JP2527688Y2 - Tab試験装置のtab引出し機構 - Google Patents

Tab試験装置のtab引出し機構

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JP2527688Y2
JP2527688Y2 JP5451191U JP5451191U JP2527688Y2 JP 2527688 Y2 JP2527688 Y2 JP 2527688Y2 JP 5451191 U JP5451191 U JP 5451191U JP 5451191 U JP5451191 U JP 5451191U JP 2527688 Y2 JP2527688 Y2 JP 2527688Y2
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JP
Japan
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tab
clip
pusher
gap
probe card
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JP5451191U
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JPH04138060U (ja
Inventor
利之 手塚
晃弘 門奈
Original Assignee
安藤電気株式会社
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、TAB(テープ・オ
ートメイテッド・ボンディング)試験装置において、T
ABをクリップで挟み、プッシャとプローブカードの間
を通過させるTAB引出し機構についてのものである。
【0002】
【従来の技術】TABとは、例えば実願昭63-155847 号
明細書にも記載されているとおり、テープ状のフィルム
に半導体チップを形成したものである。次に、従来技術
によるTAB試験装置の構成を図7により説明する。図
7の1はTAB、5Aは供給リール、5Bは収容リー
ル、6A・6B・7A・7B・8A・8Bはローラ、9
A・9Bはスプロケット、10はプッシャ、11はテー
プクランパ、12はプローブカードである。図7はTA
B1が装着された状態であり、TAB1は次の手順で装
着される。 (ア) 供給リール5Aからローラ6Aとローラ7Aに通
す。 (イ) ローラ8Aとスプロケット9Aの間を通す。 (ウ) プッシャ10とテープクランパ11の間を通す。 (エ) プッシャ10を下降させ、TAB1をプローブカー
ド12に接触させる。 (オ) TAB1を試験する。 (エ) スプロケット9Bとローラ8Bの間を通す。 (オ) ローラ7Bとローラ6Bの間を通す。 (カ) 収容リール5Bに巻き取る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図8は図7の要部詳細
図であり、図8アは正面図、図8イは図8アの中央縦断
面図である。TAB1を図7の状態にするためには、T
AB1をスプロケット9Aとローラ8Aの間などいくつ
もの部品の間を通す必要がある。図8では、スプロケッ
ト9A・9Bとテープクランパ11は近接して配置さ
れ、プッシャ10とテープクランパ11の間隙は約3mm
であり、テープクランパ11とプローブカード12のプ
ローブ13の間隙は約7mmである。
【0004】図8のような構成では、プッシャ10とテ
ープクランパ11の間の狭い空間を通すのは、困難であ
る。この考案は、向かい合うテープクランパ11の先端
の隙間より幅が狭く、プッシャ10を上昇させたときの
プッシャ10とプローブカード12の隙間より厚さが少
ないクリップでTAB1のリーダ部を挟み、渦巻ばねで
クリップを引き出すことにより、TAB1をプッシャ1
0とプローブカード12の間から引き出すTAB引出し
機構の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案では、供給リール5Aに巻かれたTAB1
を収容リール5Bに巻き取る際、プッシャ10とテープ
クランパ11の間を通過させ、プッシャ10を下降させ
てTAB1を試験するTAB試験装置において、向かい
合うテープクランパ11の先端の隙間より幅が狭く、プ
ッシャ10を上昇させたときのプッシャ10とプローブ
カード12の隙間より厚さが少なく、TAB1のリーダ
部1Aを挟むクリップ2と、クリップ2に連結され、ク
リップ2を移動させる渦巻ばね3とを備え、供給リール
(5A)から繰り出されたTAB1のリーダ部1Aをクリッ
プ2で挟み、プッシャ10とプローブカード12の間を
通過させる。
【0006】次に、この考案によるTAB引出し機構の
構成を図1により説明する。図1の2はクリップ、3は
渦巻ばね、4はケースであり、その他の構成は図6と同
じである。図1は図7にクリップ2、渦巻ばね3、ケー
ス4で構成される巻取機構を追加したものである。クリ
ップ2の端部には渦巻ばね3の先端が固定され、渦巻ば
ね3の終端はケース4の中央部に固定される。スプロケ
ット9Aとスプロケット9Bの間と通るTAB1の延長
線上に渦巻ばね3の先端が引き延ばされる位置にケース
4は配置される。
【0007】
【作用】次に、図1の作用を説明する。図2は図1の要
部平面図であり、図3はケース4の部分拡大図である。
図2はTAB1のリーダ部1Aをクリップ2で挟み、T
AB1を右方向に引張る状態を示したものである。図3
は渦巻ばね3の終端をケース4の中央部に固定し、定加
重で渦巻ばね3を巻き取る状態を示したものである。
【0008】次に、TAB1を巻き取る状態を図4によ
り説明する。図4アはTAB1のリーダ部1Aを挟んだ
初期状態図である。TAB1は渦巻ばね3に引っ張ら
