JP2528617Y2 - ゴカイ等のつまみ具 - Google Patents
ゴカイ等のつまみ具Info
- Publication number
- JP2528617Y2 JP2528617Y2 JP1993035114U JP3511493U JP2528617Y2 JP 2528617 Y2 JP2528617 Y2 JP 2528617Y2 JP 1993035114 U JP1993035114 U JP 1993035114U JP 3511493 U JP3511493 U JP 3511493U JP 2528617 Y2 JP2528617 Y2 JP 2528617Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- handle
- snail
- slip
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ゴカイ、イソメ、ミ
ミズ等の釣りエサ用の環形動物(以下、ゴカイ等とい
う)を釣り針に刺すときに使用するつまみ具に関する。
ミズ等の釣りエサ用の環形動物(以下、ゴカイ等とい
う)を釣り針に刺すときに使用するつまみ具に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴカイ等の釣りエサを釣り針に刺すとき
には普通指で直接つまんで刺すが、女性や子供にはこれ
を苦手とする人が多く、また、ゴカイ等はグニョグニョ
と動き出しすべって逃げるのでうまくつまめず、つまん
でも思うところに釣り針を刺すことが難しい。また、表
面のヌルヌルが手や指に付くので、毎回手や指を洗った
り拭ったりする必要がある。
には普通指で直接つまんで刺すが、女性や子供にはこれ
を苦手とする人が多く、また、ゴカイ等はグニョグニョ
と動き出しすべって逃げるのでうまくつまめず、つまん
でも思うところに釣り針を刺すことが難しい。また、表
面のヌルヌルが手や指に付くので、毎回手や指を洗った
り拭ったりする必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、ゴカイ等の
釣りエサを直接指でつまむことなく釣り針に刺すことが
でき、しかも、ゴカイ等の動きを止めて思うところに釣
り針を刺すことのできるつまみ具を得ることを目的とす
る。
釣りエサを直接指でつまむことなく釣り針に刺すことが
でき、しかも、ゴカイ等の動きを止めて思うところに釣
り針を刺すことのできるつまみ具を得ることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に関わるゴカイ等
のつまみ具は、略V字型をなし弾性的に開閉自在の2本
の柄からなるピンセット状の本体と、2本の柄のそれぞ
れの先端に一体的に且つ柄の長手方向に対し傾斜して形
成されたつまみ部からなり、該つまみ部はそれぞれ内側
にゴカイ等を挟み込む凹溝を有する半割状の筒状体であ
り、つまみ部を閉じたとき両凹溝内面のなす断面形状
は、下部が略円形で上部が窄まった形状をなし、また、
つまみ部を閉じたとき筒状体の側面に釣り針が通る隙間
が残されることを特徴とするものである。
のつまみ具は、略V字型をなし弾性的に開閉自在の2本
の柄からなるピンセット状の本体と、2本の柄のそれぞ
れの先端に一体的に且つ柄の長手方向に対し傾斜して形
成されたつまみ部からなり、該つまみ部はそれぞれ内側
にゴカイ等を挟み込む凹溝を有する半割状の筒状体であ
り、つまみ部を閉じたとき両凹溝内面のなす断面形状
は、下部が略円形で上部が窄まった形状をなし、また、
つまみ部を閉じたとき筒状体の側面に釣り針が通る隙間
が残されることを特徴とするものである。
【0005】また、本考案に関わるつまみ具の好適な態
様として、該凹溝内面にすべり止めが形成されているこ
と、柄の把持部の外側に指のすべり止めが形成されると
ともに、その上部外側が傾斜面となっていること、さら
に、柄の把持部の先端部にそれぞれ指のすべり止めの突
起が形成されていること等が挙げられる。
様として、該凹溝内面にすべり止めが形成されているこ
と、柄の把持部の外側に指のすべり止めが形成されると
ともに、その上部外側が傾斜面となっていること、さら
に、柄の把持部の先端部にそれぞれ指のすべり止めの突
起が形成されていること等が挙げられる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して、本考案に関わ
るゴカイ等のつまみ具の構成及び作用を具体的に説明す
る。
るゴカイ等のつまみ具の構成及び作用を具体的に説明す
る。
【0007】図1又は図2に示すように、このつまみ具
1は、略V字型をなし弾性的に開閉自在の2本の柄2か
らなるピンセット状の本体と、その先端に角度αだけ傾
斜して一体的に形成されたつまみ部3からなる。つまみ
部3は、それぞれ内側にゴカイ等を挟み込む凹溝4を有
する半割状の筒状体(図3参照)であり、それらが閉じ
たとき凹溝4はゴカイ等を挟み込む空所Hを画定する。
そのときの空所Hの断面形状は下部が略円形で上部が窄
まった略涙滴形状をなし、凹溝4の内面にはつまみ部3
の長手方向に対し垂直に小さい三角山形のすべり止め突
起5が複数個形成されている。
1は、略V字型をなし弾性的に開閉自在の2本の柄2か
らなるピンセット状の本体と、その先端に角度αだけ傾
斜して一体的に形成されたつまみ部3からなる。つまみ
部3は、それぞれ内側にゴカイ等を挟み込む凹溝4を有
する半割状の筒状体(図3参照)であり、それらが閉じ
たとき凹溝4はゴカイ等を挟み込む空所Hを画定する。
そのときの空所Hの断面形状は下部が略円形で上部が窄
まった略涙滴形状をなし、凹溝4の内面にはつまみ部3
の長手方向に対し垂直に小さい三角山形のすべり止め突
起5が複数個形成されている。
【0008】図3に示すように、つまみ部3が閉じたと
き、両つまみ部3の側面(下部側面)には間隔sの隙間
が残るようにされ、そこから釣り針(図示せず)を刺し
込んだり出したりすることができるようになっている。
6は上記隙間を画定するため一方のつまみ部3の内側に
形成されたストッパー用の突起を示す。なお、図2に示
すように、つまみ部3は柄2の長手方向から角度βだけ
外方向に向いており、閉鎖したとき(仮想線で示す)両
つまみ部3の内側が平行に向き合うようになっている。
き、両つまみ部3の側面(下部側面)には間隔sの隙間
が残るようにされ、そこから釣り針(図示せず)を刺し
込んだり出したりすることができるようになっている。
6は上記隙間を画定するため一方のつまみ部3の内側に
形成されたストッパー用の突起を示す。なお、図2に示
すように、つまみ部3は柄2の長手方向から角度βだけ
外方向に向いており、閉鎖したとき(仮想線で示す)両
つまみ部3の内側が平行に向き合うようになっている。
【0009】柄2の把持部の外側上部は傾斜面7となっ
ており、該把持部の外側には全体的に指のすべり止めの
ためのギザギザ8が形成され、また、柄2の把持部の先
端部には指のすべり止めのための突起9が形成されてい
る。なお、傾斜面7は指が下方向(図1に矢印pで示
す)に滑るのを防止し、突起9は指が柄2の先端方向
(図1に矢印qで示す)に滑るのを防止するためのもの
である。
ており、該把持部の外側には全体的に指のすべり止めの
ためのギザギザ8が形成され、また、柄2の把持部の先
端部には指のすべり止めのための突起9が形成されてい
る。なお、傾斜面7は指が下方向(図1に矢印pで示
す)に滑るのを防止し、突起9は指が柄2の先端方向
(図1に矢印qで示す)に滑るのを防止するためのもの
である。
【0010】以上のような構造のつまみ具1の使用に際
しては、柄2の把持部を指でつかみ、図1に示す姿勢で
地表をはうゴカイ等をその頭がつまみ部3からのぞくく
らいにつまむ。このとき、溝4内につままれたゴカイ等
は、溝4の内面で構成される空所Hが前記の通り略涙滴
形状をしているので、つまむ力と自身のヌルヌルにより
溝4の内面に沿って横すべり(図3に矢印uで示す)
し、針を刺す側に押し出され、一方、溝4の内面に形成
されたすべり止め突起5により、長さ方向(図4に矢印
vで示す)に動くのが確実に防止される。
しては、柄2の把持部を指でつかみ、図1に示す姿勢で
地表をはうゴカイ等をその頭がつまみ部3からのぞくく
らいにつまむ。このとき、溝4内につままれたゴカイ等
は、溝4の内面で構成される空所Hが前記の通り略涙滴
形状をしているので、つまむ力と自身のヌルヌルにより
溝4の内面に沿って横すべり(図3に矢印uで示す)
し、針を刺す側に押し出され、一方、溝4の内面に形成
されたすべり止め突起5により、長さ方向(図4に矢印
vで示す)に動くのが確実に防止される。
【0011】続いて、そのままつまみ具1を図6に示す
ように立て、つまんだゴカイ等に釣り針を刺す(針の動
きを矢印で示す)。このとき、つまみ部3の側面に形成
される前記隙間を釣り針が通り抜けるので、支障なく釣
り針を刺すことができる。
ように立て、つまんだゴカイ等に釣り針を刺す(針の動
きを矢印で示す)。このとき、つまみ部3の側面に形成
される前記隙間を釣り針が通り抜けるので、支障なく釣
り針を刺すことができる。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、ゴカイ等の釣りエサを
直接指でつまむことなく釣り針に刺すことができ、しか
も、ゴカイ等の動きを止めて思うところに釣り針を刺す
ことができる。
直接指でつまむことなく釣り針に刺すことができ、しか
も、ゴカイ等の動きを止めて思うところに釣り針を刺す
ことができる。
【図1】実施例に関わるゴカイ等のつまみ具の側面図で
ある。
ある。
【図2】同平面図である。
【図3】図1のA−A矢視拡大断面図(但し、つまみ部
を閉じたときの状態を示し、要部のみ記載)である。
を閉じたときの状態を示し、要部のみ記載)である。
【図4】図3のB−B矢視断面図(要部のみ記載)であ
る。
る。
【図5】図1のC−C矢視拡大端面図(但し、柄を閉じ
たときの状態を示す)である。
たときの状態を示す)である。
【図6】つまみ具の使用状態を示す図である。
1 つまみ具 2 つまみ具の柄 3 つまみ部 4 つまみ部の凹溝 5 ゴカイ等のすべり止め突起 6 ストッパー突起 7 傾斜面 8 すべり止めのギザギザ 9 滑り止めの突起
Claims (4)
- 【請求項1】 略V字型をなし弾性的に開閉自在の2本
の柄からなるピンセット状の本体と、2本の柄のそれぞ
れの先端に一体的に且つ柄の長手方向に対し傾斜して形
成されたつまみ部からなり、該つまみ部はそれぞれ内側
にゴカイ等を挟み込む凹溝を有する半割状の筒状体であ
り、つまみ部を閉じたとき両凹溝内面のなす断面形状
は、下部が略円形で上部が窄まった形状をなし、また、
つまみ部を閉じたとき筒状体の側面に釣り針が通る隙間
が残されることを特徴とするゴカイ等のつまみ具。 - 【請求項2】 該凹溝内面にゴカイ等のすべり止めが形
成されていることを特徴とする請求項1に記載されたゴ
カイ等のつまみ具。 - 【請求項3】 柄の把持部の外側にすべり止めが形成さ
れるとともに、その上部外側が傾斜面となっていること
を特徴とする請求項1又は2に記載されたゴカイ等のつ
まみ具。 - 【請求項4】 柄の把持部の先端部にそれぞれすべり止
めの突起が形成されていることを特徴とする請求項3に
記載されたゴカイ等のつまみ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035114U JP2528617Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | ゴカイ等のつまみ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035114U JP2528617Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | ゴカイ等のつまみ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686485U JPH0686485U (ja) | 1994-12-20 |
JP2528617Y2 true JP2528617Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=12432912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993035114U Expired - Lifetime JP2528617Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | ゴカイ等のつまみ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528617Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5247735B2 (ja) * | 2010-01-27 | 2013-07-24 | 中国電力株式会社 | 分類作業用ピンセット |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1463062A (en) * | 1973-07-20 | 1977-02-02 | Triplex Safety Glass Co | Bending of glass sheets |
DE3131619C1 (de) * | 1981-08-10 | 1983-02-24 | Danfoss A/S, 6430 Nordborg | Hydrostatische Lenkeinrichtung |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP1993035114U patent/JP2528617Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0686485U (ja) | 1994-12-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |