JP2529797Y2 - 連結部材付きカプラ - Google Patents

連結部材付きカプラ

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JP2529797Y2
JP2529797Y2 JP7728790U JP7728790U JP2529797Y2 JP 2529797 Y2 JP2529797 Y2 JP 2529797Y2 JP 7728790 U JP7728790 U JP 7728790U JP 7728790 U JP7728790 U JP 7728790U JP 2529797 Y2 JP2529797 Y2 JP 2529797Y2
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male coupler
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勇士 中山
利雄 井上
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トキコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は操作性及び安全性を高めた連結部材付きカプ
ラに関する。
「従来の技術」 従来、第9図に示すように、持ち運びを便利にした空
気圧縮機(以下、軽搬型空気圧縮機という)1において
はデザインを重視したことから複数の空気取出口にそれ
ぞれ取り付けられたソケット(雌カプラ)2a,2aが、そ
れらの先端部が基端部(軽搬型空気圧縮機1の本体3
側)より下方に位置した傾斜状に設けられかつ短小とさ
れている。雌カプラ2aには第10図に示すようにプラグ
(雄カプラ)2bが着脱自在に取り付けられており、この
雄カプラ2bにはホース4が取り付けられている。従って
雌カプラ2aに取り付けられた雄カプラ2bも雌カプラ2a同
様に傾斜状となる。なお雌カプラ2aと雄カプラ2bとによ
りカプラ2が構成されている。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、従来のこのような軽搬型空気圧縮機1にお
いては、雌カプラ2aが短小とされ、かつ傾斜状に設けら
れているため、カプラ2の着脱操作を行いにくいという
問題があった。
また、軽搬型空気圧縮機1に残圧がある時に雌カプラ
2aから雄カプラ2bを取り外した場合、前記残圧によって
雄カプラ2bが飛び出し操作者の手指に当たるおそれがあ
った。
本考案は、従来の軽搬型空気圧縮機がもつ以上のよう
な問題点を解決し操作性がよく安全性を有する連結部材
付きカプラを提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は、前記目的を達成させるために次のような構
成としている。即ち、雌カプラに設けられたスリーブを
その軸線方向に移動させることにより雌カプラ内に挿入
された雄カプラを前記雄カプラに着脱可能としたカプラ
において、前記スリーブに取り付けられ、前記スリーブ
の半径方向において前記スリーブよりも外方に突出し、
かつ前記スリーブの軸線方向において前記スリーブより
も雄カプラ側に突出する脚部を有する操作体と、前記雄
カプラに一端が取り付けられ他端が前記操作体に連結さ
れた連結部材と、を設けたことを特徴とするものとして
いる。
「作用」 前記構成によれば、雌カプラに雄カプラを装着する場
合には、操作体を雌カプラの基端部側へ押圧操作するこ
とで外部から極めて簡単にスリーブを雌カプラの基端部
側へ移動させることができる。ここで、雌カプラ側へ雄
カプラを押圧し、操作体の雌カプラ基端部側ヘの押圧を
解放することにより雌カプラに雄カプラを装着すること
ができる。
また雌カプラから雄カプラを外す場合には、操作体を
雌カプラの基端部側へ押圧操作すると、スリーブが雌カ
プラの基端部側へ移動し、雌カプラから雄カプラが外れ
る。
従って、操作体を押圧操作するだけで雌カプラと雄カ
プラとの着脱が可能となり、操作性が向上する上に、操
作体に連結部材を介して雄カプラが連結されているの
