JP2529680Y2 - マンホール上蓋 - Google Patents
マンホール上蓋Info
- Publication number
- JP2529680Y2 JP2529680Y2 JP1302592U JP1302592U JP2529680Y2 JP 2529680 Y2 JP2529680 Y2 JP 2529680Y2 JP 1302592 U JP1302592 U JP 1302592U JP 1302592 U JP1302592 U JP 1302592U JP 2529680 Y2 JP2529680 Y2 JP 2529680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyhole
- manhole
- manhole cover
- keyholes
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マンホールに使用する
鉄蓋(上蓋)の開閉作業時における安全性、作業性を改
善したマンホール上蓋に関するものである。
鉄蓋(上蓋)の開閉作業時における安全性、作業性を改
善したマンホール上蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマンホール鉄蓋の開口は、一般的
には、図3(a)に示すように上蓋1を鍵穴方向に引き
開口する。図3において1はマンホール上蓋、2はマン
ホールの周囲に配置したセフティコーン、3はセフティ
コーンを結ぶフラッシュバー、4は走行する自動車を示
す。
には、図3(a)に示すように上蓋1を鍵穴方向に引き
開口する。図3において1はマンホール上蓋、2はマン
ホールの周囲に配置したセフティコーン、3はセフティ
コーンを結ぶフラッシュバー、4は走行する自動車を示
す。
【0003】マンホール上蓋を取り外すには、図4
(a)に示すように1人の作業員がテコの原理を利用し
て行う方法と、図4(b)に示すように2人の作業員に
よって引き上げる方法とがある。この場合、マンホール
上蓋の鍵穴の方向が、図5に示すように道路の方向と直
角にある場合は、作業員は、ややもするとセフティコー
ン,フラッシュバーの外側に出ることとなり、作業上危
険であり、この場合は鍵穴の方向を、道路の方向に平行
になるように修正してから開口作業を行う必要があっ
た。
(a)に示すように1人の作業員がテコの原理を利用し
て行う方法と、図4(b)に示すように2人の作業員に
よって引き上げる方法とがある。この場合、マンホール
上蓋の鍵穴の方向が、図5に示すように道路の方向と直
角にある場合は、作業員は、ややもするとセフティコー
ン,フラッシュバーの外側に出ることとなり、作業上危
険であり、この場合は鍵穴の方向を、道路の方向に平行
になるように修正してから開口作業を行う必要があっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように従来の方法
では、作業能率が悪く、また道路上での作業時間がかか
り、鍵穴の操作時での無理な体勢での方向規制などか
ら、腰に負担がかかり、非常に危険な作業である。本考
案は上記の欠点を改善するために提案されたもので、安
全及び作業能率よくスムーズに作業が行いうるマンホー
ル上蓋を提供することを目的とする。
では、作業能率が悪く、また道路上での作業時間がかか
り、鍵穴の操作時での無理な体勢での方向規制などか
ら、腰に負担がかかり、非常に危険な作業である。本考
案は上記の欠点を改善するために提案されたもので、安
全及び作業能率よくスムーズに作業が行いうるマンホー
ル上蓋を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は周縁に近い箇所に、少なくとも4個以上偶
数個の鍵穴を、ほぼ円周上に等間隔に設けたことを特徴
とする円形のマンホール上蓋を考案の要旨とするもので
ある。
め、本考案は周縁に近い箇所に、少なくとも4個以上偶
数個の鍵穴を、ほぼ円周上に等間隔に設けたことを特徴
とする円形のマンホール上蓋を考案の要旨とするもので
ある。
【0006】
【作用】本考案によれば、マンホール上蓋の鍵穴の数を
4個以上偶数個設けてあるため、作業にあたって特に鍵
穴の位置をずらすことなく、作業を能率的に行うことが
できる。
4個以上偶数個設けてあるため、作業にあたって特に鍵
穴の位置をずらすことなく、作業を能率的に行うことが
できる。
【0007】
【実施例】次に本考案の実施例について説明する。図1
は本考案の上蓋の実施例を示すもので、図において1は
マンホール上蓋、1aは鍵穴、2はセフティコーン、3
はフラッシュバー、4は自動車を示す。この場合、1組
の鍵穴が道路方向と直角であっても、他の組は道路と平
行にあるため、上蓋1の鍵穴1aの向きをずらすことな
く、作業を行いうるものである。図2(a)のように、
