JP2529838B2 - 圧力を併用する手送り拡張カテ―テル装置 - Google Patents
圧力を併用する手送り拡張カテ―テル装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は圧力を併用する手送り拡張カテーテル装置に
関する。
関する。
より詳細には、管状カテーテルの末端の内部で裏返え
しされているバルーン部材を管状カテーテルの外方へ反
転されて膨脹させ、血管の部分的な閉塞部を拡張するる
カテーテル装置に関する。本発明の装置は圧力を併用し
て手送り拡張カテーテルのバルーン部材を管状カテーテ
ルの外部に反転させるもので、動脈閉塞や静脈閉塞のい
ずれの拡張用にも適している。
しされているバルーン部材を管状カテーテルの外方へ反
転されて膨脹させ、血管の部分的な閉塞部を拡張するる
カテーテル装置に関する。本発明の装置は圧力を併用し
て手送り拡張カテーテルのバルーン部材を管状カテーテ
ルの外部に反転させるもので、動脈閉塞や静脈閉塞のい
ずれの拡張用にも適している。
従来の技術と問題点 最近、血管の閉塞部の中に挿入可能な拡張カテーテル
装置が種々開発されている。1981年6月9日付発行の米
国特許第4,271,839号に拡張カテーテルの一種が記載さ
れており、この装置では弾性のバルーン要素がカテーテ
ルの末端にシールされて取り付けられている。このバル
ーン要素はカテーテル内で反転されている。使用の際に
はカテーテルを血管閉塞部の付近まで挿入し、カテーテ
ルの内部に流体圧力を加えてバルーンが閉塞部を通過し
カテーテルの外方で裏返しされる。この操作において、
バルーンは閉塞部を通って押出されるが、実質的に側方
への膨脹ではなく、予測外の方向に膨脹する。バルーン
が血管閉塞部内に位置すると、流体圧力が連続的に加え
られ、それによりバルーンが横方向に膨脹して閉塞部を
拡張する。閉塞部が拡張されると、液体圧力を除去して
バルーンをへこませる。そして、バルーンの自由端に接
続されたコードを後退させて、カテーテル内でバルーン
を裏返しした後、カテーテルを血管から撤去する。上記
型式のカテーテルには多くの利点があり、例えばバルー
ンを最初に反転しておき、次にバルーンを反転したまま
血管閉塞部を通して押出すことの利点が実証されてい
る。このカテーテルによると、バルーンと血管閉塞部の
間に生ずる摩擦を極めて少なくすることができる。
装置が種々開発されている。1981年6月9日付発行の米
国特許第4,271,839号に拡張カテーテルの一種が記載さ
れており、この装置では弾性のバルーン要素がカテーテ
ルの末端にシールされて取り付けられている。このバル
ーン要素はカテーテル内で反転されている。使用の際に
はカテーテルを血管閉塞部の付近まで挿入し、カテーテ
ルの内部に流体圧力を加えてバルーンが閉塞部を通過し
カテーテルの外方で裏返しされる。この操作において、
バルーンは閉塞部を通って押出されるが、実質的に側方
への膨脹ではなく、予測外の方向に膨脹する。バルーン
が血管閉塞部内に位置すると、流体圧力が連続的に加え
られ、それによりバルーンが横方向に膨脹して閉塞部を
拡張する。閉塞部が拡張されると、液体圧力を除去して
バルーンをへこませる。そして、バルーンの自由端に接
続されたコードを後退させて、カテーテル内でバルーン
を裏返しした後、カテーテルを血管から撤去する。上記
型式のカテーテルには多くの利点があり、例えばバルー
ンを最初に反転しておき、次にバルーンを反転したまま
血管閉塞部を通して押出すことの利点が実証されてい
る。このカテーテルによると、バルーンと血管閉塞部の
間に生ずる摩擦を極めて少なくすることができる。
本発明による拡張カテーテル装置は前記の米国特許第
4,271,839号に記載されたカテーテルの利点を有すると
もに以下に説明する改善点をも備えることを目的として
いる。
4,271,839号に記載されたカテーテルの利点を有すると
もに以下に説明する改善点をも備えることを目的として
いる。
前述した通り、反転バルーンを備えた従来の拡張カテ
ーテルはバルーンの押出しに流体圧力を用いている。し
かし使用時にバルーン部材が先ず急激かつ不確定に前進
する傾向がある。また完全な裏返し状態にあるバルーン
を押出すには、比較的大きな初圧が要求される。バルー
ンの反転が始まると、所要圧力が低下する。このように
バルーンの所要圧力を急速に変化させる必要があったた
め、カテーテルを正しく操作することは困難であった。
ーテルはバルーンの押出しに流体圧力を用いている。し
かし使用時にバルーン部材が先ず急激かつ不確定に前進
する傾向がある。また完全な裏返し状態にあるバルーン
を押出すには、比較的大きな初圧が要求される。バルー
ンの反転が始まると、所要圧力が低下する。このように
バルーンの所要圧力を急速に変化させる必要があったた
め、カテーテルを正しく操作することは困難であった。
