JP2526918B2 - 内燃機関の点火装置 - Google Patents

内燃機関の点火装置

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は多気筒エンジンの点火装置に係り、詳しく
は複数個の点火コイルを使用した電子配電方式の点火装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来、各気筒毎、若しくは対をなす気筒毎に点火コイ
ルを設けた多気筒エンジンにおける気筒別点火装置とし
て、例えば特開昭60−233372号公報、及び特開昭61−10
1673号公報に示すものが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、特開昭60−233372号公報に示す例では気筒
毎に点火振り分け出力をエンジンコントロールユニット
(以下、ECUという)から出力するもので、ECUの出力ピ
ン数と同時にイグナイタ入力ピン数、ハーネス本数が気
筒数分必要となり、ECUの総ピン数の確保や、ハーネス
の搭載設計に支障があるばかりでなく、体格及びコスト
を大きくする一因となるという問題点があった。
又、特開昭61−101673号公報に示す例ではECUの出力
ピン数、イグナイタの入力ピン数、ハーネス本数の低減
を目的として4ヶの点火コイルを作動させるのに3又は
4本の信号線を使用しているが、例えば6又は8気筒エ
ンジンにおいて気筒毎に点火コイルを有する気筒別点火
装置とした場合には、信号線を増加させなければならな
いという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
であって、その目的はディストリビュータレスイグニッ
ション(DLI)方式の気筒別点火装置のオプション設定
がECUの小変更で済み、対応が容易な気筒別DLI用ECU及
び入力ピン数を低減し、安価で小型化が可能な気筒別DL
I用イグナイタとからなる気筒別点火装置を提供するに
ある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記目的を解決するため、多気筒内燃機関
の各気筒毎、若しくは対をなす気筒毎に設けた点火コイ
ルと、前記各点火コイルの通電作動を行うイグナイタ
と、内燃機関の回転数を検出する回転角度検出センサ
と、前記回転角度検出センサの出力信号に基づいて前記
点火コイルの通電作動を行わせるための点火タイミング
信号を出力する電子制御手段と、内燃機関の基準気筒を
検出する基準気筒検出センサと、前記電子制御手段に設
けられ、前記基準気筒検出センサの検出結果に基づいて
特定の点火気筒毎に出力レベルを変化させる気筒タイミ
ング信号出力回路とを備えた内燃機関の点火装置におい
て、 前記イグナイタは、前記気筒タイミング信号と点火タ
イミング信号とが同期したときのみ、その気筒タイミン
グ信号を通過させる入力モニタ部と、前記入力モニタ部
を介して前記気筒タイミング信号出力回路から出力され
た気筒タイミング信号と前記点火タイミング信号とに基
づいて点火コイルを選択し点火タイミング信号を振り分
ける振り分け回路とを備え、たことを要旨としている。
(作用) 上記の構成により、電子制御手段は回転角度検出セン
サの出力信号に基づいて点火タイミング信号を出力し、
気筒タイミング信号出力回路は基準気筒検出センサの検
出結果に基づいて特定の点火気筒毎に気筒タイミング信
号を出力する。
入力モニタ部は、前記気筒タイミング信号と点火タイ
ミング信号とが同期したときのみ、その気筒タイミング
信号を通過させる。振り分け回路は、前記入力モニタ部
を介して前記気筒タイミング信号出力回路から出力され
た気筒タイミング信号と前記点火タイミング信号とに基
づいて点火コイルを選択し点火タイミング信号を振り分
け、点火制御を行う。
(実施例) 以下、この発明を各気筒毎に点火コイルを備えた6気
筒エンジンの気筒別点火装置に具体化した一実施例を第
1〜3図に基づいて説明する。
電子制御手段としてのECU3の入力側にはエンジン(図
示略)の回転数を検出するための回転角度検出センサ1
と、基準気筒を検出するための基準気筒検出センサ2と
が接続されている。又、ECU3の出力側には各気筒の点火