鍵穴の方向が多少ずれた場合でも作業を支障なく行うこ
とができる。図2(b)は鍵穴の数が6個の場合を示
す。鍵穴の数が偶数個であれば8個以上でもよい。
は本考案の上蓋の実施例を示すもので、図において1は
マンホール上蓋、1aは鍵穴、2はセフティコーン、3
はフラッシュバー、4は自動車を示す。この場合、1組
の鍵穴が道路方向と直角であっても、他の組は道路と平
行にあるため、上蓋1の鍵穴1aの向きをずらすことな
く、作業を行いうるものである。図2(a)のように、
鍵穴の方向が多少ずれた場合でも作業を支障なく行うこ
とができる。図2(b)は鍵穴の数が6個の場合を示
す。鍵穴の数が偶数個であれば8個以上でもよい。
【0008】
【考案の効果】叙上のように本考案によれば、マンホー
ルの鍵穴の数が4個以上の偶数個と多いため、このうち
の鍵穴の1組はおおむね道路の長さ方向と平行に向いて
いる状態となり、従来のように鍵穴の向きが道路の方向
に垂直であることに起因する、鍵穴の操作時の無理な姿
勢などから起きる腰の負担を軽減し、作業能率を向上
し、さらに道路作業場における安全確保を図ることがで
きる効果を有するものである。なお本考案は、単に通信
用マンホールに限るものではなく、円形マンホール蓋な
ら、いずれも適用可能であるのは言うまでもない。
ルの鍵穴の数が4個以上の偶数個と多いため、このうち
の鍵穴の1組はおおむね道路の長さ方向と平行に向いて
いる状態となり、従来のように鍵穴の向きが道路の方向
に垂直であることに起因する、鍵穴の操作時の無理な姿
勢などから起きる腰の負担を軽減し、作業能率を向上
し、さらに道路作業場における安全確保を図ることがで
きる効果を有するものである。なお本考案は、単に通信
用マンホールに限るものではなく、円形マンホール蓋な
ら、いずれも適用可能であるのは言うまでもない。
【図1】本考案のマンホール上蓋を示す。
【図2】マンホール上蓋の鍵穴の位置を示すもので、
(a)は鍵穴が4個の場合、(b)は6個の場合を示
す。
(a)は鍵穴が4個の場合、(b)は6個の場合を示
す。
【図3】従来例を示す。
【図4】上蓋の開口作業を示し、(a)は作業員が1人
の場合、(b)は2人の場合を示す。
の場合、(b)は2人の場合を示す。
【図5】鍵穴が道路の方向と直角に配置された従来例を
示す。
示す。
1 マンホール上蓋 1a 鍵穴 2 セフティコーン 3 フラッシュバー 4 自動車
フロントページの続き (72)考案者 松田 和久 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−106047(JP,U) 実開 平1−102238(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 周縁に近い箇所に、少なくとも4個以上
偶数個の鍵穴を、ほぼ円周上に等間隔に設けたことを特
徴とする円形のマンホール上蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302592U JP2529680Y2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | マンホール上蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302592U JP2529680Y2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | マンホール上蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0567649U JPH0567649U (ja) | 1993-09-07 |
JP2529680Y2 true JP2529680Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=11821604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1302592U Expired - Lifetime JP2529680Y2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | マンホール上蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529680Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP1302592U patent/JP2529680Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0567649U (ja) | 1993-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |