JP2527625B2 - 植物栽培装置 - Google Patents

植物栽培装置

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JP2527625B2 JP1236237A JP23623789A JP2527625B2 JP 2527625 B2 JP2527625 B2 JP 2527625B2 JP 1236237 A JP1236237 A JP 1236237A JP 23623789 A JP23623789 A JP 23623789A JP 2527625 B2 JP2527625 B2 JP 2527625B2
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信男 大室
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、イチゴ、シクラメン、蘭等開花植物に適用
される植物栽培装置に関する。
(ロ)従来の技術 実開昭61−182248号公報(A01G9/24)には、槽と該槽
内に収容した液体を循環しつつ冷却する冷凍機とからな
る冷却装置を設け、苗を収容した略密閉された室内に、
槽内の液体が循環供給される放熱器と該放熱器の放熱表
面に室内の空気を直接吹き付ける送風機とからなる放熱
装置を設置し、前記冷却装置を放熱装置に比しその容量
を小さくかつその運転時間を長く設定したことを特徴と
する夜間冷房育苗室の冷房装置が開示されている。
このような冷房装置でもって開花植物を夜間冷却する
ことにより所謂冷却ショックを開花植物に与え、開花植
物の花芽分化、発達を調整することが一般的に知られて
いる。
例えば、ハウス栽培の冬イチゴは、自然栽培では12月
初旬から出荷が始まり、出荷のピークは翌年1月になっ
てしまう関係上、クリスマスシーズンにおけるイチゴの
最多需要時期となる12月中旬に出荷のピークを迎える手
段として夜間冷房が採用されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来の技術によれば、夜間における放熱装置から
の放熱量を小さくしている訳であるが、室内を全体に冷
却していることに変わりなく、そのため冷凍機の運転経
費が高くなり、収穫物の単価が高くなる課題があった。
本発明はかゝる課題を解決することを目的とするもの
である。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決する手段として、巻取可能又
は開閉可能な非透光部材にて周面が覆われたハウスと、
開花する植物が夫々植設され、前記ハウス内の底面に設
置された多数の育苗容器と、前記ハウス内に冷風を供給
する冷風機と、前記育苗容器に近接して細長く配置さ
れ、一端が前記冷風機の冷風供給口に接続され、他端が
閉塞され、一端と他端との間に多数の孔を設けたフレキ
シブルダクトとからなり、該フレキシブルダクトの両側
端より外側で且つ近接して育苗容器を設けて、前記冷風
機からの冷風をダクトを通してハウス内に供給して植物
を夜間冷却するようにした植物栽培装置を提供する。
(ホ)作用 上記装置によれば、ハウス内に冷風機からの冷風を導
く細長く配置されたダクトの両側端より外側で且つ近接
して育苗容器を設けると共に、このダクトに多数の冷風
吹き出し用の孔に形成している関係上、ダクトと植物の
距離が短かくなり、従って孔から降下して植物に至る冷
風の熱損失が少なくなることに併わせ、冷風そのものの
が多数の孔から広範囲に分流されるためにハウス内下部
床面付近に定温層域が数十cmの高さにわたって形成さ
れ、植物を効率良く冷却できる。
(ヘ)実施冷 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
(1)は骨組となる湾曲された多数本の金属パイプか
らなる支柱(2)と、この支柱の上に展張される巻取自
在な非透光部材であるプラスチックシート(3)とから
なるハウスで、その内部には多数の育苗容器(4)が整
列配置されている。(5)は前記各育苗容器(4)に植
設されたイチゴ等開花する植物で、土耕栽培によって育
成される。前記シート(3)は日昼、ハウス(1)の一
側に巻取られる関係上、植物(5)は直射日光及び外気
に晒される。尚、シート(3)は植物(5)に対する夜
間時間を長くするために展張され、夕方例えば午後6時
以降、朝方例えば午前7時以前の植物(5)への直射日
光を遮断する。
(6)はエアコンからなる冷風機で、その本体は前記
ハウス(1)の外に置かれ、冷風供給口(7)及び冷風
帰還口(8)はハウス(1)内に臨んでいる。この冷風
機(6)は実施例の如くハウス(1)の全長が数十mに
達する規模のものでは2台設置される。前記冷風機
(6)は冷媒圧縮機(9)、凝縮器(10)、凝縮器用送
風ファン(11)を備えたコンデンシング部と、蒸発器
(12)、蒸発器用送風ファン(13)を備えたクーリング
部とからなり、蒸発器(12)で熱交換された冷風を供給
口(7)から後述するダクトを通してハウス(1)内に
供給した後、帰還口(8)を通して蒸発器(12)に帰還
させる冷風循環を行なう。この冷風機(6)によるハウ
ス(1)内の温度制御は、ハウス(1)内の育苗容器
