JP2846740B2 - 閃絡表示装置 - Google Patents
閃絡表示装置Info
- Publication number
- JP2846740B2 JP2846740B2 JP2406322A JP40632290A JP2846740B2 JP 2846740 B2 JP2846740 B2 JP 2846740B2 JP 2406322 A JP2406322 A JP 2406322A JP 40632290 A JP40632290 A JP 40632290A JP 2846740 B2 JP2846740 B2 JP 2846740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- spring
- flash lamp
- cylindrical portion
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Locating Faults (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送配電線路で落雷等によ
る閃絡事故が発生した際に事故地点を表示するための閃
絡表示装置に関するものである。
る閃絡事故が発生した際に事故地点を表示するための閃
絡表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送電用鉄塔等に取り付けて閃絡事故の発
生地点を表示する上記のような閃絡表示装置としては、
従来から各種のものが提案されている。しかし従来のも
のはいずれも閃絡電流を検出して表示部を作動させるた
めに機械的な駆動装置を用いているため、装置が大型で
重量も重く、かつ製作費が高いという欠点があった。特
にこの種の装置は通常の取付け状態ではできるだけ目立
たない小型のものであり、しかも作動時には視認性の高
いことが求められるのであるが、この相矛盾した要求を
満足することは容易ではなかった。
生地点を表示する上記のような閃絡表示装置としては、
従来から各種のものが提案されている。しかし従来のも
のはいずれも閃絡電流を検出して表示部を作動させるた
めに機械的な駆動装置を用いているため、装置が大型で
重量も重く、かつ製作費が高いという欠点があった。特
にこの種の装置は通常の取付け状態ではできるだけ目立
たない小型のものであり、しかも作動時には視認性の高
いことが求められるのであるが、この相矛盾した要求を
満足することは容易ではなかった。
【0003】またこの閃絡装置は長年にわたり自然環境
中に置かれるために信頼性が低下するおそれがあり、こ
のためには表示部を収納している収納筒に蓋をすること
も考えられるのであるが、寒冷地においては蓋が収納筒
に対して凍り付くことがあり、内部の装置が作動しても
表示部が外に出ることができず、その機能を発揮しない
場合があることが判明した。
中に置かれるために信頼性が低下するおそれがあり、こ
のためには表示部を収納している収納筒に蓋をすること
も考えられるのであるが、寒冷地においては蓋が収納筒
に対して凍り付くことがあり、内部の装置が作動しても
表示部が外に出ることができず、その機能を発揮しない
場合があることが判明した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、小型、軽量で製作費が安く、しか
も作動の信頼性および作動時の視認性が高く、寒冷地に
設置しても確実に作動させることができる閃絡表示装置
を提供するために完成されたものである。
の問題点を解決して、小型、軽量で製作費が安く、しか
も作動の信頼性および作動時の視認性が高く、寒冷地に
設置しても確実に作動させることができる閃絡表示装置
を提供するために完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに完成された第1の発明は、外筒部と内筒部とを備え
た収納筒の下面に、内筒部の下端に係止具により係止さ
れた蓋を取付け、上記外筒部と内筒部との間に下端がこ
の蓋に取付けられた表示布を折り畳み状態で収納すると
ともに、内筒部の中央には閃絡検出電流により発光する
フラッシュランプをバネの弾発下に設け、更にフラッシ
ュランプにはその発光時にバネの弾発力により下降して
係止具及び蓋を瞬時に押し下げるためのトリガーを取り
付けたことを特徴とするものである。
めに完成された第1の発明は、外筒部と内筒部とを備え
た収納筒の下面に、内筒部の下端に係止具により係止さ
れた蓋を取付け、上記外筒部と内筒部との間に下端がこ
の蓋に取付けられた表示布を折り畳み状態で収納すると
ともに、内筒部の中央には閃絡検出電流により発光する
フラッシュランプをバネの弾発下に設け、更にフラッシ
ュランプにはその発光時にバネの弾発力により下降して
係止具及び蓋を瞬時に押し下げるためのトリガーを取り
付けたことを特徴とするものである。
【0006】また第2の発明は、外筒部と縦スリット付
きの有底内筒部とを備えた収納筒の下面に係止具により
蓋を係止し、上記外筒部と有底内筒部との間に下端がこ