で、雌カプラから雄カプラを取り外す場合に雄カプラが
飛び出して操作者に当たるのを防止し、安全性が高ま
る。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第7図に基づ
いて説明する。
第7図中11aは軽搬型空気圧縮機11の本体であり、こ
の本体11a内には空気圧縮機12が内蔵されている。この
空気圧縮機12には配管を介して複数の空気取出口が設け
られこれら空気取出口にはそれぞれソケット(雌カプ
ラ)13a,13aが設けられている。14は空気タンクであ
る。
雌カプラ13a,13aにはそれぞれ第3図に示すプラグ
(雄カプラ)13b,13bが着脱自在に取り付けられ、雌カ
プラ13aと雄カプラ13bとによりカプラ13が構成されてい
る。雄カプラ13bにはホース15が接続れさている。
雌カプラ13aに雄カプラ13bを装着するには、雌カプラ
13aのスリーブ13cを第1図に示す矢印A方向にスライド
させることにより雌カプラ13a内に雄カプラ13bの先端側
部を挿入することができ、この挿入状態でスリーブ13c
を自由状態に解放すれば、スリーブ13cの内側に設けら
れたばね13dの力によりスリーブ13cが第1図に示す矢印
B方向に移動し、雌カプラ13aに雄カプラ13bが装着され
た状態でロックされるようになっている。
スリーブ13cの外周には係止突起(環状突起)13eが形
成されており、スリーブ13cには、係止爪16a,16bを有す
る爪部材(操作体)16が環状突起13eに係止爪16a,16bを
係止されて取り付けられている。
爪部材16は、第4図に示すように、円筒部16cに一体
的にこの円筒部16cの一端側壁部よりその両側へ又状、
具体的にはスリーブ13cの半径方向においてスリーブ13c
よりも外方へ突出し且つスリーブ13cの軸線方向におい
てスリーブ13cよりも雄カプラ13b側に突出する形状に脚
部16d,16dが突出した形状のものである。円筒部16cの中
心には段付き円孔16eが形成され、この段付き円孔16eの
内周面の両端が前記係止爪16a,16bとなっている。ま
た、脚部16d,16dの外側面部には脚部16d,16dの端部から
若干距離離間した位置に切欠凹部16f,16fが形成されて
いる。
一方、雄カプラ13bには柔軟部材からなる連結綱部材
(連結部材)17が取り付けられている。この連結綱部材
17は第5図に示すように、環座17aの一直径方向の両端
より環座17aに一体的に設けられた綱17b,17bが延出し、
これら綱17b,17bの先端に、前記爪部材16の切欠凹部16
f,16fに引っ掛け可能なリング部17c,17cが形成されたも
のである。連結綱部材17は、ホース継ぎ手15aに嵌合さ
れて雄カプラ13bのホース側のナット部13fと、ホース継
ぎ手15aのナット部15bとの間に環座17aを挟持されて雄
カプラ13bに取り付けられている。
次に、前記のように構成された連結部材付きカプラの
作用について説明する。
雌カプラ13aに雄カプラ13bを装着する場合には、軽搬
型空気圧縮機11に取り付けられた雌カプラ13aの爪部材1
6の両脚部16dの端部を軽搬型空気圧縮機11の本体11a側
(雌カプラ13aの基端部側)へ押圧する。すると、係止
爪16bに押されてスリーブ13cが本体11a側(第1図に示
す矢印A方向)に移動する。このように、爪部材16を雌
カプラ13aの基端部側へ押圧操作することで外部から極
めて簡単にスリーブ13cを雌カプラ13aの基端部側へ移動
させることができる。
このスリーブ13cの雌カプラ13aの基端部側への移動状
態で、雌カプラ13a側へ雄カプラ13bを押圧し、爪部材16
の脚部16dの雌カプラ13a基端部側への押圧を解放するこ
とにより雌カプラ13aに雄カプラ13bが装着され、この装
着状態でカプラ13がロックされる。
また、雌カプラ13aから雄カプラ13bを取り外す場合に
は、雄カプラ13bの装着時同様に脚部16d端を本体11a側
(雌カプラ13aの基端部側)へ押圧すると、スリーブ13c
が本体11a側へ移動し、雌カプラ13aから雄カプラ13bが
外れる。
この雄カプラ13bの取り外し時に、軽搬型空気圧縮機1
1に残圧があった場合、雌カプラ13aから雄カプラ13bが
飛び出そうとするが、脚部16dに綱17bにより雄カプラ13
bが連結されているので、雄カプラ13bの雌カプラ13aか
らの飛び出しが阻止される。
従って、雄カプラ13bが飛び出して操作者に当たるこ
とが防止され、安全性が高められる。またこの場合、操
作者は脚部16d端を押圧するだけで雌カプラ13aと雄カプ
ラ13bとの着脱が可能となり、操作性が向上する。
なお、前記実施例においては、爪部材16に連結綱部材
17により雄カプラ13bを連結したが、これに限られるこ
となく、例えば第8図に示すように連結綱部材17の代わ
りに、中心に大孔18aが、この大孔18aと反対側に小孔18
bが明けられた袋状のカバー(連結部材)18を雄カプラ1
3bに取り付けてもよい。
この場合、カバー18の大孔18aの孔縁を雄カプラ13bの
ナット部13fとホース継ぎ手15aのナット部15bの間に挟
持させ、カバー18の大孔18aと反対側の口縁に形成され
た小孔18bを脚部16dの切欠凹部16fに引っ掛ければよ
い。
このようにすれば、カプラ13の着脱操作性が良い上
に、雌カプラ13aから雄カプラ13bを取り外す時に、軽搬
型空気圧縮機11に残圧が有り、この残圧の作用により、
雌カプラ13aから雄カプラ13bが飛び出そうとしたり、雌
カプラ13a,雄カプラ13b間からドレンが噴出したとして
も、雌カプラ13a,雄カプラ13bの周辺をカバー18で覆っ
ているので、雄カプラ13bが操作者に当たったり、ドレ
ンが操作者にかかったりするのを防止する。
「考案の効果」 本発明によれば、 雌カプラに雄カプラを装着する場合には、操作体を雌
カプラの基端部側へ押圧操作することで外部から極めて
簡単にスリーブを雌カプラの基端部側へ移動させること
ができ、操作体を押圧操作するだけで雌カプラと雄カプ
ラとの着脱が可能となり、操作性が向上する。
また、雌カプラから雄カプラを外すとき、雌カプラに
雄カプラが連結部材により連結されているので、雌カプ
ラから雄カプラが飛び出すのを防止することができ、こ
れにより雄カプラが操作者に当たるのを防止することが
でき、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は一部切欠断面図、第2図は雌カプラの一部切欠
断面図、第3図は雄カプラの側面図、第4図は爪部材の
斜視図、第5図は連結綱部材の斜視図、第6図は軽搬型
空気圧縮機の概略正面図、第7図は軽搬型空気圧縮機の
概略側面図、第8図は本考案の他の実施例を示すカバー
の斜視図、第9図及び第10図は従来の軽搬型空気圧縮機
の一例を示すもので、第9図は斜視図、第10図はカプラ
からドレンが噴出した状態を示す斜視図である。 11……軽搬型空気圧縮機、13……カプラ、13a……ソケ
ット(雌カプラ)、13b……プラグ(雄カプラ)、13c…
…スリーブ、13e……係止突起(環状突起)、16……爪
部材(操作体)、16a,16b……係止爪、16d……脚部、16
f……切欠凹部、17……連結綱部材(連結部材)、17b…
…綱、18……カバー(連結部材)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雌カプラに設けられたスリーブをその軸線
    方向に移動させることにより雌カプラ内に挿入された雄
    カプラを前記雌カプラに着脱可能としたカプラにおい
    て、 前記スリーブに取り付けられ、前記スリーブの半径方向
    において前記スリーブよりも外方に突出し、かつ前記ス
    リーブの軸線方向において前記スリーブよりも雄カプラ
    側に突出する脚部を有する操作体と、 前記雄カプラに一端が取り付けられ他端が前記操作体に
    連結された連結部材と、を設けたことを特徴とする連結
    部材付きカプラ。
JP7728790U 1990-07-20 1990-07-20 連結部材付きカプラ Expired - Lifetime JP2529797Y2 (ja)

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