硬く、針の穿刺に対して
抵抗力がある熱可塑性樹脂材料によって一体成形するの
が好ましい。しかしながら、このシェルは、熱硬化性樹
脂、ガラス、金属又はその他の針の穿刺に抗する材料に
よって作ってもよい。シェル42は、底端46、これと
反対側の開口した頂端48及び底端46と頂端48との
間に延びる針収容チャンバ50とを有するほぼ切頭円錐
形の側壁44を含む。シェル42のこの切頭円錐形の側
壁は、動脈血液ガス注射器上のハブ36から突出してい
る針34の部分の全長を越える高さ“A”を画成する
(図2参照)。切頭円錐形の側壁44は、当該側壁の頂
端がより小さい断面を画成し、底端がより大きい断面を
画成するような形状とされている。以下に更に説明する
ように、この形状は本発明の重要な利点である。なぜな
らば、この形状によって、針がチャンバ50内へと更に
挿入されたときに、開口した頂端48内に挿入された針
が引っ掛かって側壁44を穿刺するのを減じるからであ
る。切頭円錐形の側壁44の向きはまた、針ストッパ1
4の安定性にも寄与する。この安定性は、底端46から
外方に延び且つシェル42の大きな断面を画成するほぼ
平坦な基部52によって更に向上せしめられる。
【0023】シェル42の切頭円錐形の側壁は、当該側
壁から外方に延びている複数の長手方向に延びたリブ5
4を備えることを特徴としている。このリブは、凸凹表
面を形成し、この表面は、以下に説明するように、針ス
トッパの把持及び回転を容易にする。
壁から外方に延びている複数の長手方向に延びたリブ5
4を備えることを特徴としている。このリブは、凸凹表
面を形成し、この表面は、以下に説明するように、針ス
トッパの把持及び回転を容易にする。
【0024】切頭円錐形の側壁44の開口した頂端48
は、針収容チャンバ内につながっている外方を向いた針
導入チャンバ56を備えているのが好ましい。針を針収
容チャンバ内へとガイドする助けとするために、開口し
た頂端にフレア形状を設けることも本発明の範囲に含ま
れる。針収容チャンバ50のハブ係合部分58は、面取
り部分56のすぐ下方に配設されており且つ動脈血液ガ
ス注射器の針ハブの形状と合致するように若干内方に傾
斜している。
は、針収容チャンバ内につながっている外方を向いた針
導入チャンバ56を備えているのが好ましい。針を針収
容チャンバ内へとガイドする助けとするために、開口し
た頂端にフレア形状を設けることも本発明の範囲に含ま
れる。針収容チャンバ50のハブ係合部分58は、面取
り部分56のすぐ下方に配設されており且つ動脈血液ガ
ス注射器の針ハブの形状と合致するように若干内方に傾
斜している。
【0025】シェル42の切頭円錐形の側壁は更に、開
口した頂端48に近接した位置に複数の内方に向いた係
止用突出部64を備えることを特徴としている。この係
止用突出部は、針カニューレを針収容チャンバ50内へ
十分に挿入した後に針ハブの外方表面領域と係合する大
きさになされている。
口した頂端48に近接した位置に複数の内方に向いた係
止用突出部64を備えることを特徴としている。この係
止用突出部は、針カニューレを針収容チャンバ50内へ
十分に挿入した後に針ハブの外方表面領域と係合する大
きさになされている。
【0026】この針ストッパは更に、針収容チャンバ5
0内の底部に隣接した位置から頂部と底部との中間の位
置までの領域に配設されたシール部材66を備えている
ことを特徴とする。このシール部材は、粘土、ワック
ス、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラ
ストマ又はポリマー発泡剤から作ることができ、針カニ
ューレによって穿刺でき且つ針収容チャンバ50内へ十
分に挿入した後に針の先端の内側に外気が触れるのを防
止する。
0内の底部に隣接した位置から頂部と底部との中間の位
置までの領域に配設されたシール部材66を備えている
ことを特徴とする。このシール部材は、粘土、ワック
ス、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラ
ストマ又はポリマー発泡剤から作ることができ、針カニ
ューレによって穿刺でき且つ針収容チャンバ50内へ十
分に挿入した後に針の先端の内側に外気が触れるのを防
止する。
【0027】図1に示すように、動脈血液ガスキツト1
0は、最初に、パッケージ18を開け、次いで注射器1
2及び針ストッパ14を取り出して使用する。針ストッ
パのシェル42の基部52は、図4に示すように、患者
の近くのいろいろな向きの作業台(水平面68が好まし
い)上に配置され、切頭円錐形の側壁44の頂端48が
水平面68から内方に突出するようになされる。医師
は、次いで、注射器筒20から針シールド38を取り外
して針カニューレ34を露出させる。医師は、次いで、
針カニューレ34の先端を患者の選択された動脈内に挿
入し、血液を注射器筒のチャンバ26内へと抜き取る。
十分な量の動脈血液が注射器筒26内に抜き取られる
と、医師は、片手で注射器筒を押さえて患者から針カニ
ューレ34を抜き取るであろう。医師は、次いで、すぐ
に自分のもう一方の手を使用して穿刺した傷を押さえて
止血させる。
0は、最初に、パッケージ18を開け、次いで注射器1
2及び針ストッパ14を取り出して使用する。針ストッ