従来の拡張カテーテルに見られる別の欠点は、バルー
ンに挾窄部を通過させる所要圧力と血管の拡張操作自体
に要する圧力が異なることに起因する。押出し操作中に
バルーンとカテーテル間で生じる摩擦力に打ち勝つ圧力
は拡張操作の所要圧力に比べて極めて大きく、全膨脹圧
力の中で大部分を占める。したがって、バルーンの押出
しに要する流体圧力量を減少させ、余剰の流体圧力分を
血管拡張用に保持することが望ましい。
ンに挾窄部を通過させる所要圧力と血管の拡張操作自体
に要する圧力が異なることに起因する。押出し操作中に
バルーンとカテーテル間で生じる摩擦力に打ち勝つ圧力
は拡張操作の所要圧力に比べて極めて大きく、全膨脹圧
力の中で大部分を占める。したがって、バルーンの押出
しに要する流体圧力量を減少させ、余剰の流体圧力分を
血管拡張用に保持することが望ましい。
前述したように、従来の反転バルーン部材を使用する
カテーテルには、カテーテルを血管から引き抜く前に、
バルーンをあらかじめ再反転させる装置が設けられてい
る。そしてカテーテルを血管から引き抜く際にバルーン
と血管壁の間の摩擦力が減少するようにバルーンを再反
転することが求められていた。また血管閉塞部が多数あ
って連続的に治療する場合に血管の拡張部ごとにバルー
ンを再反転できることも望ましい。バルーンの長さがカ
テーテルの直径に比べて極めて大きい場合があるが、こ
の種のカテーテルではバルーンの再反転時にカテーテル
の開口部付近で減圧されたバルーンのひだが発生するこ
とが多い。このようにバルーンのひだがカテーテルの端
部に集まるとカテーテルの有効径が大きくなり、摩擦が
増大する結果となる。したがってバルーンの再反転時に
カテーテルの遠端付近でバルーンのひだが生じないよう
に構成したカテーテルを提供することが望ましい。
カテーテルには、カテーテルを血管から引き抜く前に、
バルーンをあらかじめ再反転させる装置が設けられてい
る。そしてカテーテルを血管から引き抜く際にバルーン
と血管壁の間の摩擦力が減少するようにバルーンを再反
転することが求められていた。また血管閉塞部が多数あ
って連続的に治療する場合に血管の拡張部ごとにバルー
ンを再反転できることも望ましい。バルーンの長さがカ
テーテルの直径に比べて極めて大きい場合があるが、こ
の種のカテーテルではバルーンの再反転時にカテーテル
の開口部付近で減圧されたバルーンのひだが発生するこ
とが多い。このようにバルーンのひだがカテーテルの端
部に集まるとカテーテルの有効径が大きくなり、摩擦が
増大する結果となる。したがってバルーンの再反転時に
カテーテルの遠端付近でバルーンのひだが生じないよう
に構成したカテーテルを提供することが望ましい。
問題点を解決するための手段 以上の理由から本発明の目的は新規かつ改良した、流
体圧力を併用して手送りで血管閉塞部を拡張するカテー
テル装置を提供することにある。
体圧力を併用して手送りで血管閉塞部を拡張するカテー
テル装置を提供することにある。
本発明の別の目的はバルーン部材の挿入を徐々にかつ
均等に行い、急激な前進を避ける拡張カテーテル装置を
提供することにある。
均等に行い、急激な前進を避ける拡張カテーテル装置を
提供することにある。
本発明のさらに別の目的はバルーン部材の押出しの所
要圧力と血管拡張に要する圧力との差を縮小し、それに
よりバルーン部材の破壊の危険を減らすように構成し
た、新規かつ改良された拡張カテーテル装置を提供する
ことにある。
要圧力と血管拡張に要する圧力との差を縮小し、それに
よりバルーン部材の破壊の危険を減らすように構成し
た、新規かつ改良された拡張カテーテル装置を提供する
ことにある。
本発明によれば、遠端と近端とを具える管状カテーテ
ルと、開口の周囲が前記管状カテーテルの遠端にシール
されたバルーン部材にして、前記管状カテーテルの内部
で反転されている前記バルーン部材と、前記管状カテー
テルの内部に伸縮自在に受承され、前記反転している前
記バルーン部材を囲む管状シースにして、前記管状カテ
ーテルの内部で該カテーテルの遠端に向かって滑動して
前記バルーン部材に係合し該バルーン部材を手動で反転
させ得る前記管状シースと、前記管状カテーテルの内部
を加圧する装置にして、前記管状シースと前記バルーン
部材との係合と同時に前記バルーン部材に流体による圧
力を加え、前記バルーン部材の反転後、該バルーン部材
を側方に膨脹させる前記加圧装置と、から成ることを特
徴とする押出し装置が与えられる。
ルと、開口の周囲が前記管状カテーテルの遠端にシール
されたバルーン部材にして、前記管状カテーテルの内部
で反転されている前記バルーン部材と、前記管状カテー
テルの内部に伸縮自在に受承され、前記反転している前
記バルーン部材を囲む管状シースにして、前記管状カテ
ーテルの内部で該カテーテルの遠端に向かって滑動して
前記バルーン部材に係合し該バルーン部材を手動で反転