れ、図4イの状態に移動する。このとき、クリップの幅
Laをローラ8Aの隙間L1よりせまく設定しておけ
ば、ローラ8Aにクリップ2は接しない。例えば、幅L
aは20mmであり、隙間L1は30mmである。同様に、
スプロケット9Aの間隙L2もLaよりひろいので、ク
リップ2は接することなく、右方向に移動する。例え
ば、隙間L2は32mmである。
【0009】図4ウはクリップ2がプッシャ10とテー
プクランパ11の間を移動している状態図である。クリ
ップ2の幅は、向かい合うテープクランパ11の先端の
隙間より幅が狭く、プッシャ10を上昇させたときのプ
ッシャ10とプローブカード12の隙間より厚さが少な
い。例えば、テープクランパ11の先端の隙間は30mm
であり、クリップ2の幅は20mmである。クリップ2の
厚さは6mmであり、プッシャ10とプローブカード1
2の隙間は7mmである。TAB1はプッシャ10とテ
ープクランパ11の間を移動するので、TAB1のリー
ダ部1Aを挟んでいるクリップ2は、上下の移動は制限
される。
【0010】図4エはスプロケット9Bとローラ8Bを
クリップ2が通過した状態図である。ローラ8Bの間隙
L4はL1と同じであり、スプロケット9Bの間隙L5
は隙間L2と同じなので、スプロケット9Bとローラ8
Bの間でクリップ2は接することなく右方向に移動す
る。図4エの状態でTAB1からクリップ2を取り外
し、ローラ6Bとローラ7Bの間を通り、収容リール5
Bに巻きつければ、TAB1は図7の状態になる。
【0011】
【実施例】次に、この考案によるクリップの実施例を図
5により説明する。図5の2A・2Eはかみ合い部、2
Bはゴム、2C・2Fは穴、2Dは上片、2Gは下片、
2Hは軸、2Jはねじりコイルばねである。図2では、
上片2Dのかみ合い部2Aにゴム2Bが取り付けられ
る。同様に、下片2Gのかみ合い部2Eにゴム2Bが取
り付けられる。下片2Gの端部には渦巻ばね3の先端が
固定される。上片2Dと下片2Gの中央部にはそれぞれ
穴2C、穴2Fがあけられ、軸2Hが挿入され上片2D
と下片2Gを回転自在に保持する。ねじりコイルばね2
Jは軸2Hに保持され、かみ合い部2Aとかみ合い部2
EでTAB1のリーダ部1Aを挟む方向に回転力を与え
る。図5のクリップでは、かみ合い部でゴムが対抗する
形で配置されているので、TAB1を傷つけることなく
挟むことができる。
【0012】次に、図5の組立図を図6により説明す
る。クリップ2の厚さの最大寸法は6mmであり、テー
プクランパ11とプローブカード12の間隙は約7mmよ
り短いので、クリップ2でTAB1を引き出すことがで
きる。
【0013】
【考案の効果】この考案によれば、向かい合うテープク
ランパの先端の隙間より幅が狭く、プッシャを上昇させ
たときのプッシャとプローブカードの隙間より厚さが少
ないクリップでTABのリーダ部を挟み、渦巻ばねでク
リップを引き出すので、TABをプッシャとテープクラ
ンパの間から容易に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるTAB引出し機構の構成図であ
る。
【図2】図1の要部平面図である。
【図3】ケース4の部分拡大図である。
【図4】TAB1が引出し機構で巻き取られる状態図で
ある。
【図5】この考案によるクリップの分解斜視図である。
【図6】図5の組立図である。
【図7】従来のTAB試験装置の構成図である。
【図8】図7の要部詳細図である。
【符号の説明】
1 TAB 1A リーダ部 2 クリップ 3 渦巻ばね 4 ケース 5A 供給リール 5B 収容リール 10 プッシャ 11 テープクランパ 12 プローブカード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給リール(5A)に巻かれたTAB(1) を
    収容リール(5B)に巻き取る際、プッシャ(10)とテープク
    ランパ(11)の間を通過させ、プッシャ(10)を下降させて
    TAB(1) を試験するTAB試験装置において、向かい
    合うテープクランパ(11)の先端の隙間より幅が狭く、プ
    ッシャ(10)を上昇させたときのプッシャ(10)とプローブ
    カード(12)の隙間より厚さが少なく、TAB(1) のリー
    ダ部(1A)を挟むクリップ(2) と、クリップ(2) に連結さ
    れ、クリップ(2) を移動させる渦巻ばね(3) とを備え、
    供給リール(5A)から繰り出されたTAB(1) のリーダ部
    (1A)をクリップ(2) で挟み、プッシャ(10)とプローブカ
    ード(12)の間を通過させることを特徴とするTAB試験
    装置のTAB引出し機構。
JP5451191U 1991-06-19 1991-06-19 Tab試験装置のtab引出し機構 Expired - Lifetime JP2527688Y2 (ja)

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JPH04138060U JPH04138060U (ja) 1992-12-24
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JP5316842B2 (ja) * 2008-06-04 2013-10-16 清水建設株式会社 免震機構
JP2013157349A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Murata Mfg Co Ltd テープフィーダ、テープフィーダの使用方法および巻取リール

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