プラグ6毎に設けた各点火コイル5の通電制御を行うイ
グナイタ4が接続されている。
前記ECU3は前記回転角度検出センサ1の出力信号に基
づいて通電及び点火時期を演算し、イグナイタ4に第3
図(b)に示す点火タイミング信号IGtを出力するよう
になっている。又、ECU3は気筒タイミング信号出力回路
(図示略)を備えており、特定気筒(点火順序を#1−
#5−#3−#6−#2−#4気筒の順序とした場合に
は、#5気筒、及び#5気筒と対をなす#2気筒)の通
電点火位置で出力レベルが反転する第3図(a)に示す
気筒タイミング信号IGrを、基準気筒検出センサ2の出
力信号Gと、回転角度検出センサ1の出力信号N及び前
記点火タイミング信号IGtとの論理演算により発生さ
せ、前記点火タイミング信号IGtと同期して出力するよ
うになっている。
前記イグナイタ4は前記点火タイミング信号IGtのエ
ッジと気筒タイミング信号IGrのエッジとが同期した時
のみ、その気筒タイミング信号IGrを通過させる入力モ
ニタ部10と、点火タイミング信号IGtを各気筒毎のパワ
ートランジスタ7及びそのドライブ回路8に振り分ける
カウンタ等からなる振り分け回路20と、振り分け論理を
モニタして異常時には振り分け回路20の出力を禁止させ
るセレクト部30とから構成されている。
次に、前記イグナイタ4の入力信号処理部を第2図に
従って詳細に説明する。
前記入力モニタ部10の1ショット回路11aには前記気
筒タイミング信号IGrが入力され、同じく1ショット回
路11bにはインバータ13を介して気筒タイミング信号IGr
が入力されていて、それぞれ気筒タイミング信号IGrの
立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジで数10μsのパ
ルス信号を出力するようになっている。又、1ショット
回路12aにはインバータ14を介して前記点火タイミング
信号IGtが入力され、同じく1ショット回路12bには点火
タイミング信号IGtが入力されていて、それぞれ点火タ
イミング信号IGtの立ち下がりエッジ及び立ち上がりエ
ッジで数10μsのパルス信号を出力するようになってい
る。
OR回路15には前記1ショット回路12a,12bのパルス信
号が入力され、AND回路16,17にはそれぞれ前記1ショッ
ト回路12a,12bのパルス信号とOR回路15の出力信号とが
入力されている。両AND回路16,17はOR回路18を介して出
力ホールド回路19のリセット端子に接続され、いずれか
のAND回路16,17の出力がハイレベル、即ち、点火タイミ
ング信号IGtのエッジと気筒タイミング信号IGrのエッジ
が同期した時にのみ、OR回路18の出力端子から出力ホー
ルド回路19のリセット端子19bにリセット信号が入力さ
れるようになっている。
出力ホールド回路19の入力端子19aには前記気筒タイ
ミング信号IGrが入力されていて、このホールド回路19
は前記OR回路18から出力されるハイレベルのリセット信
号に基づいて、出力端子19cから前記気筒タイミング信
号IGr信号の“0"−“1"を反転した再セット信号IGaを出
力し、又、OR回路18からリセット信号が出力されない場
合には出力端子19cの出力信号を変化させないようにな
っている。従って、例えば、気筒タイミング信号IGrに
ノイズ入力が入ったり、信号割れ等が発生した場合には
点火タイミング信号IGtのエッジと気筒タイミング信号I
Grのエッジが同期しないため、OR回路18から出力ホール
ド回路19にリセット信号が出力されず、ノイズ入力や信
号割れ等は入力モニタ部10により無視され、これにより
点火タイミング信号IGtを点火気筒順序に従って確実に
振り分けることができる。
振り分け回路20の各カウンタ21,22のパルス入力端子2
1a,22aには前記点火タイミング信号IGtが入力されてい
る。又、カウンタ21のリセット端子21bには前記再セッ
ト信号IGaが入力され、同じくカウンタ22のリセット端
子22bにはインバータ23を介して再セット信号IGaが入力
されていて、再セット信号IGaがローレベルのときカウ
ンタ21のみがカウント可能状態になり、再セット信号IG
aがハイレベルのときカウンタ22のみがカウント可能状
態になる。
そして、再セット信号IGaがローレベルのとき、カウ