させ得る前記管状シースと、前記管状カテーテルの内部
を加圧する装置にして、前記管状シースと前記バルーン
部材との係合と同時に前記バルーン部材に流体による圧
力を加え、前記バルーン部材の反転後、該バルーン部材
を側方に膨脹させる前記加圧装置と、から成ることを特
徴とする押出し装置が与えられる。
さらに本発明によれば、遠端と近端とを具える管状カ
テーテルと、開口の周囲が前記管状カテーテルの遠端に
シールされたバルーン部材にして、前記管状カテーテル
の内部で反転されている前記バルーン部材と、前記管状
カテーテルの内部を加圧する装置にして、前記バルーン
部材に流体による圧力を加える装置と、遠端と近端とを
具え、前記管状カテーテルの内部に伸縮自在に受承さ
れ、かつ前記反転されている前記バルーン部材を囲む管
状シースと、から成り、前記管状カテーテルの内部の加
圧と同時に、手動で前記管状シースの前記遠端を前記バ
ルーン部材と係合するよう滑動させて、前記管状カテー
テルの前記遠端を通過させることにより、前記バルーン
部材の反転が促進され、前記管状カテーテルからの前記
バルーン部材の反転後、前記管状カテーテルの内部を加
圧する前記装置が前記バルーン部材を側方に膨脹させる
ことを特徴とする。血管の部分的な閉塞部を拡張するカ
テーテル装置が与えられる。
テーテルと、開口の周囲が前記管状カテーテルの遠端に
シールされたバルーン部材にして、前記管状カテーテル
の内部で反転されている前記バルーン部材と、前記管状
カテーテルの内部を加圧する装置にして、前記バルーン
部材に流体による圧力を加える装置と、遠端と近端とを
具え、前記管状カテーテルの内部に伸縮自在に受承さ
れ、かつ前記反転されている前記バルーン部材を囲む管
状シースと、から成り、前記管状カテーテルの内部の加
圧と同時に、手動で前記管状シースの前記遠端を前記バ
ルーン部材と係合するよう滑動させて、前記管状カテー
テルの前記遠端を通過させることにより、前記バルーン
部材の反転が促進され、前記管状カテーテルからの前記
バルーン部材の反転後、前記管状カテーテルの内部を加
圧する前記装置が前記バルーン部材を側方に膨脹させる
ことを特徴とする。血管の部分的な閉塞部を拡張するカ
テーテル装置が与えられる。
本発明による装置は遠端と近端とを有する可撓性に富
む細長い管状のカテーテルを備えている。また開口を具
えたバルーン部材が設けてあり、この開口の周囲はカテ
ーテルの遠端にシールされて取り付けられている。好ま
しい実施例では、カテーテルの手元端すなわち近端から
伸びる再反転管またはワイヤがバルーンの自由端に接続
されている。
む細長い管状のカテーテルを備えている。また開口を具
えたバルーン部材が設けてあり、この開口の周囲はカテ
ーテルの遠端にシールされて取り付けられている。好ま
しい実施例では、カテーテルの手元端すなわち近端から
伸びる再反転管またはワイヤがバルーンの自由端に接続
されている。
さらに本発明のカテーテル装置には管状のシースが設
けてあり、このシースはカテーテルの内部においてバル
ーン部材及び再反転管(またはワイヤ)を包囲してい
る。バルーンの押出し時には、このシースはカテーテル
の末端すなわちカテーテルの遠端の外部に押出されるの
でバルーン部材の押出しが容易になる。
けてあり、このシースはカテーテルの内部においてバル
ーン部材及び再反転管(またはワイヤ)を包囲してい
る。バルーンの押出し時には、このシースはカテーテル
の末端すなわちカテーテルの遠端の外部に押出されるの
でバルーン部材の押出しが容易になる。
バルーン部材の反転の際は、カテーテル内部は予め加
圧されているのが好ましく、これにより管状シースはバ
ルーン部材の末だ反転しない前方部分より自動的に遅れ
て進む。しかしカテーテルが与圧されている場合でも、
管状シースを手動で動かすとバルーン部材の前進が促進
され、これにより膨脹圧力の大部分をバルーン部材の押
出し用ではなく血管拡張用に振り向けられる。これに伴
って、バルーン部材の破裂の危険性も低下する。また管
状シースを手で滑動させることによってバルーン部材の
押出しがより円滑にかつ均等に行われるので、急激な運
動がなくなり血管の破損の可能性が低下する。
圧されているのが好ましく、これにより管状シースはバ
ルーン部材の末だ反転しない前方部分より自動的に遅れ
て進む。しかしカテーテルが与圧されている場合でも、
管状シースを手動で動かすとバルーン部材の前進が促進
され、これにより膨脹圧力の大部分をバルーン部材の押
出し用ではなく血管拡張用に振り向けられる。これに伴
って、バルーン部材の破裂の危険性も低下する。また管
状シースを手で滑動させることによってバルーン部材の
押出しがより円滑にかつ均等に行われるので、急激な運
動がなくなり血管の破損の可能性が低下する。
また管状シースは管状構造を強化する作用がある。よ
