JP2527782B2 - リウマチ性関節炎治療剤 - Google Patents

リウマチ性関節炎治療剤

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JP2527782B2
JP2527782B2 JP63025564A JP2556488A JP2527782B2 JP 2527782 B2 JP2527782 B2 JP 2527782B2 JP 63025564 A JP63025564 A JP 63025564A JP 2556488 A JP2556488 A JP 2556488A JP 2527782 B2 JP2527782 B2 JP 2527782B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、リウマチ性関節炎治療のための2,4−ジア
ミノ−6−(2,5−ジメトキシベンジル)−5−メチル
ピリド〔2,3−d〕ピリミジンまたはその薬学的に許容
し得る酸付加塩に関する。
U.K.Patent No.1084103(対応U.S.Patent No.332276
5)には、一般式(A) (式中、Raはハロゲンまたはアルキル、Rbは特に非置換
ベンジル、または1個もしくはそれ以上のハロゲン、ア
ルキルもしくはアルコキシで置換されたベンジルを表わ
す) で表わされる2,4−ジアミノピリド〔2,3−d〕ピリミジ
ン類が記載されている。式(A)の化合物は、バクテリ
アに対して、あるいは実験動物でのバクテリア感染に対
してin vitro及びin vivoで強力な活性を有することが
記載されている。
次いで、U.K.Patent No.1084103に記載された化合物
は、哺乳動物のジヒドロ葉酸レダクターゼ(DHFR)に対
して阻害活性を有し、この阻害活性は哺乳動物DHFRを阻
害することが望まれる状態の処置に十分な使用可能な程
度に強力であることが見出されている。
更には、これら化合物の多くは、ヒスタミン代謝にお
ける酵素であるヒスタミンN−メチルトランスフエラー
ゼの強力な阻害剤であることも見出されている。このよ
うな活性のために、これら化合物によつて器官または組
織においてヒスタミンの蓄積がしばしば起こる。ヒスタ
ミンの作用はよく知られており、これらの化合物はHMT
の強い阻害剤であることから、他の医薬用途への使用可
能性が低くなつている。
更には、式(A)の他の化合物の多くはDHFR阻害活性
を有しそしてこれらはHMTの強力な阻害剤でもあること
が見出されている。他方、HMT阻害活性が許容し得る程
度に低い他の化合物は、同時にDHFR阻害剤としてはその
活性は不十分であることも見出されている。
欧州特許No.0021292号明細書及びU.S.Patent No.4372
957には、式(B) 〔式中、Arは (ここでRc及びRdは低級c1-6アルキルを表わす)であ
る〕 で表わされる化合物及びその薬学的に許容し得る酸付加
塩は哺乳動物DHFRの強力な阻害剤であつて他方HMTに対
しては許容し得る程度に弱い阻害活性を有しており、乾
癬、皮膚の扁平及び基底細胞癌、及び白血病、リンパ
腫、ザルコーマ、固型癌などの各種癌等の増殖系疾患の
治療に有用であることが記載されている。そして1塩基
性塩が好ましいとされている。2,4−ジアミノ−5−メ
チル−6−(2,5−ジメトキシベンジル)ピリド〔2,3−
d〕ピリミジンが好ましい化合物の1つとして同定され
ている。
本発明は2,4−ジアミノ−5−メチル−6−(2,5−ジ
メトキシベンジル)ピリド〔2,3−d〕ピリミジンのリ
ウマチ性関節炎治療における用途に関する。
しかして本発明の一つの特徴は、式(I) (式中、R1及びR2はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基
を表わす) で表わされる化合物またはその薬学的に許容し得る酸付
加塩の、リウマチ性関節炎治療のためのヒト(即ち、リ
ウマチ性関節炎と診断されたヒト)への投与に関する。
更に本発明の他の一つの特徴は、リウマチ性関節炎治
療用の式(I)の化合物に関する。
更に本発明の他の一つの特徴は、リウマチ性関節炎治
療剤を製造するための式(I)の化合物に関する。
本発明による用途において最も好ましい化合物は、式
(I)においてR1及びR2がそれぞれメチル基である化合
物、即ち2,4−ジアミノ−6−(2,5−ジメトキシベンジ
ル)−5−メチルピリド〔2,3−d〕ピリミジンであ
る。
式(I)の化合物の医薬としての活性は、フリーの塩
基部分にあり、酸付加塩の形態にあるときの酸部分は、
それが化合物の溶解性及びバイオアベイラビリテイーに
影響を与えることを除けばさほど重要なものではない。
酸付加塩としては、例えば塩酸、ヨウ化水素酸、硫酸、
リン酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホ
ン酸、マレイン酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、コハク
酸、p−クロロベンゼンスルホン酸、イセチオン酸、グ
ルクロン酸、パントテン酸、ラクトビオニン酸などから
得られる酸付加塩が挙げられる。かかる酸付加塩は1塩
基性塩が好ましく、イセチオン酸の酸付加塩が好まし
い。
本発明書においてリウマチ性関節炎と言う場合は、関
節及びそれに関連した構造部分に病状及び炎症性の結合
組織変化が主として現われる、その病因が不明の慢性疾
患を意味する。その具体的病状としては、痛み、動きが
制限される、または動きが不自由になるなどが一般的で
ある。リウマチ性関節炎の共通と症状としては、萎縮性
関節炎、慢性感染性関節炎、増殖性関節炎などがある。
リウマチ性関節炎の治療としては、式(I)の化合物ま
たはその薬学的に許容し得る酸付加塩を投与することに
よる、乾癬性関節炎の治療と同様に脊椎炎、または脊柱
及び仙腸骨関節に影響を与える慢性進行性関節炎の治療
などが挙げられる。
式(I)の化合物またはその薬学的に許容し得る塩
は、構造が類似した他の化合物の製造に用いるいずれの
公知方法によつても製造することができ、かかり方法と
しては例えば前記した欧州特許No.21292号明細書に記載
された方法がある。
式(I)の化合物及びその酸付加塩は、本発明におけ
る用途においてはそのままの形態で使用することもでき
るが、薬学的製剤の形態として使用するのが好ましい。
しかして本発明によれば、薬学的に許容し得る担体と
ともに、活性成分として式(I)の化合物またはその薬
学的に許容し得る酸付加塩を含む薬学的製剤の用途が提
供される。
薬学的製剤の調製法はよく知られた方法であつて、活
性成分、即ち式(I)の化合物またはその酸付加塩と薬
学的に許容し得る担体とを組合わせることからなる。
本発明において使用される薬学的製剤としては、例え
ば経口、直腸、局所及び非経口投与に適した製剤が挙げ
られ、なかでも経口投与用製剤が好ましい。製剤は、適
当な場合には単位投与形態にあるのが便利であり、製剤
学において公知のいずれの方法によつても調製すること
ができる。単位投与形態にある製剤には、活性成分が約
1mg〜約1g、好ましくは約2mg〜約500mg、更に好ましく
は約10mg〜100mg含まれており、1日に1回から数回投
与される。
製剤を調製するすべての方法には、活性成分と液状担
体、細かく粉砕した固体状担体あるいはこれら両者とを
組合わせる工程、次いで必要に応じて目的とする剤形に
成形する工程が含まれる。
経口投与に適した製剤であつてその担体が固体状であ
る製剤は、丸薬、カプセル剤、カシエ剤、錠剤などの単
位投与形態の製剤が好ましく、これらにはそれぞれ1定
量の活性成分が含まれている。錠剤は圧縮あるいは成形
によつて調製され、任意に1つまたはそれ以上の他の補
助的な活性成分を含んでいてもよい。圧縮錠剤は、粉状
または顆粒状などの自由に流動する形態にある活性成分
を、結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、潤滑剤、界面活性
剤、分散剤などとともに適当な機械で圧縮することによ
つて調製される。成形錠剤は、不活性液状希釈剤中で成
形することによつて調製される。錠剤は被覆されていて
もよく、また被覆されていない場合には刻み目がつけら
れていてもよい。カプセル剤は、カプセルケースに活性
成分を充填し次いで通常の方法で密封することによつて
調製される。遅効あるいは徐放製剤も本発明においては
好ましい。カシエ剤はカプセル剤に類似しており、他の
補助的な活性成分とともに活性成分が米状の紙の袋内に
密封されている。
経口投与に適した製剤であつてその担体が液状である
製剤は、水性液の溶液剤あるいは懸濁剤、または油中水
型あるいは水中油型乳剤がある。
直腸投与用に適した製剤であつてその担体が固体状で
ある場合の製剤は、単位投与形態にある坐剤が最も好ま
しい。適当な担体としては、カカオバター、あるいは通
常使用される他の材料が挙げられ、坐剤は、活性成分と
軟化したまたは溶融した担体とを混合し次いで冷却及び
成形することによつて調製される。
非経口投与用に適した製剤としては、活性成分の水性
あるいは油性溶液剤または懸濁剤が挙げられる。これら
の製剤は、単回投与あるいは多数回投与用容器に入れら
れた形態として用いられ、これら容器は使用するまで密
封されている。
局所投与用の製剤としては、適当な賦形剤例えば活性
成分が皮膚に浸透するのを促進する賦形剤と式(I)の
化合物またはその塩が一緒になつた形態のもの、あるい
は活性成分が皮膚に浸透するような形態で活性成分を含
むパツチなどが挙げられる。
上記した如き担体に加えて、希釈剤、緩衝剤、香料、
結合剤、界面活性剤、賦形剤、滑沢剤、保存剤(例えば