ンタ21は第3図(b)に示す点火タイミング信号IGtの
1つ目のパルスをカウントすると、出力端子21d〜21fの
うち出力端子21dのみをハイレベルにして第3図(c)
に示す#5気筒用のパルス信号IGt5を出力し、点火タイ
ミング信号IGtの2つ目のパルスをカウントすると出力
端子21eのみをハイレベルにして第3図(d)に示す#
3気筒用のパルス信号IGt5を出力し、さらに、点火タイ
ミング信号IGtの3つ目のパルスをカウントすると出力
端子21fのみをハイレベルにして第3図(e)に示す#
6気筒用のパルス信号IGt5を出力するようになってい
る。
又、再セット信号IGaがハイレベルのとき、カウンタ2
2は第3図(b)に示す点火タイミング信号IGtの4つ目
をカウントすると出力端子22dのみをハイレベルにして
第3図(f)に示す#2気筒用のパルス信号IGt2を出力
し、点火タイミング信号IGtの5つ目のパルスをカウン
トすると出力端子22eのみをハイレベルにして第3図
(g)に示す#4気筒用のパルス信号IGt4を出力し、さ
らに、点火タイミング信号IGtの6つ目のパルスをカウ
ントすると出力端子22fのみをハイレベルにして第3図
(h)に示す#1気筒用のパルス信号IGt1を出力するよ
うになっている。
前記セレクト部30は各カウンタ21,22がそれぞれ3つ
目のパルスをカウントした後の点火タイミング信号IGt
の出力を停止させるためのカウント禁止回路30Aと、気
筒タイミング信号IGrの出力レベルに応じて各カウンタ2
1,22の出力を停止させる振り分け禁止回路30Bとからな
る。
前記カウント禁止回路30Aは各カウンタ21,22の出力端
子21f,22fに接続されたOR回路31と、OR回路31の出力端
子に接続されたインバータ32及びフリップフロップ33と
からなり、フリップフロップ33は前記出力端子21f,22f
の出力の立ち下がりエッジに基づいて、出力端子33aよ
り前記両カウンタ21,22の入力端子21c,22cにカウント禁
止信号を出力し、各カウンタ21,22のカウント動作を禁
止させるようになっている。又、前記フリップフロップ
33には前記OR回路18から出力されるリセット信号が入力
されるようになっており、このリセット信号の入力に基
づいてカウント禁止信号の出力を停止するようになって
いる。
従って、気筒タイミング信号IGr用のハーネスが断線
した場合にはOR回路18よりリセット信号が出力されない
ため、例えばカウンタ21が点火タイミング信号IGtの3
つ目のパルスに対応するパルス信号IGt6を出力した後、
その立ち下がりエッジでフリップフロップ33がセットさ
れ、両カウンタ21,22にカウント禁止信号が出力される
ことにより#6気筒の点火以後は点火タイミング信号IG
tの振り分けを停止させることができる。
前記振り分け禁止回路30Bはカウンタ21の各出力と前
記気筒タイミング信号IGrとを入力するAND回路34A〜34C
と、前記カウンタ22の各出力と前記気筒タイミング信号
IGrをインバータ36を介して入力するAND回路35A〜35Cと
から構成されている。そして、この振り分け禁止回路30
Bは前記気筒タイミング信号IGrがハイレベルのとき、前
記カウンタ21から出力されたパルス信号IGt5,IGt3,IGt6
を前記ドライブ回路8に出力し、パワートランジスタ7
を駆動して#5気筒,#3気筒及び#6気筒の点火コイ
ル5を順次通電作動させるようになっている。又、この
振り分け禁止回路30Bは前記気筒タイミング信号IGrがロ
ーレベルのとき、前記カウンタ22から出力されたパルス
信号IGt2,IGt4,IGt1を前記ドライブ回路8に出力し、パ
ワートランジスタ7を駆動して#2気筒,#4気筒及び
#1気筒の点火コイル5を順次通電作動させるようにな
っている。このため、ハーネスが断線して気筒タイミン
グ信号IGrの出力レベルが変化しても、振り分け禁止回
路30Bにより点火タイミング信号IGtの誤気筒への振り分
けを防止することができる。
次に、上記のように構成した気筒別点火装置の作用を
第3図に示すタイミングチャートに従って説明する。
エンジン起動後、ECU3は回転角度検出センサ1の出力
信号に基づく点火タイミング信号IGtを出力するととも