パのシェル42の基部52は、図4に示すように、患者
の近くのいろいろな向きの作業台(水平面68が好まし
い)上に配置され、切頭円錐形の側壁44の頂端48が
水平面68から内方に突出するようになされる。医師
は、次いで、注射器筒20から針シールド38を取り外
して針カニューレ34を露出させる。医師は、次いで、
針カニューレ34の先端を患者の選択された動脈内に挿
入し、血液を注射器筒のチャンバ26内へと抜き取る。
十分な量の動脈血液が注射器筒26内に抜き取られる
と、医師は、片手で注射器筒を押さえて患者から針カニ
ューレ34を抜き取るであろう。医師は、次いで、すぐ
に自分のもう一方の手を使用して穿刺した傷を押さえて
止血させる。
【0028】上記したように、動脈血液と外気との反応
を避けるために、針カニューレ34の先端38を迅速に
シールする必要がある。患者と医療従事者とを偶発的な
針による穿刺から守ることもまた重要である。医師は、
注射器を針ストッパ14の長手軸線と整合させることに
より及び針カニューレ34の先端をシェル42の開口端
部48内に配置することによって、両方の目的を達成す
る。医師は、次いで、図4に示すように、針カニューレ
34を開口頂端48内へと進める。針カニューレ34の
先端35を十分に挿入すると、針カニューレ34の先端
35は、シール部材66と係合してシールされるであろ
う。医師は、針ハブ36が図5に示すように針ストッパ
14のシェルの開口頂端48に隣接した係止用突出部6
4と係合するまで注射器を軸線方向に進ませ続けるであ
ろう。針カニューレ34のシェル42の針収容チャンバ
内へのこのような挿入は、医師が患者の穿刺傷を押さえ
続けながら片方の手で行うことに注目されるべきであ
る。針カニューレ34と、針ハブ36とを針収容チャン
バ内に完全に配置した後に、医師は、注射器チャンバ内
に予め充填されていたヘパリンと動脈血液とを混合する
ために、回転及び/又は逆さにして注射器を動かす。
を避けるために、針カニューレ34の先端38を迅速に
シールする必要がある。患者と医療従事者とを偶発的な
針による穿刺から守ることもまた重要である。医師は、
注射器を針ストッパ14の長手軸線と整合させることに
より及び針カニューレ34の先端をシェル42の開口端
部48内に配置することによって、両方の目的を達成す
る。医師は、次いで、図4に示すように、針カニューレ
34を開口頂端48内へと進める。針カニューレ34の
先端35を十分に挿入すると、針カニューレ34の先端
35は、シール部材66と係合してシールされるであろ
う。医師は、針ハブ36が図5に示すように針ストッパ
14のシェルの開口頂端48に隣接した係止用突出部6
4と係合するまで注射器を軸線方向に進ませ続けるであ
ろう。針カニューレ34のシェル42の針収容チャンバ
内へのこのような挿入は、医師が患者の穿刺傷を押さえ
続けながら片方の手で行うことに注目されるべきであ
る。針カニューレ34と、針ハブ36とを針収容チャン
バ内に完全に配置した後に、医師は、注射器チャンバ内
に予め充填されていたヘパリンと動脈血液とを混合する
ために、回転及び/又は逆さにして注射器を動かす。
【0029】一度止血すると、医師は、穿刺傷を押さえ
ている手をはずしてもよい。医師は、次いで、片手で動
脈血液ガス注射器を把持し、もう一方の手で針ストッパ
を把持する。針ストッパ14を注射器12の方向に軸線
に沿って動かすことによって、ストッパ14を針ハブ3
6上に完全に配置することができる。医師は、次いで、
針ストッパ14を注射器筒20に関して回転させてもよ
い。針ストッパ14のシェル上に設けられた係止用突出
部64によって、針ハブを針ストッパによって回転さ
せ、注射器筒20の先端に設けられたねじ付きのカラー
32及び注射器先端28から外す。止血がまだ完了して
いない場合には、この取り外し作業は片手で行うことも
できる。分離された針カニューレ34、針ハブ36及び
針ストッパ14は、すぐさま適当な鋭利物収集容器内へ
廃棄することができる。針の先端がシール部材によって
シールされているので、針内の血液が廃棄中に針のシー
ルされていない端部から出ることがないことは本発明の
利点である。次いで、先端キャップ16が注射器筒12
の先端を覆うように係合され、注射器をシールし且つ動
脈血液ガスと大気との反応の可能性を減じる。シールさ
れた動脈血液ガス注射器は、次いで、氷を含むプラスチ
ックバッグ内に入れられて血液ガス内容物の分析のため
に研究所に直接送られる。
ている手をはずしてもよい。医師は、次いで、片手で動
脈血液ガス注射器を把持し、もう一方の手で針ストッパ
を把持する。針ストッパ14を注射器12の方向に軸線
に沿って動かすことによって、ストッパ14を針ハブ3
6上に完全に配置することができる。医師は、次いで、
針ストッパ14を注射器筒20に関して回転させてもよ
い。針ストッパ14のシェル上に設けられた係止用突出
部64によって、針ハブを針ストッパによって回転さ
せ、注射器筒20の先端に設けられたねじ付きのカラー
32及び注射器先端28から外す。止血がまだ完了して
いない場合には、この取り外し作業は片手で行うことも
できる。分離された針カニューレ34、針ハブ36及び
針ストッパ14は、すぐさま適当な鋭利物収集容器内へ
