JP2527369Y2 - 車両用プラットホーム引出し型昇降装置 - Google Patents

車両用プラットホーム引出し型昇降装置

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JP2527369Y2
JP2527369Y2 JP1991113279U JP11327991U JP2527369Y2 JP 2527369 Y2 JP2527369 Y2 JP 2527369Y2 JP 1991113279 U JP1991113279 U JP 1991113279U JP 11327991 U JP11327991 U JP 11327991U JP 2527369 Y2 JP2527369 Y2 JP 2527369Y2
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茂 八巻
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和光工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両用プラットホー
ム引出し型昇降装置、詳しくは、プラットホーム上に積
載重量物を載置した状態で荷台上に移乗し、そのまま運
搬し、荷台上から積載物を降ろす時は、プラットホーム
を移動させることにより昇降装置に移乗し、サイドフレ
ームを降下してプラットホームを路面その他目的面に降
下し、プラットホームから積載重量物を容易に降ろすこ
とができる、車両用プラットホーム引出し型昇降装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラットホームに積載した状態で
荷台上に移乗する車両用昇降装置が、特開平3−109
140号公報に掲載される。また昇降部材に後部支承ロ
ーラを、荷台に枠レールを配備し、プラットホームに
は、前記後部支承ローラに案内される案内部材と、前記
枠レールに案内される前部支承ローラを配備し、プラッ
トホームを昇降部材に引出し自在に支承する車両用昇降
装置が、実開昭63−40347号公報に掲載される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記特開平3−109
140号公報に掲載される車両用昇降装置においては、
プラットホームには、ローラが前後3箇所に配置され、
サイドフレームには、ガイドレールのみが配置される
が、一般に車両の荷台は同一面に設けらるものではな
く、歪んでいるから、車両に昇降装置を架装するとき、
床側レールまたはローラあるいはリフト側の取り付け面
の角度を微調整する必要を生じ、この微調整を正しくし
ないと、荷台上に引き込まれたプラットホームが床側に
押し付けられたり、あるいは持ち上げられて円滑に移動
しないばかりか、途中で停止する欠点がある。
【0004】 前記実開昭63−40347号公報に掲載
される車両用昇降装置は、枠レールと案内部材とは支承
面を齟齬し、両者は上下に並列状態となって荷台に格納
されるものであるから、プラットホームに運搬物を積載
した状態では、荷台に格納できない欠点がある。この考
案は、かかる従来の欠点を解消することを目的になされ
たものである。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】車両の荷台の後部の両
側に、下端が荷台に軸支されたロアアームとアッパーア
ームの上端に夫々支軸により軸支して互いに対応するサ
イドフレームを配設し、その下部にブラケットを取り付
け、このブラケツトの後端内側に左右一対の後部支承ロ
ーラを配備し、この後部支承ローラプラットホームの
両側に設けた耳枠レール嵌合し、プラットホームの後
部側支承部を構成し、ブラケットの前部内側に受枠を設
け、前記ロアアームとアッパーアームとを起立させ、サ
イドフレームを荷台に格納したとき、前記受枠と連通す
る枠レールを荷台に配備し、前記プラットホームの前部
両側に前部支承ローラを配備し、前記荷台の枠レールお
よびブラケットの受枠に嵌合するプラットホームの前方
側支承部を構成し、プラットホームをブラケットに引出
し自在に支承することを特徴とする車両用プラットホー
ム引出し型昇降装置にある。
【0006】荷台に配設される枠レールと、プラットホ
ーム両側の耳枠レールとは支承面を齟齬し、枠レールと
プラットホームの耳枠レールは並列状態となって荷台に
格納することができるようにしてもよく、また、左右の
耳枠レールの上面に、ブラケットに設けたロック棒を嵌
合する受金を設け、プラットホームをブラケット上に引
き出したとき、ロック棒のハンドルを操作し、ロック棒
を受金に嵌合して左右からロックするようにしてもよい
ものである。
【0007】
【作用】この考案は前記のように構成されるものである
から、荷台1よりプラットホーム3を降下させるとき、
プラットホーム3に積荷を載せたまま、ブラケット4、
4の後端の後部支承ローラ12、12と、荷台1上の枠
レール15、15を転回する前部支承ローラ17、17
とを前後で支えて移動し、これを安全に引き出すことが
できるものである。
【0008】よって、プラットホーム3の前部支承ロー
ラ17、17がブラケット4の受枠14に乗り移ったと
き、例えば、ストッパー13に衝突して後進をストップ
し、ここでロック棒19を作動させてブラケット4と一
体のサイドフレーム2とプラットホーム3とをロックさ
せ、ロアアーム7とアッパーアーム8の作用で昇降する
サイドフレーム2によりプラットホーム3を荷台1の面
から道路面まで昇降させることができるものである。
【0009】また荷台1上の枠レール15、15の上下
の支承面とプラットホーム3の耳枠レール18、18の
上下の支承面とが齟齬しているものでは、重列してプラ
ットホーム3を荷台1の上に格納することができるもの
である。
【0010】
【実施例】車両の荷台1の後部両側にサイドフレーム
2を配設し、その下部にプラットホーム3のブラケット
4、4を取り付ける。サイドフレーム2の上端は、下端
が荷台1に設けら支軸5、6に遊支したロアアーム7と
アッパーアーム8の上端に夫々支軸9、10により軸支
する。
【0011】前記ブラケツト4、4は、その後端内側
に固設した支軸11、11に後部支承ローラ12、12
を支承し、反対の前部内側にストッパー13、13を
後部側に備える受枠14、14を取付けている。そして
左右のロアアーム7とアッパーアーム8とを起立させ、
サイドフレーム2、2を荷台1の後部に格納したとき、
前記ブラケット4、4の受枠14、14にと連通する枠
レール15、15を荷台1に配設し、プラットホーム3
の前端の左右に前記枠レール15、15に支軸16、1
6を固植して転回する前部支承ローラ17、17を軸支
している。
【0012】前記受枠14、14の上下の支承面14
a、14bと枠レール15、15の上下の支承面15
a,15bとは一致し、それらとプラットホーム3の両
側の耳枠レール18、18の上下の支承面18a,18
bとは上下に齟齬し、プラットホーム3とは並列重合状
態となって荷台1に格納することができるようになって
いる。
【0013】左右の耳枠レール18、18の上面には、
ブラケット4、4に設けたロック棒19、19を嵌合す
る受金20、20を設け、プラットホーム3をブラケッ
ト4、4上に引き出したとき、ロック棒19、19と一
体のハンドル21を操作し、支筒22の外端の引上溝2
3からスプリング24の作用で落し溝25に落し込んで
内側にスライドし、ロック棒19、19が受金20、2
0に嵌合して左右からロックすることができるようにな
っている。なお、ロアアーム7とアッパーアーム8の上
下端を軸支する支軸10と支軸5とに復動油圧シリンダ
ー26が差し渡されている。
【0014】
【考案の効果】この考案は、以上のように、ローラがサ
イドフレーム側に左右各1箇所、プラットホーム側に左
右各1箇所4箇所しか、配置しない為、プラットホ
ームの受枠14と荷台1上の枠レール15を合わせるだ
けで、荷台1の高低あるいは若干の凹凸や歪みを考慮す
ることなく取り付けることができ、プラットホームの出
し入れはスムーズである。
【0015】また荷台1上には枠レール15を配備し、
その枠レール15の上下の支承面15a、15bとプラ
ットホーム3の耳枠レール18の上下の支承面18a、
18bとが上下に齟齬しているから上下に重列してプラ
ットホーム3を荷台1上に格納することができるもので
ある。
【0016】よって、車両からの積み降ろしと、その間
に車両に格納して置くもの、例えば作業現場で使用する
機械器具、レジャー用重量器具の昇降装置に好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案車両用プラットホーム引出し型昇降装
置の側面図である。
【図2】プラットホーム単体の平面図である。
【図3】この考案装置におけるブラケットとプラットホ
ームとの係合構造要部を示す側面図である。
【図4】同じくその片側部分を示す部分平面図である。
【図5】第3図A−A線に沿う断面図である。
【図6】同じく第3図B−B線に沿う断面図である。
【図7】ブラケットとプラットホームのロック機構を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 荷台 2 サイドフレーム 3 プラットホーム 4 ブラケット 5 支軸 6 支軸 7 ロアアーム 8 アッパーアーム 9 支軸 10 支軸 11 支軸 12 後部支承ローラ 13 ストッパー 14 受枠 14a 支承面 14b 支承面 15 枠レール 15a 支承面 15b 支承面 16 支軸 17 前部支承ローラ 18 耳枠レール 18a 支承面 18b 支承面 19 ロック棒 20 受金 21 ハンドル 22 支筒 23 引上溝 24 スプリング 25 落し溝 26 復動油圧シリンダー

