JP2530071Y2 - 巻テープホルダー - Google Patents

巻テープホルダー

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JP2530071Y2
JP2530071Y2 JP1988131761U JP13176188U JP2530071Y2 JP 2530071 Y2 JP2530071 Y2 JP 2530071Y2 JP 1988131761 U JP1988131761 U JP 1988131761U JP 13176188 U JP13176188 U JP 13176188U JP 2530071 Y2 JP2530071 Y2 JP 2530071Y2
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JP
Japan
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adhesive tape
tape
slide plate
outlet
plate
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JP1988131761U
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信介 立田
孝三郎 中村
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Nichiban Co Ltd
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Nichiban Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は紙製修正用粘着テープのホルダーに関する。
(従来の技術) 従来、粘着テープその他の巻テープホルダーの外筒体
にテープ引出口を設け、この引出口に外筒体の外周面に
滑動するスライダーを設けると共に、スライダーの滑動
によりその端面に押圧されるように外筒体の外周部に切
刃を設けたものがあるが、外筒体の外周部に切刃が突設
されているため取扱上危険があるし、粘着テープの端部
が外周面に貼付いたりして剥し難く、またテープの端部
が汚れたりすることもあり、未だ満足の行くものが少な
い(例えば実公昭53-12302号等)。
また、紙製の修正用粘着テープは、誤記したり、削除
したい文字、図形などの表示の上に貼付けて修正するも
のであり、こうした修正を行った状態でコピーを作成し
たりするから、この修正用粘着テープにゴミ等が付着し
たり、表面が汚されたりすると、それらの汚れがそのま
まコピーされてしまい、きれいな修正を行うことができ
なくなってしまうので、保存中もこの粘着テープが汚れ
ないように保護しておく必要があるが、こうした目的に
叶うものも少ない。
(考案が解決しようとする課題) そこで、紙製の修正用粘着テープを汚れることなく確
実に収納すると共に、テープを切断する際にも危険がな
く、またテープの端部を確実に保持して汚すこともなく
保管等ができ、使用に当ってはテープの端部も摘み易
い、使い勝手のよい修正用粘着テープホルダーを得よう
とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記に鑑み、本考案は紙製修正用粘着テープホルダー
の外筒体の内部に同心的に設けられ、粘着テープの巻芯
を挿入支持する内筒体の中空部を前記粘着テープを使用
するさい等に関連して必要のある所要物品の収容部に形
成すると共に、外筒体の外周面の一部を平板状にし、こ
こにテープ引出口を設け、この引出口を開閉するように
上記の平板状部の上下に対向して設けた溝部に係合して
案内され、かつ該平板状部の表面に沿って滑動するスラ
イド板を設ける。上記内筒体と外筒体の間に収納し蓋体
で覆った粘着テープを上記引出口から吐出し、スライド
板を移動させてテープを平板状部の表面との間に挟ん
で、スライド板の角部でテープを切断し、更にその後に
スライド板を移動させてテープの切断端部を内側を平面
状にしたスライド板ですっかり覆うことができるように
し、また、上記テープが載っている平板状部の表面を凹
凸状に形成して粘着テープも強く貼付かないようにして
いる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照しつつ説明すると、
巻芯11に巻回された紙製修正用粘着テープ10の少なくと
も1個を収容する高さを有する空間を存して上部が開放