廃棄することができる。針の先端がシール部材によって
シールされているので、針内の血液が廃棄中に針のシー
ルされていない端部から出ることがないことは本発明の
利点である。次いで、先端キャップ16が注射器筒12
の先端を覆うように係合され、注射器をシールし且つ動
脈血液ガスと大気との反応の可能性を減じる。シールさ
れた動脈血液ガス注射器は、次いで、氷を含むプラスチ
ックバッグ内に入れられて血液ガス内容物の分析のため
に研究所に直接送られる。
【0030】概して、針ストッパは、動脈血液ガス注射
器の針カニューレの片手による保護及びシールのために
設けられる。この針ストッパは、底端、開口頂端及びこ
れらの間の針収容チャンバを有する剛性のシェルを含
む。このシェルの底端は、ほぼ水平面上に直立させてシ
ェルを支持するような形状とされている。粘土、ワック
ス又はある種のプラスチック若しくはゴムのようなシー
ル部材が、針収容チャンバ内に配設されて、その中に挿
入された針カニューレの先端を塞ぐ。針カニューレの閉
塞は、医師が穿刺傷を押さえるために片方の手を使用し
ながら、もう片方の手で安全に行うことができる。止血
がなされた後に、医師は、両方の手で針ストッパを注射
器筒に対して回転させることができる。針ストッパを針
ハブと係合させることによって、針ハブと当該針ハブに
取り付けられた針カニューレとが注射器筒からねじによ
って分離されて安全に廃棄できる。この取り外し作業も
また、止血が完了していない場合には、片手で行うこと
ができる。次いで、注射器筒の先端をシールすることが
でき、動脈血液サンプルは、分析のために研究所に送る
ことができる。
器の針カニューレの片手による保護及びシールのために
設けられる。この針ストッパは、底端、開口頂端及びこ
れらの間の針収容チャンバを有する剛性のシェルを含
む。このシェルの底端は、ほぼ水平面上に直立させてシ
ェルを支持するような形状とされている。粘土、ワック
ス又はある種のプラスチック若しくはゴムのようなシー
ル部材が、針収容チャンバ内に配設されて、その中に挿
入された針カニューレの先端を塞ぐ。針カニューレの閉
塞は、医師が穿刺傷を押さえるために片方の手を使用し
ながら、もう片方の手で安全に行うことができる。止血
がなされた後に、医師は、両方の手で針ストッパを注射
器筒に対して回転させることができる。針ストッパを針
ハブと係合させることによって、針ハブと当該針ハブに
取り付けられた針カニューレとが注射器筒からねじによ
って分離されて安全に廃棄できる。この取り外し作業も
また、止血が完了していない場合には、片手で行うこと
ができる。次いで、注射器筒の先端をシールすることが
でき、動脈血液サンプルは、分析のために研究所に送る
ことができる。
【図1】動脈血液サンプルを抜き取るための部品キット
の部分破断平面図である。
の部分破断平面図である。
【図2】図1に示した針ストッパの側面図である。
【図3】図2の線3−3に沿った断面図である。
【図4】動脈血液ガス注射器と本発明による針ストッパ
との斜視図である。
との斜視図である。
【図5】動脈血液ガス注射器の針が針ストッパ内に挿入
されてシールされた状態を示す断面図である。
されてシールされた状態を示す断面図である。
【図6】針ストッパと係合し且つ注射器から分離された
針カニューレと針ハブとの断面図である。
針カニューレと針ハブとの断面図である。
【符号の説明】 10 部品キット、 12 注射器、 14 針ス
トッパ、 16 先端キャップ、 18 パッケー
ジ、 20 注射器筒、 32 カラー、34 針
カニューレ、 36 針ハブ、 38 シールド、
66 シール部材
トッパ、 16 先端キャップ、 18 パッケー
ジ、 20 注射器筒、 32 カラー、34 針
カニューレ、 36 針ハブ、 38 シールド、
66 シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンソニー・ジェイ・コシンスキ アメリカ合衆国ニュージャージー州 07974,マレー・ヒル,プリンストン・ ドライブ 79 (56)参考文献 特開 昭63−216577(JP,A) 実開 平1−130740(JP,U) 実開 平1−140937(JP,U) 米国特許3876067(US,A)
Claims (10)
- 【請求項1】 注射器筒と、同注射器筒に取り外し自在
に係合される針ハブと、同針ハブに取り付けられる針カ
ニューレとを備えた皮下注射器、のための針ストッパ及
び針取り外し装置であって、 底部と、開口した頂部と、同底部及び頂部間において針
収容チャンバを形成する側壁とを有するシェルであっ
て、前記針収容チャンバは、前記針カニューレと前記針
ハブの少なくとも一部分とを収容するような大きさにな
されており、前記針カニューレが前記針収容チャンバ内
に挿入されたときに前記針ハブと係合するためのハブ係
合手段が設けられており、前記側壁は、前記針収容チャ
ンバが同側壁の前記底部に近い位置でより大きい断面部
分を形成するように外方に傾斜しており、当該傾斜によ
って前記針収容チャンバ内へ針カニューレを挿入する際
に同針カニューレが前記側壁に当たるのを防止する助け
となるようになされている、前記シェルと、 前記針収容チャンバ内に配設された穿刺可能なシール部