り詳しくいえば、難度の高い動脈硬化病変部がある場合
には、管状構造の強度が大きい拡張部材が必要であり、
可撓性に富む管状シースによって拡張バルーン部材に強
度が与えられるとともに、線状に押出すカテーテルの利
点が確保される。
り詳しくいえば、難度の高い動脈硬化病変部がある場合
には、管状構造の強度が大きい拡張部材が必要であり、
可撓性に富む管状シースによって拡張バルーン部材に強
度が与えられるとともに、線状に押出すカテーテルの利
点が確保される。
拡張過程が終ると、再反転管を後退させてバルーン部
材を再反転させる。この場合、バルーン部材は管状シー
スと絶えず係合しているので管状シースを同時に後退さ
せるようとする力が生じる。すなわち、再反転中のバル
ーン部材は後退中の管状シースの末端すなわち遠端と共
に後退するので、バルーン打材のひだが発生しない。
材を再反転させる。この場合、バルーン部材は管状シー
スと絶えず係合しているので管状シースを同時に後退さ
せるようとする力が生じる。すなわち、再反転中のバル
ーン部材は後退中の管状シースの末端すなわち遠端と共
に後退するので、バルーン打材のひだが発生しない。
実施例 本発明の上記以外の目的と利点は添付図面を用いて以
下に述べる説明から明らかになろう。
下に述べる説明から明らかになろう。
第1図は本発明のカテーテル装置(20)のカテーテル
(22)の末端、すなわち遠端が血管(10)の血管閉塞部
(12)近くに挿入されている状態を示す。閉塞部(12)
は動脈硬化部すなわち動脈アテロームと通常呼ばれてお
り、本発明による装置はこの種の血管閉塞の拡張に特に
適しているが、静脈の繊維・筋肉性の形成異常等の血管
閉塞にも適用し得ることを理解すべきである。
(22)の末端、すなわち遠端が血管(10)の血管閉塞部
(12)近くに挿入されている状態を示す。閉塞部(12)
は動脈硬化部すなわち動脈アテロームと通常呼ばれてお
り、本発明による装置はこの種の血管閉塞の拡張に特に
適しているが、静脈の繊維・筋肉性の形成異常等の血管
閉塞にも適用し得ることを理解すべきである。
本発明のカテーテル装置(20)の主な要素は可撓性の
カテーテル(22)であり、このカテーテル(22)は概ね
管状構造を有し、かつダクロン(DACRON)(商標名)等
の不活性ポリマーでつくられる。またバルーン部材(2
4)が設けてあり、このバルーン部材(24)はビニルプ
ラスチック等の可撓性に富み、概ね非弾性材料製とする
ことが好ましい。バルーン部材(24)は外周に開口(2
6)を有しており、この開口(26)はカテーテル(22)
の末端に固着されている。本発明のカテーテル装置(2
0)の使用の最初の位置ではバルーン部材(24)の自由
端(28)はカテーテル(22)の本体内で裏返し、すなわ
ち反転状態に置かれている。
カテーテル(22)であり、このカテーテル(22)は概ね
管状構造を有し、かつダクロン(DACRON)(商標名)等
の不活性ポリマーでつくられる。またバルーン部材(2
4)が設けてあり、このバルーン部材(24)はビニルプ
ラスチック等の可撓性に富み、概ね非弾性材料製とする
ことが好ましい。バルーン部材(24)は外周に開口(2
6)を有しており、この開口(26)はカテーテル(22)
の末端に固着されている。本発明のカテーテル装置(2
0)の使用の最初の位置ではバルーン部材(24)の自由
端(28)はカテーテル(22)の本体内で裏返し、すなわ
ち反転状態に置かれている。
バルーン部材(24)の自由端(28)には、中心穴(3
2)を有する再反転管(30)が接続されている。この再
反転管(30)は、カテーテル(22)の末端すなわち遠端
から手元端すなわち近端に向かって伸びている。本図で
はバルーン部材(24)と再反転管(30)とを二つの異な
る要素として示しているが、一体構造の一本の管にして
その末端をバルーン部材として形成することも可能であ
る。また再反転管(30)に代えて、ワイヤかコードを使
用できるが、管にする方が好ましい。管を用いれば圧力
モニタ装置の利用も可能になり、またガイドワイヤも装
着し得るためである。さらに再反転管(30)の穴(32)
から薬剤や対照液を注入することもできる。
2)を有する再反転管(30)が接続されている。この再
反転管(30)は、カテーテル(22)の末端すなわち遠端
から手元端すなわち近端に向かって伸びている。本図で
はバルーン部材(24)と再反転管(30)とを二つの異な
る要素として示しているが、一体構造の一本の管にして
その末端をバルーン部材として形成することも可能であ
る。また再反転管(30)に代えて、ワイヤかコードを使
用できるが、管にする方が好ましい。管を用いれば圧力
モニタ装置の利用も可能になり、またガイドワイヤも装
着し得るためである。さらに再反転管(30)の穴(32)
から薬剤や対照液を注入することもできる。
カテーテル(22)の内部を加圧する装置がさらに設け