に、基準気筒検出センサ2の出力信号に基づく気筒タイ
ミング信号IGrを点火タイミング信号IGtと同期して出力
する。
入力モニタ部10の1ショット回路12bからは点火タイ
ミング信号IGtの1つ目のパルスの立ち上がりエッジで
パルス信号が出力され、このパルス信号がOR回路15を介
してAND回路16,17に入力される。一方、入力モニタ部10
の1ショット回路11aからは気筒タイミング信号IGrの立
ち上がりエッジで前記AND回路16にパルス信号が出力さ
れるため、AND回路16からはOR回路18を介して出力ホー
ルド回路19にリセット信号が出力され、出力ホールド回
路19の出力端子19cからは気筒タイミング信号IGrを反転
したローレベルの再セット信号IGaが出力される。
振り分け回路20のカウンタ21はローレベルの再セット
信号IGaが入力されるとカウント可能状態となり、又、
カウンタ22はリセットされて、カウント不能状態とな
る。そして、カウンタ21が点火タイミング信号IGtの1
つ目のパルスをカウントすると、出力端子21dから第3
図(c)に示すパルス信号IGt5がAND回路34Aに出力さ
れ、次段のドライブ回路8,パワートランジスタ7が作動
して#5気筒の点火コイル5が駆動されて点火が行われ
る。又、カウンタ21が点火タイミング信号IGtの2つ目
のパルスをカウントすると、出力端子21eから第3図
(d)に示すパルス信号IGt3がAND回路34Bに出力され、
#3気筒の点火コイル5が駆動されて点火が行われる。
同様にカウンタ21が点火タイミング信号IGtの3つ目の
パルスをカウントすると、出力端子21fから第3図
(e)に示すパルス信号IGt6がAND回路34Cに出力され、
#6気筒の点火コイル5が駆動されて点火が行われる。
カウンタ21の出力端子21fからパルス信号IGt6が出力
されると、その立ち下がりエッジにてフリップフロップ
33がセットされ、その出力端子からは両カウンタ21,22
にカウント禁止信号が出力され、カウンタ21のカウント
動作が禁止される。
この後、気筒タイミング信号IGrの立ち下がりエッジ
で入力モニタ部10の1ショット回路11bからAND回路17に
パルス信号が出力されるとともに、点火タイミング信号
IGtの4つ目のパルスの立ち上がりで1ショット回路12b
からパルス信号が出力されるため、出力ホールド回路19
にはOR回路18を介してAND回路17からリセット信号が入
力され、出力ホールド回路19の出力端子19cからはハイ
レベルの再セット信号IGaが出力される。
振り分け回路20のカウンタ22はハイレベルの再セット
信号IGaが入力されるとカウント可能状態となり、又、
カウンタ21はリセットされて、カウント不能状態とな
る。そして、カウンタ22が点火タイミング信号IGtの4
つ目のパルスをカウントすると、出力端子22dから第3
図(f)に示すパルス信号IGt2がAND回路35Aに出力さ
れ、#2気筒の点火コイル5が駆動されて点火が行われ
る。又、カウンタ22が点火タイミング信号IGtの5つ目
のパルスをカウントすると、出力端子22eから第3図
(g)に示すパルス信号IGt4がAND回路35Bに出力され、
#4気筒の点火コイル5が駆動されて点火が行われる。
同様にカウンタ22が点火タイミング信号IGtの6つ目の
パルスをカウントすると、出力端子22fから第3図
(h)に示すパルス信号IGt1がAND回路35Cに出力され、
#1気筒の点火コイル5が駆動されて点火が行われる。
このとき、例えば#1気筒の点火コイル5には第3図
(i)に示す通電電流I1が流れる。
そして、カウンタ22の出力端子22fからパルス信号IGt
1が出力されると、その立ち下がりエッジにてフリップ
フロップ33がセットされ、その出力端子からは両カウン
タ21,22にカウント禁止信号が出力され、カウンタ22の
カウント動作が禁止される。
以後、前記と同様にして#5−#3−#6−#2−#
4−#1気筒の順序で各点火コイル5が駆動されて点火
制御が行われる。
このように、通常のディス分配方式と比べても信号線
を1本追加した2本の出力信号線で多気筒の気筒別点火
コイルの通電制御が可能で、ECU3及びイグナイタ4の入
/出力ピン数、ハーネス本数の低減が達成でき、かつ前
述の誤動作を防止し、信頼性を向上させることができ
る。このため、点火装置の選定に際してオプション設定
をECUの小変更で容易に行うことができる。
なお、前記実施例では6気筒エンジンについて述べた
が、4気筒又は8気筒エンジンの場合にも、カウンタの
出力端子数を変更するだけで適用できる。
又、前記実施例では気筒タイミング信号IGrを点火タ
イミング信号IGtの立ち上がりエッジに同期させたもの
について示したが、気筒タイミング信号IGrを点火タイ
ミング信号IGtの立ち下がりエッジに同期させて実施し
てもよい。
さらに、前記実施例では気筒毎に点火コイルを有する
気筒別点火装置について例示したが、例えば、対をなす
気筒毎に同時点火コイル(特開昭61−101673号公報に示
す)を有する点火装置に実施してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によればDLI方式の気
筒別点火装置のオプション設定をECUの小変更で容易に
行うことができるとともに、入力ピン数を低減し、イグ
ナイタのコストダウン及び小型化を図ることができる効
果がある。
又、入力モニタ部を備えているため、例えば、気筒タ
イミング信号にノイズ入力が入ったり、信号割れ等が発
生した場合には、点火タイミング信号と気筒タイミング
が同期しないため、ノイズ入力や信号割れ等は入力モニ
タ部により無視され、点火タイミング信号を確実に振り
分けできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を6気筒エンジンの気筒別点火装置の
具体化した一実施例を示すブロック回路図、第2図はイ
グナイタを示す電気回路図、第3図(a)〜(i)は気
筒別点火装置のタイミングチャート図である。 図中、1は回転角度検出センサ、2は基準気筒検出セン
サ、3は電子制御手段としてのECU、4はイグナイタ、
5は点火コイル、20は振り分け回路である。
フロントページの続き (72)発明者 谷 秀司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 堀田 実 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−244873(JP,A) 特開 昭62−32280(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多気筒内燃機関の各気筒毎、若しくは対を
    なす気筒毎に設けた点火コイルと、 前記各点火コイルの通電作動を行うイグナイタと、 内燃機関の回転数を検出する回転角度検出センサと、 前記回転角度検出センサの出力信号に基づいて前記点火
    コイルの通電作動を行わせるための点火タイミング信号
    を出力する電子制御手段と、 内燃機関の基準気筒を検出する基準気筒検出センサと、 前記電子制御手段に設けられ、前記基準気筒検出センサ
    の検出結果に基づいて特定の点火気筒毎に出力レベルを
    変化させる気筒タイミング信号出力回路と を備えた内燃機関の点火装置において、 前記イグナイタは、 前記気筒タイミング信号と点火タイミング信号とが同期
    したときのみ、その気筒タイミング信号を通過させる入
    力モニタ部と、 前記入力モニタ部を介して前記気筒タイミング信号出力
    回路から出力された気筒タイミング信号と前記点火タイ
    ミング信号とに基づいて点火コイルを選択し点火タイミ
    ング信号を振り分ける振り分け回路とを備え、 たことを特徴とする内燃機関の点火装置。
  2. 【請求項2】前記振り分け回路はカウンタのオーバーフ
    ロー時に各点火コイルへの点火タイミング信号の出力を
    禁止させるカウント禁止回路を備えている特許請求の範
    囲第1項に記載の内燃機関の点火装置。
  3. 【請求項3】前記振り分け回路は前記気筒タイミング信
    号の信号レベルとカウンタから出力された気筒順序の信
    号レベルとを判別し、異常時に点火コイル毎に振り分け
    られた点火タイミングの出力を禁止させる振り分け禁止
    回路を備えている特許請求の範囲第1項に記載の内燃機
    関の点火装置。
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