材であって、前記針カニューレを前記針収容チャンバ内
に挿入すると、当該シール部材によって前記針カニュー
レが閉塞され、前記針ハブが前記ハブ係合手段と係合す
ることによって同針ハブを前記注射器筒から分離するこ
とができるようになされた、前記シール部材と、からな
る装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の針ストッパ及び針取り
外し装置であって、前記シェルが、更に、前記側壁の前
記底部の近くにほぼ平らで前記シェルを直立状態で支持
するような大きさとされている基部を含むことを特徴と
する装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の針ストッパ及び針取り
外し装置であって、前記シェルの前記ハブ係合手段が、
前記側壁の前記頂部の近くに設けられていることを特徴
とする装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の針ストッパ及び針取り
外し装置であって、前記ハブ係合手段が、前記シェルの
側壁から内方に突出している複数の係止用突出部を含
み、当該係止用突出部は、前記針ハブと回転不可状態で
係合するような大きさになされていることを特徴とする
装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の針ストッパ及び針取り
外し装置であって、前記側壁の頂部が、前記針カニュー
レの挿入を容易にするために、外方に広がった前記針収
容チャンバへの入口を形成していることを特徴とする装
置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の針ストッパ及び針取り
外し装置であって、前記シェルの側壁が、前記シェルの
把持及び回転を容易にするための凹凸表面を有する外側
面を含むことを特徴とする装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の針ストッパ及び針取り
外し装置であって、前記側壁がほぼ筒状であることを特
徴とする装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載の針ストッパ及び針取り
外し装置であって、前記シール部材が、粘土、ワック
ス、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラ
ストマ及びポリマー発泡剤からなる群から選択されたも
のであることを特徴とする装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載の針ストッパ及び針取り
外し装置であって、前記シェルが、熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、金属及びガラスからなる群から選択された材
料によって形成されていることを特徴とする装置。 - 【請求項10】 先端を備えた注射器筒と、同先端に取
り外し自在に取り付けられた針ハブと、同針ハブに取り
付けられた針カニューレとを備えた注射器内に血液サン
プルを保持する方法であって、 底端、開口した頂端及びこれらの底端と頂端との間に針
収容チャンバを形成する側壁を備えたシェルであって、
前記頂端は前記針ハブと係合するようになされており、
前記針収容チャンバ内には穿刺可能なシール部材が配設
されている前記シェルを有する針ストッパを準備し、 前記シェルの底端をほぼ水平面上で支持し、 前記シェルの開口した頂端から前記注射器の針カニュー
レを同針カニューレが前記シール部材によって閉塞され
るまで前記針収容チャンバ内に十分深く挿入する、こと
からなる方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US96949692A | 1992-10-30 | 1992-10-30 | |
US969496 | 1992-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06190043A JPH06190043A (ja) | 1994-07-12 |
JP2530103B2 true JP2530103B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=25515636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5273709A Expired - Fee Related JP2530103B2 (ja) | 1992-10-30 | 1993-11-01 | 針ストッパ及び針取り外し装置並びに同装置を使用して注射器内に血液サンプルを保持する方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5483973A (ja) |
EP (1) | EP0595507B1 (ja) |
JP (1) | JP2530103B2 (ja) |
AU (1) | AU665457B2 (ja) |
CA (1) | CA2108049C (ja) |
DE (1) | DE69322932T2 (ja) |