られている。図示した実施例ではこの加圧装置は継手
(36)によりカテーテル(22)と接続された簡単な注入
器(34)として示されている。この注入器(34)は滑動
可能なピストン(38)を備えており、このピストン(3
8)はシリンダ(40)内で流体Fを圧縮する。カテーテ
ル(22)内部を加圧する装置にはアドバンス カルジオ
ワスキュラ システム社(ADVANCED CARDIOVASCULAR SY
STEM,INC)製の「インデフレータ」(INDEFLATOR)(商
標名)等の圧力測定・維持装置を利用してもよい。
られている。図示した実施例ではこの加圧装置は継手
(36)によりカテーテル(22)と接続された簡単な注入
器(34)として示されている。この注入器(34)は滑動
可能なピストン(38)を備えており、このピストン(3
8)はシリンダ(40)内で流体Fを圧縮する。カテーテ
ル(22)内部を加圧する装置にはアドバンス カルジオ
ワスキュラ システム社(ADVANCED CARDIOVASCULAR SY
STEM,INC)製の「インデフレータ」(INDEFLATOR)(商
標名)等の圧力測定・維持装置を利用してもよい。
本発明ではバルーン部材(24)の手による押し出しを
助ける装置が設けられている。すなわち細長い管状のシ
ース(50)である。このシース(50)は管状のカテーテ
ル(22)の内部で滑動し得るように伸縮自在に装着して
あり、バルーン及び再反転管を囲繞している。このシー
ス(50)の外表面はOリング(52)によりカテーテル
(22)の近端にシールされて係合している。このOリン
グ(52)はねじぶた(54)により締め付け可能である。
このシース(50)の末端すなわち遠端は再反転管(30)
の外周に配設されたキャップ(56)及びOリング(58)
によりシールされている。このような構成により、流体
を緊密にシールしつつ再反転管(30)がシース(50)に
対して相対的に移動することができる。
助ける装置が設けられている。すなわち細長い管状のシ
ース(50)である。このシース(50)は管状のカテーテ
ル(22)の内部で滑動し得るように伸縮自在に装着して
あり、バルーン及び再反転管を囲繞している。このシー
ス(50)の外表面はOリング(52)によりカテーテル
(22)の近端にシールされて係合している。このOリン
グ(52)はねじぶた(54)により締め付け可能である。
このシース(50)の末端すなわち遠端は再反転管(30)
の外周に配設されたキャップ(56)及びOリング(58)
によりシールされている。このような構成により、流体
を緊密にシールしつつ再反転管(30)がシース(50)に
対して相対的に移動することができる。
好ましい実施例において、可撓性に富むシース(50)
は二つの部分で形成されている。その末端すなわち遠端
(60)は血管内で容易に移動できるようにプラスチック
等の可撓性材製とするか、またはコイルばねやプラスチ
ックで被覆した金属ばねで構成する。又、シース(50)
の手元端すなわち近端(62)は金属、硬質プラスチッ
ク、金属強化プラスチック等の剛性材料で形成される。
Oリング(52)付近の流体のシールを確実にするため
に、その部分はより剛性に富む材料で形成することが望
ましい。
は二つの部分で形成されている。その末端すなわち遠端
(60)は血管内で容易に移動できるようにプラスチック
等の可撓性材製とするか、またはコイルばねやプラスチ
ックで被覆した金属ばねで構成する。又、シース(50)
の手元端すなわち近端(62)は金属、硬質プラスチッ
ク、金属強化プラスチック等の剛性材料で形成される。
Oリング(52)付近の流体のシールを確実にするため
に、その部分はより剛性に富む材料で形成することが望
ましい。
以上が本発明によるカテーテル装置の構造の説明であ
るが、次にその装置の作用を説明する。
るが、次にその装置の作用を説明する。
最初に血管(10)における拡張すべき閉塞部(12)の
一側を切開する。次いで、カテーテル(22)の末端すな
わち遠端を血管の切開部から中に挿入し、該遠端が閉塞
部の手前に達するまでカテーテル(22)を送り込む。つ
いでバルーン部材(24)がカテーテル(22)から押出さ
れ閉塞部に到達する。
一側を切開する。次いで、カテーテル(22)の末端すな
わち遠端を血管の切開部から中に挿入し、該遠端が閉塞
部の手前に達するまでカテーテル(22)を送り込む。つ
いでバルーン部材(24)がカテーテル(22)から押出さ
れ閉塞部に到達する。
前述した従来装置ではこの種のバルーン部材押出し操
作はカテーテルの内部に流体圧力を加えるだけで行われ
ている。したがって流体圧力の制御を正確に行なわない
と、バルーン部材の裏返し、すなわち反転が急に行なわ
れことになる。これはバルーン部材をカテーテルの外へ
押出して反転させる圧力と、バルーン部材を閉塞部を通
