JP2526745Y2 - 液面検出装置 - Google Patents
液面検出装置Info
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- JP2526745Y2 JP2526745Y2 JP8269490U JP8269490U JP2526745Y2 JP 2526745 Y2 JP2526745 Y2 JP 2526745Y2 JP 8269490 U JP8269490 U JP 8269490U JP 8269490 U JP8269490 U JP 8269490U JP 2526745 Y2 JP2526745 Y2 JP 2526745Y2
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- JP
- Japan
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- arm
- liquid
- liquid level
- float
- detection device
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、フロン超音波洗浄装置の蒸溜槽
内の液体のようにゴミやスラッジなどにより汚液度合が
高くなるような液体の液位を検出する液面検出装置に関
する。
内の液体のようにゴミやスラッジなどにより汚液度合が
高くなるような液体の液位を検出する液面検出装置に関
する。
(従来技術) 従来の液面検出装置としては、例えば、次のような構
造の装置がある。
造の装置がある。
すなわち、液体の液位に応じて移動するフロートと、
このフロートの移動により揺動するアームとを設け、上
述のフロートに連結したアームを液中に延設すると共
に、この延設部にアームの揺動支点を形成したフロート
式の液面検出装置である。
このフロートの移動により揺動するアームとを設け、上
述のフロートに連結したアームを液中に延設すると共
に、この延設部にアームの揺動支点を形成したフロート
式の液面検出装置である。
しかし、上述の従来装置においてはアームの揺動支点
が液中に形成されている関係上、次のような問題点があ
った。
が液中に形成されている関係上、次のような問題点があ
った。
つまり、上述のフロート式液面検出装置で例えばフロ
ン超音波洗浄装置における蒸溜槽内の液体の液位を検出
する場合、この液体(フロンR113の液体)中にはワーク
洗浄によりゴミやスラッジ等が混入し、上述の揺動支点
が液中に位置するため可動部としてのアームの揺動がゴ
ミやスラッジ等により緩慢となり、液位変化に対する応
答性が悪化するばかりでなり、アームおよび支点部の汚
染度が増大して、清掃頻度が大となる問題点があった。
ン超音波洗浄装置における蒸溜槽内の液体の液位を検出
する場合、この液体(フロンR113の液体)中にはワーク
洗浄によりゴミやスラッジ等が混入し、上述の揺動支点
が液中に位置するため可動部としてのアームの揺動がゴ
ミやスラッジ等により緩慢となり、液位変化に対する応
答性が悪化するばかりでなり、アームおよび支点部の汚
染度が増大して、清掃頻度が大となる問題点があった。
(考案の目的) この考案は、支点に対するゴミの絡み付きやスラッジ
等による液体の高粘度化の影響がなく、液位変化に対し
て常に良好な応答性を確保することができ、加えて液槽
の深さ、フロートの浮力、液比重、液体圧力等に対応し
てアームを可変調整することができて、液位検出設定
(セッティング)の自由度の向上を図ることができる液
面検出装置の提供を目的とする。
等による液体の高粘度化の影響がなく、液位変化に対し
て常に良好な応答性を確保することができ、加えて液槽
の深さ、フロートの浮力、液比重、液体圧力等に対応し
てアームを可変調整することができて、液位検出設定
(セッティング)の自由度の向上を図ることができる液
面検出装置の提供を目的とする。
(考案の構成) この考案は、液体の液位に応じて移動するフロート
と、上記フロートの移動により揺動するアーム装置と、
上記アーム装置の揺動角度により液位を検出する検出装
置とを備えた液面検出装置であって、上記アーム装置
は、液面から離反した上方に位置する揺動支点と、上記
揺動支点に枢着したアッパアームと、上記アッパアーム
に上下調整可能に取付けたロアアームと、一端を上記ロ
アアームに角度調整可能に取付け、他端を上記フロート
に取付けたフロートアームとを備えた液面検出装置であ
ることを特徴とする。
と、上記フロートの移動により揺動するアーム装置と、
上記アーム装置の揺動角度により液位を検出する検出装
置とを備えた液面検出装置であって、上記アーム装置
は、液面から離反した上方に位置する揺動支点と、上記