SG (1) | SG52280A1 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5807374A (en) * | 1997-08-14 | 1998-09-15 | Becton, Dickinson And Company | Syringe filling and delivery device |
US5928215A (en) * | 1997-08-14 | 1999-07-27 | Becton, Dickinson And Acompany | Syringe filling and delivery device |
CA2229522A1 (en) * | 1998-04-15 | 1999-10-15 | Thomas Randall Inkpen | Needle aid |
US6050981A (en) * | 1998-05-11 | 2000-04-18 | Merit Medical Systems, Inc. | Wound irrigation system with flexible shield |
CA2465436A1 (en) * | 2001-11-02 | 2003-05-15 | Meridian Medical Technologies, Inc. | A medicament container, a medicament dispensing kit for administering medication and a method for packaging the same |
WO2003103750A1 (en) * | 2002-06-05 | 2003-12-18 | Elan Pharma International Limited | Injector adapter and combination thereof |
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RS59584B1 (sr) | 2008-07-18 | 2019-12-31 | Ucb Biopharma Sprl | Sistemi za davanje lekova pacijentima sa reumatoidnim artritisom |
USD641078S1 (en) | 2008-12-29 | 2011-07-05 | Ucb Pharma, S.A. | Medical syringe with needle tip cap |
EP2201967A1 (en) * | 2008-12-23 | 2010-06-30 | Sanofi-Aventis Deutschland GmbH | Drug delivery device |
WO2010115819A1 (en) * | 2009-03-31 | 2010-10-14 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Mounting arrangement and coupling assembly for a drug-delivery device |
US20110071475A1 (en) * | 2009-09-18 | 2011-03-24 | Becton, Dickinson And Company | Outer cover of a pen needle for a drug delivery pen |
EP2585145B1 (en) | 2010-08-19 | 2014-03-05 | West Pharmaceutical Services, Inc. | Rigid needle shield |
EP2540329A1 (en) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | Sanofi-Aventis Deutschland GmbH | Needle assembly attachment and removal device |
GB201706217D0 (en) * | 2017-04-19 | 2017-05-31 | Conceptomed As | Sealed packages containing medical device components |
USD881392S1 (en) | 2018-07-27 | 2020-04-14 | Becton, Dickinson And Company | Syringe needle shield |
BR112021001432A2 (pt) * | 2018-07-27 | 2021-04-27 | Becton, Dickinson And Company | protetor de agulha para seringa |
CN113125205A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-07-16 | 武汉佰美斯医疗科技有限公司 | 一种液体取出装置 |
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