過して押し出すための圧力とが全く異なるからである。
作はカテーテルの内部に流体圧力を加えるだけで行われ
ている。したがって流体圧力の制御を正確に行なわない
と、バルーン部材の裏返し、すなわち反転が急に行なわ
れことになる。これはバルーン部材をカテーテルの外へ
押出して反転させる圧力と、バルーン部材を閉塞部を通
過して押し出すための圧力とが全く異なるからである。
しかし本発明による装置を用いるとバルーン部材の反
転が円滑に行なわれる。
転が円滑に行なわれる。
本発明による装置ではバルーン部材の反転操作におい
て、管状シース(50)を第3図の矢印Aの示す方向に滑
動させると、管状シース(50)の遠端(60)が移動し、
バルーン部材をカテーテル(22)の外方へ押出し、次い
でバルーン部材が血管閉塞部を通過して押出される。そ
して第4図に示すように、シース(50)は十分に延長さ
れ、バルーン部材(24)を裏返えし、すなわち反転させ
る。ここで、注入器(34)からの流体圧力がバルーン部
材の膨脹と血管の拡張に用いられる。
て、管状シース(50)を第3図の矢印Aの示す方向に滑
動させると、管状シース(50)の遠端(60)が移動し、
バルーン部材をカテーテル(22)の外方へ押出し、次い
でバルーン部材が血管閉塞部を通過して押出される。そ
して第4図に示すように、シース(50)は十分に延長さ
れ、バルーン部材(24)を裏返えし、すなわち反転させ
る。ここで、注入器(34)からの流体圧力がバルーン部
材の膨脹と血管の拡張に用いられる。
本発明による装置の別の利点は、可撓性に富む管状シ
ース(50)によってバルーン部材(24)の管状構造の強
度が増大することにある。より詳しくいえば、バルーン
部材(24)を単に流体圧力に依存しないで比較的難度が
高い病変部を通過させることができる。
ース(50)によってバルーン部材(24)の管状構造の強
度が増大することにある。より詳しくいえば、バルーン
部材(24)を単に流体圧力に依存しないで比較的難度が
高い病変部を通過させることができる。
本発明による装置のさらに別の利点は、バルーン部材
の反転に通常消費される流体圧力の大部分をバルーン部
材の膨脹用に利用することができる点にある。バルーン
部材の押出し用に要する流体圧力量が従来よりも減少す
るので、バルーン部材の破裂の危険性が低下する。
の反転に通常消費される流体圧力の大部分をバルーン部
材の膨脹用に利用することができる点にある。バルーン
部材の押出し用に要する流体圧力量が従来よりも減少す
るので、バルーン部材の破裂の危険性が低下する。
バルーン部材の押出しが流体圧力と再反転管(30)の
運動(矢印Aの方向に)とを組合わせて行われることに
注目すべきである。このような再反転管(30)の運動
は、バルーン部材をシースにより手で反転するのが好ま
しくないケースに適している。管状シース(50)はバル
ーン部材の押出しに大きく寄与しないが、以下に述べる
ようにバルーン部材の再反転を容易にする作用がある。
運動(矢印Aの方向に)とを組合わせて行われることに
注目すべきである。このような再反転管(30)の運動
は、バルーン部材をシースにより手で反転するのが好ま
しくないケースに適している。管状シース(50)はバル
ーン部材の押出しに大きく寄与しないが、以下に述べる
ようにバルーン部材の再反転を容易にする作用がある。
血管閉塞部を拡張してから、カテーテル装置(20)を
撤去するが、この撤去に先立って流体圧力を減圧してバ
ルーンをへこませる。すなわちバルーン部材を血管から
除去する前に、カテーテル(22)内で再反転しておくこ
とが望ましい。
撤去するが、この撤去に先立って流体圧力を減圧してバ
ルーンをへこませる。すなわちバルーン部材を血管から
除去する前に、カテーテル(22)内で再反転しておくこ
とが望ましい。
本発明ではこの種の再反転作用は再反転管(30)を第
3図の矢印Aと反対方向に後退させて行う。従来装置と
同じく、再反転管(30)の後退に伴い、バルーン部材が
カテーテルの内部に引き戻される傾向があるが、従来装
置と異なり、本発明のバルーン部材は管状シース(50)
の遠端と絶えず係合しているので、バルーン部材を再反
転すると管状シース(50)に対するバルーン部材の圧力
によって管状シース(50)はカテーテル(22)の内部に
後退する。このような構成によれば、バルーン部材のひ
だがカテーテルとシースの組合わせの遠端から突出する
という従来の欠点であった現状は起らない。バルーン部
材の再反転が終ると、カテーテルを血管から抜き出すの
が容易になり、また別の閉再部を拡張するために血管内
を徐々に移動させることも簡単に行うことができる。
3図の矢印Aと反対方向に後退させて行う。従来装置と
同じく、再反転管(30)の後退に伴い、バルーン部材が
カテーテルの内部に引き戻される傾向があるが、従来装
置と異なり、本発明のバルーン部材は管状シース(50)
の遠端と絶えず係合しているので、バルーン部材を再反
転すると管状シース(50)に対するバルーン部材の圧力
によって管状シース(50)はカテーテル(22)の内部に
後退する。このような構成によれば、バルーン部材のひ
だがカテーテルとシースの組合わせの遠端から突出する
という従来の欠点であった現状は起らない。バルーン部
材の再反転が終ると、カテーテルを血管から抜き出すの
が容易になり、また別の閉再部を拡張するために血管内
を徐々に移動させることも簡単に行うことができる。
前述したように、滑動自在の管状シース(50)は操作
の初めの段階においてバルーン部材の押出しには大きく
寄与しないが、バルーン部材の再反転を容易にする作用
がある。すなわち、従来のように圧力だけで行うにして
も、再反転管を利用して行うとしても、バルーン部材が
押出された後、再反転の前に、可撓性の管状シース(5
0)は押出されたバルーン部材の中に滑動し、バルーン
部材と管状シース(50)の遠端とが絶えず係合しつつバ
ルーン部材が後退するのでバルーン部材のひだが生じな
い。
の初めの段階においてバルーン部材の押出しには大きく
寄与しないが、バルーン部材の再反転を容易にする作用
がある。すなわち、従来のように圧力だけで行うにして
も、再反転管を利用して行うとしても、バルーン部材が
押出された後、再反転の前に、可撓性の管状シース(5
0)は押出されたバルーン部材の中に滑動し、バルーン
部材と管状シース(50)の遠端とが絶えず係合しつつバ
ルーン部材が後退するのでバルーン部材のひだが生じな
い。
本発明のカテーテル装置では、バルーン部材(24)の
押出しは管状シース(50)の手動による送り圧力とシリ
ンジ(34)からの流体圧力との組合わせで行なわれる。
押出し操作において流体圧力を用いると、管状シース
(50)はバルーン部材(24)の未だ反転しない前部より
自動的に遅れて進むようになる。したがって流体圧力に
よって比較的摩擦の少ない押出し可能となる利点を生じ
る。
押出しは管状シース(50)の手動による送り圧力とシリ
ンジ(34)からの流体圧力との組合わせで行なわれる。
押出し操作において流体圧力を用いると、管状シース
(50)はバルーン部材(24)の未だ反転しない前部より
自動的に遅れて進むようになる。したがって流体圧力に
よって比較的摩擦の少ない押出し可能となる利点を生じ
る。
以上実施例により本発明を説明したが、他の多くの変
更と修正が特許請求の範囲に記載された本発明の範囲と
精神を逸脱することなく当業者により実施可能であるこ
とが理解されよう。
更と修正が特許請求の範囲に記載された本発明の範囲と
精神を逸脱することなく当業者により実施可能であるこ
とが理解されよう。
発明の効果 以上のように、本発明による新規かつ改良した、流体
圧力を併用して手送りで血管閉塞部を拡張する装置によ
りバルーン部材の反転が円滑に行なわれるようになる。
圧力を併用して手送りで血管閉塞部を拡張する装置によ
りバルーン部材の反転が円滑に行なわれるようになる。
すなわち本発明の装置によれば、内部に管状シースを
設け、流体圧力による利点と手による反転技術の利点が
組合わされて、バルーン部材をカテーテルから押出し、
血管閉塞部を通過させてバルーン部材を膨脹させること
ができる。
設け、流体圧力による利点と手による反転技術の利点が
組合わされて、バルーン部材をカテーテルから押出し、
血管閉塞部を通過させてバルーン部材を膨脹させること
ができる。
換言すれば、バルーン部材の押出し操作において流体
圧力を併用するので、管状シース(50)がバルーン部材
(24)の未だ反転しない前部より自動的に遅れて進み、
摩擦の少ない押出しが可能となる。
圧力を併用するので、管状シース(50)がバルーン部材
(24)の未だ反転しない前部より自動的に遅れて進み、
摩擦の少ない押出しが可能となる。
又、可撓性に富む管状シース(50)によってバルーン
部材(24)の管状構造の強度が増大する利点も有する。
部材(24)の管状構造の強度が増大する利点も有する。
さらに通常、バルーン部材の反転に消費される流体圧
力の大部分をバルーン部材の膨脹用に利用することがで
きるので、バルーン部材の押出し用に要する流体圧力量
が従来よりも減少し、バルーン部材の破裂の危険性が低
下する利点がある。
力の大部分をバルーン部材の膨脹用に利用することがで
きるので、バルーン部材の押出し用に要する流体圧力量
が従来よりも減少し、バルーン部材の破裂の危険性が低
下する利点がある。
又従来装置と異なり、本発明のバルーン部材は管状シ
ース(50)の遠端と絶えず係合しているので、バルーン
部材のひだがカテーテルとシースの組合わせの遠端から
突出することが無い。
ース(50)の遠端と絶えず係合しているので、バルーン
部材のひだがカテーテルとシースの組合わせの遠端から
突出することが無い。