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の荷台1の後部の両側に、下端が荷
    台1に軸支されたロアアーム7とアッパーアーム8の上
    端に夫々支軸9、10により軸支して互いに対応するサ
    イドフレーム2、2を配設し、その下部にブラケット
    4、4を取り付け、このブラケツト4、4の後端内側に
    左右一対の後部支承ローラ12、12を配備し、この後
    部支承ローラ12、12プラットホーム3の両側に設
    けた耳枠レール18、18嵌合し、プラットホーム3
    の後部側支承部を構成し、ブラケット4、4の前部内側
    に受枠14、14を設け、前記ロアアーム7とアッパー
    アーム8とを起立させ、サイドフレーム2を荷台1に格
    納したとき、前記受枠14、14と連通する枠レール1
    5、15を荷台1に配備し、前記プラットホーム3の前
    部両側に前部支承ローラ17、17を配備し、前記荷台
    1の枠レール15、15およびブラケット4、4の受枠
    14、14に嵌合するプラットホーム3の前方側支承部
    構成し、プラットホーム3をブラケット4に引出し自
    在に支承することを特徴とする車両用プラットホーム引
    出し型昇降装置。
  2. 【請求項2】 荷台1に配設される枠レール15と、プ
    ラットホーム3の両側の耳枠レール18とは支承面を齟
    齬し、枠レール15とプラットホーム3の耳枠レール1
    8は並列状態となって荷台1に格納することを特徴とす
    る車両用プラットホーム引出し型昇降装置。
  3. 【請求項3】 左右の耳枠レール18の上面に、ブラケ
    ット4に設けたロック棒19を嵌合する受金20を設
    け、プラットホーム3をブラケット4上に引き出したと
    き、ロック棒19のハンドル21を操作し、ロック棒1
    9を受金20に嵌合して左右からロックする請求項1記
    載の車両用プラットホーム引出し型昇降装置。
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JPH0613105Y2 (ja) * 1986-09-01 1994-04-06 プラス株式会社 箱の蝶着装置
JPH03109140A (ja) * 1989-09-22 1991-05-09 Ootec Japan:Kk 重量物運搬車

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