(4)近くに配置された温度センサー(14)が検出した
温度に基づき作動する温度制御器(15)によって冷媒圧
縮機(9)を発停させることにより行なわれ、前記植物
(5)を例えば15℃以下の温度に維持する。この冷風機
(6)の運転は夜間、例えば上述した午後6時から翌日
午前7時の間、行なわれる。この運転は冷風機(6)に
設けた図示しないタイマによって自動的に行なわれる
が、タイマを要しない場合には作業者の手動によって行
なわれる。
(16)はソックダクトと称される伸縮自在な細長いフ
レキシブルダクトで、その両端は前記両冷風機(6)の
冷風供給口(7)に夫々連通接続され、中央部分が閉塞
されており、その左右両側部には前記冷風供給口(7)
から送られた冷風をハウス(1)内に導く多数の孔(1
7)が形成されている。このダクト(16)の両側端より
外側に設け育苗容器を設け中央部分が広範囲にわたって
前記植物に近接する撓み部(18)を形成しており、この
撓み部(18)を形成するためにロープ等の吊具(19)に
てダクト(16)の適所を前記支柱(2)に吊下してい
る。この実施例ではハウス(1)の全長が長いために1
本のダクト(16)を2台の冷風機(6)に用いたが、1
台の冷風機(6)を用いる場合には、一端が冷風供給口
(7)に接続され他端が閉塞される。
(20)は前記ハウス(1)内上部に設けられた細長い
散水管で、円錐形に散水する多数のノズル(21)を等間
隔に多数備えており、ハウス(1)外に位置する給水弁
(22)を自動又は手動により開くことに伴ない前記植物
(5)に水を供給する。この水の供給は冷風機(6)を
運転する前、即ち夜間冷却を開始する前に少なくとも1
回行なわれる。
尚、上記実施例において非透光部材としてプラスチッ
クシート(3)を用いたが、黒色に着色したガラスを窓
に開閉自在に嵌め込み、昼間採光可能とした構成をハウ
ス(1)とした実施例も本発明の範中に入るものであ
る。
上述した植物栽培装置によれば、昼間は非透光部材で
あるシート(3)を巻取って植物(5)に直射日光を当
てて光合成を行なわせて育成する一方、夕方早めにシー
ト(3)を展張する時刻から翌朝遅めにシート(3)を
巻取る迄の夜間を人為的に長くして植物(5)に対する
日照時間を短かくし、且つ冷風機(6)を運転して花芽
分化に必要な温度迄ハウス(1)内を冷却する所謂夜間
冷却を行なうことができる。
そして上記装置はハウス(1)内に冷風機(6)から
の冷風を導くダクト(16)を育苗容器(4)に近接して
細長く配置すると共に、このダクト(16)に多数の冷風
吹き出し用の孔(17)を形成している関係上、ダクト
(16)と植物(5)との距離が短かくなり、従って孔
(17)から降下して植物(5)に至る冷風の熱損失が少
なくなることに併わせ、冷風そのものが多数の孔(17)
から広範囲に分流されるためにハウス(1)内下部に15
℃以下の低温層域が数十cmの高さにわたって形成され、
植物(5)を効率良く冷却できる。
(ト)発明の効果 上述した本発明は、次のような効果を有する。
ハウス内に冷風機からの冷風を導く細長く配置された
ダクトの両側端より外側で且つ近接して育苗容器を設け
ると共に、このダクトに多数の冷風吹き出し用の孔を形
成している関係上、ダクトと植物との距離が短かくな
り、従って孔から降下して植物に至る冷風の熱損失が少
なくなることに併わせ、冷風そのものが多数の孔から広
範囲に分流されるためにハウス内下部付近に低温層域が
形成され、植物を効率良く冷却でき、この結果、夜間冷
却においての冷風機の運転経費を安くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施例を示し、第1図は非透光部
材を外した植物栽培装置の側面図、第2図は非透光部材
を付けた植物栽培装置の縦断面図である。 (1)……ハウス、(2)……非透光部材、(4)……
育苗容器、(5)……植物、(6)……冷風機、(7)
……供給口、(16)……ダクト、(17)……孔、(20)
……散水管。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−96925(JP,A) 特開 昭62−29401(JP,A) 実開 昭62−139254(JP,U) 実開 昭57−36842(JP,U) 実開 昭55−106067(JP,U) 実開 昭62−119761(JP,U) 特公 昭41−16084(JP,B1) 特公 昭55−9(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取可能又は開閉可能な非透光部材にて周
    面が覆われたハウスと、開花する植物が夫々植設され、
    前記ハウス内の底面に設置された多数の育苗容器と、前
    記ハウス内に冷風を供給する冷風機と、前記育苗容器に
    近接して細長く配置され、一端が前記冷風機の冷風供給
    口に接続され、他端が閉塞され、一端と他端との間に多
    数の孔を設けたフレキシブルダクトとからなり、前記育
    苗容器をフレキシブルダクトの両側端より外側に設けた
    ことを特徴とする植物栽培装置。
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