第1図は本発明のカテーテル装置のカテーテルの末端が
血管に挿入されている状態を示す部分断面透視図であ
る。 第2図は本発明によるカテーテルを示す断面図である。 第3図はカテーテルからバルーンを押出す最初の過程を
示す第2図と類似の断面図である。 第4図はバルーンがカテーテルから完全に押出された状
態を示す第3図と類似の断面図である。 10……血管 12……閉塞部 20……カテーテル装置 22……カテーテル 24……バルーン部材 26……開口 34……加圧装置 50……管状シース 60……管状シースの遠端
血管に挿入されている状態を示す部分断面透視図であ
る。 第2図は本発明によるカテーテルを示す断面図である。 第3図はカテーテルからバルーンを押出す最初の過程を
示す第2図と類似の断面図である。 第4図はバルーンがカテーテルから完全に押出された状
態を示す第3図と類似の断面図である。 10……血管 12……閉塞部 20……カテーテル装置 22……カテーテル 24……バルーン部材 26……開口 34……加圧装置 50……管状シース 60……管状シースの遠端
Claims (2)
- 【請求項1】遠端と近端とを具える管状カテーテルと、 開口の周囲が前記管状カテーテルの遠端にシールされた
バルーン部材にして、前記管状カテーテルの内部で反転
されている前記バルーン部材と、 前記管状カテーテルの内部に伸縮自在に受承され、前記
反転している前記バルーン部材を囲む管状シースにし
て、前記管状カテーテルの内部で該カテーテルの遠端に
向かって滑動して前記バルーン部材に係合し該バルーン
部材を手動で反転させ得る前記管状シースと、 前記管状カテーテルの内部を加圧する装置にして、前記
管状シースと前記バルーン部材との係合と同時に前記バ
ルーン部材に流体による圧力を加え、前記バルーン部材
の反転後、該バルーン部材を側方に膨脹させる前記加圧
装置と、から成ることを特徴とする押出し装置。 - 【請求項2】遠端と近端とを具える管状カテーテルと、 開口の周囲が前記管状カテーテルの遠端にシールされた
バルーン部材にして、前記管状カテーテルの内部で反転
されている前記バルーン部材と、 前記管状カテーテルの内部を加圧する装置にして、前記
バルーン部材に流体による圧力を加える装置と、 遠端と近端とを具え、前記管状カテーテルの内部に伸縮
自在に受承され、かつ前記反転されている前記バルーン
部材を囲む管状シースと、から成り、 前記管状カテーテルの内部の加圧と同時に、手動で前記
管状シースの前記遠端を前記バルーン部材と係合するよ
う滑動させて、前記管状カテーテルの前記遠端を通過さ
せることにより、前記バルーン部材の反転が促進され、
前記管状カテーテルからの前記バルーン部材の反転後、
前記管状カテーテルの内部を加圧する前記装置が前記バ
ルーン部材を側方に膨脹させることを特徴とする、血管
の部分的な閉塞部を拡張するカテーテル装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US812384 | 1985-12-23 | ||
US06/812,384 US4863440A (en) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | Pressurized manual advancement dilatation catheter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62170260A JPS62170260A (ja) | 1987-07-27 |
JP2529838B2 true JP2529838B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=25209406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61306159A Expired - Fee Related JP2529838B2 (ja) | 1985-12-23 | 1986-12-22 | 圧力を併用する手送り拡張カテ―テル装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4863440A (ja) |
EP (1) | EP0227583B1 (ja) |
JP (1) | JP2529838B2 (ja) |
CA (1) | CA1326198C (ja) |
DE (1) | DE3686408T2 (ja) |
Families Citing this family (128)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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