した外筒体1と、その内部に粘着テープの巻芯11の中空
部に挿入し、該テープを回動的に支持する外筒体同様上
部を開放した内筒体2を底板3に突設し、この外筒体と
内筒体の間の空間15に粘着テープを収納するようにして
おり、この空間は蓋体5を取外し可能に嵌着等して被う
ことができ、図のものでは内筒体の内側も同時に覆って
いる。
上記外筒体1の外周面1aの一部は平板状に形成され、
この平板状部7には上記底板から蓋体側に延び、かつ上
記空間15に通じる粘着テープ10aの引出口4を設けると
共に、第2図〜第4図に示すようにこの平板状部の上下
には互いに対向するように設けた溝部7bに係合して案内
され、該平板状部の表面に沿って滑動するスライド板6
があり、このスライド板によって上記引出口が開閉可能
に閉塞される。このスライド板の前記外筒体の平板状部
側の側縁角部6aは、ほぼ直角ないし鋭角的に形成され、
このスライド板の角部は平板状部7との間に挟んでいる
引出されたテープの切断用に供せられる。このスライド
板の内側は平面状に形成され(第3図、第4図)、上記
引出口を閉じた状態のとき、スライド板の内側とで粘着
テープを挟んでいる部分の平板状部の表面を凹凸面に形
成する。図では、平板状部の全体を粘着テープの引出し
方向に延びる凸条、凹条により横縞状の凹凸面7aに形成
している(第2図〜第4図)。また、スライド板の表面
も凹凸面(図では縦縞状の凹凸面)に形成し、該スライ
ド板の手先等による左右への移動を容易にしている。
前記内筒体2の中空部は、このホルダー内に懸架した
粘着テープに応じて、該テープの使用に関係する所要物
品12等を入れる収容部8に形成している。修正用粘着テ
ープには、所要物品として、修正液(瓶容器入り)、消
ゴムその他のものの1種若しくは2種以上が適宜収納さ
れる。
この粘着テープホルダーには、修正用粘着テープ10の
巻芯11が内筒体2に嵌挿されて、外筒体1との間の空間
15に収納され、この空間は蓋体5によって被われている
ので中のテープは汚れることがない。上記外筒体の平板
状部7に設けた引出口4から粘着テープ10aの端部を引
出し、これを引張りながら所望の長さだけ巻戻してか
ら、スライド板を上記引出口を閉じるように外筒体の平
板状部の上下に設けた溝部7bに案内させて、その表面に
沿って滑らしながら途中まで移動させると、粘着テープ
10aは上記平板状部7aとスライド板の間に挟まれて保定
されるので、引出した粘着テープを持って手前側に引張
ると、あたかも紙に定規を当てて切るかのように、スラ
イド板6のテープ切取用角部6aによって紙製の粘着テー
プは容易にきれいに切断されるので、切断された粘着テ
ープを所望の位置に貼付けて、文字の修正等を行うこと
ができる。上記粘着テープを切断した後で、上記スライ
ド板を更に移動させると、粘着テープの切断端部はスラ
イド板の内側の平面状部によってすっかり覆われると共
に、平板状部の凹凸面7a上に軽く押圧されるようになっ
て安定に挟持、仮着保持され、引出口内に引込まれるこ
とはない上、テープ端部にごみ等が付着して背面が汚れ
たりすることもなく、引出口も閉鎖され、粘着テープの
全体が密閉的に収納されている状態になって、ごみがホ
ルダー内に浸入したりしてテープを汚染することがな
い。特に、修正用粘着テープにおいて嫌われるテープ端
部及び表面が汚れるようなことが起らない。
そして、これを再び使用するときには、上記スライド
板をもとの位置へ戻すと引出口が開き、スライド板の内
面の平面状部によって覆われていた粘着テープの端部
は、平板状部の表面の凹凸面7aに載っていて、テープ表
面がきれいに保持されると共に折れたり変形してしてい
るようなこともなく、また粘着面もこれに強く貼付くこ
ともなく容易に剥れるので、この端部を摘んで引出し、
使用することができる。
第5図及び第6図に示すように、上記蓋体5の中央部
に内筒体2の内径(収容部の内径)にほぼ応当する開口
5aを設けたものでは、例えば容器入り修正液等の大形物
品12を収容部8内へ入れる場合、その一部を前記開口5a
から外に突出させて収納しておくとよい。このようにす
れば、所要時蓋体等を開閉することなく、容易に該物品
を取出して使用でき、上記のようにホルダー内のテープ
も蓋体等で密閉的に覆われているのでごみによる汚染も
ない。
また、第7図及び第8図に示すように、蓋体の前記開
口5aには、収容部側に連通する空洞部8aを有し、外方に
突出するキャップ9を蓋体と一体に固着して、若しくは
着脱可能に設け、該空洞部を前記収容部の一部にして、
全収容部の容積を拡大し、更に大形の所要物品の収容を
可能にすると共に、キャップはテープを収容したホルダ