揺動支点に枢着したアッパアームと、上記アッパアーム
に上下調整可能に取付けたロアアームと、一端を上記ロ
アアームに角度調整可能に取付け、他端を上記フロート
に取付けたフロートアームとを備えた液面検出装置であ
ることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、上述のアーム装置の揺動支点を液
面から離反した上方部位に形成したので、液体中に混入
するゴミやスラッジ等の影響により可動部としてのアー
ム装置の動きが緩慢になることがなく、この結果、液位
変化に対して常に良好な応答性を確保することができる
効果がある。
面から離反した上方部位に形成したので、液体中に混入
するゴミやスラッジ等の影響により可動部としてのアー
ム装置の動きが緩慢になることがなく、この結果、液位
変化に対して常に良好な応答性を確保することができる
効果がある。
加えて、上述のアーム装置を上下調整および角度調整
可能に構成したので、液槽の深さ、フロートの浮力、液
比重、液体圧力等に対応してアーム装置を可変調整する
ことができ、この結果、液位検出設定(セッティング)
の自由度の向上を図ることができる効果がある。
可能に構成したので、液槽の深さ、フロートの浮力、液
比重、液体圧力等に対応してアーム装置を可変調整する
ことができ、この結果、液位検出設定(セッティング)
の自由度の向上を図ることができる効果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は液面検出装置を示し、図において、この液面検
出装置は液体Lの液位に応じて移動するフロート1と、
このフロート1の移動により揺動するアーム装置2と、
このアーム装置2の揺動角度により液位の高低を検出す
る検出装置3とを備えている。
出装置は液体Lの液位に応じて移動するフロート1と、
このフロート1の移動により揺動するアーム装置2と、
このアーム装置2の揺動角度により液位の高低を検出す
る検出装置3とを備えている。
この実施例ではフロン超音波洗浄装置における蒸溜槽
内部の液体のようにゴミやスラッジなどにより汚液度合
が高くなる液体Lの液位を検出する。
内部の液体のようにゴミやスラッジなどにより汚液度合
が高くなる液体Lの液位を検出する。
上述の検出装置3は支持フレーム4上に取付けられ、
アーム装置上端のセンシング部5の移動により、例えば
アーム装置2が図面上、反時計方向へ所定回動した時に
OFF信号を、アーム装置2が図面上、時計方向へ所定回
動した時にON信号を出力すべく構成してもよく、またセ
ンシング部5の移動に対応してリニアに可変電圧信号を
出力すべく構成してもよい。
アーム装置上端のセンシング部5の移動により、例えば
アーム装置2が図面上、反時計方向へ所定回動した時に
OFF信号を、アーム装置2が図面上、時計方向へ所定回
動した時にON信号を出力すべく構成してもよく、またセ
ンシング部5の移動に対応してリニアに可変電圧信号を
出力すべく構成してもよい。
ところで、上述のアーム装置2は、液面aから離反し
た上方部位として上述の検出装置3内に位置させた揺動
支点6と、この揺動支点6に枢着したアッパアーム7
と、このアッパアーム7に対して上下調整可能に取付け
たロアアーム8と、上端を上述のロアアーム8に角度調
整可能に取付け、下端を上述のフロート1に取付けたフ
ロートアーム9とを備えている。
た上方部位として上述の検出装置3内に位置させた揺動
支点6と、この揺動支点6に枢着したアッパアーム7
と、このアッパアーム7に対して上下調整可能に取付け
たロアアーム8と、上端を上述のロアアーム8に角度調
整可能に取付け、下端を上述のフロート1に取付けたフ
ロートアーム9とを備えている。
この実施例では、上述のアッパアーム7としてアウタ
パイプを、また上述のロアアーム8としてインナパイプ
をそれぞれ用い、アッパアーム7の下部にスリット10を
形成すると共に、アッパアーム7の下部外周面にネジ11
を形成し、ロックナット12の操作により、アッパアーム
7内に挿入したロアアーム8を上下調整すべく構成して
いる。
パイプを、また上述のロアアーム8としてインナパイプ
をそれぞれ用い、アッパアーム7の下部にスリット10を
形成すると共に、アッパアーム7の下部外周面にネジ11
を形成し、ロックナット12の操作により、アッパアーム
7内に挿入したロアアーム8を上下調整すべく構成して
いる。
また、上述のロアアーム8の下端とフロートアーム9
の上端とを、フロートアーム角度調整用のボルト、ナッ
ト13で連結することにより、上述のフロートアーム9の
角度を任意に調整すべく構成している。
の上端とを、フロートアーム角度調整用のボルト、ナッ
ト13で連結することにより、上述のフロートアーム9の
角度を任意に調整すべく構成している。
なお、上述のアーム装置2の構成要素つまりアッパア
ーム7、ロアアーム8、フロートアーム9としては耐食
性のステンレスパイプ等を用いている。
ーム7、ロアアーム8、フロートアーム9としては耐食
性のステンレスパイプ等を用いている。
このように、上述のアーム装置2の揺動支点6を液面
aから離反した上方部位に形成したので、液体L中に混
入するゴミやスラッジ等の影響により可動部としてのア
ーム装置2の動きが緩慢になることがなく、この結果、
液位変化に対して常に良好な応答性を確保することがで
きる効果がある。
aから離反した上方部位に形成したので、液体L中に混
入するゴミやスラッジ等の影響により可動部としてのア
ーム装置2の動きが緩慢になることがなく、この結果、
液位変化に対して常に良好な応答性を確保することがで
きる効果がある。
加えて、上述のアーム装置2を上下調整および角度調
整可能に構成したので、液槽の深さ、フロートの浮力、
液比重、液体圧力等に対応してアーム装置2を可変調整
することができ、この結果、液位検出設定(セッティン
グ)の自由度の向上を図ることができる効果がある。
整可能に構成したので、液槽の深さ、フロートの浮力、
液比重、液体圧力等に対応してアーム装置2を可変調整
することができ、この結果、液位検出設定(セッティン
グ)の自由度の向上を図ることができる効果がある。
さらに、上述のアーム装置2は液体L中のゴミやスラ
ッジ等により汚染されることがないので、清掃等のメン
テナンス性の向上を図ることができる効果がある。
ッジ等により汚染されることがないので、清掃等のメン
テナンス性の向上を図ることができる効果がある。
図面はこの考案の一実施例を示す液面検出装置の側面図
である。 1…フロート 2…アーム装置 3…検出装置 6…揺動支点 7…アッパアーム 8…ロアアーム 9…フロートアーム L…液体 a…液面
である。 1…フロート 2…アーム装置 3…検出装置 6…揺動支点 7…アッパアーム 8…ロアアーム 9…フロートアーム L…液体 a…液面
Claims (1)
- 【請求項1】液体の液位に応じて移動するフロートと、 上記フロートの移動により揺動するアーム装置と、 上記アーム装置の揺動角度により液位を検出する検出装
置とを備えた液面検出装置であって、 上記アーム装置は、液面から離反した上方に位置する揺
動支点と、 上記揺動支点に枢着したアッパアームと、 上記アッパアームに上下調整可能に取付けたロアアーム
と、 一端を上記ロアアームに角度調整可能に取付け、他端を
上記フロートに取付けたフロートアームとを備えた 液面検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8269490U JP2526745Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 液面検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8269490U JP2526745Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 液面検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441631U JPH0441631U (ja) | 1992-04-08 |
JP2526745Y2 true JP2526745Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31629733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8269490U Expired - Lifetime JP2526745Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 液面検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526745Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7091124B2 (ja) * | 2018-04-23 | 2022-06-27 | キヤノン株式会社 | インクカートリッジ |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP8269490U patent/JP2526745Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441631U (ja) | 1992-04-08 |
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