JP2529349Y2 - 閃絡表示器 - Google Patents

閃絡表示器

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JP2529349Y2
JP2529349Y2 JP1991080058U JP8005891U JP2529349Y2 JP 2529349 Y2 JP2529349 Y2 JP 2529349Y2 JP 1991080058 U JP1991080058 U JP 1991080058U JP 8005891 U JP8005891 U JP 8005891U JP 2529349 Y2 JP2529349 Y2 JP 2529349Y2
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JP
Japan
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display
display unit
flash lamp
flash
main body
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JP1991080058U
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JPH0523479U (ja
Inventor
康裕 中島
則雄 近藤
隆 西川
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は送配電用の鉄塔に取り付
けておき、落雷等による閃絡電流が流れたときに表示布
を垂れ下がらせて閃絡位置を表示する閃絡表示器の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】閃絡電流を感知したときに火薬等の力に
よって表示布を本体から飛び出させ、閃絡位置を表示す
るようにした閃絡表示器は古くから知られている。しか
しこのような従来の閃絡表示器は長年にわたって自然環
境下に設置された場合の信頼性に欠けるため、本考案者
等は写真用のフラッシュランプに着目し、閃絡電流によ
りフラッシュランプが発光するとその機械的強度が失わ
れることを利用してバネを作動させ、閃絡表示を行わせ
るようにした閃絡表示器を開発し、既に特許出願済みで
ある。
【0003】ところがこの先願の閃絡表示器は、フラッ
シュランプと、フラッシュランプが発光したときバネ力
により作動するトリガーと、トリガーにより下方に垂れ
下がる表示布とをその表示部カバー内に一体に組み込ん
だ構造のものであるので、落雷等により閃絡表示器が作
動した場合にはその全体を交換しなければならず、交換
作業が容易ではないうえ、資源の再利用および経済性の
面で問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した従来
の問題点を解消して、落雷等により閃絡表示器が作動し
た後の交換作業が容易であり、また交換部品を最小限に
止めて経済性を向上させた閃絡表示器を提供するために
完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案は、フラッシュランプと、フラッシ
ュランプが発光したときバネ力により作動するトリガー
と、トリガーにより下方に垂れ下がる表示布と、それら
の上端面に位置する平板とを備えた表示部本体を収納し
た表示部カバーの上部に、フラッシュランプ発光回路を
内蔵した検出部を開閉自在に取付けるとともに、この検
出部の内側下面に、検出部を閉じたとき前記平板を下方
に押圧することにより表示部本体を固定するための表示
部固定バネを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1と図2は本考案の第1の実施例を示
すもので、1は表示部カバー、2は表示部カバー1から
突出させた腕、3はこの腕2に軸4によって開閉自在に
取り付けられた検出部である。検出部3の軸4とは反対
側には板バネ5が取り付けてあり、表示部カバー1に固
定された突片6の孔7に板バネ5を係合させることによ
り、検出部3を閉じた状態で表示部カバー1に固定でき
るようになっている。
【0007】この表示部カバー1の内部には、上端面に
平板8を備えた表示部本体9が落とし込まれるように収
納されている。表示部本体9は円筒状のもので、その内
部にはフラッシュランプ10が固定されている。またフラ
ッシュランプ10の上部外側にはバネ11が設けられてお
り、フラッシュランプ10を常に押圧している。このバネ
11はフラッシュランプ10が発光してその強度が失われた
ときに表示部本体9の外側に設けられたトリガー12を表
示部本体9のスリット13に沿って急速に下方に押し出す
ためのものである。
【0008】さらに表示部本体9の下部には、折り畳ま
れた表示布14が収納されている。表示布14の上端は表示
部本体9に固定されており、またその下端は表示部蓋15
に固定されている。そしてこの表示部蓋15は弾性板から
なる蓋係止板16により表示部本体9の下端に支持されて
いる。このため、フラッシュランプ10が発光してトリガ
ー12が上記のように下方に押されると、表示部蓋15は蓋
係止板16を撓ませながら下方へ落下し、同時に表示布14
を垂れ下がらせて閃絡表示を行うこととなる。本考案に
おいては、上記したフラッシュランプ10、トリガー12、
表示布14等を含む表示部本体9を一体として表示部カバ
ー1の内部に取り付けてあり、この表示部本体9を交換
することができるようになっている。
【0009】一方、検出部3はその内部にフラッシュラ
ンプ発光回路17を内蔵させてあり、このフラッシュラン
プ発光回路17は一対のコネクタ18、19によってフラッシ