ーの取扱い、例えばテープの引出し、蓋体の着脱等のさ
いの把握用とすることができる。
上記ホルダーに2個以上の粘着テープを収容する場合
には、テープを挿入支持する内筒体2の外周に挿入して
テープ間に所要の間隔を保つ回動自在な環状スペーサー
13を設け、テープ間の側面における粘着を防止すると共
に、テープの回動を円滑にして、その引出しを一層容易
にすることができる。環状スペーサーはプラスチック、
紙、金属等で形成でき、その表面は滑性を有することが
特に好ましく、滑性の乏しい材料で形成した場合には適
宜に表面処理、加工するとよい。上記ホルダーは従来の
ものと同様透明、半透明、不透明等の着色若しくは無着
色の各種材料で形成できるが、例えば、修正用粘着テー
プ等を幅の異なる2個以上収容する場合には、その一部
(例えば外筒体等)若しくは全部を透明、半透明な硬質
プラスチック材で形成すれば、使用するさいテープ幅、
テープの残量の有無等が見分け易く、一層便利である。
(考案の効果) 本考案は上記したように、ゴミの付着、汚れを特に嫌
う修正用粘着テープを密閉的に収納して、何時までも汚
すことなくきれいに保持しておくことができ、テープの
切断も容易であるし、繰返し便利に使用することができ
る。また、ホルダー内に収容している修正用粘着テープ
の使用に当たって関連ある修正液、若しくは消ゴム等が
同時にホルダー内に収容してあるから、これらを即座に
使用できて極めて便利であり、そのさいこれら所要物品
を探す手間もいらない。また、テープ引出口に切刃を設
けていないので放置等して幼児等が触れても安全で、手
等を傷つけたりすることもなく、その構造も簡素で経済
的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は第1図の正面図、第3図は第2図のIII-III線断面
図、第4図は第2図のIV-IV線断面図、第5図は変形例
を示す平面図、第6図はその断面図、第7図は他の変形
例を示す正面図、第8図はその断面図である。 1は外筒体、2は内筒体、3は底板、4は引出口、5は
蓋体、5aは開口、6はスライド板、6aはスライド板の切
取用角部、7は平板状部、7aはスライド板とでテープを
挾持する平板状部、7bはスライド板が係合する溝部、8
は収容部、8aは空洞部、9はキャップ、10は修正用粘着
テープ、10aは引出しテープ、12は物品、13はスペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−36686(JP,U) 実開 昭56−149698(JP,U) 実開 昭61−21760(JP,U) 実公 昭36−3087(JP,Y1) 実公 昭39−36516(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板上に、巻回された紙製修正用粘着テー
    プの巻芯が回転可能に挿入される内筒体と、その外側に
    該粘着テープを収納するための空間を存して外筒体を突
    設し、上記内筒体と外筒体の間の空間を覆う蓋体を設
    け、上記内筒体の内側を物品の収容部に形成し、上記外
    筒体の外周面の一部を平板状に形成し、該平板状部に上
    記底板より蓋体側に延びると共に上記空間に通ずる粘着
    テープの引出口を設け、該引出口を開閉可能に閉塞する
    よう上記平板状部の上下に対向して設けた溝部に係合し
    て案内され該平板状部の表面に沿って滑動するスライド
    板を設け、該スライド板の上記引出口の上を滑る端部を
    テープ切取用角部に形成し、このスライド板が上記引出
    口を閉塞すると共に上記粘着テープの切断端部を覆う位
    置にあるとき上記粘着テープを間に挟んで保持する上記
    平板状部の表面を該粘着テープの引出し方向に延びる凸
    条・凹条の凹凸面に形成し、これに対応するスライド板
    の内側を平面状に形成した紙製修正用粘着テープホルダ
    ー。
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JPH0252869U JPH0252869U (ja) 1990-04-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5436686U (ja) * 1977-08-16 1979-03-10
JPS56149698U (ja) * 1980-04-11 1981-11-10

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