抗酸化剤)などの他担体の1種またはそれ以上含んでい
てもよい。また製剤に投与する対象者の血液との等張性
を付与する物質を含んでいてもよい。
上記した如く、本発明の化合物及びその塩はリウマチ
性関節炎の治療に使用される。しかして本発明によれ
ば、式(I)化合物またはその酸付加塩の有効量をリウ
マチ性関節炎患者に1日1回〜数回投与することからな
るリウマチ性関節炎の治療法が提供される。
リウマチ性関節炎の治療効果を発揮するのに必要な式
(I)の化合物の量は、疾患の重症度、患者の年令、体
重、投与ルート、化合物が塩の形態にある場合にはその
塩の性質などによつて変動する。一般的には、ヒトを含
む哺乳動物の治療に必要な適当な投与量は、体重1kg当
り1日で約0.1〜約150mg、好ましくは約0.3〜約50mg、
より好ましくは0.5〜20mgである。急性リウマチ性関節
炎の治療の場合には、好適な処方は1日2回2〜5mg/kg
の投与を5日間行なう方法である。慢性関節炎の治療の
場合の好適な処方は、1日1回〜4回0.1〜0.6mg/kgの
投与を21日間行なう方法である。これらの投与量はすべ
て式(I)の化合物(酸付加塩の形態ではなく)を基に
したものである。
本発明の活性成分の毒性に基因する症状としては、典
型的には骨髄抑制、巨赤芽球の変化、胃腸管の腫瘍など
の葉酸の消耗に関連した症状が挙げられる。これらの症
状を治療するあるいは抑制するためには、ロイコボリン
(leucovorin)カルシウム(5−ホルミル−5,6,7,8−
テトラヒドロ葉酸のカルシウム塩)を投与してもよい。
ロイコボリンの投与は、リウマチ性関節炎治療と同時に
行なつてもよくまた毒性による症状が現われた時はいつ
の段階においても行なつてよい。
しかして、本発明の活性成分の病理学的活性は、ロイ
コボリンカルシウムを同時に投与することによつて抑制
しまたその活性発揮を阻止することができる。
従つて、ロイコボリンの同時投与によつて、本発明の
活性成分の投与量を増加して組織中での濃度を上昇させ
ることが可能である。
背景技術を示す引用文献としては次の文献が挙げられ
る。
1. British Medical Journal,Vol292,p.431−432,“重
症リウマチ性関節炎の治療”、1986年2月15日。
2. The Journal of Rheumatology,12:5,p.904−905,
“ラツトアジユバント関節炎に対する低投与量メトトレ
キセートの効果についての研究",1985年。
3. Arthritis and Rheumatism,Vol.29,No7,“リウマチ
性関節炎患者の肝及び血液におけるメトトレキセートメ
タボリズムの分析",1986年6月。
以下に実施例により本発明を説明するがこれら実施例
は本発明を何んら限定するものではない。
例1 2,4−ジアミノ−5−メチル−6−(2,5−ジメトキシベ
ンジル)ピリド〔2,3−d〕ピリジン 2,5−ジメトキシベンズアルデヒド(100g)、エチル
アセテート(84.5g)、無水ベンゼン(200ml)、ピペリ
ジン(6ml)及び酢酸(12ml)の混合物を、共沸する蒸
溜水を集めるためのDean−Starkトラップを備えた装置
中で3時間還流した。反応混合物を冷却し、ベンゼン
(300ml)を加え、次いで溶液を、水(100ml)、冷却し
た0.1N塩酸(200ml)、5%炭酸ナトリウム水溶液(200
ml)及び希釈酢酸(100ml)で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、得られる油
状物をb.p.169−170℃/0.3mmHgで蒸留した。放置して固
化する生成物エチル−α−(2,5−ジメトキシベンジリ
デン)アセトアセテート(104g、m.p.68−69℃)をエタ
ノール−ペンタンで再結晶した(m.p.72−73℃)。得ら
れる生成物の一部(38g)を、パラジウム−チヤコール
触媒(pd/c)の存在下で酢酸エチル(150ml)中にて接
触還元した。溶媒を除去後に得られる生成物を減圧下に
蒸溜してエチル−α−(2,5−ジメトキシベンジル)ア
セトアセテート(b.p.146−148℃/0.3mmHg)を得た。
エチル(2,5−ジメトキシベンジル)アセトアセテー
ト(21.2g)、2,4,6−トリアミノピリミジン(10g)及
びジフエニルエーテル(100ml)の混合物を、Dean−Sta
rkトラツプを備えた装置中で190〜230℃で1.5時間加熱
し、水−エタノール(4ml)を集めた。次いで冷却した
反応混合物にメタノール(200ml)及びエタノール(50m
l)を加えた。得られる固型物を濾過によつて集め、煮
沸した水(1)で処理して2,4−ジアミノ−5−メチ
ル−6−(2,5−ジメトキシベンジル)−7−オキソ−
7,8−ジヒドロピリド〔2,3−d〕ピリミジン(17g,m.p.
325−326℃)を得た。
チオニルクロライド(28.5ml)の乾燥クロロホルム
(25ml)溶液を、ジメチルホルムアミド(17.5ml)のク
ロロホルム(100ml)溶液に0−5℃で加えて調製したV
ilsmeier試薬で処理することによつて、2,4−ジアミノ
−5−メチル−6−(2,5−ジメトキシベンジル)−7
−オキソ−7,8−ジヒドロピリド〔2,3−d〕ピリミジン
(8g)をクロロ化した。ピリドピリミジンとVilsmeier
試薬との冷混合物を撹拌して、室温と同じ温度とし、次
いで3時間還流した。次いで冷却しながら25−30℃の温
度に維持してエタノール性塩基(80ml)で処理した。茶
色の生成物を単離し、アンモニア水溶液で処理し、次い
でエタノールで再結晶して2,4−ジアミノ−5−メチル
−6−(2,5−ジメトキシベンジル)−7−クロロピリ
ド〔2,3−d〕ピリミジン(m.p.193−196℃、分解)を
得た。
クロロ化化合物を、水酸化ナトリウム(0.2g)を含む
エタノール(200ml)中に溶解した。パラジウム−チヤ
コール触媒(0.2g)を加え水素化還元を行なつた。48時
間で還元は終了し、2,4−ジアミノ−5−メチル−6−
(2,5−ジメトキシベンジル)ピリド〔2,3−d〕ピリミ
ジン(m.p.252−254℃)を得た。
例2 注射剤 2,4−ジアミノ−5−メチル−6−(2,5 −ジメトキシベンジル)−ピリド〔2,3 −d〕ピリミジンイセチオネート 少量〜5mg/ml プロピレングリコール 40ml エタノール 11ml 注射用水 49ml 例3 注射剤 2,4−ジアミノ−5−メチル−6−(25 −ジメトキシベンジル)−ピリド〔2,3 −d〕ピリミジンイセチオネート 少量〜5mg/ml プロビレングリコール 40ml 5%デキスタロース溶液 60ml 例4 錠 剤 2,4−ジアミノ−5−メチル−6−(2,5−ジ メトキシベンジル)−ピリド〔2,3−d〕ピ リミジンイセチオネート 50 mg ラクトース 85 mg 乾燥ポテトデンプン 14.3mg ステアリン酸マグネシウム 0.7mg 例5 例6 イセチオン酸塩の調製 R1及びR2がCH3である式(I)の化合物(488g)とエ
タノール(6.0)とを77〜78℃で撹拌し、イセチオン
酸(溶液1g当りイセチオン酸6.3megを含む濃縮液208.1
g)を加えた。次いで反応混合物を撹拌して、1時間か
けて40℃に冷却した。得られるスラリーを2時間で5℃
に冷却し、濾過し、次いでエタノール(0.5)を洗浄
した。粗生成物を加熱したエタノール−水に溶解し、チ
ヤコールで処理し、濾過し、次いで溶液を5℃に冷却し
結晶化した。2,4−ジアミノ−5−メチル−6−(2,5−
ジメトキシベンジル)ピリド〔2,3−d〕ピリミジンイ
セチオネート(583g、m.p.220〜223℃)を得た。
例7 2,4−ジアミノ−5−メチル−6−(2,5−ジメトキシベ
ンジル)ピリド〔2,3−d〕 ピリミジンの活性 文献J. Immunopharmacology,(4),497(1979)
に記載の方法に従い、フロイント・アジユバントで感作
した日から14日間、上記化合物をグランド・シール・ダ
イエツトに入れてラツトに投与した。感作16日後に、文
献J.Exp.Med.,121,185(1968)に記載の方法に従い、関
節及び尾部における浮腫、紅斑、うろこ、小節の程度を
包括的に評価することにより、多発関節炎の重症度を評
価した。
包括的評価スコアーの平均値を、コントロール群に対
して50%減少せしめるに必要な上記化合物の投与量を、
下記表の如くED50で示した。化 合 物 ED50(mg/kg) 2,4−ジアミノ−5−メチル−6− (2,5−ジメトキシベンジル)ピリ ド〔2,3−d〕ピリミジンイセチオネート 19 アスピリン 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬学的に許容し得る担体とともに、活性成
    分として下記式(I) (式中、R1及びR2はそれぞれメチル基を表わす) で表わされる化合物またはの薬学的に許容し得る酸付加
    塩を含むリウマチ性関節炎治療用組成物。
JP63025564A 1987-02-06 1988-02-05 リウマチ性関節炎治療剤 Expired - Fee Related JP2527782B2 (ja)

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