ュランプ10と接続されている。なおフラッシュランプ10
のリード線20を十分に長くしておき、検出部3を軸4を
中心として開いた状態でもコネクタ18、19の接続ができ
る構造となっている。さらに検出部3の内側下面には、
検出部3を閉じたとき表示部本体9を固定するための表
示部固定バネ21が設けられている。この表示部固定バネ
21は表示部本体9の平板8を表示部カバー1の段部に向
かって下方に押圧することにより、単に検出部3を閉じ
るだけで表示部本体9をがたつきなく確実に固定するこ
とができる。
【0010】図3は本考案の第2の実施例を示すもの
で、その基本的な構成は第1の実施例と同様である。し
かし第1の実施例では表示布14をフラッシュランプ10の
下方に収納したのに対して第2の実施例では表示部本体
9の外周に収納し、表示布14の長さを十分に確保できる
ようにしてある。また表示部蓋15や表示部固定バネ21の
形態が多少異なるが、その構成や作用は同一である。
【0011】
【作用】このように構成された本考案の閃絡表示器は、
前述したように送配電用の鉄塔に取り付けて使用される
ものであり、検出部3のフラッシュランプ発光回路17が
閃絡電流を検出するとフラッシュランプ10を発光させ、
これと同時にトリガー12がバネ11の力によって急速に下
降して表示部蓋15を叩き、表示部蓋15とともに表示布14
を落下させて閃絡表示を行うことは先願の閃絡表示器と
同様である。
【0012】しかしこのように閃絡表示器が作動した
後、先願の閃絡表示器は収納筒を含む表示部全体を交換
する必要があったのに対して、本考案の閃絡表示器は板
バネ5を外して検出部3を上方に開き、表示部本体9を
表示部カバー1の内部から抜き出したうえ、新しい表示
部本体9と交換することができる。そしてコネクタ18、
19を接続した後に検出部3を閉じれば、検出部3の内側
下面に設けられた表示部固定バネ21が表示部本体9の平
板8を下方に押圧することにより、新しい表示部本体9
を表示部カバー1に確実に固定する。このように本考案
によれば再使用できないフラッシュランプ10とその周辺
部材のみを交換するだけでよく、しかも交換作業が極め
て容易であるうえ、資源の有効利用の観点および経済性
の観点からも極めて優れたものである。
【0013】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案の閃絡表
示器は表示部本体を着脱自在に収納した表示部カバーの
上部に検出部を開閉自在に取付けることにより、作動後
の交換部品を減少させ、また交換作業を容易化したもの
である。よって本考案は従来の問題点を解消した閃絡表
示器として、その実用的価値は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す一部切欠正面図で
ある。
【図2】本考案の第1の実施例を示す一部切欠側面図で
ある。
【図3】本考案の第2の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 表示部カバー 3 検出部8 平板 9 表示部本体 10 フラッシュランプ 11 バネ 12 トリガー 14 表示布 17 フラッシュランプ発光回路 21 表示部固定バネ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュランプと、フラッシュランプ
    が発光したときバネ力により作動するトリガーと、トリ
    ガーにより下方に垂れ下がる表示布と、それらの上端面
    に位置する平板とを備えた表示部本体を収納した表示部
    カバーの上部に、フラッシュランプ発光回路を内蔵した
    検出部を開閉自在に取付けるとともに、この検出部の
    側下面に、検出部を閉じたとき前記平板を下方に押圧す
    ることにより表示部本体を固定するための表示部固定バ
    ネを設けたことを特徴とする閃絡表示器。
JP1991080058U 1991-09-05 1991-09-05 閃絡表示器 Expired - Lifetime JP2529349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991080058U JP2529349Y2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 閃絡表示器

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JP1991080058U JP2529349Y2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 閃絡表示器

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Publication Number Publication Date
JPH0523479U JPH0523479U (ja) 1993-03-26
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ID=13707639

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49135A (ja) * 1972-04-21 1974-01-05
JP2559863B2 (ja) * 1989-09-28 1996-12-04 日本碍子株式会社 閃絡表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0523479U (ja) 1993-03-26

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Effective date: 19961025