の蓋に取付けられた表示布を折り畳み状態で収納すると
ともに、有底内筒部の内部には閃絡検出電流により発光
するフラッシュランプをバネの弾発下に設け、更にフラ
ッシュランプにはその発光時にバネの弾発力により前記
縦スリットに沿って下降して係止具から蓋を瞬時に押し
下げるためのトリガーを取り付けたことを特徴とするも
のである。
きの有底内筒部とを備えた収納筒の下面に係止具により
蓋を係止し、上記外筒部と有底内筒部との間に下端がこ
の蓋に取付けられた表示布を折り畳み状態で収納すると
ともに、有底内筒部の内部には閃絡検出電流により発光
するフラッシュランプをバネの弾発下に設け、更にフラ
ッシュランプにはその発光時にバネの弾発力により前記
縦スリットに沿って下降して係止具から蓋を瞬時に押し
下げるためのトリガーを取り付けたことを特徴とするも
のである。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。 〔第1の発明の実施例〕図1において、1は外筒部2と
内筒部3とを備えた収納筒であり、その上面に突設され
た接続具4により制御回路部5に取付けられている。こ
の収納筒1の下面には、Oリング6によりシールされた
蓋7が取付けられている。この蓋7は上記内筒部3に対
応する位置に複数個のフック状の係止具8を備えてお
り、内筒部3の下端の突状にこれらの係止具8を内側か
ら係合させることにより、収納筒1の下面に取付けられ
ている。そして外筒部2と内筒部3との間には、例えば
赤色等の目立ち易い色に着色された表示布9が折り畳み
状態で収納されている。この表示布9は上端を収納筒1
の内面に固定され、また下端を蓋7に取付けられたもの
であって、蓋7が下方に落下すると図2のように収納筒
1の下方に垂れ下がるようになっている。
細に説明する。 〔第1の発明の実施例〕図1において、1は外筒部2と
内筒部3とを備えた収納筒であり、その上面に突設され
た接続具4により制御回路部5に取付けられている。こ
の収納筒1の下面には、Oリング6によりシールされた
蓋7が取付けられている。この蓋7は上記内筒部3に対
応する位置に複数個のフック状の係止具8を備えてお
り、内筒部3の下端の突状にこれらの係止具8を内側か
ら係合させることにより、収納筒1の下面に取付けられ
ている。そして外筒部2と内筒部3との間には、例えば
赤色等の目立ち易い色に着色された表示布9が折り畳み
状態で収納されている。この表示布9は上端を収納筒1
の内面に固定され、また下端を蓋7に取付けられたもの
であって、蓋7が下方に落下すると図2のように収納筒
1の下方に垂れ下がるようになっている。
【0008】一方、この内筒部3の中央にはフラッシュ
ランプ10が設けられている。このフラッシュランプ1
0はリード線11によって前記の接続具4に接続されて
おり、制御回路部5から閃絡検出電流が流れると瞬時に
発光するものである。このフラッシュランプ10はバネ
12の弾発力によって常にその先端が蓋7の裏面に押し
付けられた弾発状態にある。更にフラッシュランプ10
の上部には、筒状のトリガー13が取り付けられてい
る。このトリガー13は図1のように常時はその下端を
前記の係止具8の舌片14よりもやや上方に位置させて
いる。
ランプ10が設けられている。このフラッシュランプ1
0はリード線11によって前記の接続具4に接続されて
おり、制御回路部5から閃絡検出電流が流れると瞬時に
発光するものである。このフラッシュランプ10はバネ
12の弾発力によって常にその先端が蓋7の裏面に押し
付けられた弾発状態にある。更にフラッシュランプ10
の上部には、筒状のトリガー13が取り付けられてい
る。このトリガー13は図1のように常時はその下端を
前記の係止具8の舌片14よりもやや上方に位置させて
いる。
【0009】このように構成された第1の発明の閃絡表
示装置は、図1の状態で送電用鉄塔等に取り付けられて
いるものであり、この状態では全体の大きさもごく小さ
いものである。また収納筒1の下面は蓋7により密封さ
れているので、長年にわたり自然環境下に置かれても雨
水等が侵入することがなく、内部の機器の信頼性を保つ
ことができる。
示装置は、図1の状態で送電用鉄塔等に取り付けられて
いるものであり、この状態では全体の大きさもごく小さ
いものである。また収納筒1の下面は蓋7により密封さ
れているので、長年にわたり自然環境下に置かれても雨
水等が侵入することがなく、内部の機器の信頼性を保つ
ことができる。
【0010】しかし線路への落雷等による閃絡事故が生
じた場合には、制御回路部5から閃絡検出電流がフラッ
シュランプ10に流れ、瞬時にフラッシュランプ10を
発光させる。フラッシュランプ10は発光前に十分な機
械的強度を持つものであるが、発光するとそのガラス球
にクラックを生じて強度が急激に低下する性質を持って
いる。この結果、フラッシュランプ10により支えられ
ていたバネ12の力は支えを失い、弾発力によりトリガ
ー13を下方へ瞬時に押し下げる。これとともにトリガ
ー13は係止具8の舌片14を衝撃的に押し下げ、係止
具8を内筒部3の下端の突状から外す。すると蓋は自重
により図2のように下方へ落下し、同時に折り畳み状態
にあった表示布9が収納筒1の下方に長く垂れ下がって
閃絡を表示する。
じた場合には、制御回路部5から閃絡検出電流がフラッ
シュランプ10に流れ、瞬時にフラッシュランプ10を
発光させる。フラッシュランプ10は発光前に十分な機
械的強度を持つものであるが、発光するとそのガラス球
にクラックを生じて強度が急激に低下する性質を持って
いる。この結果、フラッシュランプ10により支えられ
ていたバネ12の力は支えを失い、弾発力によりトリガ
ー13を下方へ瞬時に押し下げる。これとともにトリガ
ー13は係止具8の舌片14を衝撃的に押し下げ、係止
具8を内筒部3の下端の突状から外す。すると蓋は自重
により図2のように下方へ落下し、同時に折り畳み状態
にあった表示布9が収納筒1の下方に長く垂れ下がって
閃絡を表示する。
【0011】また前記したように、寒冷地においては収
納筒1と蓋7との間が凍結し、単に係止具8の係止を解
いただけでは蓋7が落下しないおそれがあるが、本発明
の閃絡表示装置においては、トリガー13が係止具8の
みならず蓋7をも強制的に下方へ押し下げるので、蓋7
を確実に落下させることができる。従って、寒冷地にお
いても確実な閃絡表示を行わせることができ、事故後に
保線作業員が閃絡事故のあった鉄塔を容易に発見できる
ようになる。
納筒1と蓋7との間が凍結し、単に係止具8の係止を解
いただけでは蓋7が落下しないおそれがあるが、本発明
の閃絡表示装置においては、トリガー13が係止具8の
みならず蓋7をも強制的に下方へ押し下げるので、蓋7
を確実に落下させることができる。従って、寒冷地にお
いても確実な閃絡表示を行わせることができ、事故後に
保線作業員が閃絡事故のあった鉄塔を容易に発見できる
ようになる。
【0012】 〔第2の発明の実施例〕図3〜図6は第2の発明の実施
例を示す図であり、第1の発明と対応する部分には同一
の部号を付けてある。図3において、1は外筒部2と有
底内筒部3とを備えた収納筒である。有底内筒部3は外
筒部2と一体成形されたものであり、その下端からやや
上方まで両側に縦スリット15が形成されている。
例を示す図であり、第1の発明と対応する部分には同一
の部号を付けてある。図3において、1は外筒部2と有
底内筒部3とを備えた収納筒である。有底内筒部3は外
筒部2と一体成形されたものであり、その下端からやや
上方まで両側に縦スリット15が形成されている。
【0013】この収納筒1の下面には、舌片状の係止具
8により蓋7を係止してある。実施例では蓋7は図4に
示すように中心孔16付きのものとされており、その孔
径よりもやや長い長方形状や円形の係止具8を有底内筒
部3の下面に取り付けることによって係止されている。
しかし蓋7の係止方法はこれに限定されるものではな
く、例えば蓋7の外周にOリングのようなばね性を有す
る係止具8を取付け、外筒部2の内壁に形成した凹部に
嵌合させてもよい。
8により蓋7を係止してある。実施例では蓋7は図4に
示すように中心孔16付きのものとされており、その孔
径よりもやや長い長方形状や円形の係止具8を有底内筒
部3の下面に取り付けることによって係止されている。
しかし蓋7の係止方法はこれに限定されるものではな
く、例えば蓋7の外周にOリングのようなばね性を有す
る係止具8を取付け、外筒部2の内壁に形成した凹部に
嵌合させてもよい。
【0014】外筒部2と有底内筒部3との間の空間に
は、上端が外筒部2に取付けられ、下端がこの蓋7に取
付けられた表示布9が折り畳み状態で収納されている。
実施例では組立を容易とするため、表示布9の両端部を
袋縫いし、その内部にばね性を有する材料からなる一部
が切欠されたリング17を入れ、リング17のばね性を
利用して外筒部2の内面の凹部と蓋7の端面の凹部に内
側から嵌合させてある。
は、上端が外筒部2に取付けられ、下端がこの蓋7に取
付けられた表示布9が折り畳み状態で収納されている。
実施例では組立を容易とするため、表示布9の両端部を
袋縫いし、その内部にばね性を有する材料からなる一部
が切欠されたリング17を入れ、リング17のばね性を
利用して外筒部2の内面の凹部と蓋7の端面の凹部に内
側から嵌合させてある。
【0015】有底内筒部3の内部には閃絡検出電流によ
り発光するフラッシュランプ10をバネ12の弾発下に
設けてある。バネ12は有底内筒部3の内部に収納され
てフラッシュランプ10を有底内筒部3の底面に向かっ
て押し付けている。このようにバネ12は有底内筒部3
にガイドされているため、バネ12の全長を長くしても
収納状態において座屈することがない。
り発光するフラッシュランプ10をバネ12の弾発下に
設けてある。バネ12は有底内筒部3の内部に収納され
てフラッシュランプ10を有底内筒部3の底面に向かっ
て押し付けている。このようにバネ12は有底内筒部3
にガイドされているため、バネ12の全長を長くしても
収納状態において座屈することがない。
【0016】このフラッシュランプ10には、その発光
時にバネ2の弾発力により前記縦スリット15に沿って
下降するトリガー13が押し付けられている。トリガー
13は縦スリット15を貫通して外側の下方へ伸びる2
本の腕を持ち、その下端でバネ12の弾発力により係止
具8から蓋7を瞬時に押し下げるためのものである。こ
のトリガー13も縦スリット15にガイドされているう
え、バネ12も有底内筒部3にガイドされてセンターず
れがないため、トリガー13は左右に傾斜することなく
下降して蓋7を係止具8から確実に押し下げる。
時にバネ2の弾発力により前記縦スリット15に沿って
下降するトリガー13が押し付けられている。トリガー
13は縦スリット15を貫通して外側の下方へ伸びる2
本の腕を持ち、その下端でバネ12の弾発力により係止
具8から蓋7を瞬時に押し下げるためのものである。こ
のトリガー13も縦スリット15にガイドされているう
え、バネ12も有底内筒部3にガイドされてセンターず
れがないため、トリガー13は左右に傾斜することなく
下降して蓋7を係止具8から確実に押し下げる。
【0017】このように構成された第2の発明の閃絡表
示装置も基本的な作動原理は第1の発明と同様であり、
閃絡事故が生じた場合には、瞬時にフラッシュランプ1
0が発光するためにその強度が急激に低下し、フラッシ
ュランプ10により支えられていたバネ12の力は支え
を失い、その弾発力により縦スリット15に沿ってトリ
ガー13を下方へ瞬時に押し下げる。これとともにトリ
ガー13は図5に示すように係止具8を変形させつつ蓋
7を衝撃的に押し下げ、同時に折り畳み状態にあった表
示布9が蓋7とともに収納筒1の下方に長く垂れ下がっ
て図6のように閃絡を表示することとなる。
示装置も基本的な作動原理は第1の発明と同様であり、
閃絡事故が生じた場合には、瞬時にフラッシュランプ1
0が発光するためにその強度が急激に低下し、フラッシ
ュランプ10により支えられていたバネ12の力は支え
を失い、その弾発力により縦スリット15に沿ってトリ
ガー13を下方へ瞬時に押し下げる。これとともにトリ
ガー13は図5に示すように係止具8を変形させつつ蓋
7を衝撃的に押し下げ、同時に折り畳み状態にあった表
示布9が蓋7とともに収納筒1の下方に長く垂れ下がっ
て図6のように閃絡を表示することとなる。
【0018】しかし第2の発明においてはフラッシュラ
ンプ10が有底内筒部3の内部に収納されているため、
第1の発明のもののようにガラス破片が周囲に飛散する
おそれがない。また第2の発明においてはトリガ13は
有底内筒部3にガイドされ左右に傾斜することなく下降
して蓋7を押し下げるので確実に動作させることがで
き、表示の確実性を向上させることができる。更にバネ
12も有底内筒部3にガイドされているので、バネ12
の全長を長くしても座屈するおそれがない利点がある。
ンプ10が有底内筒部3の内部に収納されているため、
第1の発明のもののようにガラス破片が周囲に飛散する
おそれがない。また第2の発明においてはトリガ13は
有底内筒部3にガイドされ左右に傾斜することなく下降
して蓋7を押し下げるので確実に動作させることがで
き、表示の確実性を向上させることができる。更にバネ
12も有底内筒部3にガイドされているので、バネ12
の全長を長くしても座屈するおそれがない利点がある。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の閃絡表
示装置はフラッシュランプの特性を巧みに利用して閃絡
検出電流をトリガーの運動に変換するようにし、またこ
れに連動する各部材をコンパクトに収納筒の内部に収納
させたものであるから、全体の小型化、軽量化を図るこ
とができ、また製作コストを引き下げることができる。
しかも本発明の閃絡表示装置は作動後には表示布を長く
垂れ下がらせることができ、視認性を向上させることが
できる。更に本発明の閃絡表示装置は、寒冷地において
蓋が凍り付いたような場合にも確実な閃絡表示を行わせ
ることができる。
示装置はフラッシュランプの特性を巧みに利用して閃絡
検出電流をトリガーの運動に変換するようにし、またこ
れに連動する各部材をコンパクトに収納筒の内部に収納
させたものであるから、全体の小型化、軽量化を図るこ
とができ、また製作コストを引き下げることができる。
しかも本発明の閃絡表示装置は作動後には表示布を長く
垂れ下がらせることができ、視認性を向上させることが
できる。更に本発明の閃絡表示装置は、寒冷地において
蓋が凍り付いたような場合にも確実な閃絡表示を行わせ
ることができる。
【0020】また第2の発明によれば、上記の利点の他
に作動時におけるフラッシュランプの破片の飛散がな
く、トリガー及びバネを有底内筒部にガイドさせること
により動作の確実性を得ることもできる利点がある。よ
って本発明は、従来の問題を解決した閃絡表示装置とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大きいものが
ある。
に作動時におけるフラッシュランプの破片の飛散がな
く、トリガー及びバネを有底内筒部にガイドさせること
により動作の確実性を得ることもできる利点がある。よ
って本発明は、従来の問題を解決した閃絡表示装置とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大きいものが
ある。
【0021】
【図1】第1の発明の実施例を示す断面図である。
【図2】その作動後の状態を示す断面図である。
【図3】第1の発明の実施例を示す断面図である。
【図4】図3の底面図である。
【図5】作動の瞬間を示す一部切欠正面図である。
【図6】作動後の状態を示す一部切欠断面図である。
1 収納筒 2 外筒部 3 内筒部、有底内筒部 7 蓋 8 係止具 9 表示布 10 フラッシュランプ 13 トリガー 15 縦スリット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−61420(JP,A) 特開 平3−255965(JP,A) 実開 昭59−132326(JP,U) 実開 昭57−87454(JP,U) 実開 昭59−195577(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 7/00 - 7/22
Claims (2)
- 【請求項1】 外筒部2と内筒部3とを備えた収納筒1
の下面に、内筒部3の下端に係止具8により係止された
蓋7を取付け、上記外筒部2と内筒部3との間に下端が
この蓋7に取付けられた表示布9を折り畳み状態で収納
するとともに、内筒部3の中央には閃絡検出電流により
発光するフラッシュランプ10をバネ12の弾発下に設
け、更にフラッシュランプ10にはその発光時にバネ1
2の弾発力により下降して係止具8及び蓋7を瞬時に押
し下げるためのトリガー13を取り付けたことを特徴と
する閃絡表示装置。 - 【請求項2】 外筒部2と縦スリット15付きの有底内
筒部3とを備えた収納筒1の下面に係止具8により蓋7
を係止し、上記外筒部2と有底内筒部3との間に下端が
この蓋7に取付けられた表示布9を折り畳み状態で収納
するとともに、有底内筒部3の内部には閃絡検出電流に
より発光するフラッシュランプ10をバネ12の弾発下
に設け、更にフラッシュランプ10にはその発光時にバ
ネ12の弾発力により前記縦スリット15に沿って下降
して係止具8から蓋7を瞬時に押し下げるためのトリガ
ー13を取り付けたことを特徴とする閃絡表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406322A JP2846740B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-12-05 | 閃絡表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5431090 | 1990-03-06 | ||
JP2-54310 | 1990-03-06 | ||
JP2406322A JP2846740B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-12-05 | 閃絡表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04209A JPH04209A (ja) | 1992-01-06 |
JP2846740B2 true JP2846740B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=26395060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2406322A Expired - Lifetime JP2846740B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-12-05 | 閃絡表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2846740B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6173836B1 (en) * | 1998-07-15 | 2001-01-16 | Avery Dennison Corporation | Fastener clip |
US6308386B1 (en) * | 1998-07-15 | 2001-10-30 | Avery Dennison Corporation | Fastener clip and method of making the same |
CN102046475B (zh) | 2008-05-28 | 2014-12-10 | M.I.T.国际有限公司 | 扣合片安装装置 |
-
1990
- 1990-12-05 JP JP2406322A patent/JP2846740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04209A (ja) | 1992-01-06 |
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